9月13日 土曜日 久々の自分の部屋と生き方について
すっかり夏も終わったと思っていたら、今日は今年の最高気温を更新するほどの暑さだと、天気予報から聞こえてきた土曜日の朝。9月中旬で34度もあったのではたまったもんじゃない。しかも、午前中の英会話から部屋に戻ると、そこはひどい散らかり様。げんなりする。3週間前は富士山だったし、2週間前と先週は沖縄だったし、部屋にいなかったからなぁ。掃除をしてみたものの、最近は部屋の中にモノが増えすぎて収集がつかなくなってる。自分が好きなものに囲まれている感じは嫌いではないので、まあこれで良いのだろう。後片付けもほどほどに、近所の戸越公園商店街にあるカレー屋さん「桐島屋」に出かけて、そこでポークカレーを食べる。このカレー屋は、なんつーか、普通のカレー屋なんだけど、ポークカレーに入っている豚肉が分厚くてパサパサしていなくて、かなりジューシーでうまい。焼肉定食というのもメニューにあるんだけど、それもポークソテーのこと。とにかく豚がうまい。多分、かなりちゃんとした豚を使ってるんだろうな。お勧めはカツカレーなんだけど、そいつは量が多すぎて最近小食の僕には食えない時さえある。ボリュームに申し分はない。絶妙にあげられたきつね色の衣にくるまれる分厚い豚肉が、バーモントカレー風の甘いルーにぴったりとはまる。ここはカレー屋だけれども、その神髄は豚肉にあり。
夕方は、嫌いな新宿へ外出。街が汚い。品がない。何度来ても人が多い。人が多すぎて、歩くスピードさえ自分のペースが許されない。みんなと同じスピードで歩かなくてはいけない。特に休日は最悪で、おまけにこの熱波。待ち合わせ場所についた時は、汗だくになってしまっていた。この日に会ったのは、会社の先輩とその知人の方。その先輩は、今僕が勤めている会社を3年ほど前に辞めて、現在は外資系の保険の営業をやっている。外資系の保険の営業というのは、やり手だと年収は9桁にもなるらしい。その先輩に招待された、ちょっとよいお店で聞いた話。彼もまた、僕と入れ替わりではあるけれど、先週に石垣島に行っていたそうだ。彼の目的は石垣島での拠点探し。保険の顧客を石垣島に作ることで、行く理由と収入源を確保するというもの。なるほど、普通のサラリーマンには出来ない芸当。おもしろいアイデアだと思った。彼の調査によると、石垣島の人口はここのところ増えても減ってもいないらしい。しかし、旅行のページにも書いた通り、石垣島にはたくさんの内地の人間が流入してくる。要は毎年3000人出て行き、3000人が入ってくるという構図なのだとのこと。出ていく人たちは20才前後の若者であり、入ってくる人たちは30代が多いのだという。そんな話を聞きながら、自分の人生も、より有意義になるように、いろんなことを考えていかなくてはいけないなぁ、と思った。二次会で沖縄料理屋さんに入って、解散。