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HOMEイイ話・小論文最近▼読んだ本▲ 101〜最近▼読んだ本▲ 1〜100

ここの部屋は独断と偏見で、私が読書等で得た「イイ話」、私の「小論文」や書評を掲載しています。


▼イイ話・小論文▼


 

最近▼読んだ本▲

独白書評
168   ---------------読書中-------------
167 頑張りすぎる人が会社をダメにする
(ロジャー・マーチン著)日経新聞社

著者が名づけた「無責任ウィルス」は以外に簡単にビジネスや家庭に広がっています。分担できる責任を超えた責任過剰の人は部下や周りから責任を奪い、奪われた側は責任減少に陥る。そこから組織活動の無秩序化が起こり、目的達成が困難となる。困難が起こると、過剰者は無責任に、減少者は過剰責任に変質して、責任バランスをとろうとします。プロジェクトを推進するときにこの法則をよく理解すべきですね。

166 孫子の兵法が3時間でマスターできる本
(安恒理著)明日香出版社

イラスト入りで非常に平易に書かれ、読みやすいです。ただ、網羅的に書かれているので、以外に単調になります。読み物風のものも出ていますので、そちらを楽しんでから、読むと理解が早いかも知れません。

165 驚くほど「書く力」がつく本
(野村正樹著)東洋経済新報社

ビジネス文書を「的確・簡潔・平易」に書けるようになるにはそれなりのルールを知らなければなりません。ルールに則った文書が書けるということは今や、ビジネスマンの必須アイテムですね。そんな文書作りの基礎をやさしく教えてくれるノウハウ本!

164 マスターの教え
(ジョン・マクドナルド著)飛鳥新社

思い通りに生きるためには「宇宙の法則」があります。それを知れば誰でも夢がかないます。この本を読んで今までのモヤモヤがなくなりスッキリしました。目的を実現するためにはどうすればいいか、示唆に富む大いなる一冊です。

163   1421中国が新大陸を発見した年
(ギャヴィン・メンジーズ著)ソニーマガジンズ

明国の開明的な一時代がもたらした「大航海時代」は、マゼランやコロンブスよりも前に世界一周を果たし、大いなる海図を残していました。それを入手し西洋の海洋王がその夢を果たすべく、海に乗り出すのは彼らが鎖国を始めて何年もたった時でした。

162   国際人の英会話学習法
(スティーブ・ソレイシイ著)角川新書

May I have〜?で始まる会話で1千通り以上の会話ができます。キーフレーズを徹底して使いこなし、日本語→英語の英作文語順で英語を身につけるのが国際人英語の基本。分かったような気で耳英語していても何の役にも立たないですね。

161 お金の教え 豊かさの知恵
(本田健著)フォレスト出版

 本田氏の最新刊です。今回は「経済自由人」になるための方法が満載です。無理をせずに一歩一歩、経済自由人に向けた努力をしていくことができそうな指針が書かれています。心の自由と経済的自由は表裏一体なのかも知れません。

160 すべては「単純に!」でうまくいく
(L・J・ザイヴァート他)飛鳥新社

2003年3月初版以来ベストセラーとなっている本です。33の単純にするヒントがあります。どれも「なるほど!」と思うことがたくさんあり、すぐさま手帳にメモしました。先ずは、いくつかを実際に実践し、困ったときにまた見るとヒントがもらえる本ですね。

159 大人のための文章法
(和田秀樹著)角川書店

文章を書くのが苦手な方はこの本を読むときっと書くことが楽しくなると思います。書くことが社会生活の中でどれだけ必要性があり、日本の国語教育では文章作成に関する基礎知識を教えないので、きっちりとした文章が書けない世代がいるという著者の意見には同感です。先ずは要約文が書けることが重要でしょうね。好著。

158 倒産阻止
(松村謙一著)東洋経済新報社

再建専門弁護士が会社救済の経験とノウハウを体系化して書いた力作です。特に中小企業経営者には是非とも一読いただきたい1冊です。再建の可能性が1%でもあれば生き残る方策が著者はあると言います。まさに会社救済ファイルです。

157  逆境に道あり
(泉和幸著)プレジデント社

辛いこと、負けそうなとき、落ち込んだとき、左遷されたときなど、人生にはさまざまな苦難がありますが、そんなときに先人の知恵を思い起こし、勇気と再起を図りたいものです。そんな気持ちの余裕を生んでくれる1冊です。

156  荘子の人間学
(守屋洋著)プレジデント社

現実の欲にあくせくすれば、心の平安が失われ、自分らしい生き方ができないでさまざまな人生の甘苦にまみれます。何が人生にとって大事か、生まれてきた使命は何かを意識し、自分らしく生きる道を探求した荘子には感銘を覚えます。好著。

155  秦の始皇帝
(陳舜臣著)尚文社ジャパン

最近は「ヒーロー」が映画化されて始皇帝がまた脚光を浴びていますが、この本は1995年に著者がNHK大学講座テキストとして書き下ろししたのがベースで非常に分かりやすい本です。当時の時代背景から起こし、歴史の事実に迫る陳氏の名著。

154  子産(上・下)
(宮城谷昌光著)講談社

春秋期に晋と楚という2大国に翻弄された鄭国で名宰相として、かの孔子に絶賛された「子産」の生涯です。「礼」の深さが国を治める基本とし、民心と違わぬ政治体制を、春秋期の貴族社会に登場させた子産は驚くべき恵人です。感動する一冊です。

153  週末起業完全マニュアル
(藤井孝一+森英樹著)明日香出版社
---------------読書中-------------
152  これから働き方はどう変わるのか
(田坂広志著)ダイヤモンド社

企業の社会的責任(CSR)が急速に問われつつある現代に、従業員はどのように志向すべきかがよく分かります。著者は身近な事業の改革を通じて社会に貢献する「社会起業家」という発想に変わることが重要と指摘しています。先が見える1冊です。

151  夢とビジョンを語る技術
(野口吉昭著)かんき出版

ミッション(使命)・ビジョン・戦略・目標の違いが実践的によく理解できます。どの企業も創業者の目指した社会的使命感や企業目的が年月が経つと、薄れてくるようです。それをもう一度取り戻すには、ミッション+ビジョンの再構築ですね。

150  力まずあせらずあきらめず
(秋庭道博著)プレジデント社
さまざまな含蓄のある先人の一言が紹介されています。第1章 仕事の壁にぶつかったと感じたら…第2章 人間関係がつらいと思ったら…第3章 人生にあせりを感じたら…第4章 自分が好きになれなくなったら…第5章 恋愛ベタに悩んだら…第6章 生きる方向が見えなくなったら…このひと言 。心が癒される一冊です。
149  光武帝(上・中・下)
(塚本靑史著)講談社
2003年5月に著者が書き下ろしした最新小説です。後漢の祖となる劉秀(光武帝)の物語です。最初の展開が少しゆっくりでイライラすることがありますが、読み進むにつれて面白くなってきます。当時の時代背景がよく分かります。
148  介子推
(宮城谷昌光著)講談社
晋の文公重耳に仕え、陰徳で文公を危難から守り抜いた名将ですが、文公の恩賞の与え方や変心に嫌気がさして森に隠れることで、文公に政の不公平さを批判した伝説の人物です。文公が改心しても下山せず、忠勤を全うし、後に神と呼ばれました。
147  週末起業
(藤井孝一著)ちくま新書
転職や副業で現状を打破しようとしても、雇われの身は変わりません。資格を取って独立しても客がいないと商売が成立しないですね。現職のまま、週末を自分の好きなことで「起業」してビジネスオーナーになろうという面白い本です。好著。
146  幸せな宝地図であなたの夢がかなう
(望月俊孝著)ゴマブックス

---------------読書中-------------

145  ネットでビジネスを成功させる方法
(Ralph.F.Wilson著)税務経理協会
米国のコンサルタントが書いたベストセラーの翻訳本です。かなり読みにくいのと、米国事情が多く、内容も少し古いです。日本でビジネスで成功した人たちの本が別途出ています。それを読まれる方がいいかも知れません。
144  楽毅(全4巻)
宮城谷昌光著)新潮社
戦国時代の中山国の宰相の子に生まれた楽毅がどのようにして、天下の逸材となったか、心躍るか感覚で大長編を読みました。中山国が滅亡しても生き抜き、当時の逸材の猛嘗君と出逢い、燕の元帥、趙の元帥となっていきます。大器は、周囲がほっておかず、小器は自分から売り込むも失意で他をうらむという当然のことを大いに知った小説でした。孫子の兵法にいう虚と見せて実、実と見せて虚も勉強したくなりました。
143  沙中の回廊(上・下)
(宮城谷昌光著)朝日新聞社
春秋時代の大国晋の名将・士会の物語です。全巻を通じて、垂名の人たるさわやかな士会の生き方に感動しました。士会は最後に宰相に上りますが、武人としての高名さだけでなく、礼法を順ずる名宰相として大器晩成します。好著!
142  王家の風日
(宮城谷昌光著)文芸春秋
商(殷)末の受(紂)王の側から書いた商周革命前後の歴史小説です。太公望が周側から見た小説です。両方読み比べて、面白さの違いに気がつきます。やはり、太公望の方が躍動感がある仕上がりになっているような気がしました。
141  鎌倉幕府のリスクマネジメント
(相原鐵也著)文芸社
鎌倉幕府の行ったリスクマネジメントを歴史的に解説した異色の書籍です。鎌倉自体が三方を山に囲まれ、7つの切通しを押さえれば、まさに要害の天然城郭となっているとは知らなかったです。朝廷と武士の権力争いなど、面白い記述があります。
140  三国志・勝機をつかむ人間学
(守屋洋著)ビジネス社
三国志時代の4大戦争(官渡の戦い、赤壁の戦い、夷陵の戦い、五丈原の戦い)で武将がどのように勝機を掴んだかを説明的に述べています。読み物的、教訓的に読もうとされる方は幻滅されるかも知れません。ある程度中国史の知識がないとダメかも。
139 島耕作の中国ビジネス最前線
(弘兼憲史共著)講談社
最近の上海を中心としたビジネスの状況や対策が書かれていいます。中国は年分の経済発展と著者はいいますが、果たしてそうかな?と疑問を持っています。人種や門閥の違い、真の民主化など、さまざまな問題が経済と共に噴出します。日本が緩やかに20年かけて世界2位の経済発展をしたように、本当は緩やかに成長するのが大きな矛盾を生まない政治家の知恵だと思います。そんな視点が欲しかったです。
138 中国のしくみが手短にわかる講座
(田畑光永著)ナツメ社
胡錦涛主席時代の最新の中国のしくみが中学生でもわかるように書かれています。今更人に聞けない、自称中国通の貴方にこっそり見るアンチョコになりますよ。
137 中国ビジネスと情報のわな
(渡辺浩平著)文芸春秋
2000年〜2001年にかけて連続した中国での日系企業への事故処理と報道の仕方などを題材に、どのように広報対処することが必要かを述べた数少ない本です要は、マスコミに情報を提供し信頼関係を築き、日本のことを知らない感情的反発をする記者たちに気持ちの上での恩を売るしかないという当たり前の結論でした。
136 沈黙の王
(宮城谷昌光著)文芸春秋

宮城谷氏が若い頃に書いた中国歴史短編です。夏姫春秋のその後、商(殷)がどうやって文字を発明したか等、面白い展開があります。ただ、後の筆のタッチとはかなり異なる素朴な展開なので、愛読者にはちょっと違う感じがするかも知れません。

135 年収300万円時代を生き抜く経済学
(森永卓郎著)光文社

小泉内閣は金持ち優遇、サラリーマンは年収300万のアメリカ型競争過激社会にsぢようとしているという著者の主張は大半は当たっているでしょう。経済の浮沈はいつの世でもあります。大事なのは自分にとって何が大切で楽しく満足できる人生かを見つけることという著者がまとめで述べていることが一番重要なメッセージでしょうね。

134 胡錦涛・21世紀中国の支配者
(楊中美著)NHK出版
あまり知られていない中国の新指導者の成長記録のような本です。当然のことながら、悪く書かれた記述はなく、温厚で硬軟のバランスがあり、清廉潔白で優秀というくだりばかり。幻滅ですが、分かったのは中国では民主的な選挙で指導者を選ぶシステムは永遠に訪れないということでした。5000年の王朝交代方式でしかないのでしょうか。
133 太公望(上・中・下)
(宮城谷昌光著)文芸春秋

王朝末の受王を倒したのは周の文公の子「武王」ですが、それまでのさまざまな政治的困難を打破し遊牧の羌族をまとめ、周王と召王を糾合させて商打倒したのは、後に武王から邑を与えられて「斉(=民に公平の意味)」邦を設立する呂望でした。感動の歴史小説でした。読み進めるうちに、人生の生き方がちらりと見えた本でした。

132 華栄の丘
(宮城谷昌光著)文芸春秋

商の滅亡後に周王から許されて作られた宋は、商時代の愚政を反省し、義・信・礼を重んじる国となっていました。宋の文公という名王を補佐し、攻めずして退却することも恐れず「礼」で国を治めた名宰相「華元」の生涯です。信ずる衆を得ることが真の成功!

131 夏姫春秋(上・下)
(宮城谷昌光著)講談社

鄭の皇女でありながら陳の夏氏に嫁ぎ、その後、春秋の覇者や実力者に身を翻弄されながら、最期に幸せをつかむ絶世の美女「夏姫」。姫は周一族の名字で、本当の名前ははっきりしません。歴史上では結構、悪女として描かれてきたようです。面白い本。

130 重耳(上・中・下)
(宮城谷昌光著)講談社

中国春秋時代の覇者「晋の文公=重耳」のスペクタクルに満ちた生涯を描いた歴史小説です。周王の封建制の残影を守りつつ、中原の黄河中華文明の覇者となる迄には近親者の裏切り暗殺行為等、あらゆる苦難と流浪の末、晋公となります。面白いです。

129 コンサルタントの時代
(鴨志田晃著)文芸春秋
21世紀の知識労働者とコンサルタント会社について書かれた実務家の書です。ちょっと頭でっかちな感じがします。世間はもっと単純に動いています。分析は大事ですが、もっと大事なのは人の気持ちや志向をつかみ、それを知識で補充することですね。
128 管仲(上
(宮城谷昌光著)角川書店

春秋時代の覇者、斉の桓公に仕えた天下の名宰相「管仲」と同朋の「鮑叔(ほうしゅく)」の「管鮑の交わり」を描いた歴史小説です。管仲が境地にあったときに義父の梁庚が「天によって生かされた人は天によって最期を迎える。そう思えば、己の生に執着しなくてすむ。名誉、恥辱、尊大、卑小などといった生の相貌をきにかけなくてよい」というくだりがあります。天下の宰相でも悩み苦しんだ時期があったと感じ、感動でした。

127 会議が絶対うまくいく法
(M.Doyle &D. Straus著)日経新聞社

内容はかなり当たり前のないようですが、会議で物事を解決する場合には役立つ本かもしれません。むしろ、会議の目的、議題、決定方法、決定後の実行者と方法、実行後の確認体制などを明確にすれば、十分に会議は活用できると思います。初心者向き。

126 日本人に一番合った英語学習法
(斉藤兆史著)祥伝社
明治の先人たちがどうやって英語を学んだのかを知って、日本人に合った英語学習法を説いている本です。結局は、しっかりした日本語力をベースに①素読、②暗唱、③文法学習、④英文多読が上達の早道のようです。やはり王道方式が一番重要ですね。
125 新・生命の創世記「いのちと塩」
(佐藤稔、佐藤秀夫共著)ココロ

3000年前に中国の道(タオ)家が不老長寿研究のために、「気=生命エネルギー」を高める「塩」の製法開発をしました。この塩は自然塩田から取れた結晶塩を高熱燃焼製法で焼くことで還元力を持った塩に変えてくれます。体の酸化物質を減らし、新陳代謝や免疫力の向上に役立つようです。現在は韓国で多く生産されているようです。

124 ユダヤ人大富豪の教え
(本田健著)大和書房

---------------読書中-------------

123 90日で幸せな小金持ちになるワークブック
(本田健著)ゴマブックス

---------------読書中-------------

122 ニワトリを殺すな
(ケビン・D・ワン著)幻冬舎

外国人が書いた「本田宗一郎」のビジネス哲学です。読みやすくするために、米国企業に置き換えて事例で展開しています。本当の「創造」と商売とのかかわりがすっきりと分かります。これからの企業に必須の経営哲学ですね。まとめをつくりました。好著。

121 不景気に効く会計
(田中靖浩著)日経新聞社

表題は硬いですが、中身は分かりやすく、ビジネス界での会計と経営の役割の本質が会計初心者にもよく理解できます。「証券化」「連結」「時価主義」「キャッシュフロー」など、会計専門用語を本質から理解できます。これを読んで専門書にあたるといいです。

120 はじめの一歩を踏み出そう
(マイケル・E・ガーバー著)世界文化社
米国でベストセラーになった書籍です。自分で起業してスモールビジネスをはじめる人だけでなく、企業でビジネスに従事する管理者にも経営とは何かを分かりやすく教えてくれます。実践的な中身がいっぱいです。まとめを作ってみました。好著。
119 陰陽師-安倍晴明の末裔たち
(荒俣宏著)集英社

藤原氏の権勢の影で勢力を伸ばした陰陽師たちも次第に藤原氏に疎まれ、江戸時代に徳川幕府の占星術等の研究係りに復活します。陰陽師は基本的には天皇家の行う行事進行役だったので、明治以降はその部分だけが残りました。

118 裏ビジネス闇の錬金術
(鈴木晃著)講談社

金融の裏舞台で暗躍する金融詐欺師や高利貸し、飛ばしなど、さまざまな裏ビジネスの世界の話が載っています。最近法制化された出資法や利息制限法の改正もこのような悪徳金融たちの取り締まりにやっと法の執行が追いつきつつあるということですね。

117 ビジネス簿記入門
(藤本清一共著)税務研究会

簿記3級のテキストといってもいい内容ですが、初めて簿記に触れる方には少し難しい書き方をしています。簿記をビジネスに生かすという観点でこの本を手にされるとちょっと失望するかもしれません。

116 ネット告発-企業対応マニュアル
(ネットワークセキュリティ研究会)MYCOM
インターネット犯罪はルールを定めた法律、取締法の制定が非常に遅れてきましたが、消費者契約法、個人情報保護法の成立で商道徳の確立が進んできました。最新事例で企業のとるべき対策を分かりやすく説いています。
115 「これだ!」と思える仕事に出会うには
(シェリル・ギルマン著)花風社

自分に適した仕事は何かを知るワークと今までの発想が変わるすばらしい本です。著者がキャリアウーマンで何度も転職をして得た本当の仕事とは何か、目からうろこが落ちる内容です。是非、手元に一冊おいて何度も読むといいです。好著!

114 ブッシュの戦争
(ボブ・ウッドワード著)日経新聞

ドキュメンタリータッチで、フセインを打倒したイラク戦争までのブッシュ大統領周辺の状況を描いた小説。本当かどうか分かりませんが、現実味がある内容です。ホワイトハウスの今の意思決定の仕方がよく分かりました。

113 コンプライアンスがわかる本
(川崎グループ互川会)中央経済社
各社が進めているコンプライアンス(倫理法規遵守)の基本的事項が初心者にも分かりやすく書かれています。重要項目の確認、各社のサンプルの掲載あります。
112 5年後こうなる
(日下公人著)PHP研究所
デフレ社会になって日本は世界はどうなるか?そんな5年後が手に取るように見えてくるいい本です。今までスタンダードだと思っていたことが、実は一部の人たちの都合のいいように作られたものだったとか、驚きが得られる本でもあります。好著。
111 黄金の羽の拾い方
(橘玲著)幻冬舎
海外投資を楽しむ会のメンバーの一人が書いた財テクの本です。国家の裏の税金や制度がよく分かります。でも、じゃどうするのという解決策があまり示されてないですね。というか、読者が探してくださいという感じがしました。
110 巨象も踊る
(ルイス・ガースナー著)日経新聞
ルールではなく「原理・原則」に戻って何事も考えて判断するというガースナー元IBM会長の話は説得力があります。企業は結局は人とそれを動機付ける目的とビジョンの有機的結合でしか成果はでないという単純なことを、今の経営では忘れていませんかと、言っているような気がしました。本当にいい本です。
109 定年後大全
(日経マネー&ライフ取材班)日経新聞
定年前になったら読むといい本ですが、自分が定年になるころは制度や法律が変わっているので、そのときに出る新刊本を読めばいいかなという程度の本です。
108 中国の深層
(長谷川慶太郎著)日本実業出版社

年に数冊も本を出すエコノミストの著者ですが、かなり根本的な中国の内部問題にまで触れた珍しい好著です。著者がいうように、「3つの代表論」によって中国共産党は国民政党に変貌しようとしているのでしょう。そうなったときの中国は歴史が示す通り、紐帯を失い、現代的な群雄割拠の春秋戦国時代に戻るのかも知れません。

107 幸せな小金持ちへの8つの扉MOOK
(本田健著)ソフトバンク
---------------読書中-------------
106 アメリカの世界戦略を知らない日本人
(日高義樹著)PHP研究所

イラク戦争を戦ったネオ・コンサーバティブ(新保守派)の本当の狙い、右傾化しつつある米国の国民感覚、世界一国支配の現実など、今までにない米国状況がつぶさに書かれています。力に頼るかどうかの議論の前に米国の現状を知ることは十分に価値あることだと思います。そんな示唆を含んだ1冊です。

105 個人事業者&フリーのための経理
(小林美津子著)フォレスト出版

簿記に疎い個人事業者が困ると思われる事例を丁寧に解説していて使いやすいノウハウ本です。ただ、一面的な部分と多少なりとも簿記の基礎が無いと理解できないところもあります。簿記3級レベルのテキストを読まれてから見るといいですね。

104 LOVEとLIKEを見分ける法
(白石崇著)数研出版

心理学の大学院生である著者がメルマガに掲載していた内容を本にしたものです。内容は身近で面白いですが、心理学実験が書かれているので、素人にはちょっと読みにくい部分もありますね。

103 経営力
(古田英明著)全日出版

転職会社・縄文アソシエイツの代表が自ら、これから必要となる転職人材について書いた本です。キーワードは「経営力」。専門職志望は多いですが、本当の経営資質と経験をもった人材は益々引く手数多なのに不足している現状。どうすれば経営力を持った人材が育つのかを平易に書かれた好著です。

102 問題社員対応の手引き
(岡田烈司著)すばる舎
社会保険労務士が実務の立場から「問題社員」を区分し、具体的対策を示したノウハウ本です。経営者・管理者なら一度は読まれると参考になります。古臭い労務管理的な本ではなく、現代的な経営管理の立場から書かれたいい本です。
101 資産最終防衛
(太田晴雄著)実業之日本社
書かれていることは「危機」を煽る内容ばかり。現況不況は長い日本の歴史からすれば、同様のことはあったと歴史家が言っています。海外に資産移転できる人はいいかもしれないですが、国内で生活する人はどうすればいいのか全く記述がありません。

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