Webゼフェ温7


オスカー「おいおいお嬢ちゃん。それは違うぜ!!」

アンジェ「だって、だって・・・ひっく」

オスカー「頼むから泣かないでくれ、お嬢ちゃん。お嬢ちゃんの涙は罪だぜ・・・」

アンジェ「もうゼフェル様をからかわないってお約束してくださいますか?ぐすっ」

オスカー「あ・・・あぁ・・・約束しよう」

アンジェ「本当ですか・・・?ぜったいぜったいですよ?」

ゼフェル「アンジェ・・・。オレのことそんなに・・・」

ジュリアス「やれやれ・・・。これで一件落着か?」

アンジェ「良かったぁ(にこっ)」

ナレーション「これで一件落着!ちゃんちゃん!さて!ところかわって、アンジェの部屋です。ゼフェル様とアンジェリークがおはなしをしています」

アンジェ「ゼフェル様!もうちょっとでお茶のしたくができますから・・・。きゃぁ(こけた)」

ゼフェル「っつぶね!おめーほんとにどんくせー」

アンジェ「あ・・・えっとありがとぅございます」

レイチェル「やっほー!アンジェー!あっとゼフェル様いたんですか!んじゃワタシかえります」

ゼフェル「んお!おめーしおらしーじゃねーか」

効果音「バタン!」

アンジェ「レイチェル、何の用だったのかしら?」

ゼフェル「あいつのことだから、どーせろくなことじゃねーよ。それよか・・・。やっとふたりで話、できるな」

ナレーション「ゼフェル様がアンジェを見つめ、アンジェ赤面!」

アンジェ「あ、えっと・・・。は、はぃ。(////)(すごく小さな声)」

ゼフェル「アンジェ・・・」

ナレーション「2人は見つめ合います。だんだんと顔を近づいていく・・・。あと数センチというところで・・・!!」

効果音「ピーンポーン」

ゼフェル「(くそぉ誰だよこんないい時に。)アンジェ、誰なのか見てきたらどうだ?(後で絶対しばく!)」

アンジェ「あ・・・はい。どなたですかー?」

チャーリーさん「こんにちわ〜♪頼まれてた品を届けにきたで〜〜〜〜!!」

アンジェ「え?品物来たんですか?(喜)」

ゼフェル「一体何を頼んだんだよ(小包をひょいっと片手で持つ)」

アンジェ「ああ〜〜っっ返して下さいぃ〜〜(取り返そうと必死)」

ゼフェル「へ〜へ〜!(優しくアンジェの手に渡す)」

アンジェ「(ゼフェル様に見つかったら恥ずかしいよぅ)」

チャーリーさん「相変わらず熱いな〜・・・それじゃ!お2人とも、末長〜〜〜〜く幸せにな!結婚式には呼んでや〜〜♪(そう言って笑いながらさっていく)」

ゼフェル「け、結婚式!?(真っ赤)」

レイチェル「ゼフェル様、結婚するんですか!?(いきなり登場)」

アンジェ「レ、レイチェル!何で、いるの!?」

レイチェル「何でって・・・。アンジェがいるとこにはワタシどこでもくるよ!」

アンジェ「びっくりした〜」

レイチェル「そ、それより!ゼフェル様とアンジェがとうとう結婚しちゃうって本当!?」

アンジェ「えっ、えっと〜。(チラッとゼフェルの顔を見る)」

ゼフェル「(オ、オレ!?)あ、ああ。そうだよ。こ、今度の日の曜日くらいにな!」

ナレーション「ついつい、その場しのぎで問題発言してしまう、ゼフェル様なのでした・・。これからどうなるのやら・・」

レイチェル「いやーアンジェが結婚なんて!」

「それ、ホントなの!?さっそくドレスのデザインしなきゃ!」

アンジェ「あ、あの、あの」

オスカー「お嬢ちゃん・・・考えなおしたらどうだ?こんなぼーやと・・・。おれと結婚したほうがよっぽどいいぜ」

ゼフェル「(な、何かすげぇことになっちまったぜ(汗))」

ジュリアス「何事だ・・」

「しかしものすごい急展開だね、アンジェリーク?」

アンジェ「あああああの・・・・。えっと」

レイチェル「アンジェ〜!オリヴィエ様とドレスのすんぽーみにいこー!」

アンジェ「え・・・ちょっと・・・。レイチェル〜。(ずるずるひっぱられていく)」

ゼフェル「あっ!おい!アンジェ!!」

「レイチェル・・・。ブーケはどうしたんでしょうか」

ゼフェル「ったく・・・アンジェを連れて行きやがって・・・渡せなかったじゃねぇか・・・(小さな箱を取り出す)」

「おや、それは何だい?」

ゼフェル「な、何だよっ!おめーには関係ねーだろっ!!」

「ふーん、まぁいいさ。それじゃ僕は失礼するよ。お祝いの品をつくるからね」

「ゼフェル様それってもしかして・・・(小さな箱を見る)」

ゼフェル「(////)なんだっ!じろじろみんなっ!(てれながらイライラ)」

「そんなにどならなくても・・・。私もいきます。(そそくさ)」

ゼフェル「・・・だ〜〜〜〜〜〜!!もう!渡しに行きゃぁ良いんだろうが!渡しに行きゃぁ!!(ドスドスとアンジェの元へと歩いていく。もち、小さい箱は持ったまま)」

ナレーション「はてさてゼフェル様は無事に小さな箱を渡すことができるのか?」

ゼフェル「お、おい!アンジェ!(真っ赤)」

アンジェ「は、はい。ゼフェル様?どうかなされたんですか?」

ゼフェル「あ、あのよ〜(ドキドキ)」

レイチェル「アンジェ〜!!オリヴィエ様が、「ドレスの仮縫いするからちょっと来てね〜☆」だって!早くいこうよ!!」

ゼフェル「だー邪魔すんな!オリヴィエ、レイチェル!」

レイチェル「ふーん」

ゼフェル「んな!なんだ!」

レイチェル「その箱の中身って・・・・。ゆ・・・」

ゼフェル「のあああああああああ!ゆうなぁあああ!(といいながらレイチェルのくちをふさぐ)」

アンジェ「どうしたんですか?ゼフェル様???」

ゼフェル「な・・・なんでもねぇよ!!なぁ?(レイチェルに同意を求めるよう睨む)」

レイチェル「あのねぇアンジェ、いまゼフェル様のもってる小さな箱、じつはゆ・び・わ・な・の!」

ゼフェル「だああああああああ!なんでゆーんだ!てめーぶっころす!」

「あ〜らら☆遅いからなにしてるかとおもったら。ゼフェル、あんたもませてるね〜ぇ☆ゆ・び・わ・な・ん・て♪」

「ったく・・・。ゼフェルもやることはえーよなー。くくく」

ゼフェル「アリオス、どっから出てきたんだよ!?」

「別にいいだろ」

アンジェ「指輪・・・(///)」

ランディ「アンジェ!よかったな!ゼフェルもやるじゃないか!」

アンジェ「ゼフェル様、すごく嬉しいです(うるうる)」

ゼフェル「んな!ななななななな!なんでなくんだよ!いやなのかよ!!!!」

アンジェ「いえ・・・嬉しいんです・・・(泣きながらにっこり)」

ゼフェル「それじゃ、この指輪はめてくれるか?」

アンジェ「はぃ・・・(///)」

ナレーション「もち、指輪はアンジェリークの左手の薬指にはめられた」

レイチェル「おめでとーアンジェ!」

「おめでとう。アンジェ」

アンジェ「あ・・・。ありがとうございます・・・!(うるうる)」

ゼフェル「そーいやーおめーが商人にたのんでたやつってなんなんだ?」

アンジェ「え・・・あ・・・あの・・・それは・・・その・・・こ・・・工具箱です・・・(すっごく消え入りそうなほど小さな声)」

ゼフェル「え・・・・・?」

アンジェ「ゼフェル様、工具箱欲しいって前におっしゃってたから・・・」

ゼフェル「アンジェ・・・。おめー・・・。ありがとな・・・。(てっ、てれてる!かわいい!)」

アンジェ「喜んでいただけてすごく嬉しいです(///)」

「ま〜た私達の存在、忘れられてな〜い?ったくやけるやけるぅ☆」

ゼフェル「忘れてねぇよ。っつーか邪魔だ」

「な〜にいってんのよ!この坊やが!!」

ゼフェル「坊やじゃねぇ!」

「んま、どーせ人がいちゃいちゃしてっの見ても楽しくも何っもねーからな」

ゼフェル「いちゃ・・、だーイライラする!もう二人きりにさせてくれ!!」

アンジェ「ゼフェル様ったら・・・・(真っ赤)」

「さぁ〜てと、ゼフェルをからかうのはこれくらいにして、このド・レ・ス☆着てみてよね☆」

ゼフェル「お前は人の話を聞け!!でてけ!!(怒)」

「あぁ〜ら?ゼフェルはみたくないんだ?アンジェのはれすがた☆わたしたちだけでみよっか☆アリオス?」

レイチェル「ゼフェル様なんかほかっといていこいこ!アンジェ!」

「まぁ、おれもいくか。どーせひまだしな」

アンジェ「え、でもゼフェル様は?・・見てくださらないんですか?私の、ウェデングドレス姿・・(ウルウル)」

ゼフェル「うっ・・・・・(///)」

ナレーション「アンジェのうるうる攻撃に負けてゼフェルも見ることになった」

「アーンジェ!きれたの?はずかしがんないででといで☆レイチェル、アンジェみせて☆」

レイチェル「あ、はーい。アンジェ、ホラ!でてこ!」

アンジェ「恥ずかしいよぅ」

レイチェル「恥ずかしくない!!」

アンジェ「でも・・・(///)」

「ほ〜ら、でておいで?かわい〜い姿をワタシにみ・せ・てvv」

アンジェ「えっと・・・あの・・・でも、やっぱり・・・」

ゼフェル「テレてんじゃねぇよ。早く出てこいよ。オレも見てぇんだからよ(///)」

アンジェ「うう・・・。じゃ、じゃ、じゃ、じゃぁ・・・」

ナレーション「アンジェがでてきた!黄色と薄いオレンジいろのドレスだ。ふわっとしたロングスカート。レースがかかっている。パフスリーブのそでで、そでにもレースがある。むねには大きいリボンがありやさしいイメージが彼女にぴったりだ」

ゼフェル「(可愛すぎるっ(///))」

「よかった☆ウエディングドレスは白が相場だけど、アンジェには黄色と薄いオレンジが合うと思ったんだ☆思ったとーり!ものすごくかわいいよ☆」

「ふーん。まぁいんじゃねーの」

レイチェル「アンジェすっごく可愛いよ☆(ぎゅっ)」

ゼフェル「あ・・・あ。その・・・。かわい・・・いぜ(////)」

アンジェ「(レイチェルがアンジェをはなしたあと)あ・・・ありがとうございます・・・!(うるうる)」

「うわ〜!アンジェ綺麗!!(窓からひょっこりと顔を出す)」

ランディ「うわぁ本当だな!(///)」

オスカー「お嬢ちゃん・・・!きれいだ・・・・!(いきなり来た)」

ナレーション「なぜかみんな集まってきた。アンジェの周りはみんなでいっぱい。ゼフェルの入るすきまがない!!」

ゼフェル「くっそ〜!今度こそアンジェが完璧にオレのもんになったと思ったのによ!」

ナレーション「いじけるゼフェル様!」

ゼフェル「だぁぁぁもう!おめーらアンジェから離れろ!アンジェ!いくぞ!(アンジェの手をひっぱっていく)」

レイチェル「あ!アンジェ!」

「まーまー、今回は2人っきりにしてあげましょう」

ナレーション「ルヴァ様が言ったのでみんなしぶしぶ自分の持ち場についた」

ゼフェル「っはぁはぁはぁ・・・。誰もいねーよな」

ナレーション「そのころ2人は森の湖の奥の奥の奥にいた」

アンジェ「はぁはぁはぁ・・・。あ・・・。私ドレスきたまんまだ・・・」

ゼフェル「いいよべつに・・・。ゆっくりおめー見れなかったから・・・」

アンジェ「あ、あのっ。・・・このドレス、どうですか・・・?」

ゼフェル「え・・・・・・。あー・・・。い・・・んじゃねーの。かわい・・・いぜ・・・。(てれまくり)」

アンジェ「ゼフェル様・・・」

ゼフェル「アンジェ・・・」

ナレーション「2人は顔を近づける・・・。そして・・・2人はキスをする」

ゼフェル「そろそろかえるか?」

ナレーション「アンジェを送りに、寮に向かっていくゼフェル。その横にアンジェ」

ゼフェル「じゃぁな。また明日な」

アンジェ「はい。気をつけてくださいね」

ゼフェル「くくく。ばーか。だいじょーぶだよ。じゃな!」

ナレーション「そして!結婚式の日!」

レイチェル「オッハヨ〜〜〜!!アンジェ!よく眠れた?」

アンジェ「うん!バッチリ!」

ゼフェル「ったく、おめーらは朝っぱらから騒がしいなー」

「じゃあレイチェル、とりあえずアンジェの方お願いね☆アタシはゼフェルの方やっとくから」

ナレーション「そしてそれぞれの控え室へ」

「(ゼフェルの控え室で)ほーんとアンジェをお嫁さんにできるなんて羨ましいったら☆」

ゼフェル「う、うるせー!!!あいつを幸せにできんのはオレだけなんだよ!」

「おーおー!あっついあっつい!」

ナレーション「一方アンジェの方は・・・」

レイチェル「とうとうゼフェル様のものになっちゃうなんて悔しいなぁ。絶対絶対幸せになるんだからね!」

アンジェ「レイチェル・・・ありがとう。私レイチェルの事大好きよ・・・(うるうる)」

レイチェル「ああ、泣かない泣かない。お化粧崩れちゃうでショ。ほら笑顔笑顔!」

アンジェ「うん!そうだね。(ニコッ)」

レイチェル「その調子!結婚式中泣くんじゃないよ!」

ナレーション「そうして、結婚式の準備は着々と進み、いよいよ式が始まった・・・」

レイチェル「アンジェ、準備はいい?扉を開くよ。さ〜行くよ!」


〜続く〜