Webゼフェ温5
「(かなり嫌がってんのがバレバレだっつうの・・・)」
「そんなことないですよ(すっごい嫌そうな顔)」
「ねぇレイチェルは何でそんなにゼフェル様を毛嫌いするの?」
「別に嫌ってないヨ。アンジェの恋人じゃなかったら普通に接したもん。アナタをワタシから取りそうで嫌ななだけ!」
「レイチェル・・・(気持ちが分かるだけに言い返せない)」
「・・・でも、私はいつだってレイチェルの側にいるわ・・・だって、親友だもの。大事な大事なお友達だもん・・・(にこっ)」
「アンジェ・・・(ジーン)」
「ゼフェル様もレイチェルも、お互いに歩み寄ればきっと大丈夫だと思うの。だから喧嘩はしないで」
ナレーション「ゼフェルとレイチェルは憮然とした顔でお互いを見た」
「ど・・・どうしたの?私・・・何か変な事言った?(涙)」
「いや、おめーは何も悪くねぇ。おめーの言いてぇことはよーく分かる。一応歩み寄れるように努力するぜ」
「そっそうよ、努力するよっ。ねっだから泣かないで?」
「ふふ。嬉しい(にこっ)」
「(・・・チッ・・・アンジェにはかなわないぜ・・・でも、何でこいつと仲良くしなきゃならないんだ!?オレの一番嫌いなタイプだぜ・・・)」
「ゼフェル様・・・どうしたんですか?そんなに怖いお顔して・・・」
「え?!い・・・いや,何でもねぇよ!(やっべ〜〜!!レイチェルの悪口を心の中で言ってたなんて言ったら・・・こいつきっと泣くよな・・・(汗))」
「まさか、ゼフェル様ワタシの悪口を心の中で言ってたんじゃないんでしょうねぇ・・・(もしそうだったら、アンジェにもう二度と近づけてやらない!!)」
「(ギクッ)ち、違うぜ!なぁ、おめーからアンジェを取ろうなんて思わねぇから少しくらいアンジェと二人っきりにさせてくれよ」
「それはダメです!さっきも言ったように、マルセル様たちにお茶会に誘われてるしって・・・きゃ〜!!時間!アンジェ!いくわよ!!(アンジェの手を持って走る)」
「えっ?レイチェル待ってよう〜」
「オレは誘われてねぇぞ・・・とか何とか言ってる間にアンジェをつれてくな!!(追いかける)」
「ねぇ、レイチェル、ゼフェル様もいたほうがぜったいぜったい楽しいよ〜」
「わかったよ。本当にアンジェってゼフェル様が好きなんだね(ちょっとジェラシー)」
「うん・・・(///)」
ナレーション「この答えを聞いてうれしい奴がここに一名(笑)」
「でも,ゼフェル様、お菓子苦手じゃなかったっけ?マルセル様たちが美味しくて甘いクッキーやケーキを作って待ってるって言ってたけど?」
「う゛っ。でも行くぜ!菓子だけじゃねぇだろ。紅茶かコーヒーくれぇあんだろ?」
「残念ですけど,今日のお茶会は甘いココアだって言ってましたよ(にやり)どうします?棄権しますか?(くすくす)」
ナレーション「ゼフェル様ピ〜〜〜〜ンチ!さて?!ゼフェル様のとる行動とは?!そして、レイチェルはゼフェル様とのアンジェ争奪戦に勝利するのか?!」
「ゼフェル様、私のお部屋から紅茶を持って行きますね(にこっ)」
「へへっ、サンキュー(やっぱりアンジェは優しいよな///)」
「あーあ、アンジェはとことんゼフェル様に甘いんだから」
「アンジェは本気で優しいけれどよぉ!それに比べて・・・どこの誰かさんは、女らしさの欠片もねぇな(レイチェルを見る)」
「レイチェルはとっても優しいですよ。美人だしスタイルもいんです。大好きな親友を悪く言わないでください(うるうる)」
「い・・・いや・・・そんなつもりじゃ・・・(あせあせ)」
ナレーション「思わぬ展開!どうするゼフェル様!?」
「ふっ・・・ゼフェルさま・・・ワタシのアンジェ・・・泣かせましたね・・・?(怒ってる)」
「オレが悪かった。レイチェル、オレが(お茶会に)行ってもいいだろ!?(また武器を出されたらたまんねぇ)」
「別にいいですけど・・・でも、アンジェの隣の席には座らせませんよ!!さぁ、アンジェ♪お茶会行こう♪(アンジェの手を握る)」
「(こいつはどこまでオレの邪魔をすりゃ気が済むんだ!?)」
「あっ、アンジェー、レイチェルー!あれ、ゼフェルもいるんだ」
「居て悪いか?(こいつもアンジェ目当てか?)」
「別に、そんなつもりじゃないけど・・・あっ!僕、アンジェの隣り〜〜〜♪ね、チュピ♪」
「じゃあ、私はアンジェの左隣で!!!(ゼフェルを見てニヤリと微笑む)」
「微笑ましいですねぇ(笑)、さぁ、ハーブティーが入りましたよ。マルセルの作ったお菓子もありますし、お茶会を始めましょうか」
「あれ?リュミエール様、今日のお茶会はココアじゃなかったんですか?」
「すいません、レイチェル・・・丁度ココアを切らしてしまいましてねぇ・・・(アンジェの目の前に座る)」
「あ゛あ゛アンジェの周り(の席)が!!(こいつら爽やかにオレの邪魔しやがったな)」
「ハーブティーもお菓子も、とっても美味しそうですね(にこにこ)」
「お嬢ちゃんに喜んでもらえて光栄だぜ(リュミ様をどかしてアンジェちゃんの目の前に座る)」
「そこは私の席ですよ、本能の守護聖オスカー・・・(オスカーどけて座る)」
「オスカー様、リュミエール様の席とっちゃだめですよ(にこにこ)」
「そうですよ。オスカー(にーっこり)」
「ふっ・・・お嬢ちゃんにはかなわないぜ・・・所でリュミエール・・・俺は炎の守護聖だぜ・・・(怒)」
「え、そうだったのですか。ホノオとホンノウを聞き違えたのですね。どうりで暑苦しいセリフが多いと思いました(にっこり)」
「・・・・・・。(・|)ぷちっ(このヤロウ・・・)」
ナレーション「オスカーVSリュミエールの視線がバチバチッと音をたてている・・・(汗)」
「あの、ケンカはダメですよ。皆さんでお茶会楽しみましょう?(不安そうな顔)」
「ほらほら、ふたりともいい加減にしてよね!会えばいつもこうなんだから」
「あれ〜?オリヴィエ様、いつからいたんですか?それに,オスカー様まで・・・(汗)」
「あ〜らなぁに?きちゃいけなかった?美味しそうなお茶の匂いに誘われてきたのよ〜♪そしたら、お菓子まであるじゃない!」
「(何かオレ、存在忘れられてねぇ?(T^T))」
「ゼフェル様?何で座らないんですか?(キョトン)あっ!もう椅子がありませんね・・・私,とってきます!(走ってとりにいく)」
「え、おい!どこまで取りに行くつもりだよ!(追いかける)」
「あっゼフェル様ッ(追いかける→(2人を一緒にさせてなるもかっアンジェはワタシのだもんっ!)」
「(走りながら)えっと・・・椅子ってどこにあるのかなあ?(キョロキョロ)」
「おい!(アンジェの肩を掴む)おまえなぁ・・・・どこまで椅子をとりに行く気だよ・・・(汗)」
「え・・・どこって・・・。椅子があるとこまで・・・。あれ?ここってどこですか?(キョロキョロ)」
「どこって・・・だいぶマルセルたちから遠ざかったぞ・・・ンな闇雲に走ってどうするんだよ!!」
「あっ、ごめんなさい・・・(しゅん)」
「(か・・・可愛い・・・(どきんっ)と!とにかく!行くぞ!(アンジェの手を握る)」
「どさくさに紛れてアンジェをつれてこうったってそうは行きませんからね!(ゼフェルの前に立ちはだかる)」
「はぁ?何言ってやがるんだよ!女王候補寮まで椅子を取りに行くだけだよ(喧嘩ごし)」
「アンジェの部屋に行って二人っきりになるつもりなんですね!?」
「ちがうっつーに!!オレの座る椅子をオスカーとオリヴィエにとられたから取りに行くんだよ!!それともなんだ?おめーの席をオレに譲ってくれんのか?!(ありえないと思うが・・・)」
「(しばらく考え込む)いいですよ。ワタシの椅子をあげます(アンジェとゼフェル様を二人っきりにするよりマシだもんね)」
「そ・・・そうか(ちょっとビックリ)そんじゃぁ、もう椅子を取りに行く理由もねぇし・・・さて、アンジェ!行くか!!(これでアンジェの隣はオレのもの!!)」
ナレーション「3人はお茶会に戻った」
「このクッキー美味しいですね。(にっこり)」
「あのね〜アンジェ!そのクッキー僕が作ったんだよ!アンジェに気に入ってもらえて嬉しいな〜」
「あれっ?ゼフェルさま食べないんですか?こんなにおいしいのに」
「オレは腹減ってねぇからいいよ(うっ。甘ったるい匂いで気分悪ぃ)」
「それじゃぁ、これもお茶会のお菓子に入れてもらえますか?甘さ控えめのレアチーズケーキなんですけど・・(おずおずと前に出す)」
「わぁ、おいしそう!これアンジェが作ったの?」
「はい、でも、マルセル様が作ったお菓子よりも美味しくないかもしれませんね(はにかみ)」
「そんなことないよ!美味しそう〜。ゼフェルも食べるよね!」
「あぁ(アンジェの作ったケーキ?!無理してでも食おう・・・)」
「ゼフェル様、無理しないでくださいね(心配そうな顔)」
「あ?む、無理なんてしてねぇよ(でもなんとなく顔色悪し)」
「ゼフェル様・・・顔色悪いです。やっぱりチーズケーキもダメなんですね(しゅん)」
「ゼフェル様!アンジェを悲しませないで下さい!!(怒)」
「オレはアンジェのケーキなら食いたいんだ!手作りならなお更食いたいんだよ。だから、そんな顔すんな」
「そんなふうに言ってくれるなんて、嬉しいです(///)よかった・・・(ほっ)」
「アンジェ・・・(可愛いじゃねーか///)」
「ちょっと!2人の世界はいんないでください!ワタシもいるんですよ!」
「僕もいるんだけど・・・(何か見てる方が恥ずかしくなるよ)」
「二人は仲がよろしいですねぇ(ニッコリ)」
「あっ・・・・・・・・////」
「へんなこというんじゃねぇ〜〜〜〜!」
「どないしたんですかぁゼフェル様?そとまできこえてまっせ」
「それがねぇ商人さん、ごにょごにょ(あったことをはなしている)」
「ほっほぅ?二人はそんなにラブラブしてたんかぁ。いやー羨ましい!」
「おい!!どっから湧き出た!商人〜〜!!(怒)」
「ちょ〜どたまたま偶然に通りかかったんですわ」
「ふふっ、商人さんもお茶をどうぞ。(にこっ)」
「あっ、こりゃごていねいにありがと。いや〜ホンマアンジェリークは気立てがえぇなぁ、ゼフェル様には勿体ないで!(お茶をイッキのみ)」
「そりゃどういう意味だ!?オレにはもったいないだと!?じゃ、誰ならもったいなくねぇんだ!?(商人の胸倉つかんでガクガク)」
「ちょっ!!ゼフェル様!!まってくださいな!!(首がガクガク)こないな事されながら喋ったら舌噛んでしまいます・・・いてっ!!(噛んだらしい)」
「チッ!(放した)ほら、さっさと言えよな!!」
「げほげほっ・・・そうですな〜・・・こないに気立てがえぇ女の子なら、優しい方がお似合いだと思いますわ。リュミエール様やマルセル様やランディ様やわいあたりがええんとちゃいますかな〜っと・・・(真剣)」
「そうか(ガックリ)ってどさくさに紛れて自分のこと言ってんじゃねぇ!(またガクガク)」
「なぜ俺の名前は入ってないんだ・・・商人(怒)」
「そりゃぁもちろん,オスカー様ならば女性に不自由しないと思ったんですわ!!(どきっぱり)」
「じゃぁ、何で、ワタシの名前は入ってないんですか?!」
「そりゃぁ、あんたは一応女性やしな〜・・・って!ゼフェルさま!止めてくださいな〜〜〜!!んな事されたら、気持ち悪うなってきますわ!!」
「私は入っていないのですか?寂しいですねー。」
「・・・(なんかオレの周りにはライバルだらけだな・・・)」
「あ・・・あのう・・・」
「なんでっ、なんでなの!!?」
「(なんとかゼフェルから離れた)・・・ふーっ。レイチェル、女性同士が結婚でけへんやろ?それと同じことやないですか?」
「あ・・・あの・・・(涙)」
「てめーアンジェを泣かせやがったな!(またまた商人をガクガク)」
「で・・・ですから、それはやめて〜(首がくがく)舌また噛んでまう〜〜〜〜〜あいたっ!!(また噛んだらしい・・・)」
「やれやれゼフェル様〜。アンジェを泣かせるなんて許せないもんね!」
「・・・もう・・・いや〜〜〜〜〜〜〜〜!!何で皆さん喧嘩ばっかりするんですか?!私,喧嘩する皆様なんて見たくありません!!う・・・うわ〜〜〜〜ん・・・(駆け出す)」
「アンジェリーク、待ってください!(止めようとするが、アンジェの姿はもう見えない)」
「アンジェのヤツ、ぶちきれてたな(追いかける)」
「おや、これはお嬢ちゃんじゃないか。(アンジェを抱えて)その美しい瞳に零れんばかりの涙の訳をオレの胸の中で打ち明けるといい」
「お、おすかーさま」
効果音「ばしっ」
「だからアンジェは誰にも手ぇ出さないって いーーーっつもゆってるじゃありませんか(片手に特大ハリセン、ナナメ下に倒れたオスカー様)」
「レ・・・レイチェル・・・なんで皆様、喧嘩ばかりするの・・・私、これ以上皆様が争うくらいなら・・・私・・・お家に帰りたい・・・(滝涙)」
「アンジェ・・・・ご、ごめんついアンジェを口説く人を張っ倒す事に習慣になっちゃってて・・・。もう、絶対やらないから!だからもう泣かないで!」
「絶対に・・・やらない?(ウルウル)」
「うんうん。(コクコク)武器も捨てるから!!ねっ?泣かないで」
「レイチェル、ありがとう・・・。あっ、お茶会に戻らなきゃ!」
〜続く〜