Webゼフェ温16
「ふふ。皆さん仲がよろしいですね。オスカー、お邪魔のようですから帰りますよ(気絶しているオスカーをひょいと担ぎ上げて出て行く)」
「リ、リュミエール様・・・・・・・オスカー様を軽々と・・・・・・・すご・・・・・・・」
「あいつはハープで鍛えてっからな。ああ見えて力持ちなんだぜ。それより、いい加減にアンジェを離せ!」
「嫌です(きっぱり)」
「嫌って・・・・・・・・・おいっ!!!」
「はははは。レイチェルは本当にアンジェが好きなんだな。しょうがない、ゼフェル。俺達も友情を深めるためにどこか遊びに行かないか?」
「そうしようぜ・・・って何でそうなる!?おめーらカップルしてオレをバカにしてんのか!?」
「何怒ってるんだ?ゼフェル」
「怒ってねぇよっ!!←(めっちゃ怒ってる)」
「あの、あのゼフェル様。そんなに怒らないでください(オロオロ)」
「ゼフェル様、アンジェを困らせないでください!」
「うっ・・・・・(アンジェというコトバに反応している)」
「はは、ゼフェル面白いな。「アンジェ」に反応してるよ」
「う、うるせぇ、ランディヤロー!(真っ赤)」
「はは、照れなくていいじゃないか。好きな子の名前きくと、ドキドキするもんだしな。!俺も、レイチェルの名前が出ると、なんかドキドキするしね」
「え・・・そうなんですか?ワタシもランディ様の名前が出るとドキッとしますよ」
「嬉しいよレイチェル(白い歯キラリ☆)」
「昼間から不純異性交遊をするのではない!!!!」
「だ、だ、だ、誰が不純異性交遊してるっつった!!!!(真っ赤)」
「ジュ、ジュリアス様!?(やっば〜。こんな時にぃ)」
「む!?アンジェリークとレイチェルがだ、抱き合ってるではないか。しかもベ、ベッドの上で!!ランディ、ゼフェル!これはどういうことだ!?(激怒)」
「どーゆーことって・・・・おめー、変な想像してねぇか?」
「ジュリアス様、俺達別にふ、不純異性交遊なんてしてませんよ!アンジェとレイチェルがベッドにいるのはアンジェが熱を出してレイチェルが責任感じちゃったんです(あまり説明になっていない)」
「アンジェリークが熱を?そういえばオスカーが言っていたな。アンジェリーク、もう大丈夫なのか?」
「はい、ゼフェル様の看病のお陰ですっかり良くなりました(にこっ)」
「そうか。それは良かったな。これからも・・・・」
「なっげぇ話しはいいからよぉ。ジュリアス、何の用なんだ?(人が多くなってきたからふてくされてる)」
「ゼフェル、人の話は最後まで聞くのだ!だいたいそなたは日頃から目上のものに対する態度が・・・(云々かんぬん)」
「(あーうるせぇ・・・)←(と思いながら耳をふさいでる)」
「あのージュリアス様?アンジェは病み上がりなのでゼフェル様のお説教ならゼフェル様を宮殿に連れてってからにしていただけません?」
「そうだね、レイチェルの言う通りアンジェは病み上がりなんだし無理させちゃいけないもんな」
「そうだな、ゆっくり休むのだぞ、アンジェリーク(ゼフェルの首根っこひっ捕まえて退場)」
「だー離せ!説教なんか誰が聞くかよ!」
「待ってください、ジュリアス様(慌ててベッドから飛び出す)」
「どうしたのだ?アンジェリーク」
「ゼフェル様は昨日一晩中私の看病をしてくださったんです。だからきっとお疲れなんです。お説教は許してください(うるうる)」
「アンジェ」
「(アンジェの涙に動揺)う・・・そ、そうか。ならば今日のところは許そう。ゼフェル、看病の疲れを癒すがよい」
「(ちぇーゼフェル様を追い出すチャンスだったのになー。残念)」
「(アンジェのお陰で助かったぜ。危うくレイチェルの策略にはまるとこだった)」
「そっか、ゼフェルはアンジェを一晩中看病してたんだ。俺、ゼフェルを見直したよ!」
「な、なんだよ。おめーらしくもねー」
「ゼフェル様私が頼んだらずっと手をつないでてくれたんです(///)」
「何でワタシを呼んでくれなかったの?そうしたら手をつなぐだけじゃなくてずっと抱きしめててあげたのに!!(悔しい)」
「ちょ・・・レ、レイチェル・・・・・・・」
「(ぎゅぅぅぅ〜)何?アンジェ?」
「く、苦しい・・・痛いよぅ〜」
「レイチェル!!アンジェを壊す気か!?(慌ててアンジェを奪い返す)」
「はぁ—、助かった」
「ごめんねぇ、アンジェ〜〜〜〜・・・(半泣き)」
「このバカ力め!手加減しろ!」
「だ、大丈夫だからレイチェル泣かないで」
「ホント?(うるりん)」
「うん。本当本当(コクコク)」
「(ちょっと言い過ぎたかな、と思ってる)」
「レイチェル、ゼフェルの言うことは気にするなよ。君はすごく優しい子だって俺は分かってるからさ」
「が!?てめーにフォローされる筋合いねーよ!!(///`Д´//)ノ カァーッ(照)」
「ゼフェル、俺に怒る前にレイチェルに謝ってくれないか?(真剣)」
「・・・・・・っ!わ、悪かったな!言い過ぎたよ!(ぷいっ)」
「いいですよ。ワタシだってゼフェル様の邪魔ばかりしてますもん。おあいこです。これからも邪魔しますけどね」
「おい!」
「そう簡単には、アンジェ渡せませんからv邪魔だけは正々堂々とさせていただきますからね!!(怖)」
「うーん、何だか変な方に話が進んでるな。はは」
「ゼフェル様とレイチェルって、本当は仲が良いんですね(にっこり)」
「ケンカするほど仲がいいってやつかい?う〜ん・・・ケンカは困るけど仲良しってのも複雑だな。レイチェルは俺の彼女だから(照)アンジェはヤキモチやいたりしないの?」
ナレーション「かたやケンカする二人とかたや和やかに会話する二人であった」
「ヤキモチですか?私だってヤキモチくらいやきますよ(///)」
ナレーション「アンジェの言葉に一瞬でケンカを止めるゼフェルとレイチェル」
「いいいいいいつ、ヤキモチやいたんだ!?(ドキドキワクワク)」
「アンジェ!ゼフェル様に浮気されたの!?(怒)」
「(二人の迫力にたじたじ)レ、レイチェルってばゼフェル様はそんなことしないわよ」
「だってアンジェがヤキモチやく状況って想像できないんだもん」
「んっと・・・ずっと前にゼフェル様がロザリア様とお話してるのを見た時にちょっとヤキモチやいちゃったの・・・」
「ほらやっぱ浮気じゃな・・・・むぐっ(口をおさえられる)」
「(レイチェルの口をふさいだままランディに押し付ける)バカやろ、オレがロザリアと話してたのはおめーのことが心配だったからだよ!」
「え?心配・・・?」
「だ、だってよ・・・おめって、そのモテるから・・・おめーが変なやつにだまされたりしねぇようにってロザリアに頼んだんだよ!」
「聖地には変な人なんていませんよ(にこっ)」
「(ゼフェルの腕を口からどかし)変なひと一杯いるでしょ!某メカのマニアックな人とかナンパが趣味な人とか皮肉が好きな人とか時々出没する謎の銀髪とか・・・みーんなアンジェを狙ってるんだよ!」
「そんな・・・でも皆さん優しい人ばかりですよ」
「こんにちわー」
「あ、ロザリア様!ゼフェル様と浮気なんてしてませんよね?(唐突)」
「は?何を言ってますの?私がゼフェルを相手にするわけありませんわ。今日はゼフェルにお願いがあって参りましたの」
「(ぶぷっ・・・あ、相手にするわけないって・・・)(笑いをこられえる)」
「(レイチェルを睨みながら)もっとマシな誤解の解き方ができねぇのかよ(ぶすっ)で、お願いって何なんだ?」
「陛下の居所が分かるメカを作ってほしいのです」
「へ、陛下の居所が分かるメカぁ?・・・まさかまた抜け出したのか?(陛下もこりねーなー)」
「陛下って元気な人だなあ」
「元気すぎてほとほと困り果てますわ(呆れ顔)」
「居所が分かるメカか・・・そんならいい物があるぜ!」
「いい物って何ですか?」
「ちょっと待ってろ・・・(ごそごそ)・・・あったぜ!」
ナレーション「ゼフェルが出したものはネコ型メカだった!」
「・・・・ネコ型?何だかぬいぐるみみたいですわね・・・陛下が好きそうですわ」
「よく出来てるだろ(自慢気)これに陛下の持ち物か何かの匂いをかがせてその匂いを辿らせるんだ」
「(匂いを辿らせるって犬じゃあるまいし。。。)」
「ゼフェル、匂いをたどらせるんなら普通犬じゃないのか?」
「うるせぇ!オレはネコの方が好きなんだ!(犬は苦手なんだよなぁ)」
「ふふ、可愛いv(なでなで)」
「でも、よく見ると可愛いですねー。この猫」
「それより早く陛下の居所を探してください。幸い陛下の持ち物はここにハンカチがありますわ」
ナレーション「ゼフェルはメカにハンカチの匂いをかがせた」
「ネコが本当に陛下の匂いをたどれるのか?」
「何だよ、オレの作ったメカが信じられねぇのかよ!?(睨)」
「ゼフェル様の作るメカはすごいんです!絶対絶対陛下を見つけ出します(真剣)」
「アンジェ・・・・(感動)」
「アンジェがそう言うなら期待できるかなあ」
ナレーション「ゼフェルがメカネコを離すとメカネコは走り出した」
「よし、後をつけるぞ!」
「はいはい(本当に大丈夫かなぁ?)」
ナレーション「皆はメカネコを追いかけた!」
「何や?皆して。何走っとるん?何やよー分からんけど俺も一緒に追いかけよ♪」
「あれ〜皆どうしたの?一生懸命走って。メルも一緒に走ろうっと」
ナレーション「そーして段々人数は増えてゆき・・・・・・・」
「(後ろを振り返り)げっ、何だよ!?この人数!!」
「何だかほとんどの人が付いてきてるんじゃないか?陛下、驚くだろうなあ」
「それにしても陛下はどこにいるのかしら?」
ナレーション「そのころ陛下は・・・・・」
「やっっっとロザリアまけたわねっv我ながら天才だわvでもロザリアもしつこいんだからっ!ちょっとくらいさぼっ・・・・・息抜きしたっていいじゃないっ!」
ナレーション「森の湖の奥ーの方の木の上にいた(服は女王候補時代のもの)」
「わっ。へ、陛下!?何で木の上に?それにそのカッコウ・・・懐かしいね!僕はチュピを探しにきたんだ。陛下はまたさぼり?」
「見つかっちゃったvロザリアとジュリアスには秘密ねvうふ」
「もーしょうがない女王様だなぁ(笑)」
「陛下は見つかったが・・・何かほのぼのしてるあいつら見てると声かけらんねぇな」
「陛下とマルセル様、何だか楽しそうですね。ロザリア様、そっとしてあげませんか?」
「でも・・・執務が・・・(悩)」
ナレーション「ロザリアが悩んでいる頃、皆に見られてることに気付いていないリモージュとマルセルは・・・」
「見て見て、リスが来たわ。うふv可愛いvv」
「うわぁ本当だ。可愛いね」
「きゃぁv手のひらに乗った〜〜〜v可愛い〜〜〜」
「アンジェ・・・・じゃない、陛下が優しいって分かるんだね」
「うふふふvもうvマルセルお世辞なんかいいわよ。照れちゃうじゃないv」
「ううん、お世辞じゃないよ!僕陛下が女王候補の時から明るくて優しい人だなって思ってたんだ。だから僕は好きになったんだよ」
「え・・・?」
「本当だよ!僕は陛下が・・・・ううん」
「え・・・」
「アンジェが・・・・アンジェが好きなんだ!」
ナレーション「(木の下で聞いている人々)ドキドキドキドキ」
「そ、それって愛の告白?チュピが好きっていうのと一緒じゃない?」
「そりゃあ、チュピのことは大好きだよ?でもアンジェリークのことは違う好きだよ。上手く言えないけど特別なんだ」
「うふふ。ありがとう」
「ねぇ、アンジェリークは僕のことどう思ってるの?」
ナレーション「(こっそりマルセルとリモージュの会話を聞いている人々はごくりと唾を飲み込んだ)」
「何だWEBランレイが終わったと思ったら今度はWEBマルリモかよ。ここはWEBゼフェ温だっつーによー(ぶつぶつ)」
「静かにしてくださいな、ゼフェル!(小声で)」
「(陛下はどんなお返事を返されるんだろう・・・・。お2人には幸せになってほしい・・・・・・・)」
〜続く〜