昔は５五の位は天王山と言われた。 居飛車がその５筋の位を取る戦法である。 緩急自在に攻めることが出来るのが特徴だ。 はっきりとした結論が出ているわけではないが 現在プロ間であまり主要な戦型ではない。 それは超急戦と超持久戦が合い言葉の時代に 五筋位取りはやや中途半端な戦型に見えたのだろう。 だからといって五筋位取りが駄目な戦型というわけではない。 ただ振り飛車としても独特の駒捌きを要求されるため 余裕が在れば本線程度は押さえておきたい。 四間飛車党を自称するのなら一応知っておきたい戦型の一つではある。
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