一言、二言

過去の一言、二言
 2005年12月29日  ことしの更新はここまで
 年末ということで、今年は今日までしか更新ができないので、以降はまた来年。
 そんなわけで、普段は日曜日にUPしている感想を今年の最後ということでUP。
 また、2005年の私的ランキングも更新。   2005年ベストミステリ

 では、皆さん良いお年を。次回更新は1月4日頃。

 2005年12月28日  新刊は終わりと思っていたが
 本日、本屋へ行ったら恩田氏の「エンドゲーム」(集英社)が出ていた。発行は2006年1月となっていたが、年越し前に出版されたようだ。そういえば、浜崎あゆみのCDも1月1日発売予定となっていたが、すでに店屋に並んでいる。

 ・・・・・・いや、言いたい事はこれだけです。新年も迫ってネタもないので。

 2005年12月26日  ファウストVol.6 SIDE-A 追記
 「ファウストVol.6 SIDE-A」の感想に追記

 昨日、「ファウストVol.6 SIDE-A」の感想をUPしたのだが、奈須氏が書いた「DDD HandS」を読んでの感想で恐ろしい間違いをしている事に“SIDE-B”を読んでいるときに気がついた。よって、“追記”という形で訂正しておいた。どうやら、まんまと奈須氏の術中にはまってしまったらしい。

 2005年12月25日  ファウストVol.6 SIDE-A 感想
 「ファウストVol.6 SIDE-A」の感想をUP!

 できれば“SIDE-B”が出る前にUPしたかったのだが、少々遅れてしまった。というよりも、SIDE-B はどうせ年内は出ないだろと高をくくっていたのがいけなかった。SIDE-Bの感想のほうは1月中に仕上げたいと思っている。
 今日はこれだけで。

 2005年12月24日  やっぱり来た! 論創海外ミステリ
 本日の購入本
 「ローリング邸の殺人」 ロジャー・スカーレット(論創海外ミステリ34)
 「看護婦への墓碑銘」 アン・ホッキング(論創海外ミステリ35)
 「判事とペテン師」 ヘンリー・セシル(論創海外ミステリ36)
 「比類なきジーヴス」 P・G・ウッドハウス(国書刊行会)

 最後の最後でやっぱり出た、論創海外ミステリ。今日は東京まで出ていたので、そこで購入。いや、本当は遠くからカバンにつめて持って帰ってくるのは嫌だったのだが、今年の本は今年のうちにそろえておきたかったので購入。
 何はともあれ、今年の新刊はこれが本当のラストとなるだろう。

 そして“ジーヴス”も結局買ってきてしまった。これは来年は全部集める事になってしまうのかもしれない。ただ、次を買う前にできればこの本と合わせて家にある2冊を読んでからとしたいのだが。

 2005年12月22日  今年の新刊ラストか??
 本日の購入本
 「さいえんす?」 東野圭吾(角川文庫)
 「ダーク・タワーⅡ 運命の三人(上下)」 スティーヴン・キング(新潮文庫)
 「ファウスト Vol.6 SIDE-B」 講談社

 東野氏の新刊は文庫であるが書下ろし。ただし、小説ではなくエッセイ。前に実業之日本社から「ちゃれんじ?」というのが出ていたので、その系列であろう。

「ダーク・タワー」は先月に続いて2巻目。これは読んでいかなければたまっていくな。月々読んでいこうか。

 そしてこれも先月に続いて「ファウスト Vol.6 SIDE-B」。“SIDE-A”は読み終わったので、いつでも読む準備はできている。


 という事で今年の新刊はこれで終わりではないかと思う。ただ油断できないのは論創海外ミステリが今月もまだ出る可能性があるということ。あとはそれだけを狙いつつ、年末年始モードへと。

 2005年12月20日  ファウスト Vol.6 side-B 発売日決定!
 「ファウスト Vol.6 side-B」(講談社) の発売日は12月22日(木)

 年内に出るかどうか危ぶんでいたのだが、どうやら間に合ったらしい。年末年始はファウストと共にといったところか。
 ちなみに side-B の前の side-A のほうだが、ようやく昨日読み終えた。できることならば感想は side-B が出る前に更新したかったのだが、間に合いそうにもない。たぶん、日曜日の25日くらいにはUPできるだろうとは思う。
 また、来年「ファウスト」は2回刊行予定だそうなので楽しみに待つとしよう(年3回というのはどうなった?)

 2005年12月19日  もう本当に年の瀬だ
 本日の購入本
 「眠れる人の島」 エドモンド・ハミルトン(創元SF文庫)

 創元文庫からエドモンド・ハミルトンの作品がまた出版された。キャプテン・フューチャー全集を除いてもこれが2冊目。今回は短編集というよりは中編集か。表題作を含む5作品が掲載されている。

 と、こんなところでそろそろ今年の新刊も終わりに近い。あとは今週末(木曜)の角川文庫と新潮文庫で終わりになるだろう。それと「ファウスト」が出るならば、それも購入するが今週だろうか? それとも来週?? はたまた来年???
 新刊が出ないと、ここに書くネタがなくて困るのだが、なんとかあれこれ書きなぐって間をもたせたくては・・・・・・1月も第1週目は新刊が出ないだろうし。

 2005年12月17日  ウッドハウス、買ってみた
 本日の購入本
 「人形つかい」 ロバート・A・ハインライン(ハヤカワ文庫)
 「ジーヴズの事件簿」 P・G・ウッドハウス(文藝春秋)

 ハインラインは最近多くの本が復刊されている。これを機に色々集めてみようと思っているのだが、集めているだけで全然読んでいない。ますますSF積読本がたまってゆく。

 今年、話題になった海外の作家といえば、P・G・ウッドハウス。今まで日本では全く話題に上らなかった作家であったが2005年には5冊の本が刊行された。ちなみに今日、文藝春秋からの新刊も本屋で拝見できた。そんなわけで、とりあえずと思い、一冊買ってみた。これを読んでから国書刊行会から出ている作品を買うかどうするか考えてみようと思っている。

 2005年12月16日  常野物語の続刊が来年早々
 本日の購入本
 「ねじの回転」 恩田陸(集英社文庫 上下)

 恩田氏の三年前に集英社から出版された文庫落ちの作品を購入。
 この本を買ったら、その中に来年の1月早々に「エンド・ゲーム 常野物語」が刊行されるというチラシが入っていた。これは「光の帝国」「蒲公英草紙」の続編。この中で私は「光の帝国」は読んでいて、ものすごく面白かったという記憶がある。確か不思議な能力を持つ人たちが短編集として描かれている作品であったが、「光の帝国」だけでは物足りなく、もっと読みたいと感じた覚えがある。これはまとめて読めば面白さも倍増するであろう。とかいいつつ、文庫でそろってからでもいいかなとか思ったりして。

 2005年12月15日  白川道、強化月間
 本日の購入本
 「十二月のひまわり」 白川道(講談社文庫)
 「マドンナ」 奥田英朗(講談社文庫)

 本当に“白川道、強化月間”なのかと疑ってしまいたくなる。今回、講談社文庫で出た「十二月のひまわり」は去年、単行本として出版されたばかりの本。また、幻冬舎からは新刊「単騎、千里を走る」という作品まで出ている。また、今月初旬には、同じく幻冬舎から「崩れる日なにおもう」が文庫化されている。どちらかといえば、あまり本を出さないイメージがあるので今年の活躍ぶりは異常に思えてしまう。

 奥田氏の本も文庫落ちの作品。青春小説を描いた短編集との事。

 2005年12月13日  最近購入した本
 ここ最近、「このミス」などのランキングを受けて何冊かの本を購入。

 「無頼の掟」 ジェイムズ・カルロス・ブレイク(文春文庫)
 「百番目の男」 ジャック・カーリイ(文春文庫)
 「悪女パズル」 パトリック・クェンティン(扶桑社文庫)
 「九杯目には早すぎる」 蒼井上鷹(フタバノベルズ)
 「エラリー・クイーン パーフェクトガイド」(ぶんか社文庫)

 毎年、一年間の総括として自分でランキングをつけているのだが、これらの本も少しでも繁栄できれば・・・・・・無理だな、来年でいいや。でも一冊くらいは・・・・・・と欲をかいてみたり。

 2005年12月10日  「このミス」の気になる本
<国内編>
 上位のランキングに入っていたものはほぼ予想通りであったものの、その他の本は全くの予想外のものばかりで面白かった。ただ、ひとつ残念に思ったのは上位に横山秀夫氏の「震度0」が入っている事。これは何が不満かと言えば、横山氏の本の中では「震度0」という作品はさほど上位に位置する作品だとは思えないからである。よって、今回のランキングにより初めて横山氏の本を取るという人がいたとき、この作品から横山氏の価値が決まってしまうというのは何ともやるせない。
 未読作品で気になったものは佐々木譲氏の「うたう警官」(角川春樹事務所)。これは今から買うか、文庫落ちを待つかが悩みどころ。また光原百合氏の「最後の願い」も興味があるのだが、こちらはたぶん文庫落ちで買うことになるだろう。

<海外編>
 海外作品については一位の作品も驚いたし、他の上位にランキングされた作品についても未読作品があり、かなり興味深いものであった。
 その中でさっそく買ってみようと思ったのがジェイムズ・カルロス・ブレイクの「無頼の掟」(文春文庫)。・・・・・・実は今日、買ってきた。今年中に読めるかどうかは微妙なところ。
 そしてもう一冊、ジャック・カーリイの「百番目の男」(文春文庫)も捜してみたのだが、本日は見つからず。明日以降、探し回ろうと思っている。

 今年の海外ものでは文藝春秋、特に文春文庫が強かったなという印象であった。逆に伸びなかったなと思ったのは論創海外ミステリ。あれだけ冊数を出したのに、全然ランキング入りしていないというのもどんなものなのか・・・・・・

 2005年12月9日  グランジェというよりジャン・レノ
 本日の購入本
 「ベスト・アメリカン・ミステリ スネーク・アイズ」
        ネルソン・ドミル&オットー・ペンズラー編(ハヤカワ・ミステリ1779)
 「狼の帝国」 ジャン=クリストフ・グランジェ(創元推理文庫)

 本当に読むのかよ、と突っ込みつつも買っているのが「ベスト・アメリカン・ミステリ」。もうこれで三冊目か。積読当然のこの一冊。本棚でかさばるこの一冊。いつ読むんだよ、この一冊。あなたのお家にも一冊いかが?

 ジャン=クリストフ・グランジェの本も三冊目。「クリムゾン・リバー」「コウノトリの道」といった前作を憶えている人はいるだろうか。私は、これらがツボにはまっていて、結構期待している作家の一人となっている。
「クリムゾン・リバー」が映画化されていて、ジャン・レノが出演していたため、カバー表紙に顔が出ていた。そして今作も「エンパイア・オブ・ザ・ウルフ」という映画の原作となっており、主演はジャン・レノ。そんなわけで、グランジェというと自然にジャン・レノの顔が浮かぶようになっている。

 2005年12月8日  このミス、出ました
 本日の購入本
 「ゼロの蜜月 <新装版>」 高木彬光(光文社文庫)
 「砂 漠」 伊坂幸太郎(実業之日本社)
 「このミステリーがすごい! 2006年版」(宝島社)

 という事で、色々とでていたのだが、その中でも待ちに待った「このミステリーがすごい! 2006年版」がついに登場!
 で、さっそく読んでみたのだが、国内は順当ながら、海外のほうはかなりバラエティーにとんだ結果となっている。海外作品では購入してない本が数多くあるので、何冊かは今年中に入手したいと思っている。詳しくはまた週末くらいにでも追記したい。

 2005年12月7日  おぉーっ! 西村健!!
 本日の購入本
 「劫火 上」 西村健(講談社ノベルス)
 「黙過の代償」 森山赳志(講談社ノベルス)
 「崩れる日なにおもう -病葉流れてⅢ-」 白川道(幻冬舎文庫 上下)

 久々に西村健の新刊が登場だ! いや、もう西村氏の新刊なんて拝めないのかと思っていた。そう思いきや、なんとも分厚い新作が・・・・・・しかも上巻のみで! いや、あのデビュー作「ビンゴ」のような西村節を読むことができると否が応でも興奮してくる。ちなみに下巻は1月出版。

 今年2作目のメフィスト賞作品が登場。日本と韓国との陰謀に巻き込まれた大学生の話、との事だが“日韓同時発売”って推されても別に・・・・・・。そういうのはあまり読者の興味を惹くところではないと思うのだが。まぁ、内容さえ良ければそれでいいのであるが。

 しかし幻冬舎は早いなぁ。昨年、小学館から単行本で出た作品がもう文庫化されている。これで“病葉流れて”のシリーズが全て文庫で登場。一作目が文庫化されるのに何年かかったかと考えると、今回の文庫化がものすごい早く感じられる。現代の“麻雀放浪記”とも言えるこの作品、読み逃しのないように。

 2005年12月6日  ディーヴァ、初短編集
 本日の購入本
 「クリスマス・プレゼント」 ジェフリー・ディーヴァー(文春文庫)

 なんとディーヴァー今年二冊目の新刊。9月に出たばかりだというのに、早くもその作品を読むことができるのだから、なんともお得な事だ。
 この新作はディーヴァー初の短編集であり、2003年に出版されたもの。しかも、リンカーン・ライム・シリーズの短編もあるというのだからファンは必見である。すぐにでも読みたいところなのだが、積読がたまっていて・・・・・・今年中に読めるかどうか微妙なところ。

 2005年12月3日  本ミス
 今日は「2006本格ミステリ・ベスト10」(原書房)を購入。
 恐れ多くも、感想を投稿していたために、なんと“ugnol”名義で掲載されているのだ! ・・・・・・今更ながら、このハンドル名は浮いてるなと。
 本当は、投稿しているので献本としてこの本を贈ってもらえるのだが、本屋で書影を見かけてしまえば買わないわけにはいかないでしょう。あぁ、自分の名前が載っているだけで満足。これで内容なんてどうでもいいや・・・・・・

 などといわずに、ランキングについて見てみると・・・・・・さすがにほとんど抑えていた本ばかりである。ただ、自分で投票する上で心残りだったのが、島田荘司氏の「摩天楼の怪人」を未読のまま投票してしまった事。今ちょうど読んでいる最中なのだが、これがまた面白い。投票前に読んでいれば、投票内容が変わっていたかもしれない。
 日本のランキングは順当な結果であったが、今回の海外のランキングはちょっと内容が苦しいかなという気がする。今年は本格ミステリの海外ものは不作であったといいきってよいだろう。その中で気になった本がパトリック・クェンティンの「悪女パズル」(扶桑社ミステリー)。ただ、シリーズもののようなので、これだけではなく他とあわせて読んでみたいと思っている。さっそく調べてみようか。

 というわけで、あとは来週発売の「このミス」を楽しみに待つばかりである。

 2005年12月2日  今月の目玉は??
 11月の新刊は漏れなく購入する事ができたため、心置きなく12月の新刊へと目を向ける事ができる。
 今月の目玉と言えば、小説ではないが「このミス」と「本格ベスト」の2冊であろう。ミステリー読みとしては、この2冊は外せない。近年、注目されている本を逃しているようなことはないのだが、それはあくまでも国内のミステリーに限る。やはり、外国のミステリーは落としているものが多い。これらを参考に、今年中に読んでおくべきものを読み逃さないように気をつけなければ。

 小説では、文春文庫からのジェフリー・ディーヴァーの短編集、実業之日本社からの伊坂氏の新作「砂漠」とそんなところだろうか。まぁ、他にもいろいろと買おうとは思っているのだけれど。
 もう、年末ということで、買うだけではなく読むほうもスパートしなければ!!