Webゼフェ温


アンジェ「ど、どうしましょう、ゼフェル様〜」

ゼフェル「ほっとけ。ま、頑張ってくれよ「女王陛下」」

「ゼフェルのいじわる〜。アンジェリーク、助けてぇ」

ナレーション「そういうわけで、陛下とロザリア様は去っていきました」

ゼフェル「っとに何でこうタイミング良く次から次へと......(ブツブツ)」

アンジェ「?ゼフェル様何か言いました?」

ゼフェル「別に、何も心配しなくって良いんだよ(笑顔でアンジェの頭なでなで)」

アンジェ「あの・・。ゼフェル様・・、は、恥ずかしいですぅ〜(///)」

ゼフェル「これっくらいで恥ずかしがってんじゃねぇよ(抱き寄せ)」

アンジェ「きゃっ!・・・(そのままゼフェルによりかかる)」

ゼフェル「アンジェ(ぎゅっ)」

アンジェ「(ボボボボボ〜オ)」

ゼフェル「くくくっ。おめーすげぇ真っ赤だな。か、可愛いぜ(///)」

アンジェ「もう、ゼフェル様ってばぁ〜(真っ赤っ赤)」

効果音「トントン」

ゼフェル「だ〜もうまたかよ!?いっつもいっつも何でこーゆーいい時に邪魔が入いんだよ!?」

「はぁ〜〜い☆ 今日は暇だったからアンジェリークを誘いに来てみたよ♪」

ゼフェル「何でアンジェを誘うんだ!」

「やっだ〜ゼフェルってば。冗談よ、じょお〜だん♪」

ゼフェル「冗談でも言うな・・・」

「そんなに怒らないでよ〜。アンタ達を祝福しに来たんだから☆(と言ってどでかいバラの花束を渡す)」

ゼフェル「うわっぷっ・・・(バラの甘い香りにむせ返る)」

「アンジェを幸せに出来なかったら、みぃ〜んなでアンタを恨むからね☆」

アンジェ「オリヴィエ様・・・。(じーん)」

ゼフェル「当たりめぇ〜だ! アンジェはオレに惚れてんだよっ!オレ以外の奴じゃ〜幸せになれね〜んだよ!!(言い切る)」

アンジェ「ゼフェル様ったら(ポッ)」

「はぁ〜あ・・・ったくゼフェルってば、愛されてるねぇ。アツくて見てらんないね〜ぇ☆」

ゼフェル「見てられねぇんなら、気ぃきかせて早く出てけよな(ぼそっ)」

「あ〜・・・ゼフェル〜。ちょっといいですかぁ〜?」

ゼフェル「(だぁ〜! また邪魔が入った!!オレは一体いつになったらアンジェと2人きりになれんだよっ!!)」

「は〜・・・ゼフェル〜あのですね〜・・・」

ゼフェル「だ〜早くしゃべれ!」

アンジェ「ゼフェル様・・・。ルヴァ様、どうかなさったんですか?」

「あ〜アンジェリーク。こんにちは」

ゼフェル「挨拶はいいから用を言えーーー!」

「実はですねぇ〜・・・長年愛用してきたラジオがですねぇ〜動かなくなってしまってですねぇ〜・・・(のほほ〜ん)」

アンジェ「そ、それは大変です!ゼフェル様!行ってあげてください!」

「あ〜・・・いいえねぇ〜。手に持てる大きさなので、持って来たんですよ〜。アンジェリークの優しい心遣い嬉しいですねぇ〜(にこにこ)」

ゼフェル「あーもうトロトロしゃべってねーで早く渡せ!」

「すみませんねー、ゼフェル〜(ラジオを渡す)」

ゼフェル「(がちゃがちゃとラジオを分解する)」

ナレーション「ゼフェルは、分解したラジオを器用に組み立てていった。修理が終わり、音がきれいに流れている」

ゼフェル「ほらよ、(修理)できたぜ(ルヴァに渡す)」

「ああ〜、ありがとうゼフェル〜〜〜。(ほくほく)」

アンジェ「ゼフェル様、何が原因だったんですか?」

ゼフェル「単なる配線の接触不良だったんだよ」

アンジェ「そうだったんですか。私配線の事とか全然わからなくて・・・。そういうのをさっさと直せるゼフェル様のような人ってすっごく尊敬します」

ゼフェル「な、何だよイキナリ・・・照れるじゃねーか・・・(///)」

「(小さい声で)ルヴァ、ここは帰ったほーがいいみたいね〜ぇ?」

「(小さな声)そうですねー、お邪魔なようですし」

アンジェ「本当のことですよ、私ゼフェル様のこと尊敬してます(///)」

効果音「パタン(出て行く音)」

ゼフェル「そ、そんなこと言われたらテレちまうじゃねーか(///)」

アンジェ「でも・・・本当のことですし・・・」

ゼフェル「だから、それが照れる原因なんだよ・・ったくおめーって、素直だよな〜(///)」

アンジェ「そうですか?普通ですよ(ニコニコ)」

ゼフェル「(うっ可愛い!可愛すぎるっ!)ア、アンジェ!」

アンジェ「は、はい!何ですか?(びっくり)」

ゼフェル「寮・・・もどるんだろ?」

アンジェ「・・・戻ってほしいですか?(///)」

ゼフェル「戻ってほしい・・・わけ、ねぇ〜だろ・・・(最後の方ぼそぼそっと)」

アンジェ「私も・・・戻りたくありません・・・・・・」

ゼフェル「陛下・・・に頼むか?」

アンジェ「はい(ふんわり微笑む)」

ゼフェル「そんじゃ、今から行こうぜ。陛下んとこに(アンジェの手を取る)」

ナレーション「2人は手を取り合い、仲むつまじく女王陛下の部屋へと向かった」

効果音「コンコン」

「どなたかしら?」

ゼフェル「ゼフェルだ」

「あらゼフェル。どうぞ♪」

効果音「カチャリ(ドアの開いた音)」

「アンジェリークもいたのね。どうしたのですか?」

ゼフェル「・・・オレ、やっぱり、土の曜日と日の曜日だけなんて嫌です。・・・平日も一緒にいたいんです」

「ゼフェル・・・」

「陛下、どうなさいますか?」

「・・・分かったわ。あなた達は夫婦ですものね、一緒に暮らす事を許可しましょう。ただし、アンジェリークは試験の最中なのだから、それをしっかりとわきまえてね」

アンジェ「ありがとうございます陛下!(うるうる)」

「ただし、このことは他の守護聖達にも話ますよ。いいですね?アンジェリーク、ゼフェル?」

ゼフェル「そしたら反対されるかもしんねぇ・・・けどしょうがねぇか」

アンジェ「・・・1番に反対されそうなのは、レイチェルね・・・」

ゼフェル「でも、オレ達のためにも頑張って説得しようぜ。アンジェ」

アンジェ「そうですね。レイチェルだったら分かってくれると思います」

ゼフェル「分かってくれるといいけどな」

アンジェ「うふふ、そうですね」

ナレーション「そして2人でレイチェルのところへ・・・」

効果音「ガチャ」

レイチェル「あっれ〜。アンジェじゃん・・・ってゼフェル様も?? こんな時間に2人してどうしたの?」

アンジェ「あ、あのね・・・レイチェル。話があるの」

レイチェル「え?!なな何??」

アンジェ「私、ゼフェル様の私邸で一緒に暮らしたいの」

レイチェル「・・・・・・」

ゼフェル「頼む、レイチェル。許してくれ」

レイチェル「・・・・・・・・・・・・・・・」

アンジェ「レイチェル・・・(じわっ)」

レイチェル「・・・わ、分かったヨ!許すよ〜許す〜!アンジェに泣かれたらワタシどうしたら良いか分かんないし(とうろたえる)」

アンジェ「ありがとう!レイチェル(抱きつき)」

ゼフェル「さんきゅ〜な、レイチェル!」

レイチェル「うっ・・・ぐずっ(泣いてる)」

ゼフェル「なっ、何泣いてんだよ、レイチェル!」

アンジェ「レイチェル!!泣かないで。レイチェルが泣いたら私も悲しく・・・グスッ・・・・ぐすっ(泣)」

レイチェル「だ、だって・・・アンジェがどんどん遠くに行っちゃうから・・・っ(ぐすっ)」

アンジェ「私は・・・レイチェルから離れてったりしないよ・・・?ゼフェル様と結婚したからって、レイチェルから離れてったりしない。レイチェルはず〜っと私の親友だよ。(泣きながらにっこり)」

レイチェル「アンジェ・・・アンジェ〜!!(泣きながらアンジェに抱き付き)」

「ええ、話やなぁ(ぐすっ)」

ゼフェル「はっ!なぜいる商人!」

「別にえ〜じゃないですか〜ぁ」

ゼフェル「何でどいつもこいつも突然沸いて出るんだ!?」

「それはな、み〜んながアンジェちゃんを好いとるさかい、出てくるんやで」

ゼフェル「アンジェはオレと結婚してるんだぞ!(///)」

アンジェ「あ、あの、商人さん?何でしょうか?」

「いっや〜、あんな〜・・・」

ゼフェル「はよしゃべれ!!」

アンジェ「ゼフェル様まで関西弁になってますね(くすくす)」

ゼフェル「ち、ちちちちげよー!!!こーゆーしゃべり方ないだよっ!!(///)」

「あの〜ゼフェル様」

ゼフェル「だーおめーのせいでどんどん変な話し方になっちまうじゃねぇか!(照怒)」

「はははっ、ゼフェル、落ち着けよ」

ゼフェル「のわっ!!何でてめーもいんだランディ!!」

「オレはレイチェルと話そうと思ってきただけだよ」

レイチェル「何かご用ですか?ランディ様」

「うん、あのさ・・・」

レイチェル「はい」

「ココだけの話・・・・・あっだめだアンジェ達が、ちょっと外で・・・」

レイチェル「あっ、はい。じゃ、ちょっと行ってくるね。(アンジェだけに内緒話で)のぞいちゃダメだからネ!(ぼそぼそ)」

効果音「パタン(出ていく音)」

「なんの話やろな〜?」

ゼフェル「ちょっとのぞいてやるか?」

アンジェ「ダメですよぅ、ゼフェル様〜(ゼフェルの腕をつかんで止める)」

「わいは行〜こう」

アンジェ「商人さんもだめですよぅ」

ナレーション「結局3人でレイチェルの部屋で待つことに。その頃ランディ様とレイチェルは・・・」

レイチェル「(寮の前で)で、ランディ様、話って何ですか?」

「えっと・・・何か言いにくいな(ポリポリ)」

レイチェル「もう何なんですか?(ちょっとイライラ)」

「アンジェのことなんだけど・・・」

レイチェル「アンジェのこと・・・?」

「うん」

レイチェル「何何?何ですか?(きょーみシンシン)」

「アンジェが最近悩んでるってマルセルが言ってたんだけど、そんな様子はないかい?」

レイチェル「いや別に・・・無いですよ?」

「そうか。良かった。あ、あとさ・・・」

レイチェル「何ですか?」

「レ、レイチェル、俺、レイチェ・・・」

「ランディ〜!探したよぉ。あのさぁお菓子作ってみたんだけどさぁ、食べてよ!」

「マ、マルセル!」

「あれ、ランディってば何焦ってるの?」

「いや・・だからその・・・・またな!レイチェル!(走りながら寮を出て行く)」

レイチェル「ランディ様!?・・・一体何だったのかなー?」

「ランディ〜!僕おいてかないでよ〜!!」

ナレーション「ハテナマークだらけなレイチェルは、アンジェ達の待つ部屋へと向かった」

アンジェ「あ、レイチェル。ランディ様なんて?」

レイチェル「う〜ん。よく分かんない」

ゼフェル「そーかよ。んじゃ帰ろーぜ」

レイチェル「えー!もう帰るんですか?ま、いっか。じゃーね、アンジェ。っと、ゼフェル様」

ゼフェル「オレはおまけみてぇな言い方だな。ま、いいけどよ」

アンジェ「じゃーね、レイチェル。今日は、本当にありがと」

レイチェル「いーえ。ばいばーい!気を付けてね〜!」

ナレーション「アンジェとゼフェル様は帰っていった」

「さーてと。わいも帰ろーっと」

レイチェル「あ、うん。ばいばい商人」

「じゃーさいなら〜!!」

ナレーション「商人さんも帰っていった」

レイチェル「ところで商人って、何の用だったんだろ?ランディ様も何が言いたかったか分かんなかったし・・・。今日は何かばたばたしてたナ〜」

ナレーション「そうしてこの日は終わった」

アンジェ「おはようございますゼフェル様(何だかちょっと恥ずかしいな)」

ゼフェル「お、アンジェか。昨日は大変だったな」

アンジェ「色々あって大変でしたね」

ゼフェル「ああ」

アンジェ「じゃ、私着替えてきます」

ゼフェル「おお、オレも着替えるぜ(アンジェのパジャマ姿可愛いな(///))」

ナレーション「で、着替え終わりました!」

ゼフェル「っし、じゃ、行くか」

アンジェ「はい!」

ナレーション「ゼフェルとアンジェは仲良く手をつないで家を出た」

レイチェル「おっはよ〜アンジェ!(ぎゅっ)」

アンジェ「お、おはよう、レイチェル・・・。(びっくり)」


〜続く〜