Webゼフェ温19
「うーん、まだちょっと大きいみたいです(苦笑)」
「あと3、4ヶ月はおあずけだね(笑)で、ゼフェル様何時になったら買い物行くんですか」
「ん?今から行くぜ!(アンジェのマタニティドレス姿にちょっとドキッていた)」
「あれ〜?顔赤くなあい?ゼ・フェ・ル(にやにや)」
「き、気のせいだよっ!(怒り&照れで顔真っ赤)」
「え?ゼフェル様お熱出たんですか?(ゼフェルの額に手を当てる)ん〜熱はないみたいですね。身体に気をつけてくださいね(にこっ)」
「おめーこそ身体に気をつけろよ」
「はいっ(にこっ)ゼフェル様いってらっしゃい!」
「行ってくるぜ(テレテレ)」
「早く消えてくださいよ。ワタシはアンジェとお話するんですから♪」
「消えろって言い方はねぇだろ!ったく。んじゃ行ってくるぜ(ランディを引っ張って出て行く)」
「じゃな!レイチェルにも何かお土産かってくるよ!(引っ張られつつもランディスマイル)」
「はーい。楽しみにしてますねー!(手をふりながら負けじとレイチェルスマイル(何だよそれ))」
「あたしも、もうそろそろ行くね。さーてがんがんベビー服のデザイン考えなきゃ☆」
「では、私達も帰りましょう。アリオス早く帰らないとまた陛下が宮殿を抜け出してしまうかもしれませんわ」
「くっ。補佐官は大変だな、守護聖だけでなく女王のお守りもしなくちゃいけねぇなんてよ」
「まったくですわ」
「ロザリアったらひどーい!お守りだなんて(ぷーっ)」
「陛下!また執務を抜け出したんですか!」
「抜け出したなんて失礼な!アンジェリークの様子を見に来たんじゃない!」
「と・う・ぜ・ん執務は終わってから来たのでしょうね?」
「あらこんなところに牛肉が♪」
「玉ねぎ、玉ねぎあったわね♪・・・ってごまかすんじゃないわよ!全く、ついつられて歌ってしまいましたわ」
「あららvロザリアったらかわいいわね〜〜っvvv」
「で、執務は“終・わ・っ・て・る”んですよね?(半怒)」
「○ッシュドビーフデミグラスソースが決め手なの♪」
「執務が終わっていなければ日の曜日のデートは禁止ですわよ」
「ええええええ!!!わ、私宮殿に帰ろうかな?そうしよっとvあ、アンジェリーク遅くなったけどこれお祝いよvそれじゃね(そそくさと帰っていく女王)」
「こらっ!待ちなさいっ!それでは失礼いたしますわねっ!」
「ロザリア、俺の存在忘れてやがるな。くっ賑やかな宇宙だぜ」
ナレーション「そして台風のように去っていった女王達」
「ふうぅ。台風一過ってまさにこの事ね・・・。あのお二人面白いケド、ちょっと疲れるわ・・・(ポソリ)」
「あの二人段々会話が漫才化してくねぇ。きゃははは☆」
「あ、オリヴィエ様。お忘れ物ですか?」
「ああ、ベビー服のことでね。さすがにあたしもベビー服を作るのは初めてだからさ、サイズが分からなくて(苦笑)で、相談に来たってワケ☆」
「それは・・・私も・・・。スモルニィで習ったんですけど具体的にはどれくらいの大きさなのかしら?ゼフェル様が本を借りてきてくださるみたいですからお待ち下さい」
「ん〜。でもゼフェルに任せておくっておくのもちょっとねぇ・・・。ま、それしか方法ないしねーっ☆まかせるしかないっか☆」
「んー男だけだから心もとないなあ。大丈夫かなあ?」
ナレーション「しばらくするとゼフェル達が帰ってきた」
「うわっなんですか!そのフルーツとルヴァ様並みの本の山は!!普通、限度と言うものが・・・(汗)」
「しょうがねぇだろ、たくさんありすぎてどれが良いか分かんねぇんだよ!「たまこクラブ」に「ぴよこクラブ」「コケコッコクラブ」「今日は赤ちゃん」(以下略)そして妊婦の本が「妊娠を楽しく過ごす方法」「妊娠バンザイ」「妊婦のおしゃれ」(以下略)図書館にある赤ん坊関係の本は全部借りてきたぜ!」
「ゼフェル様〜、私のために・・・うわ〜ん!」
「な、何だよ泣くことねぇだろ(あせあせ)」
「でも嬉しいんですよぅ〜〜〜〜(ウル目で上目づかい気味)」
「ゼフェルってば本は一人10冊までって言われたのに「ケチケチすんな!」って怒鳴って無理やり借りてきたんだ。あははアンジェ愛されてるな!(爽やかに)」
「・・・ランディ様ったら(///)」
「ああ、重かった。陛下と一緒に来る予定だったのに途中でゼフェルにつかまっちゃってさ、荷物持ちにされたんだ」
「ま、まだあったんですか!?」
「うん。僕はまだ早いんじゃない?って言ったのに「子どもの名前の付け方」「姓名判断」「これが最高の名前だ!」っていう子どもの名前の付け方の本まで借りたんだよ」
「こっ・・こらマルセル!余計なこと言うんじゃねぇよ!!(真っ赤)」
「あーあ、もうゼフェル様ってば生まれる前から親バカ発揮してるんだもん(呆)」
「私ゼフェル様に似た女の子がいいな(ポッ)」
「えええ!?」
「ゼフェルに似ると大変だぞ!ルヴァ様みたいに心労が絶えなくなるからやめた方がいいよ」
「あ〜ゼフェル、頼まれていた妊婦の本、私のところにあるのは全て持ってきましたよ〜(ドサリ)」
「おおサンキュ、ルヴァ。でもおめーん家に妊婦の本まであるとはさすがに驚いたぜ」
「それにしても凄い量の本だな。全部読み切れるのかい?」
「そうですよ!・・・・・・てゆーか今必要ないものまであるし・・・・・」
「うっ・・・(そこまで考えてなかった)」
「でもいつか必要になりますよね(ニコッ)」
「そうだよな!やっぱりおめーって可愛いぜ(思わず抱きしめ)」
「離れてくださいっ!(べりっ)アンジェ!大丈夫だった!?(優しく抱きしめ)」
「そんなに強く抱きしめてねーだろ!!どけっレイチェル」
「妊婦の前でケンカするとお腹の子に悪い影響与えるんじゃないの?やめな、二人とも」
「レイチェル、今日はもう帰ろうよ。アンジェも色々あって疲れただろうしさ、休ませてあげよう」
「う〜・・・。そうですね、アンジェゆっくり休んでね。ゼフェル様ちゃーんとアンジェに優しくするんですよ!怒鳴ったりしたらダメですからね!(キッ)」
「てめーがいなかったら怒鳴ったりしねぇよ!(キッ(睨み返し)」
「あんた達はすぐケンカするんだから〜。ほらケンカするなら外でやりな(二人の首根っこ捕まえて外へ出て行く)」
ナレーション「そして表編再スタート。ゼフェルvsレイチェル!」
「だいたいですねー、ゼフェル様はいちいちカッカしすぎなんですよ!私は女なんですから抱きついたっていいじゃないですか!別に乱暴にしてるわけじゃないし!ワタシ、アンジェにそんなこと絶対しませんよ!」
「(ちょっとおされ気味)でもレイチェルは抱きつきすぎなんだよ!オレの立場だってなぁ・・・・(ぶつぶつ)」
「オレの立場ですってぇ?うわぁアンジェを自分の所有物だとでも思ってるんですか?アンジェの意思は?今時「女は男に従うもの」なんて考え方古いですよ」
「レイチェル・・ゼフェル様はカッカなんてしてないわ(にこっ)とっても大事にしてくれるもの。きゃっ(///)」
「アンジェってばいつの間に来てたの?っとにアンジェはゼフェル様に甘いんだから」
「アンジェはちゃんとオレを見てくれてるんだ(アンジェを抱きしめ)」
「きゃっv(驚き&照れ)」
「どうやら今回の勝負はレイチェルの負けみたいだね(苦笑)」
「悔しい〜〜〜〜〜〜〜!アンジェ!子どもの名前は「レイチェル」にして!」
「だ〜め〜だ!子供の名前はオレとアンジェで決めるっ!!(ぎゅぎゅっ)」
「ゼフェル様!そうやってアンジェを乱暴に抱きしめないでください!!(どげっ←ゼフェルに蹴りが入った)」
「・・・・って〜な!この男女!」
「はいはい、そこまで。アンジェが困ってるじゃないの」
「(困った顔)」
ナレーション「結局アンジェには甘い二人なのでした」
「アンジェに免じて許してあげますけど、あんまり乱暴に抱きしめたりしたらダメですからね!」
「そりゃこっちのセリフだ!」
「全く二人ともオリヴィエ様の話聞いただろ。アンジェが困ってるじゃないか。レイチェル今日のところは帰ろう。いいね?」
「そうそ。アンジェの顔見てごらんよ。レイチェルとゼフェルのやりとりに焼き餅やいちゃってる、ってカンジ?」
「アンジェ!だいっじょ〜ぶ!ワタシがゼフェル様好きになるなんてこと絶対ないし!ワタシはランディ様とアンジェ(え?)1筋(?)だもん!」
「レイチェルはアンジェとランディの二股(?)だけどオレはアンジェ一筋だぜ!」
「そんなことでケンカするなよ2人とも!俺はレイチェルに好いてもらってるだけで嬉しいからいいんだよ(真剣に)」
「ランディ様・・・・・(じーん・・・)」
「今日は帰ろう?」
「はい(コクリ)アンジェ、大騒ぎしてごめんね。またネ♪」
「(オレには詫び一つなしかよ。ま、いつものこったけどよ)」
「どうやら今日のとこは一件落着したいみたいだね☆もしかしたら明日またバトルが始まるかもしれないけど(苦笑)」
「僕も帰るね。じゃーね、ゼフェル、アンジェ」
「それじゃあたしも帰るとするか☆あ、赤ちゃんの本1冊借りてくよ、じゃーねー」
「はい。お願いしますオリヴィエ様」
ナレーション「そしてアンジェリークとゼフェルの二人きりになった」
「はぁ、何か台風が去っていった感じだぜ。アンジェ疲れたんじゃねぇか?大丈夫か?」
「いいえ(にこにこ)何だか二人だけなんて久しぶりで嬉しいです(///)」
「そっか?ならいいけどよ(テレッ)」
「あの・・・・ゼフェル様・・・・」
「何だ、どうしたんだ?」
「何か幸せだなって思ったんです(にこっ)」
「アンジェ・・・・(優しく抱きしめる)」
「ゼフェル様(寄り添う)」
「(ドキドキ///)」
「本当に・・・・幸せです・・・・・・(ゼフェルを見上げながらふわりと微笑む)」
「オレも幸せだぜ(アンジェの髪にキスvレイチェルが邪魔しなかったらもっと幸せなんだけどなぁ))」
ナレーション「ゼフェルはきょろきょろ周りを見回してみましたが、誰もいる気配はありませんでした」
「どうしたんですか?ゼフェル様(小首をかしげる)」
「い・・いや何でもねぇよ・・(ヨッシャ誰もいねぇな!(嬉しそう))」
「ふふ、ゼフェル様何だか楽しそうですね」
「楽しいと言うより、嬉しいぜ(邪魔するヤツいねーしな)」
「私も嬉しいです(にこにこ)」
「(アンジェのお腹にそっと手をあてる)オレとおめーの血を分けた子がいるって何か不思議だな」
「元気な子が生まれるといいな」
「アンジェ・・・(アンジェにキスv)」
効果音「ゴンッ☆☆☆」
「にゅ〜・・・痛いですぅ・・・・(うるうる)」
「な、何で上からタライが!?!?!?!?アンジェ大丈夫か(頭なでなで)」
「きゃ———アンジェ!!!大丈夫!ゼフェル様がアンジェに手を出したらゼフェル様の上にタライが落ちるように罠をはっておいたのに、何でアンジェの上に落ちるの!!!アンジェ、ごめんねぇ(ゼフェルを蹴飛ばしアンジェ抱き占め)」
「レイチェル───!!!(怒)テメェアンジェに何しやがる!!」
「ゼフェル様がアンジェに手を出すのが悪いんです(キッ)ゼフェル様がちゃんとタライに当たっていればアンジェに当たらずにすんだのに!!!!」
「つーか、そもそも罠(トラップ)しかけんのがわりぃんだろーが!」
「ムキー!だからゼフェル様がアンジェに手を出すのが悪いんですってば!」
「自分の妻に手を出して何が悪い(開き直り)」
「開き直りましたね!アンジェ〜、ケダモノの奥さんになっちゃって可愛そうに」
「オレは好きな女に対してだけ手を出すんだ!ケダモノっつーのはオスカーみてぇに見境ないやつのことを言うんだろうが!」
「むっ・・・聞き捨てならない台詞だな・・ゼフェル(ちょっと怒り気味)」
「オスカー様はケダモノとかそういう次元の人じゃないから論外です!!(オスカー無視&酷っ)」
「ふっ、俺は世界中の・・・否、宇宙中の女性全てを愛しているんだぜ(オスカー様墓穴掘ってます)」
「オスカー様は黙っててください!っていうか何でいるんですか?(とことん失礼)」
「お嬢ちゃんにお祝いの花束を持ってきたんだ。俺に似た子を産んでくれよ?(超問題発言)」
「てめぇオスカー!黙ってりゃぁヌケヌケと!(マジギレ)」
「おろおろおろ・・・・」
「(ドカッ←オスカーを殴った音)全くあなたはまだアンジェリークに手を出すおつもりなのですか(ため息)本当に鎖でつなげておかないと危険ですね」
「リュミエール、なぜお前は俺の邪魔ばかりするんだ?(怒)ほんの軽い冗談のつもりで言ったんだぜ?俺は本気でお嬢ちゃん・・・・とゼフェルを祝ってるんだ」
「邪魔しているつもりはありませんよ。ただアンジェリークとゼフェルを貴方の(魔の)手から守ろうとしているんです。そうじゃなきゃ、だれも貴方なんか(失礼)邪魔しませんよ」
「リュミエール様カッコイイです!一緒にオスカー様(とゼフェル様)からアンジェを守りましょう!」
ナレーション「レイチェルが金属バットを取り出したのを見て、リュミエール様は手近にあった岩を・・・」
〜続く〜