Webゼフェ温7
「おいおいお嬢ちゃん。それは違うぜ!!」
「だって、だって・・・ひっく」
「頼むから泣かないでくれ、お嬢ちゃん。お嬢ちゃんの涙は罪だぜ・・・」
「もうゼフェル様をからかわないってお約束してくださいますか?ぐすっ」
「あ・・・あぁ・・・約束しよう」
「本当ですか・・・?ぜったいぜったいですよ?」
「アンジェ・・・。オレのことそんなに・・・」
「やれやれ・・・。これで一件落着か?」
「良かったぁ(にこっ)」
ナレーション「これで一件落着!ちゃんちゃん!さて!ところかわって、アンジェの部屋です。ゼフェル様とアンジェリークがおはなしをしています」
「ゼフェル様!もうちょっとでお茶のしたくができますから・・・。きゃぁ(こけた)」
「っつぶね!おめーほんとにどんくせー」
「あ・・・えっとありがとぅございます」
「やっほー!アンジェー!あっとゼフェル様いたんですか!んじゃワタシかえります」
「んお!おめーしおらしーじゃねーか」
効果音「バタン!」
「レイチェル、何の用だったのかしら?」
「あいつのことだから、どーせろくなことじゃねーよ。それよか・・・。やっとふたりで話、できるな」
ナレーション「ゼフェル様がアンジェを見つめ、アンジェ赤面!」
「あ、えっと・・・。は、はぃ。(////)(すごく小さな声)」
「アンジェ・・・」
ナレーション「2人は見つめ合います。だんだんと顔を近づいていく・・・。あと数センチというところで・・・!!」
効果音「ピーンポーン」
「(くそぉ誰だよこんないい時に。)アンジェ、誰なのか見てきたらどうだ?(後で絶対しばく!)」
「あ・・・はい。どなたですかー?」
「こんにちわ〜♪頼まれてた品を届けにきたで〜〜〜〜!!」
「え?品物来たんですか?(喜)」
「一体何を頼んだんだよ(小包をひょいっと片手で持つ)」
「ああ〜〜っっ返して下さいぃ〜〜(取り返そうと必死)」
「へ〜へ〜!(優しくアンジェの手に渡す)」
「(ゼフェル様に見つかったら恥ずかしいよぅ)」
「相変わらず熱いな〜・・・それじゃ!お2人とも、末長〜〜〜〜く幸せにな!結婚式には呼んでや〜〜♪(そう言って笑いながらさっていく)」
「け、結婚式!?(真っ赤)」
「ゼフェル様、結婚するんですか!?(いきなり登場)」
「レ、レイチェル!何で、いるの!?」
「何でって・・・。アンジェがいるとこにはワタシどこでもくるよ!」
「びっくりした〜」
「そ、それより!ゼフェル様とアンジェがとうとう結婚しちゃうって本当!?」
「えっ、えっと〜。(チラッとゼフェルの顔を見る)」
「(オ、オレ!?)あ、ああ。そうだよ。こ、今度の日の曜日くらいにな!」
ナレーション「ついつい、その場しのぎで問題発言してしまう、ゼフェル様なのでした・・。これからどうなるのやら・・」
「いやーアンジェが結婚なんて!」
「それ、ホントなの!?さっそくドレスのデザインしなきゃ!」
「あ、あの、あの」
「お嬢ちゃん・・・考えなおしたらどうだ?こんなぼーやと・・・。おれと結婚したほうがよっぽどいいぜ」
「(な、何かすげぇことになっちまったぜ(汗))」
「何事だ・・」
「しかしものすごい急展開だね、アンジェリーク?」
「あああああの・・・・。えっと」
「アンジェ〜!オリヴィエ様とドレスのすんぽーみにいこー!」
「え・・・ちょっと・・・。レイチェル〜。(ずるずるひっぱられていく)」
「あっ!おい!アンジェ!!」
「レイチェル・・・。ブーケはどうしたんでしょうか」
「ったく・・・アンジェを連れて行きやがって・・・渡せなかったじゃねぇか・・・(小さな箱を取り出す)」
「おや、それは何だい?」
「な、何だよっ!おめーには関係ねーだろっ!!」
「ふーん、まぁいいさ。それじゃ僕は失礼するよ。お祝いの品をつくるからね」
「ゼフェル様それってもしかして・・・(小さな箱を見る)」
「(////)なんだっ!じろじろみんなっ!(てれながらイライラ)」
「そんなにどならなくても・・・。私もいきます。(そそくさ)」
「・・・だ〜〜〜〜〜〜!!もう!渡しに行きゃぁ良いんだろうが!渡しに行きゃぁ!!(ドスドスとアンジェの元へと歩いていく。もち、小さい箱は持ったまま)」
ナレーション「はてさてゼフェル様は無事に小さな箱を渡すことができるのか?」
「お、おい!アンジェ!(真っ赤)」
「は、はい。ゼフェル様?どうかなされたんですか?」
「あ、あのよ〜(ドキドキ)」
「アンジェ〜!!オリヴィエ様が、「ドレスの仮縫いするからちょっと来てね〜☆」だって!早くいこうよ!!」
「だー邪魔すんな!オリヴィエ、レイチェル!」
「ふーん」
「んな!なんだ!」
「その箱の中身って・・・・。ゆ・・・」
「のあああああああああ!ゆうなぁあああ!(といいながらレイチェルのくちをふさぐ)」
「どうしたんですか?ゼフェル様???」
「な・・・なんでもねぇよ!!なぁ?(レイチェルに同意を求めるよう睨む)」
「あのねぇアンジェ、いまゼフェル様のもってる小さな箱、じつはゆ・び・わ・な・の!」
「だああああああああ!なんでゆーんだ!てめーぶっころす!」
「あ〜らら☆遅いからなにしてるかとおもったら。ゼフェル、あんたもませてるね〜ぇ☆ゆ・び・わ・な・ん・て♪」
「ったく・・・。ゼフェルもやることはえーよなー。くくく」
「アリオス、どっから出てきたんだよ!?」
「別にいいだろ」
「指輪・・・(///)」
「アンジェ!よかったな!ゼフェルもやるじゃないか!」
「ゼフェル様、すごく嬉しいです(うるうる)」
「んな!ななななななな!なんでなくんだよ!いやなのかよ!!!!」
「いえ・・・嬉しいんです・・・(泣きながらにっこり)」
「それじゃ、この指輪はめてくれるか?」
「はぃ・・・(///)」
ナレーション「もち、指輪はアンジェリークの左手の薬指にはめられた」
「おめでとーアンジェ!」
「おめでとう。アンジェ」
「あ・・・。ありがとうございます・・・!(うるうる)」
「そーいやーおめーが商人にたのんでたやつってなんなんだ?」
「え・・・あ・・・あの・・・それは・・・その・・・こ・・・工具箱です・・・(すっごく消え入りそうなほど小さな声)」
「え・・・・・?」
「ゼフェル様、工具箱欲しいって前におっしゃってたから・・・」
「アンジェ・・・。おめー・・・。ありがとな・・・。(てっ、てれてる!かわいい!)」
「喜んでいただけてすごく嬉しいです(///)」
「ま〜た私達の存在、忘れられてな〜い?ったくやけるやけるぅ☆」
「忘れてねぇよ。っつーか邪魔だ」
「な〜にいってんのよ!この坊やが!!」
「坊やじゃねぇ!」
「んま、どーせ人がいちゃいちゃしてっの見ても楽しくも何っもねーからな」
「いちゃ・・、だーイライラする!もう二人きりにさせてくれ!!」
「ゼフェル様ったら・・・・(真っ赤)」
「さぁ〜てと、ゼフェルをからかうのはこれくらいにして、このド・レ・ス☆着てみてよね☆」
「お前は人の話を聞け!!でてけ!!(怒)」
「あぁ〜ら?ゼフェルはみたくないんだ?アンジェのはれすがた☆わたしたちだけでみよっか☆アリオス?」
「ゼフェル様なんかほかっといていこいこ!アンジェ!」
「まぁ、おれもいくか。どーせひまだしな」
「え、でもゼフェル様は?・・見てくださらないんですか?私の、ウェデングドレス姿・・(ウルウル)」
「うっ・・・・・(///)」
ナレーション「アンジェのうるうる攻撃に負けてゼフェルも見ることになった」
「アーンジェ!きれたの?はずかしがんないででといで☆レイチェル、アンジェみせて☆」
「あ、はーい。アンジェ、ホラ!でてこ!」
「恥ずかしいよぅ」
「恥ずかしくない!!」
「でも・・・(///)」
「ほ〜ら、でておいで?かわい〜い姿をワタシにみ・せ・てvv」
「えっと・・・あの・・・でも、やっぱり・・・」
「テレてんじゃねぇよ。早く出てこいよ。オレも見てぇんだからよ(///)」
「うう・・・。じゃ、じゃ、じゃ、じゃぁ・・・」
ナレーション「アンジェがでてきた!黄色と薄いオレンジいろのドレスだ。ふわっとしたロングスカート。レースがかかっている。パフスリーブのそでで、そでにもレースがある。むねには大きいリボンがありやさしいイメージが彼女にぴったりだ」
「(可愛すぎるっ(///))」
「よかった☆ウエディングドレスは白が相場だけど、アンジェには黄色と薄いオレンジが合うと思ったんだ☆思ったとーり!ものすごくかわいいよ☆」
「ふーん。まぁいんじゃねーの」
「アンジェすっごく可愛いよ☆(ぎゅっ)」
「あ・・・あ。その・・・。かわい・・・いぜ(////)」
「(レイチェルがアンジェをはなしたあと)あ・・・ありがとうございます・・・!(うるうる)」
「うわ〜!アンジェ綺麗!!(窓からひょっこりと顔を出す)」
「うわぁ本当だな!(///)」
「お嬢ちゃん・・・!きれいだ・・・・!(いきなり来た)」
ナレーション「なぜかみんな集まってきた。アンジェの周りはみんなでいっぱい。ゼフェルの入るすきまがない!!」
「くっそ〜!今度こそアンジェが完璧にオレのもんになったと思ったのによ!」
ナレーション「いじけるゼフェル様!」
「だぁぁぁもう!おめーらアンジェから離れろ!アンジェ!いくぞ!(アンジェの手をひっぱっていく)」
「あ!アンジェ!」
「まーまー、今回は2人っきりにしてあげましょう」
ナレーション「ルヴァ様が言ったのでみんなしぶしぶ自分の持ち場についた」
「っはぁはぁはぁ・・・。誰もいねーよな」
ナレーション「そのころ2人は森の湖の奥の奥の奥にいた」
「はぁはぁはぁ・・・。あ・・・。私ドレスきたまんまだ・・・」
「いいよべつに・・・。ゆっくりおめー見れなかったから・・・」
「あ、あのっ。・・・このドレス、どうですか・・・?」
「え・・・・・・。あー・・・。い・・・んじゃねーの。かわい・・・いぜ・・・。(てれまくり)」
「ゼフェル様・・・」
「アンジェ・・・」
ナレーション「2人は顔を近づける・・・。そして・・・2人はキスをする」
「そろそろかえるか?」
ナレーション「アンジェを送りに、寮に向かっていくゼフェル。その横にアンジェ」
「じゃぁな。また明日な」
「はい。気をつけてくださいね」
「くくく。ばーか。だいじょーぶだよ。じゃな!」
ナレーション「そして!結婚式の日!」
「オッハヨ〜〜〜!!アンジェ!よく眠れた?」
「うん!バッチリ!」
「ったく、おめーらは朝っぱらから騒がしいなー」
「じゃあレイチェル、とりあえずアンジェの方お願いね☆アタシはゼフェルの方やっとくから」
ナレーション「そしてそれぞれの控え室へ」
「(ゼフェルの控え室で)ほーんとアンジェをお嫁さんにできるなんて羨ましいったら☆」
「う、うるせー!!!あいつを幸せにできんのはオレだけなんだよ!」
「おーおー!あっついあっつい!」
ナレーション「一方アンジェの方は・・・」
「とうとうゼフェル様のものになっちゃうなんて悔しいなぁ。絶対絶対幸せになるんだからね!」
「レイチェル・・・ありがとう。私レイチェルの事大好きよ・・・(うるうる)」
「ああ、泣かない泣かない。お化粧崩れちゃうでショ。ほら笑顔笑顔!」
「うん!そうだね。(ニコッ)」
「その調子!結婚式中泣くんじゃないよ!」
ナレーション「そうして、結婚式の準備は着々と進み、いよいよ式が始まった・・・」
「アンジェ、準備はいい?扉を開くよ。さ〜行くよ!」
〜続く〜