Webゼフェ温9
「ど、どうしましょう、ゼフェル様〜」
「ほっとけ。ま、頑張ってくれよ「女王陛下」」
「ゼフェルのいじわる〜。アンジェリーク、助けてぇ」
ナレーション「そういうわけで、陛下とロザリア様は去っていきました」
「っとに何でこうタイミング良く次から次へと......(ブツブツ)」
「?ゼフェル様何か言いました?」
「別に、何も心配しなくって良いんだよ(笑顔でアンジェの頭なでなで)」
「あの・・。ゼフェル様・・、は、恥ずかしいですぅ〜(///)」
「これっくらいで恥ずかしがってんじゃねぇよ(抱き寄せ)」
「きゃっ!・・・(そのままゼフェルによりかかる)」
「アンジェ(ぎゅっ)」
「(ボボボボボ〜オ)」
「くくくっ。おめーすげぇ真っ赤だな。か、可愛いぜ(///)」
「もう、ゼフェル様ってばぁ〜(真っ赤っ赤)」
効果音「トントン」
「だ〜もうまたかよ!?いっつもいっつも何でこーゆーいい時に邪魔が入いんだよ!?」
「はぁ〜〜い☆ 今日は暇だったからアンジェリークを誘いに来てみたよ♪」
「何でアンジェを誘うんだ!」
「やっだ〜ゼフェルってば。冗談よ、じょお〜だん♪」
「冗談でも言うな・・・」
「そんなに怒らないでよ〜。アンタ達を祝福しに来たんだから☆(と言ってどでかいバラの花束を渡す)」
「うわっぷっ・・・(バラの甘い香りにむせ返る)」
「アンジェを幸せに出来なかったら、みぃ〜んなでアンタを恨むからね☆」
「オリヴィエ様・・・。(じーん)」
「当たりめぇ〜だ! アンジェはオレに惚れてんだよっ!オレ以外の奴じゃ〜幸せになれね〜んだよ!!(言い切る)」
「ゼフェル様ったら(ポッ)」
「はぁ〜あ・・・ったくゼフェルってば、愛されてるねぇ。アツくて見てらんないね〜ぇ☆」
「見てられねぇんなら、気ぃきかせて早く出てけよな(ぼそっ)」
「あ〜・・・ゼフェル〜。ちょっといいですかぁ〜?」
「(だぁ〜! また邪魔が入った!!オレは一体いつになったらアンジェと2人きりになれんだよっ!!)」
「は〜・・・ゼフェル〜あのですね〜・・・」
「だ〜早くしゃべれ!」
「ゼフェル様・・・。ルヴァ様、どうかなさったんですか?」
「あ〜アンジェリーク。こんにちは」
「挨拶はいいから用を言えーーー!」
「実はですねぇ〜・・・長年愛用してきたラジオがですねぇ〜動かなくなってしまってですねぇ〜・・・(のほほ〜ん)」
「そ、それは大変です!ゼフェル様!行ってあげてください!」
「あ〜・・・いいえねぇ〜。手に持てる大きさなので、持って来たんですよ〜。アンジェリークの優しい心遣い嬉しいですねぇ〜(にこにこ)」
「あーもうトロトロしゃべってねーで早く渡せ!」
「すみませんねー、ゼフェル〜(ラジオを渡す)」
「(がちゃがちゃとラジオを分解する)」
ナレーション「ゼフェルは、分解したラジオを器用に組み立てていった。修理が終わり、音がきれいに流れている」
「ほらよ、(修理)できたぜ(ルヴァに渡す)」
「ああ〜、ありがとうゼフェル〜〜〜。(ほくほく)」
「ゼフェル様、何が原因だったんですか?」
「単なる配線の接触不良だったんだよ」
「そうだったんですか。私配線の事とか全然わからなくて・・・。そういうのをさっさと直せるゼフェル様のような人ってすっごく尊敬します」
「な、何だよイキナリ・・・照れるじゃねーか・・・(///)」
「(小さい声で)ルヴァ、ここは帰ったほーがいいみたいね〜ぇ?」
「(小さな声)そうですねー、お邪魔なようですし」
「本当のことですよ、私ゼフェル様のこと尊敬してます(///)」
効果音「パタン(出て行く音)」
「そ、そんなこと言われたらテレちまうじゃねーか(///)」
「でも・・・本当のことですし・・・」
「だから、それが照れる原因なんだよ・・ったくおめーって、素直だよな〜(///)」
「そうですか?普通ですよ(ニコニコ)」
「(うっ可愛い!可愛すぎるっ!)ア、アンジェ!」
「は、はい!何ですか?(びっくり)」
「寮・・・もどるんだろ?」
「・・・戻ってほしいですか?(///)」
「戻ってほしい・・・わけ、ねぇ〜だろ・・・(最後の方ぼそぼそっと)」
「私も・・・戻りたくありません・・・・・・」
「陛下・・・に頼むか?」
「はい(ふんわり微笑む)」
「そんじゃ、今から行こうぜ。陛下んとこに(アンジェの手を取る)」
ナレーション「2人は手を取り合い、仲むつまじく女王陛下の部屋へと向かった」
効果音「コンコン」
「どなたかしら?」
「ゼフェルだ」
「あらゼフェル。どうぞ♪」
効果音「カチャリ(ドアの開いた音)」
「アンジェリークもいたのね。どうしたのですか?」
「・・・オレ、やっぱり、土の曜日と日の曜日だけなんて嫌です。・・・平日も一緒にいたいんです」
「ゼフェル・・・」
「陛下、どうなさいますか?」
「・・・分かったわ。あなた達は夫婦ですものね、一緒に暮らす事を許可しましょう。ただし、アンジェリークは試験の最中なのだから、それをしっかりとわきまえてね」
「ありがとうございます陛下!(うるうる)」
「ただし、このことは他の守護聖達にも話ますよ。いいですね?アンジェリーク、ゼフェル?」
「そしたら反対されるかもしんねぇ・・・けどしょうがねぇか」
「・・・1番に反対されそうなのは、レイチェルね・・・」
「でも、オレ達のためにも頑張って説得しようぜ。アンジェ」
「そうですね。レイチェルだったら分かってくれると思います」
「分かってくれるといいけどな」
「うふふ、そうですね」
ナレーション「そして2人でレイチェルのところへ・・・」
効果音「ガチャ」
「あっれ〜。アンジェじゃん・・・ってゼフェル様も?? こんな時間に2人してどうしたの?」
「あ、あのね・・・レイチェル。話があるの」
「え?!なな何??」
「私、ゼフェル様の私邸で一緒に暮らしたいの」
「・・・・・・」
「頼む、レイチェル。許してくれ」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「レイチェル・・・(じわっ)」
「・・・わ、分かったヨ!許すよ〜許す〜!アンジェに泣かれたらワタシどうしたら良いか分かんないし(とうろたえる)」
「ありがとう!レイチェル(抱きつき)」
「さんきゅ〜な、レイチェル!」
「うっ・・・ぐずっ(泣いてる)」
「なっ、何泣いてんだよ、レイチェル!」
「レイチェル!!泣かないで。レイチェルが泣いたら私も悲しく・・・グスッ・・・・ぐすっ(泣)」
「だ、だって・・・アンジェがどんどん遠くに行っちゃうから・・・っ(ぐすっ)」
「私は・・・レイチェルから離れてったりしないよ・・・?ゼフェル様と結婚したからって、レイチェルから離れてったりしない。レイチェルはず〜っと私の親友だよ。(泣きながらにっこり)」
「アンジェ・・・アンジェ〜!!(泣きながらアンジェに抱き付き)」
「ええ、話やなぁ(ぐすっ)」
「はっ!なぜいる商人!」
「別にえ〜じゃないですか〜ぁ」
「何でどいつもこいつも突然沸いて出るんだ!?」
「それはな、み〜んながアンジェちゃんを好いとるさかい、出てくるんやで」
「アンジェはオレと結婚してるんだぞ!(///)」
「あ、あの、商人さん?何でしょうか?」
「いっや〜、あんな〜・・・」
「はよしゃべれ!!」
「ゼフェル様まで関西弁になってますね(くすくす)」
「ち、ちちちちげよー!!!こーゆーしゃべり方ないだよっ!!(///)」
「あの〜ゼフェル様」
「だーおめーのせいでどんどん変な話し方になっちまうじゃねぇか!(照怒)」
「はははっ、ゼフェル、落ち着けよ」
「のわっ!!何でてめーもいんだランディ!!」
「オレはレイチェルと話そうと思ってきただけだよ」
「何かご用ですか?ランディ様」
「うん、あのさ・・・」
「はい」
「ココだけの話・・・・・あっだめだアンジェ達が、ちょっと外で・・・」
「あっ、はい。じゃ、ちょっと行ってくるね。(アンジェだけに内緒話で)のぞいちゃダメだからネ!(ぼそぼそ)」
効果音「パタン(出ていく音)」
「なんの話やろな〜?」
「ちょっとのぞいてやるか?」
「ダメですよぅ、ゼフェル様〜(ゼフェルの腕をつかんで止める)」
「わいは行〜こう」
「商人さんもだめですよぅ」
ナレーション「結局3人でレイチェルの部屋で待つことに。その頃ランディ様とレイチェルは・・・」
「(寮の前で)で、ランディ様、話って何ですか?」
「えっと・・・何か言いにくいな(ポリポリ)」
「もう何なんですか?(ちょっとイライラ)」
「アンジェのことなんだけど・・・」
「アンジェのこと・・・?」
「うん」
「何何?何ですか?(きょーみシンシン)」
「アンジェが最近悩んでるってマルセルが言ってたんだけど、そんな様子はないかい?」
「いや別に・・・無いですよ?」
「そうか。良かった。あ、あとさ・・・」
「何ですか?」
「レ、レイチェル、俺、レイチェ・・・」
「ランディ〜!探したよぉ。あのさぁお菓子作ってみたんだけどさぁ、食べてよ!」
「マ、マルセル!」
「あれ、ランディってば何焦ってるの?」
「いや・・だからその・・・・またな!レイチェル!(走りながら寮を出て行く)」
「ランディ様!?・・・一体何だったのかなー?」
「ランディ〜!僕おいてかないでよ〜!!」
ナレーション「ハテナマークだらけなレイチェルは、アンジェ達の待つ部屋へと向かった」
「あ、レイチェル。ランディ様なんて?」
「う〜ん。よく分かんない」
「そーかよ。んじゃ帰ろーぜ」
「えー!もう帰るんですか?ま、いっか。じゃーね、アンジェ。っと、ゼフェル様」
「オレはおまけみてぇな言い方だな。ま、いいけどよ」
「じゃーね、レイチェル。今日は、本当にありがと」
「いーえ。ばいばーい!気を付けてね〜!」
ナレーション「アンジェとゼフェル様は帰っていった」
「さーてと。わいも帰ろーっと」
「あ、うん。ばいばい商人」
「じゃーさいなら〜!!」
ナレーション「商人さんも帰っていった」
「ところで商人って、何の用だったんだろ?ランディ様も何が言いたかったか分かんなかったし・・・。今日は何かばたばたしてたナ〜」
ナレーション「そうしてこの日は終わった」
「おはようございますゼフェル様(何だかちょっと恥ずかしいな)」
「お、アンジェか。昨日は大変だったな」
「色々あって大変でしたね」
「ああ」
「じゃ、私着替えてきます」
「おお、オレも着替えるぜ(アンジェのパジャマ姿可愛いな(///))」
ナレーション「で、着替え終わりました!」
「っし、じゃ、行くか」
「はい!」
ナレーション「ゼフェルとアンジェは仲良く手をつないで家を出た」
「おっはよ〜アンジェ!(ぎゅっ)」
「お、おはよう、レイチェル・・・。(びっくり)」
〜続く〜