Webゼフェ温5


ゼフェル「(かなり嫌がってんのがバレバレだっつうの・・・)」

レイチェル「そんなことないですよ(すっごい嫌そうな顔)」

アンジェ「ねぇレイチェルは何でそんなにゼフェル様を毛嫌いするの?」

レイチェル「別に嫌ってないヨ。アンジェの恋人じゃなかったら普通に接したもん。アナタをワタシから取りそうで嫌ななだけ!」

ゼフェル「レイチェル・・・(気持ちが分かるだけに言い返せない)」

アンジェ「・・・でも、私はいつだってレイチェルの側にいるわ・・・だって、親友だもの。大事な大事なお友達だもん・・・(にこっ)」

レイチェル「アンジェ・・・(ジーン)」

アンジェ「ゼフェル様もレイチェルも、お互いに歩み寄ればきっと大丈夫だと思うの。だから喧嘩はしないで」

ナレーション「ゼフェルとレイチェルは憮然とした顔でお互いを見た」

アンジェ「ど・・・どうしたの?私・・・何か変な事言った?(涙)」

ゼフェル「いや、おめーは何も悪くねぇ。おめーの言いてぇことはよーく分かる。一応歩み寄れるように努力するぜ」

レイチェル「そっそうよ、努力するよっ。ねっだから泣かないで?」

アンジェ「ふふ。嬉しい(にこっ)」

ゼフェル「(・・・チッ・・・アンジェにはかなわないぜ・・・でも、何でこいつと仲良くしなきゃならないんだ!?オレの一番嫌いなタイプだぜ・・・)」

アンジェ「ゼフェル様・・・どうしたんですか?そんなに怖いお顔して・・・」

ゼフェル「え?!い・・・いや,何でもねぇよ!(やっべ〜〜!!レイチェルの悪口を心の中で言ってたなんて言ったら・・・こいつきっと泣くよな・・・(汗))」

レイチェル「まさか、ゼフェル様ワタシの悪口を心の中で言ってたんじゃないんでしょうねぇ・・・(もしそうだったら、アンジェにもう二度と近づけてやらない!!)」

ゼフェル「(ギクッ)ち、違うぜ!なぁ、おめーからアンジェを取ろうなんて思わねぇから少しくらいアンジェと二人っきりにさせてくれよ」

レイチェル「それはダメです!さっきも言ったように、マルセル様たちにお茶会に誘われてるしって・・・きゃ〜!!時間!アンジェ!いくわよ!!(アンジェの手を持って走る)」

アンジェ「えっ?レイチェル待ってよう〜」

ゼフェル「オレは誘われてねぇぞ・・・とか何とか言ってる間にアンジェをつれてくな!!(追いかける)」

アンジェ「ねぇ、レイチェル、ゼフェル様もいたほうがぜったいぜったい楽しいよ〜」

レイチェル「わかったよ。本当にアンジェってゼフェル様が好きなんだね(ちょっとジェラシー)」

アンジェ「うん・・・(///)」

ナレーション「この答えを聞いてうれしい奴がここに一名(笑)」

レイチェル「でも,ゼフェル様、お菓子苦手じゃなかったっけ?マルセル様たちが美味しくて甘いクッキーやケーキを作って待ってるって言ってたけど?」

ゼフェル「う゛っ。でも行くぜ!菓子だけじゃねぇだろ。紅茶かコーヒーくれぇあんだろ?」

レイチェル「残念ですけど,今日のお茶会は甘いココアだって言ってましたよ(にやり)どうします?棄権しますか?(くすくす)」

ナレーション「ゼフェル様ピ〜〜〜〜ンチ!さて?!ゼフェル様のとる行動とは?!そして、レイチェルはゼフェル様とのアンジェ争奪戦に勝利するのか?!」

アンジェ「ゼフェル様、私のお部屋から紅茶を持って行きますね(にこっ)」

ゼフェル「へへっ、サンキュー(やっぱりアンジェは優しいよな///)」

レイチェル「あーあ、アンジェはとことんゼフェル様に甘いんだから」

ゼフェル「アンジェは本気で優しいけれどよぉ!それに比べて・・・どこの誰かさんは、女らしさの欠片もねぇな(レイチェルを見る)」

アンジェ「レイチェルはとっても優しいですよ。美人だしスタイルもいんです。大好きな親友を悪く言わないでください(うるうる)」

ゼフェル「い・・・いや・・・そんなつもりじゃ・・・(あせあせ)」

ナレーション「思わぬ展開!どうするゼフェル様!?」

レイチェル「ふっ・・・ゼフェルさま・・・ワタシのアンジェ・・・泣かせましたね・・・?(怒ってる)」

ゼフェル「オレが悪かった。レイチェル、オレが(お茶会に)行ってもいいだろ!?(また武器を出されたらたまんねぇ)」

レイチェル「別にいいですけど・・・でも、アンジェの隣の席には座らせませんよ!!さぁ、アンジェ♪お茶会行こう♪(アンジェの手を握る)」

ゼフェル「(こいつはどこまでオレの邪魔をすりゃ気が済むんだ!?)」

マルセル「あっ、アンジェー、レイチェルー!あれ、ゼフェルもいるんだ」

ゼフェル「居て悪いか?(こいつもアンジェ目当てか?)」

マルセル「別に、そんなつもりじゃないけど・・・あっ!僕、アンジェの隣り〜〜〜♪ね、チュピ♪」

レイチェル「じゃあ、私はアンジェの左隣で!!!(ゼフェルを見てニヤリと微笑む)」

リュミエール「微笑ましいですねぇ(笑)、さぁ、ハーブティーが入りましたよ。マルセルの作ったお菓子もありますし、お茶会を始めましょうか」

レイチェル「あれ?リュミエール様、今日のお茶会はココアじゃなかったんですか?」

リュミエール「すいません、レイチェル・・・丁度ココアを切らしてしまいましてねぇ・・・(アンジェの目の前に座る)」

ゼフェル「あ゛あ゛アンジェの周り(の席)が!!(こいつら爽やかにオレの邪魔しやがったな)」

アンジェ「ハーブティーもお菓子も、とっても美味しそうですね(にこにこ)」

オスカー「お嬢ちゃんに喜んでもらえて光栄だぜ(リュミ様をどかしてアンジェちゃんの目の前に座る)」

リュミエール「そこは私の席ですよ、本能の守護聖オスカー・・・(オスカーどけて座る)」

アンジェ「オスカー様、リュミエール様の席とっちゃだめですよ(にこにこ)」

リュミエール「そうですよ。オスカー(にーっこり)」

オスカー「ふっ・・・お嬢ちゃんにはかなわないぜ・・・所でリュミエール・・・俺は炎の守護聖だぜ・・・(怒)」

リュミエール「え、そうだったのですか。ホノオとホンノウを聞き違えたのですね。どうりで暑苦しいセリフが多いと思いました(にっこり)」

オスカー「・・・・・・。(・|)ぷちっ(このヤロウ・・・)」

ナレーション「オスカーVSリュミエールの視線がバチバチッと音をたてている・・・(汗)」

アンジェ「あの、ケンカはダメですよ。皆さんでお茶会楽しみましょう?(不安そうな顔)」

「ほらほら、ふたりともいい加減にしてよね!会えばいつもこうなんだから」

マルセル「あれ〜?オリヴィエ様、いつからいたんですか?それに,オスカー様まで・・・(汗)」

「あ〜らなぁに?きちゃいけなかった?美味しそうなお茶の匂いに誘われてきたのよ〜♪そしたら、お菓子まであるじゃない!」

ゼフェル「(何かオレ、存在忘れられてねぇ?(T^T))」

アンジェ「ゼフェル様?何で座らないんですか?(キョトン)あっ!もう椅子がありませんね・・・私,とってきます!(走ってとりにいく)」

ゼフェル「え、おい!どこまで取りに行くつもりだよ!(追いかける)」

レイチェル「あっゼフェル様ッ(追いかける→(2人を一緒にさせてなるもかっアンジェはワタシのだもんっ!)」

アンジェ「(走りながら)えっと・・・椅子ってどこにあるのかなあ?(キョロキョロ)」

ゼフェル「おい!(アンジェの肩を掴む)おまえなぁ・・・・どこまで椅子をとりに行く気だよ・・・(汗)」

アンジェ「え・・・どこって・・・。椅子があるとこまで・・・。あれ?ここってどこですか?(キョロキョロ)」

ゼフェル「どこって・・・だいぶマルセルたちから遠ざかったぞ・・・ンな闇雲に走ってどうするんだよ!!」

アンジェ「あっ、ごめんなさい・・・(しゅん)」

ゼフェル「(か・・・可愛い・・・(どきんっ)と!とにかく!行くぞ!(アンジェの手を握る)」

レイチェル「どさくさに紛れてアンジェをつれてこうったってそうは行きませんからね!(ゼフェルの前に立ちはだかる)」

ゼフェル「はぁ?何言ってやがるんだよ!女王候補寮まで椅子を取りに行くだけだよ(喧嘩ごし)」

レイチェル「アンジェの部屋に行って二人っきりになるつもりなんですね!?」

ゼフェル「ちがうっつーに!!オレの座る椅子をオスカーとオリヴィエにとられたから取りに行くんだよ!!それともなんだ?おめーの席をオレに譲ってくれんのか?!(ありえないと思うが・・・)」

レイチェル「(しばらく考え込む)いいですよ。ワタシの椅子をあげます(アンジェとゼフェル様を二人っきりにするよりマシだもんね)」

ゼフェル「そ・・・そうか(ちょっとビックリ)そんじゃぁ、もう椅子を取りに行く理由もねぇし・・・さて、アンジェ!行くか!!(これでアンジェの隣はオレのもの!!)」

ナレーション「3人はお茶会に戻った」

アンジェ「このクッキー美味しいですね。(にっこり)」

マルセル「あのね〜アンジェ!そのクッキー僕が作ったんだよ!アンジェに気に入ってもらえて嬉しいな〜」

アンジェ「あれっ?ゼフェルさま食べないんですか?こんなにおいしいのに」

ゼフェル「オレは腹減ってねぇからいいよ(うっ。甘ったるい匂いで気分悪ぃ)」

アンジェ「それじゃぁ、これもお茶会のお菓子に入れてもらえますか?甘さ控えめのレアチーズケーキなんですけど・・(おずおずと前に出す)」

マルセル「わぁ、おいしそう!これアンジェが作ったの?」

アンジェ「はい、でも、マルセル様が作ったお菓子よりも美味しくないかもしれませんね(はにかみ)」

マルセル「そんなことないよ!美味しそう〜。ゼフェルも食べるよね!」

ゼフェル「あぁ(アンジェの作ったケーキ?!無理してでも食おう・・・)」

アンジェ「ゼフェル様、無理しないでくださいね(心配そうな顔)」

ゼフェル「あ?む、無理なんてしてねぇよ(でもなんとなく顔色悪し)」

アンジェ「ゼフェル様・・・顔色悪いです。やっぱりチーズケーキもダメなんですね(しゅん)」

レイチェル「ゼフェル様!アンジェを悲しませないで下さい!!(怒)」

ゼフェル「オレはアンジェのケーキなら食いたいんだ!手作りならなお更食いたいんだよ。だから、そんな顔すんな」

アンジェ「そんなふうに言ってくれるなんて、嬉しいです(///)よかった・・・(ほっ)」

ゼフェル「アンジェ・・・(可愛いじゃねーか///)」

レイチェル「ちょっと!2人の世界はいんないでください!ワタシもいるんですよ!」

マルセル「僕もいるんだけど・・・(何か見てる方が恥ずかしくなるよ)」

リュミエール「二人は仲がよろしいですねぇ(ニッコリ)」

アンジェ「あっ・・・・・・・・////」

ゼフェル「へんなこというんじゃねぇ〜〜〜〜!」

チャーリーさん「どないしたんですかぁゼフェル様?そとまできこえてまっせ」

マルセル「それがねぇ商人さん、ごにょごにょ(あったことをはなしている)」

チャーリーさん「ほっほぅ?二人はそんなにラブラブしてたんかぁ。いやー羨ましい!」

ゼフェル「おい!!どっから湧き出た!商人〜〜!!(怒)」

チャーリーさん「ちょ〜どたまたま偶然に通りかかったんですわ」

アンジェ「ふふっ、商人さんもお茶をどうぞ。(にこっ)」

チャーリーさん「あっ、こりゃごていねいにありがと。いや〜ホンマアンジェリークは気立てがえぇなぁ、ゼフェル様には勿体ないで!(お茶をイッキのみ)」

ゼフェル「そりゃどういう意味だ!?オレにはもったいないだと!?じゃ、誰ならもったいなくねぇんだ!?(商人の胸倉つかんでガクガク)」

チャーリーさん「ちょっ!!ゼフェル様!!まってくださいな!!(首がガクガク)こないな事されながら喋ったら舌噛んでしまいます・・・いてっ!!(噛んだらしい)」

ゼフェル「チッ!(放した)ほら、さっさと言えよな!!」

チャーリーさん「げほげほっ・・・そうですな〜・・・こないに気立てがえぇ女の子なら、優しい方がお似合いだと思いますわ。リュミエール様やマルセル様やランディ様やわいあたりがええんとちゃいますかな〜っと・・・(真剣)」

ゼフェル「そうか(ガックリ)ってどさくさに紛れて自分のこと言ってんじゃねぇ!(またガクガク)」

オスカー「なぜ俺の名前は入ってないんだ・・・商人(怒)」

チャーリーさん「そりゃぁもちろん,オスカー様ならば女性に不自由しないと思ったんですわ!!(どきっぱり)」

レイチェル「じゃぁ、何で、ワタシの名前は入ってないんですか?!」

チャーリーさん「そりゃぁ、あんたは一応女性やしな〜・・・って!ゼフェルさま!止めてくださいな〜〜〜!!んな事されたら、気持ち悪うなってきますわ!!」

ルヴァ「私は入っていないのですか?寂しいですねー。」

ゼフェル「・・・(なんかオレの周りにはライバルだらけだな・・・)」

アンジェ「あ・・・あのう・・・」

レイチェル「なんでっ、なんでなの!!?」

チャーリーさん「(なんとかゼフェルから離れた)・・・ふーっ。レイチェル、女性同士が結婚でけへんやろ?それと同じことやないですか?」

アンジェ「あ・・・あの・・・(涙)」

ゼフェル「てめーアンジェを泣かせやがったな!(またまた商人をガクガク)」

チャーリーさん「で・・・ですから、それはやめて〜(首がくがく)舌また噛んでまう〜〜〜〜〜あいたっ!!(また噛んだらしい・・・)」

レイチェル「やれやれゼフェル様〜。アンジェを泣かせるなんて許せないもんね!」

アンジェ「・・・もう・・・いや〜〜〜〜〜〜〜〜!!何で皆さん喧嘩ばっかりするんですか?!私,喧嘩する皆様なんて見たくありません!!う・・・うわ〜〜〜〜ん・・・(駆け出す)」

リュミエール「アンジェリーク、待ってください!(止めようとするが、アンジェの姿はもう見えない)」

ゼフェル「アンジェのヤツ、ぶちきれてたな(追いかける)」

オスカー「おや、これはお嬢ちゃんじゃないか。(アンジェを抱えて)その美しい瞳に零れんばかりの涙の訳をオレの胸の中で打ち明けるといい」

アンジェ「お、おすかーさま」

効果音「ばしっ」

レイチェル「だからアンジェは誰にも手ぇ出さないって いーーーっつもゆってるじゃありませんか(片手に特大ハリセン、ナナメ下に倒れたオスカー様)」

アンジェ「レ・・・レイチェル・・・なんで皆様、喧嘩ばかりするの・・・私、これ以上皆様が争うくらいなら・・・私・・・お家に帰りたい・・・(滝涙)」

レイチェル「アンジェ・・・・ご、ごめんついアンジェを口説く人を張っ倒す事に習慣になっちゃってて・・・。もう、絶対やらないから!だからもう泣かないで!」

アンジェ「絶対に・・・やらない?(ウルウル)」

レイチェル「うんうん。(コクコク)武器も捨てるから!!ねっ?泣かないで」

アンジェ「レイチェル、ありがとう・・・。あっ、お茶会に戻らなきゃ!」


〜続く〜