Webゼフェ温3


ゼフェル様「うっ、それは・・・。とにかく、おめーらは何でそういうことしたんだよ!?(怒)」

ランディ様「見ててもどかしくてさ。ゼフェルってばアンジェといちゃいちゃしたいのにテレ屋さんだな。はは」

ゼフェル様「なっ・・・バカヤロー!(///)ん?見てて・・・ってことは、オレたちずっと覗かれてたってことかよ!?」

ランディ様「はははははははっ」

オリヴィエ様「お陰でいいもの見せてもらったよ♪」

アンジェリーク「・・・(ショックのあまり何も言えない)」

ルヴァ様「おや? 皆さんどうしたんですか? アンジェリーク、顔色が悪いですよ?」

アンジェリーク「・・・皆さん、イジワル!(ふぇ〜ん)」

レイチェル「皆さんなぜアンジェを泣かせるんですか!(キッ)」

ゼフェル様「お前こそ、覗いてアンジェ傷つかせて泣かせたただろ・・・人のこと言える立場かよ・・・(ぼそり)」

レイチェル「私は今来たばかりですよ!! ゼフェル様!! それよりも、後で金属バットで殴りますからね!!(きっ!!)」

ゼフェル様「何で殴られなきゃなんねぇんだよっ!! いい加減にしろっ!!(大激怒)」

ルヴァ様「ああ〜・・・レイチェル落ち着いて・・・せめて普通のバットにしておいたらどうですか?」

レイチェル「ダメです!! 普通のバッドじゃ致命傷になりません!! アンジェを泣かせるなんて、いくらゼフェル様でも許せません!! いくらアンジェと両想いだからってやることなすこと、全てアンジェを泣かせてるじゃないですか!! ワタシの見た限りでは!!」

ゼフェル様「ちょっと待て!! お前はオレを殺す気か!!」

レイチェル「いけませんか!?(レイチェル暴走?)」

ゼフェル様「おいレイチェル、やめろ!」

アンジェリーク「やめてやめてレイチェル!(必死になってレイチェルを止める)」

ナレーション「必死のアンジェの説得にも耳を貸さないほど怒っているレイチェル!! さて、ゼフェル様には明日があるのか?!(なかったらやばい!!)」

効果音「ご〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!! バタッ・・・(レイチェルが倒れた音)」

レイチェル「な・・・なんでこういう時・・・に?・・・せっかくゼフェル様を成敗できた・・・のに・・・(がくっ)」

アンジェリーク「え? レイチェル・・・・?(何が起こったのか分からない)」

ジュリアス様「どうしたのだ?(突然ジュリアス様登場)」

リュミエール様「すみません・・・レイチェル、さすがに人殺しまでをさせるわけにも行きませんから実力行使で・・・痛かったでしょうに・・・(涙)」

ナレーション「その場にいた全員がレイチェルが倒れる前にいた位置を見ると、岩を両手で持ったリュミエールの姿が・・・(汗)」

ゼフェル様「・・・大人しい奴の実力行使って怖いな・・・はっ!! ところで・・・レイチェル生きてるか?」

リュミエール様「大丈夫ですよ・・・彼女の息はまだありますから・・・それに、私にはレイチェルを殺すほどの力はありませんし・・・(はぁ)誰か、湿布を下さいませんか?」

アンジェリーク「レイチェルしっかりして!(心配しながらレイチェルの持っている金属バットをさりげなく隠すアンジェちゃん)」

レイチェル「んっ・・・んんっ・・・・」

ゼフェル様「なんとか大丈夫みてーだな(ほっ)」

レイチェル「・・・(ゼフェルを見る)はっ!! ゼフェル様御覚悟〜〜〜!! でや〜!! アンジェを泣かせた罰よ!!(殴りかかる)」

ゼフェル様「おわっ大丈夫すぎじゃねぇか!(アンジェがバット隠してくれて良かったぜ)」

効果音「どっか〜〜ん!!(隠し持っていた鈍器でゼフェルの後頭部を殴るレイチェル・・・汗)」

レイチェル「甘いですよ! ゼフェル様。ワタシはアンジェをいじめた相手に制裁できるように武器を隠し持っているんです」

ゼフェル様「な、いじめてねーって・・・(フラフラになりながら倒れる)」

ジュリアス様「レイチェル、よさぬか!」

アンジェリーク「ゼフェル様・・・! しっかりして!」

レイチェル「どいてアンジェ!! ゼフェル様にトドメを刺すんだから!!(我を忘れて怒っている・・・)」

リュミエール様「あぁ・・・せっかく一時は収まったのに・・・さればもう一度・・・(ほろり)」

アンジェリーク「もう、どうしてリュミエール様もレイチェルも殴ることばかり考えるんですかぁ! 乱暴はダメです!」

オスカー様「まぁまぁお嬢ちゃん、あんな乱暴な奴らはほっといて、俺と一緒にどこかへいこうか・・・(アンジェの肩を抱く)」

アンジェリーク「ゼフェル様が気絶したままなのに放っておけません」

ゼフェル様「おっさん! オレのアンジェに何ちょっかいかけてんだよ!!(オスカーを殴る)」

レイチェル「全く、オスカー様、ワタシのアンジェを口説かないで下さい!!」

アンジェリーク「ゼフェル様! 気が付いたんですね。良かったぁ(思わず抱き付き)」

ゼフェル様「うわっ・・・オレは大丈夫だから(///でも嬉しい)」

レイチェル「アンジェってばゼフェル様にいじめられたのにどうしてそんなに優しいの!?」

アンジェリーク「だ・・・だって・・・ゼフェル様は本当は優しい方ですもの・・・それに・・・私・・・ゼフェル様の事が・・・」

レイチェル「アンジェ・・・早く目を覚まして!」

アンジェリーク「レイチェル、私ね・・・さっきは怖かったけど、ゼフェル様のいいところたくさん知ってるから・・・・」

オスカー様「おいおい、お嬢ちゃん!! 物を言う時にはちゃんと考えなきゃ!! そんな言い方だと、まるであの坊やの事が好きみたいに聞こえるぞ?!」

アンジェリーク「だって、本当に私はゼフェル様の事大好きなんですもの(真っ赤っ赤)」

ゼフェル様「ア・・・アンジェ・・・オ・・・オレもおめーの事が・・・す・・・す・・・」

ランディ様「ゼフェル! 男ならすぱっと言うんだ! 代わりに俺が言ってあげようか?」

ゼフェル様「そんなこと、いわんでいい!」

オスカー様「やはり、坊やにはまだ無理みたいだな、よし、俺が手本を見せてやろう・・・可愛い天使・アンジェリーク・・・その美しい瞳に俺だけを写してくれないか? さぁ・・・(手をとる)」

アンジェリーク「う〜・・・。ゼフェル様のばかぁ。私がオスカー様のとこに行っちゃってもいいんですか?(じわっ)」

ゼフェル様「だ〜!! おっさん、『オレのアンジェ』に何すんだよっ!(オスカー蹴り飛ばす)アンジェに触っていいのはオレだけなんだよ!!」

レイチェル「すっごく遠回りな言い方ですね・・・ゼフェル様・・・で・も♪」

効果音「ばきっ!!・・・どたっ・・・(ゼフェル倒れる)」

レイチェル「アンジェとのlove×2はワタシを倒してからですよ♪ゼフェル様♪アンジェ!! ゼフェル様に変なことされてない?!」

アンジェリーク「レ、レイチェル! ゼフェル様、大丈夫ですか!?」

レイチェル「大丈夫♪ちょっと首狩りを食らわせただけだから♪すぐに気がつくわよ・・・たぶん・・・生きてればね♪」

ゼフェル様「ってぇ! レイチェル! 何しやがる!(ピンピン)」 

アンジェリーク「レイチェル、もうゼフェル様に乱暴するのはやめて!(必死)」

レイチェル「アンジェのことを任せられるのはワタシより強くて背が高い人じゃないとアンジェを幸せにできないの! アンジェのためなんだよ」

ゼフェル様「せっ背のことは、かんけぇねぇだろ!!」

オスカー様「やはり俺しかアンジェリークに似合う男はいないということか(ふっ)」

ゼフェル様「誰がおっさんなんかにオレの大事なアンジェを渡すか!! 寝言は寝てから言いやがれってんだ!!」

レイチェル「オスカー様、ワタシにケンカ売るつもりですか?(いつのまかれイチェルの手にはロケットランチャーが)」

ゼフェル様「そんな物騒なもんしまえ!! レイチェル!! いつおめーに喧嘩を売った!! 証拠はあんのか証拠は!! ええ? 第一、アンジェはオレのものなんだよ!! オレはアンジェが好きなんだよ!!」

レイチェル「何でケンカ売るかですってぇ? アンジェを泣かせたからです!・・・・・・・そういえばアンジェ、アナタ何で泣いてたの?(今ごろ)」

アンジェリーク「えっ・・・? うん、あのね・・・」

ナレーション「アンジェリークはさっきの事を話した。ただそれはゼフェルのせいじゃないらしいことをちゃんと言った」

レイチェル「つ・・・つまり・・・ワタシノ思い違いの部分があった・・・ってこと?」

ランディ様「ゼフェルがああいう行動をとったのは俺のせいってのもあるけどああいうことしたいって思ってないとできないけどな。はは(ランディ様フォローになってません)」

アンジェリーク「・・・えっ・・・?」

ゼフェル様「ば、馬鹿ランディヤロー! フォローになってねぇだろ! 誤解ないように言っておくけどな、アンジェにしかそういうことしたいって思ってねぇかんな!(真っ赤っ赤)」

レイチェル「でも、アンジェを襲って、泣かせたのは事実ですよね・・・成敗します!!(木刀を持って構える)」

ゼフェル様「お、おめーいくつ武器を隠し持ってんだよ!?」

レイチェル「木刀、金属バット、竹刀、鈍器を50ほど・・・全部護身用具です!! その他柔道、空手、剣道、護身術、合気道、テコンドーともに3段!!」

ランディ様「すごいなぁレイチェル! オスカー様より強いかも!(キラキラキラキラ)」

ゼフェル様「感心してんじゃねーよ、ランディヤロー! もとはと言えばおめーのせいで、こうなったんだよ!(激怒)」

レイチェル「・・・それもそうなんですよね・・・わかりました!! ゼフェル様! オスカー様! ランディ様! 全員成敗します!! オスカー様はワタシのアンジェ口説いたし、ゼフェル様とランディ様はアンジェを泣かせましたし!!」 

アンジェリーク「レイチェル気持ちは嬉しいけどもう止めてよぅ」

オスカー様「そぅだぜ、お嬢ちゃん。レディが、暴力はいけないなぁ(あせあせ)」

レイチェル「アンジェを守るためならワタシは鬼にもなります!」

アンジェリーク「レイチェル大好き!(感動した)」

レイチェル「ありがと♪なんか怒ってたら疲れちゃったからカフェテラス行かない?」

ゼフェル様「おめーなぁ・・・怒るだけ怒って勝手にすっきりしてんじゃねぇよ。そしてアンジェを取るな!」

レイチェル「毎度毎度アンジェを泣かせてるクセに何言ってるんですか! 行こっアンジェv

アンジェリーク「レイチェル待って! あのね、ゼフェル様は私を苛めたりしてないの。だからそんなにゼフェル様を嫌わないで。大好きな二人がケンカするの私嫌なの・・・」

ゼフェル様「アンジェ・・・(じーん)」

レイチェル「でも、アンジェをどんな理由だろうと泣かせるのは許さない!! だって、アンジェはワタシのたった一人の親友だもん・・・それとも迷惑?」

リュミエール様「レイチェル、アンジェリークのことを信じてさしあげなさい。それが彼女にとっての喜びですから。(にっこり)」

アンジェリーク「リュミエール様・・・」

レイチェル「でもっ・・・・・・・・はいっ・・・」

アンジェリーク「あのね、私レイチェルが迷惑なんて全然思ってないから。レイチェルの気持ちはすごくすごく嬉しいの」

レイチェル「アンジェ・・・・・」

効果音「タララ〜♪タラララララ〜♪ チャラ〜♪(感動的なBGM)」

リュミエール様「良かった・・・丸く収まったようですね。何て美しい友情なのでしょう(ホロリ)」

セイラン様「そのようだね(なぜか突然セイラン様)」

レイチェル「はっ! い、いつの間にセイラン様!」

オスカー様「ふっ、お嬢ちゃんは優しいんだな・・・。感動したぜ・・・」

レイチェル「オスカー様まで・・・(汗)」

ヴィクトール様「こうやって紆余曲折があり精神が鍛えられるのだ。二人ともますます精神が上がったな。ついでに安定度も上がったぞ」

ティムカ様「ついでに品位も上がりました。よく頑張りましたね!」

セイラン様「おめでとう。ま、ついでに感性も上がったようだよ。なぜだろうね」

アンジェリーク「すごーい♪」

レイチェル「いえーい♪ やったね!」

マルセル様「よかったね、アンジェ!」

ゼフェル様「良かったな・・・アンジェ(またアンジェが女王に近づいたってことか・・・)」

マルセル様「どうしたの? ゼフェル」

ゼフェル様「うわっ! マルセル、おめーいつの間にいたんだ?」

マルセル様「もう! さっきからいるじゃない。それよりゼフェル何だか元気ないよ?」

ルヴァ様「マルセルの言う通りです。どうしたんですか? ゼフェル・・・」

ゼフェル様「何でもねーよ」

効果音「(寂しげなBGM)」

ゼフェル様「別にオレはいつも通りだぜ(そう言いながらもアンジェを見つめる瞳が淋し気)」

アンジェリーク「・・・? ゼフェル様、どうかなさったんですか?(心配そう)」

レイチェル「も、もしかしてゼフェル様・・・」

ゼフェル様「な、なんだよ・・・(あせあせ)」

レイチェル「なにかやましいこと考えてるんでしょ!?(怒)」

ゼフェル様「おめーはオレをどんな風に見てんだよ!? ただオレはアンジェが女王になったら淋しいって・・・はっ、し、しまった!」

レイチェル「なに考えてるんですか!! アンジェは、女王様になるために、きたんですよ!?・・・・・・そりゃ私だってさみしいですけど・・・・・・」

セイラン様「同感だね。でもそれはアンジェの意志で決まるんじゃないのかい?」

ゼフェル様「レイチェルは補佐官になって一緒に新宇宙に行けるだろうけど・・・オレは・・・」

オリヴィエ様「ゼフェル・・・・(少し悲しげ)」

アンジェリーク「ゼフェル様・・・(俯く。堪えきれずに瞳が潤んでくる)」

ゼフェル様「(アンジェの表情にドキッ)・・・おめーもそんな顔すんなよ。会いたかったらいつだって会ってやる」

アンジェリーク「ひっく・・・わ、私・・・ゼフェル様のこと待ってますから。・・・ひっく・・・私も会いに行けたらいいのに・・・ひっく・・・」

オリヴィエ様「うーん。ちゃんと新宇宙が安定してきたら大丈夫なんじゃない? そんなしょっちゅうは無理だろうけど女王の意志は絶対だし何よりレイチェルがいるしね」

アンジェリーク「オリヴィエ様・・・・・・・(ほろり)」

ルヴァ様「だから泣きやんでください・・・、アンジェ。ね?」

オスカー様「何落ち込んでいるんだゼフェル。お嬢ちゃんを慰めるのはお前の役だろう?」

セイラン様「そう、オスカー様の言うとおりさ。こればかりは否定できないよ」

レイチェル「悔しいけど・・・、ゼフェル様しかいないんですよ? アンジェを慰められるのは・・・(泣)+(悔)+(半怒)」

オリヴィエ様「そうそう☆ さて、じゃあここはゼフェルに任して♪ お邪魔虫は退散、退散☆」

ゼフェル様「なっ。(急にあせあせ)」

ナレーション「そして、ゼフェルとアンジェ以外はすぐさまこの場を退散したのでした・・・」

 

〜続く〜