Webゼフェ温8


ナレーション「荘厳なパイプオルガンの中しずしずとゼフェルに向かってアンジェリークは進んでいく」

ゼフェル「(すっげえきれいだぜ・・・アンジェ・・・///)(ドキドキ)」

アンジェ「ゼフェル様・・・。私・・・なんかでいい・・・ですか・・・?」

ゼフェル「(ちっさい声で)たりめーだ」

ナレーション「そして2人で誓いの言葉を言うルヴァ様の前に・・・」

「えー。じゃあゼフェル、あなたはアンジェリークを妻とし、一生涯愛することを誓いますか?」

ゼフェル「誓うぜ」

「アンジェリーク、あなたも誓いますか?」

アンジェ「誓います(うるうる)」

「それでは誓いのキスを・・・・(ちょっと照れ)」

ゼフェル「お、おう(緊張)」

ナレーション「そして、ゼフェルはアンジェのベールを上げ、優しくキスをした。二人とも顔が真っ赤になってしまっていた」

効果音「パンッ!パパーン!(クラッカーの音)」

レイチェル「アンジェ、おめでとう〜!!」

ジュリアス「二人ともこれからも仲良くするが良い」

アンジェ「あ、ありがとうございます(うるうる)」

ゼフェル「皆、ありがとな」

オスカー「ふっ・・・まさかお前がお嬢ちゃんのハートをゲットするとはな。(ちょっと悔しそう)」

「オスカーにゲットされるよりマシですよ(にっこり)」

オスカー「・・・リュミエール、お前だって結局相手にはされていなかっただろう。(ふふん)」

「「お前だって」・・・ですか、自分の負けを認める事はとてもいい事だと思いますよ。(にこにこにっこり)」

オスカー「(ピキッ)」

「何ですか?あなたらしくありませんよ?本能の守護聖オスカー?」

「2人ともケンカなんかやめてくださいよぉ〜。今日はおめでたい日なんですから!」

アンジェ「あの、ケンカは止めてください・・・お願いします」

「ああ、すみません。貴女の記念すべき日に。ほらオスカー貴方もお謝りなさい?」

オスカー「すまない、お嬢ちゃん。可憐なお嬢ちゃんを悲しませるつもりはなかったんだぜ」

アンジェ「いいえ、そんなこと・・・」

「本当にすみません、私としたことがついむきになってしまって(ふか〜く落ち込み・・)」

アンジェ「あの・・・。えっと・・・。おちこまないでください・・・」

「アンジェリーク・・・あなたは本当に優しい人ですねぇ〜(いきなり登場)」

ゼフェル「あ、当たり前だろオレが選んだヤツだぜ(意味なく自慢)」

「そうですね〜。ゼフェルも大人になりましたからね〜(ほろり)」

ゼフェル「何だよ、テレるじゃねーか(///)」

「あら〜♪ゼフェルもしおらしくなったもんだ☆アンジェのえーきょーかなぁ☆」

ランディ「なんか・・・。ゼフェルがそーゆーふうになるのって・・・。気持ち悪・・・ぐはっ(ゼフェル様に肘鉄をくらわされる)」

「もーぅ。ゼフェルもランディも、ケンカはやめてよ〜ぉ!!」

ランディ「そうだな・・・。ごめん!ゼフェル!俺、言いすぎたよ!」

ゼフェル「わかりゃーいんだよ」

ランディ「良かった!仲直りの印しとして、握手しよう!(爽やか〜〜〜な笑顔で)」

ゼフェル「だーおめーはよくそんなこっ恥ずかしいことを爽やかに言えるよな!」

ランディ「何でだい?普通」

ゼフェル「(ランディ様の話を途中でさえぎって)だーもう!早く着替えて帰ろーぜ!!!!!」

アンジェ「はい、ゼフェル様」

ナレーション「そして、2人とも着替え終わり・・・」

ゼフェル「ふ〜」

アンジェ「じゃぁ、ゼフェル様、私、帰ります」

ゼフェル「帰るってどこにだよ」

アンジェ「え、寮ですけど・・・」

ゼフェル「ばーか。おめーはオレとけ、結婚したんだぞ?おめーん家は今日からオレん家だろーが(///)」

アンジェ「あ・・・そうですよね・・・。なんだか実感がわかなくて」

ゼフェル「(アンジェの手を取って)そんじゃ、帰ろうぜ(テレッ)」

アンジェ「はい・・・・っ(///)」

ナレーション「こうしてテレテレな二人は仲良くゼフェルの家に帰っていくのであった」

ゼフェル「っと、ついたぜ。アンジェ、何入り口で止まってんだ?」

アンジェ「な、何だか急に恥ずかしくなっちゃって(真っ赤)」

ゼフェル「な、何言ってんだよ///(真っ赤)(気がついた)」

アンジェ「私本当に結婚したんだなあって改めて考えたら・・・(///)」

ゼフェル「な、何言ってやがんだ(///)」

アンジェ「ゼフェル様、これからもよろしくお願いします(ペコッ)」

ゼフェル「な、何改まって言ってんだよ!?」

アンジェ「幸せにしてくださいね(///)」

ゼフェル「ったりめーだろ!(アンジェを抱き寄せ)」

アンジェ「ゼフェル様・・(///)」

ゼフェル「アンジェ、幸せになろうな(アンジェの額にキスv)」

レイチェル「やっほ〜アンジェ!!」

ゼフェル「(また来やがった。何でこー邪魔がいつもいつも!!)げぇ・・・。レイチェル・・・」

レイチェル「・・・ゼフェル様、その『げぇ・・・。』ってなんですか?(怒り口調)」

ゼフェル「い、いや・・・別に・・・(つい本音が出ちまった)」

レイチェル「どーせ、『また来やがった。』とか、『何でこー邪魔がいつもいつも』とか思ってるんでしょっ!!(睨み)」

ゼフェル「(こいつ勘が鋭いよなー)オレとアンジェの邪魔するのは本当だろーが」

レイチェル「そーです!アンジェとゼフェル様2人っきりにしとくと、アンジェが何されるか分かんないもん!だから2人一緒に暮らすのも賛成しません!!」

ゼフェル「じゃあ、どーしろってンだよ!?」

レイチェル「いつも通りにアンジェを寮に連れて帰ります!」

効果音「ががががーーーーーーーーーーん!!」

ゼフェル「待てよ!オレ達結婚したんだぜ!?だから一緒に住むのが当たり前じゃねーか!!」

レイチェル「か・り・に・も!今は女王試験中なんですから!!(てゆーかやっぱアンジェゼフェル様に渡したくない!)」

ゼフェル「うぅ」

アンジェ「えっと、ゼフェル様。週のうち、日の曜日と土の曜日、ゼフェル様の私邸で暮らして、あとは、寮で暮らすってのは、どうですか?レイチェルもこれならいいでしょ?(うるうる)」

レイチェル「(う・・・。アンジェには負けるわ・・・。)分かった・・・。(しぶしぶ)」

ゼフェル「(良かったぜ!)」

レイチェル「でも!ジュリアス様が何て言うかなぁ〜?」

ゼフェル「(ム・・)何で、そこにジュリアスが出てくんだよ!!別に、あいつは関係ないだろ!!」

ジュリアス「ゼフェルの上司として監督する責任がある(突然現れた)」

ゼフェル「どわっ!てってめーどっから出てきやがった!!」

ジュリアス「そんなことはどうでもよい」

ゼフェル「だー、どいつもこいつも・・・(ご機嫌ななめ)」

アンジェ「あのあの(オロオロ)」

ゼフェル「つーかなんでプライベートな事まで監督されなきゃいけねぇんだよ。執権乱用じゃねーか!」

ジュリアス「じゃあ、お前は、一緒に暮らしたら、執務をさぼらないとでもいうのか?1回も」

ゼフェル「(う・・・。痛いとこついてきやがった)ぅぅ・・・。1回も・・・って・・・」

レイチェル「(頑張れ、ジュリアス様〜)さぁどうなんです?ゼフェル様!」

ジュリアス「しないというなら、私も承諾してもよいが・・・。(にやっ)」

ナレーション「そこで、ジュリアス様が、女王陛下に呼ばれたので、話は一時中断」

ジュリアス「すぐに戻ってくるから、そこで待っているがよい」

ナレーション「ジュリアス様がしぶい顔で戻ってきました」

ジュリアス「女王陛下が、日の曜日と土の曜日だけは、一緒に住んで良いと・・・。言っていた・・・。(女王陛下の言葉なのでしぶしぶ承諾)」

ゼフェル「へへっ、やったぜ!(ざまぁみろ、って感じの表情)」

アンジェ「良かった(ホッ)」

ゼフェル「(新婚早々に別居なんて、ギャグじゃねぇんだからな・・・あるわけねぇか・・・)」

レイチェル「(ちぇっ。残念)」

ジュリアス「じゃぁ私は行く。レイチェル、アンジェリーク、ゼフェル、ではな」

レイチェル「あ、私も用事あったんだ。・・・じゃあね、アンジェ・・・。(寂しそう)」

アンジェ「(いなくなったあと)でも・・・。明日、月の曜日なんですよね・・・。土の曜日まで・・・。(しゅん)」

ゼフェル「アンジェ・・・」

効果音「トントン♪」

ゼフェル「誰だ?」

「は〜い☆アンジェリークとロザリアよ☆」

ゼフェル「ア・・・。じゃなくて。ヘ、陛下。何で・・・(一応開ける)」

「うふ(はぁと)結婚祝いよ☆来ちゃった☆」

「おめでとう。アンジェリーク。(にっこり)」

アンジェ「ありがとうございます・・・。(うるうる)」

ゼフェル「何で、ア・・・じゃねぇ陛下がここにいんだ・・・いるんですか」

「あら、女王が結婚を祝ったっていいじゃない。そ・れ・に!誰が一緒に住むのをジュリアスに言ったのかしら?」

ゼフェル「う。・・・。あ・・・りがと・・・うござい・・・ました」

「うふ(はぁと)分かればいいのよ(はぁと)」

「あ、忘れるところだったわ。はい。花束よ(にっこりにこにこ)」

ナレーション「とーっても大きな花束。秋桜(コスモス)にカスミソウなどをはじめ、色とりどりの花が」

アンジェ「ありがとうございます。大切にします・・・。(うるうる)」

「あ、もう時間。陛下、仕事、沢山残ってるんですから!行きますよ!」

「え〜〜〜〜〜。もっといたい〜〜〜〜。(ぶ〜ぶ〜)」

「文句言わない!ほら!行くわよ!お邪魔して悪かったわね、アンジェリーク、ゼフェル。(陛下を引っ張っていく)」

「ぶ〜。じゃーねーアンジェリーク〜ゼフェル〜。もうロザリア!引っ張らないでよ!!」

効果音「バタン!」

ゼフェル「く・・・。あのコンビみてるとあきねーな」

アンジェ「ふふふ・・・。本当ですね。私もレイチェルとあんなふうに心から信じあえる友達になりたいなぁ」

ゼフェル「おめーとレイチェルならなってるんじゃねぇか?(つーか仲良すぎ)」

アンジェ「そう...ですか?(照笑)」

ゼフェル「あぁ。そうだよ(でもオレにとってはちょっとなぁ)」

アンジェ「ゼフェル様?どうしたんですか?顔色が悪いですよ?(心配げ)」

ゼフェル「い、いや。何でもねーよ」

アンジェ「(額に手を当てる)お熱はないですね・・・」

ゼフェル「(アンジェの手が額にあるから真っ赤っか)な・・・何でもねェって!!!」

アンジェ「そうですか・・・・?(でもやっぱり心配そう)」

ゼフェル「おめーの方こそ疲れてるんじゃねーのか?」

アンジェ「大丈夫ですよ(にこっ)」

ゼフェル「そっか?でも何かあったらオレに言え・・・」

効果音「ピーンポーン♪」

「こんにちわ。アンジェリークいる?」

ゼフェル「(また来やがって・・・)ったく・・・いるけど何かよーかよ?」

「あら、なぜゼフェルが返事するのかしら?まぁいいわ。アンジェリーク。お願いがあるの」

アンジェ「あ、はい。何でしょう陛下」

「実はね、ちょっとロザリアから匿って欲しいのよ・・・ちょっとの間だけでいいから」

ゼフェル「何だよ、いきなり!」

「お願いよ〜vv」

アンジェ「あの・・・・何でですか?」

「仕事が山のようにあるのよ〜ぉ。で、さぼってたらロザリアに見つかっちゃってぇ・・・。とにかくお願いぃぃぃ!!」

ナレーション「女王はアンジェリークの返事も待たず机の下に隠れた」

「(ドアをノックした後)ちょっと、アンジェリーク失礼するわよ」

アンジェ「ロザリア様」

「(すごい剣幕で)アンジェリーク知りませんことッッ!!(あまりの怒りに陛下というのを忘れている)」

アンジェ「え・・・・えと」

「ここに入ってきたのは分かっていますのよッ!!さっさと出てらっしゃいッッッ!!!」

ゼフェル「(すごい剣幕なので言葉がでずただ立っているだけ)」

「(机に隠れながら)怖いよぉ〜〜(小さい声)」

「アンジェリークっ。どこにいるのです!?」

「(ひ〜〜〜〜ん、怖いよぉ)」

「ゼフェルッ!アンジェリークはどこですのッ!!言わなければ・・・。(ムチを取り出す)」

「ひ〜ん」

「(あれはアンジェリークの声!)アンジェリーク!やっと見つかったわ!早く行きますわよ!仕事が残っているんだから!さっさと行くわよ!(またアンジェリークを引っ張り出す)」

「きゃぁぁぁ〜〜〜〜!!アンジェリーク〜ゼフェル〜!!助けてぇ〜〜〜〜〜!!」


〜続く〜