Webゼフェ温3
「うっ、それは・・・。とにかく、おめーらは何でそういうことしたんだよ!?(怒)」
「見ててもどかしくてさ。ゼフェルってばアンジェといちゃいちゃしたいのにテレ屋さんだな。はは」
「なっ・・・バカヤロー!(///)ん?見てて・・・ってことは、オレたちずっと覗かれてたってことかよ!?」
「はははははははっ」
「お陰でいいもの見せてもらったよ♪」
「・・・(ショックのあまり何も言えない)」
「おや? 皆さんどうしたんですか? アンジェリーク、顔色が悪いですよ?」
「・・・皆さん、イジワル!(ふぇ〜ん)」
「皆さんなぜアンジェを泣かせるんですか!(キッ)」
「お前こそ、覗いてアンジェ傷つかせて泣かせたただろ・・・人のこと言える立場かよ・・・(ぼそり)」
「私は今来たばかりですよ!! ゼフェル様!! それよりも、後で金属バットで殴りますからね!!(きっ!!)」
「何で殴られなきゃなんねぇんだよっ!! いい加減にしろっ!!(大激怒)」
「ああ〜・・・レイチェル落ち着いて・・・せめて普通のバットにしておいたらどうですか?」
「ダメです!! 普通のバッドじゃ致命傷になりません!! アンジェを泣かせるなんて、いくらゼフェル様でも許せません!! いくらアンジェと両想いだからってやることなすこと、全てアンジェを泣かせてるじゃないですか!! ワタシの見た限りでは!!」
「ちょっと待て!! お前はオレを殺す気か!!」
「いけませんか!?(レイチェル暴走?)」
「おいレイチェル、やめろ!」
「やめてやめてレイチェル!(必死になってレイチェルを止める)」
ナレーション「必死のアンジェの説得にも耳を貸さないほど怒っているレイチェル!! さて、ゼフェル様には明日があるのか?!(なかったらやばい!!)」
効果音「ご〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!! バタッ・・・(レイチェルが倒れた音)」
「な・・・なんでこういう時・・・に?・・・せっかくゼフェル様を成敗できた・・・のに・・・(がくっ)」
「え? レイチェル・・・・?(何が起こったのか分からない)」
「どうしたのだ?(突然ジュリアス様登場)」
「すみません・・・レイチェル、さすがに人殺しまでをさせるわけにも行きませんから実力行使で・・・痛かったでしょうに・・・(涙)」
ナレーション「その場にいた全員がレイチェルが倒れる前にいた位置を見ると、岩を両手で持ったリュミエールの姿が・・・(汗)」
「・・・大人しい奴の実力行使って怖いな・・・はっ!! ところで・・・レイチェル生きてるか?」
「大丈夫ですよ・・・彼女の息はまだありますから・・・それに、私にはレイチェルを殺すほどの力はありませんし・・・(はぁ)誰か、湿布を下さいませんか?」
「レイチェルしっかりして!(心配しながらレイチェルの持っている金属バットをさりげなく隠すアンジェちゃん)」
「んっ・・・んんっ・・・・」
「なんとか大丈夫みてーだな(ほっ)」
「・・・(ゼフェルを見る)はっ!! ゼフェル様御覚悟〜〜〜!! でや〜!! アンジェを泣かせた罰よ!!(殴りかかる)」
「おわっ大丈夫すぎじゃねぇか!(アンジェがバット隠してくれて良かったぜ)」
効果音「どっか〜〜ん!!(隠し持っていた鈍器でゼフェルの後頭部を殴るレイチェル・・・汗)」
「甘いですよ! ゼフェル様。ワタシはアンジェをいじめた相手に制裁できるように武器を隠し持っているんです」
「な、いじめてねーって・・・(フラフラになりながら倒れる)」
「レイチェル、よさぬか!」
「ゼフェル様・・・! しっかりして!」
「どいてアンジェ!! ゼフェル様にトドメを刺すんだから!!(我を忘れて怒っている・・・)」
「あぁ・・・せっかく一時は収まったのに・・・さればもう一度・・・(ほろり)」
「もう、どうしてリュミエール様もレイチェルも殴ることばかり考えるんですかぁ! 乱暴はダメです!」
「まぁまぁお嬢ちゃん、あんな乱暴な奴らはほっといて、俺と一緒にどこかへいこうか・・・(アンジェの肩を抱く)」
「ゼフェル様が気絶したままなのに放っておけません」
「おっさん! オレのアンジェに何ちょっかいかけてんだよ!!(オスカーを殴る)」
「全く、オスカー様、ワタシのアンジェを口説かないで下さい!!」
「ゼフェル様! 気が付いたんですね。良かったぁ(思わず抱き付き)」
「うわっ・・・オレは大丈夫だから(///でも嬉しい)」
「アンジェってばゼフェル様にいじめられたのにどうしてそんなに優しいの!?」
「だ・・・だって・・・ゼフェル様は本当は優しい方ですもの・・・それに・・・私・・・ゼフェル様の事が・・・」
「アンジェ・・・早く目を覚まして!」
「レイチェル、私ね・・・さっきは怖かったけど、ゼフェル様のいいところたくさん知ってるから・・・・」
「おいおい、お嬢ちゃん!! 物を言う時にはちゃんと考えなきゃ!! そんな言い方だと、まるであの坊やの事が好きみたいに聞こえるぞ?!」
「だって、本当に私はゼフェル様の事大好きなんですもの(真っ赤っ赤)」
「ア・・・アンジェ・・・オ・・・オレもおめーの事が・・・す・・・す・・・」
「ゼフェル! 男ならすぱっと言うんだ! 代わりに俺が言ってあげようか?」
「そんなこと、いわんでいい!」
「やはり、坊やにはまだ無理みたいだな、よし、俺が手本を見せてやろう・・・可愛い天使・アンジェリーク・・・その美しい瞳に俺だけを写してくれないか? さぁ・・・(手をとる)」
「う〜・・・。ゼフェル様のばかぁ。私がオスカー様のとこに行っちゃってもいいんですか?(じわっ)」
「だ〜!! おっさん、『オレのアンジェ』に何すんだよっ!(オスカー蹴り飛ばす)アンジェに触っていいのはオレだけなんだよ!!」
「すっごく遠回りな言い方ですね・・・ゼフェル様・・・で・も♪」
効果音「ばきっ!!・・・どたっ・・・(ゼフェル倒れる)」
「アンジェとのlove×2はワタシを倒してからですよ♪ゼフェル様♪アンジェ!! ゼフェル様に変なことされてない?!」
「レ、レイチェル! ゼフェル様、大丈夫ですか!?」
「大丈夫♪ちょっと首狩りを食らわせただけだから♪すぐに気がつくわよ・・・たぶん・・・生きてればね♪」
「ってぇ! レイチェル! 何しやがる!(ピンピン)」
「レイチェル、もうゼフェル様に乱暴するのはやめて!(必死)」
「アンジェのことを任せられるのはワタシより強くて背が高い人じゃないとアンジェを幸せにできないの! アンジェのためなんだよ」
「せっ背のことは、かんけぇねぇだろ!!」
「やはり俺しかアンジェリークに似合う男はいないということか(ふっ)」
「誰がおっさんなんかにオレの大事なアンジェを渡すか!! 寝言は寝てから言いやがれってんだ!!」
「オスカー様、ワタシにケンカ売るつもりですか?(いつのまかれイチェルの手にはロケットランチャーが)」
「そんな物騒なもんしまえ!! レイチェル!! いつおめーに喧嘩を売った!! 証拠はあんのか証拠は!! ええ? 第一、アンジェはオレのものなんだよ!! オレはアンジェが好きなんだよ!!」
「何でケンカ売るかですってぇ? アンジェを泣かせたからです!・・・・・・・そういえばアンジェ、アナタ何で泣いてたの?(今ごろ)」
「えっ・・・? うん、あのね・・・」
ナレーション「アンジェリークはさっきの事を話した。ただそれはゼフェルのせいじゃないらしいことをちゃんと言った」
「つ・・・つまり・・・ワタシノ思い違いの部分があった・・・ってこと?」
「ゼフェルがああいう行動をとったのは俺のせいってのもあるけどああいうことしたいって思ってないとできないけどな。はは(ランディ様フォローになってません)」
「・・・えっ・・・?」
「ば、馬鹿ランディヤロー! フォローになってねぇだろ! 誤解ないように言っておくけどな、アンジェにしかそういうことしたいって思ってねぇかんな!(真っ赤っ赤)」
「でも、アンジェを襲って、泣かせたのは事実ですよね・・・成敗します!!(木刀を持って構える)」
「お、おめーいくつ武器を隠し持ってんだよ!?」
「木刀、金属バット、竹刀、鈍器を50ほど・・・全部護身用具です!! その他柔道、空手、剣道、護身術、合気道、テコンドーともに3段!!」
「すごいなぁレイチェル! オスカー様より強いかも!(キラキラキラキラ)」
「感心してんじゃねーよ、ランディヤロー! もとはと言えばおめーのせいで、こうなったんだよ!(激怒)」
「・・・それもそうなんですよね・・・わかりました!! ゼフェル様! オスカー様! ランディ様! 全員成敗します!! オスカー様はワタシのアンジェ口説いたし、ゼフェル様とランディ様はアンジェを泣かせましたし!!」
「レイチェル気持ちは嬉しいけどもう止めてよぅ」
「そぅだぜ、お嬢ちゃん。レディが、暴力はいけないなぁ(あせあせ)」
「アンジェを守るためならワタシは鬼にもなります!」
「レイチェル大好き!(感動した)」
「ありがと♪なんか怒ってたら疲れちゃったからカフェテラス行かない?」
「おめーなぁ・・・怒るだけ怒って勝手にすっきりしてんじゃねぇよ。そしてアンジェを取るな!」
「毎度毎度アンジェを泣かせてるクセに何言ってるんですか! 行こっアンジェv」
「レイチェル待って! あのね、ゼフェル様は私を苛めたりしてないの。だからそんなにゼフェル様を嫌わないで。大好きな二人がケンカするの私嫌なの・・・」
「アンジェ・・・(じーん)」
「でも、アンジェをどんな理由だろうと泣かせるのは許さない!! だって、アンジェはワタシのたった一人の親友だもん・・・それとも迷惑?」
「レイチェル、アンジェリークのことを信じてさしあげなさい。それが彼女にとっての喜びですから。(にっこり)」
「リュミエール様・・・」
「でもっ・・・・・・・・はいっ・・・」
「あのね、私レイチェルが迷惑なんて全然思ってないから。レイチェルの気持ちはすごくすごく嬉しいの」
「アンジェ・・・・・」
効果音「タララ〜♪タラララララ〜♪ チャラ〜♪(感動的なBGM)」
「良かった・・・丸く収まったようですね。何て美しい友情なのでしょう(ホロリ)」
「そのようだね(なぜか突然セイラン様)」
「はっ! い、いつの間にセイラン様!」
「ふっ、お嬢ちゃんは優しいんだな・・・。感動したぜ・・・」
「オスカー様まで・・・(汗)」
「こうやって紆余曲折があり精神が鍛えられるのだ。二人ともますます精神が上がったな。ついでに安定度も上がったぞ」
「ついでに品位も上がりました。よく頑張りましたね!」
「おめでとう。ま、ついでに感性も上がったようだよ。なぜだろうね」
「すごーい♪」
「いえーい♪ やったね!」
「よかったね、アンジェ!」
「良かったな・・・アンジェ(またアンジェが女王に近づいたってことか・・・)」
「どうしたの? ゼフェル」
「うわっ! マルセル、おめーいつの間にいたんだ?」
「もう! さっきからいるじゃない。それよりゼフェル何だか元気ないよ?」
「マルセルの言う通りです。どうしたんですか? ゼフェル・・・」
「何でもねーよ」
効果音「(寂しげなBGM)」
「別にオレはいつも通りだぜ(そう言いながらもアンジェを見つめる瞳が淋し気)」
「・・・? ゼフェル様、どうかなさったんですか?(心配そう)」
「も、もしかしてゼフェル様・・・」
「な、なんだよ・・・(あせあせ)」
「なにかやましいこと考えてるんでしょ!?(怒)」
「おめーはオレをどんな風に見てんだよ!? ただオレはアンジェが女王になったら淋しいって・・・はっ、し、しまった!」
「なに考えてるんですか!! アンジェは、女王様になるために、きたんですよ!?・・・・・・そりゃ私だってさみしいですけど・・・・・・」
「同感だね。でもそれはアンジェの意志で決まるんじゃないのかい?」
「レイチェルは補佐官になって一緒に新宇宙に行けるだろうけど・・・オレは・・・」
「ゼフェル・・・・(少し悲しげ)」
「ゼフェル様・・・(俯く。堪えきれずに瞳が潤んでくる)」
「(アンジェの表情にドキッ)・・・おめーもそんな顔すんなよ。会いたかったらいつだって会ってやる」
「ひっく・・・わ、私・・・ゼフェル様のこと待ってますから。・・・ひっく・・・私も会いに行けたらいいのに・・・ひっく・・・」
「うーん。ちゃんと新宇宙が安定してきたら大丈夫なんじゃない? そんなしょっちゅうは無理だろうけど女王の意志は絶対だし何よりレイチェルがいるしね」
「オリヴィエ様・・・・・・・(ほろり)」
「だから泣きやんでください・・・、アンジェ。ね?」
「何落ち込んでいるんだゼフェル。お嬢ちゃんを慰めるのはお前の役だろう?」
「そう、オスカー様の言うとおりさ。こればかりは否定できないよ」
「悔しいけど・・・、ゼフェル様しかいないんですよ? アンジェを慰められるのは・・・(泣)+(悔)+(半怒)」
「そうそう☆ さて、じゃあここはゼフェルに任して♪ お邪魔虫は退散、退散☆」
「なっ。(急にあせあせ)」
ナレーション「そして、ゼフェルとアンジェ以外はすぐさまこの場を退散したのでした・・・」
〜続く〜