居飛車が玉頭（居飛車先手なら７筋、後手なら３筋）に位をはる戦型である。 プロ間での対局はほとんど見られないが五筋位取りと同様はっきりと結論が出ている訳ではない。 注意しておきたいのは組み上がれば美濃囲いよりも堅いということ。 そのうえ２、３、４筋の位を取られると美濃囲いの進展性が無くなってしまう。 こうなると必敗形と言ってよい。 もっとも現在では居飛車が理想型になる前に振り飛車側から果敢に仕掛ける順が編み出され 金を力強く進出することで振り飛車が勝負に持ち込める。
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