ラットレースから抜け出すための七つのステップ

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドランドのまとめ by Panpan 17June2002

Cashflow キャッシュフロー(お金の出入り)は、その人が所属するQuadrant クワドラント(四分円)によって異なります。
著者はE(従業員)S(自営業者)B(ビジネスオーナー)を経て最終的にI(投資家)に到達することが一番いいと薦めてくれています。
人生では必ず引退の時がきます。そのときに生活を切り詰めたり、レベルを落とすのはかなり惨めなものです。自由は公平とイコールではありません。チャンスは平等にありますが、成功するかどうかはその人の努力次第。社会も法律も努力してI(投資家)になることを手助けする制度として各国で作られています。

E(従業員)
で終わらずに少しずつI(投資家)になる歩みを始めてみてはいかがですか?

Employee
従業員
Business Owner
ビジネスオーナー
Self-employed
自営業者
Investor
投資家

ラットレースから抜け出すための七つのステップ

ステップ1: 自分のために働くことを考える

行動指針

  1. 自分の財務諸表を作る(サンプル
  2. 目標を設定する
  3. 12ヵ月の間に
  4. 借金を(                 )円減らしたい。
  5. 資産からのキャシュフローを毎月(                 )円にしたい。
  6. 5年後の目標は
    資産からのキャッシュフローを毎月(                 )円にする。
    資産欄に次のような投資対象を含める(例:不動産、株式、ビジネス等)
                       )(                 )(                
  7. 5年後の目標を達成したときの貸借対照表と損益計算書を作る。

ステップ2: キャッシュフローを管理する

  1. キャッシュフローに問題があると、収入が増えても問題は解決しない
  2. あなたの負債は他の誰かの資産。あなたの収入は他の誰かの支出。
  3. いい負債は誰か他の人が代わりに返済してくれる負債。(たとえば、銀行から借金しても返すのは賃借人という関係)
  4. 悪い負債は自分の血と汗の結晶で返済しなければならない負債。

行動指針

  1. ステップ1で作った財務諸表をもう一度見直す。
  2. 今、自分の収入がどのクワドラントから入ってきているか確認する。
  3. 5年後に自分の主な収入源をどのクワドラントにしたいか決める
  4. キャッシュフロー管理計画に着手する

①まず自分に支払い、それを投資用貯蓄口座に預ける。投資を本格的に始めるまで絶対に引出を禁止

②個人的な負債を減らす。


ステップ3: 本当に危険なのは何かを知る

  1. キャッシュフロー管理の差が大きな違いを生む〜資産と負債の違いを知る事
  2. 投資そのものが危険なのではなく、投資する人がお金について訓練を受けていないこと、充分な知識を持っていないことが投資を危険なものにしている。
  3. フィナンシャル・リテラシー(お金に関する数字を見て読みこなす能力)とフィナンシャル・インテリジェンス(お金や労力をキャッシュフローを生む資産に変える能力)を身につける

■ 行動指針

  1. 危険の意味を自分で定義する
    ① 給料に頼ることは危険か
    ② 毎月返済すべき負債を抱えることは危険か
    ③ 毎月キャッシュフローが入る資産を持つのは危険か
    ④ お金について学ぶ時間をとるのは危険か
    ⑤ 投資を学ぶ時間をとるのは危険か
  2. 1週間に次のうちの少なくともひとつを実行する
    ① 新聞のビジネス欄と経済紙を熟読する
    ② TVやラジオで経済や金融のニュースを見たり聞いたりする
    ③ 投資やお金に関する教材テープを聴く
    ④ 経済や金融の専門誌を読む
    ⑤ 「キャッシュフローゲーム」をする

ステップ4: どんな投資家になりたいか決める

  1. Aタイプ:問題を探す投資家・・・・・・・・・「お金に関して困った状況に陥った人の問題」を解決して最大の利益を掴もうとする投資家。
  2. Bタイプ:答えを探す投資家・・・・・・・・・どんな投資がいいかを聞きたがる投資家。複数のフィナンシャル・プランナーにアドバイスを求めるべき。
  3. Cタイプ:知らないフリをする投資家・・・大半の投資家

■ 早く自分のファーストトラック(近道)を見つけて金持ちになるための実践

  1. 他人のではなく、自分の懐具合を心配する
  2. キャッシュフローを自分で管理する
  3. 本当に危険なのは何かを知る
  4. 投資家のタイプの違いを知ってその資質を身につけようとする

■ 投資について学ぶための行動指針

  1. 金融・投資のセミナーに出る
  2. 近所で「売り家」の看板をみつけ、投資物件に相応しいか、契約条件、キャッシュフローまで検討してみる
  3. 株式推奨銘柄について、情報を集め、研究してみる
  4. 投資に関する定期情報誌を購読する
  5. 3で開始した活動を続ける

■ ビジネスについて学ぶための行動指針

  1. 複数のビジネスブローカーと会い、物件情報を得る。専門用語を学ぶのに効果的。
  2. ネットワーク・ビジネスのセミナーに参加し、ビジネスシステムを学ぶ。
  3. フランチャイズやビジネスシステムを購入できるかを産業展示会などで探してみる。
  4. ビジネス関係の雑誌を講読する。

ステップ5: 良き師(=実践経験者)を見つける

■ 行動指針

  1. 実践経験者である良き師を見つける(手本または反面教師)
  2. 一番多くの時間を共に過ごす人たちがあなたの未来の姿である
    ① まず、周りの人の6名の名前をリストにあげる
    ② 6名それぞれのクワドラントを記入する
    ③ 投資家のレベルのを書く
    ④ 6名をクワドラントにマッピングしてみる。
    ⑤ 自分がなりたいクワドラントに入っている人が自分がなりたい未来を共有する

ステップ6: 失望をバネにする

■ 行動指針

  1. 間違いを犯そう。まずはヨチヨチ歩きから始めて負けを経験し、負けることの恐怖心をとる
  2. 少しでも投資にまわす金を貯蓄しよう
  3. 大事なことは「行動」すること

ステップ7: 自分を信じる

■ 行動指針

自分を信じて「今日から」始めよう


番外:アランジャックの「金持ちになるための早見表

著者に触発された専門家が作った早見表です。


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