Webゼフェ温15
「・・・・・・どうしよう。何も考えずに出て家を出てきちゃったけど・・・真っ暗で・・・何も見えない・・・」
「アンジェか?」
「ゼフェル様!?」
「何そんなに驚いてるんだよ?」
「だって、エアバイクで出かけられたみたいだったので・・・遠くに行っちゃったのかと思いました(シクシク)」
「なっ、泣くなよ」
「だってぇ〜。ゼフェル様、私何か怒らせちゃうようなことしましたか??」
「おっ、おめーは悪くねぇよっ!(あせあせ)」
「だってゼフェル様急にどっか行っちゃうし・・・怒ってるみたいだったし・・・き、嫌われちゃったのかと思っ・・・ひぃっく」
「嫌ってなんかいねぇって!・・・おめーの事好きすぎて、どうにかなっちまいそうなのによ・・・(アンジェの涙をぬぐいながら、真剣な眼差しを向ける)」
「ゼフェル様・・・ごめんなさい。ゼフェル様の気持ち考えないで私一人ではしゃいじゃって・・・ひっく」
「オレも悪かったよ、いくらおめーと二人っきりになりてぇからって・・・楽しそうなおめーを無視して怒っちまって(アンジェの頭をなでなで)」
ナレーション「アンジェ、ゼフェルに抱き付く」
「ゼフェル様〜〜〜」
「泣くなったら、泣くなよ(アンジェの頭を優しく撫でて、頬にキス)」
「良かった・・・嫌われたんじゃなくて(やっと笑顔になる)」
「やっと笑ってくえれたな(唇にキス)」
「(少し照れながら)やっぱり、私はゼフェル様と2人で一緒に居る方がとっても幸せです(微笑)」
「嬉しいぜ。でもたまにはレイチェルと遊んでもいいからな(いつもはごめんだけど)」
「私ゼフェル様もレイチェルも大切なんです。好きの種類は違うけど同じくらい好きなんです」
「オレは、アンジェが1番だぜっ・・・っと。ちょっと冷えてきたな。そろそろ家に帰ろうぜ」
「はい(コクン)」
ナレーション「仲直りをした二人はエアバイクで私邸へ帰った」
「あら?誰もいない・・・・・・?」
「ランディとレイチェルは帰ったのか?ん?書き置きがあるぜ」
ナレーション「俺達帰るよ。ゼフェル邪魔してごめんな(ランディ)アンジェをいじめちゃダメですよ!(レイチェル)と書いてあった」
「(つぅ事は、今夜はオレ達2人だけって訳か・・・。しめたっ!)」
「二人とも帰ったんですね(ちょっと残念そう)」
「オレと二人だけじゃ不満か?(さりげなくアンジェの肩に手を回し抱き寄せる)」
「えっ?いぇ・・・そういうわけでは・・・(肩に置かれた手を意識して顔が真っ赤)」
「ならいーじゃねーか」
「はい」
ナレーション「こうして二人の甘〜い夜は更けていくのであった」
「(ふわぁまだ眠いぜ)ん?アンジェ、顔赤くねぇか?まさかレイチェルの風邪が移ったんじゃねぇだろうな?」
「え・・・そうですか?そういえばちょっと身体が熱っぽいような・・・」
ナレーション「ゼフェルは不審に思い、アンジェリークの額に自分の手を当てる」
「・・・んなっ!(驚)・・・おめー。ちょっとじゃなくて、かなり熱あるぜっ?!今日は仕事休んでおめーの看病してやっからよ」
「・・・だ、大丈夫ですよ、これくらい・・・。朝食の支度、しますからお仕事頑張ってきて・・・ください・・・」
「んな、ふらふらな状態で、メシなんて作れっかよっ!オレが作ってやるからおめーはおとなしく寝てろっ!」
ナレーション「ゼフェルの迫力に負けたアンジェリークは、再びベッドへもぐり込んだ」
「ったくアンジェは人のことは心配しすぎるくらいなのに自分の事は鈍いんだからよー(ぶつぶつ言いながらお粥を作っている)」
「(ベッドの中のアンジェは・・・)ゼフェル様に心配かけちゃった・・・。お仕事休んでジュリアス様に叱られないといいけど・・・(人の心配をしていたのだった)」
「ちゃんと寝てるか?!カユ、作ってきてやったぜ」
「ありがとうございます。ごめんなさい・・・迷惑かけて(しゅん)」
「おめーは、他人の事ばっか心配しすぎなんだよ。こんな時くらい、オレに・・・その、甘えてもいーんだぜっ(照)」
「はい、ありがとうございます」
「ほら、食えよ」
「ゼフェル様食べさせてください(///)」
「何!?・・・仕方ねぇなー甘えろっつったんだしな。(スプーンにお粥をすくい)ほら、口開けろ」
「・・・自分で言ってなんですけど、恥ずかしいですね(と言いつつ、口をあける)」
「(うっ。可愛い///)美味いか?」
「はい、とっても(ニッコリ)」
「(可愛すぎる///←ゼフェル様メロメロ)ちゃんと薬も飲めよ」
「お薬・・・どうしても飲まないといけませんか?」
「当たり前だろ。苦くても我慢しろよ」
「はい・・・・・」
「ふっ。お嬢ちゃん、苦い薬が嫌なら俺が口移しで飲ませてやろう。そうすれば苦い薬も甘い媚薬になるぜ?」
「どわっ! オスカー!てめぇ〜どっから沸いてきやがったっ!!!(くそ〜邪魔しやがってっ!)」
「(ゼフェルを無視)さぁお嬢ちゃん、その可愛い唇に俺の熱い口付けを送ろう」
「・・・はい?(分かってない)」
「おっさん、アンジェはオレの嫁だぞ(げしっ)薬を口移しで飲ませていいのはオレだけだ!!」
「く、口移し!(真っ赤)じ、自分で飲めるからいいです〜」
「そんなにテレなくてもいいだろう(迫)さぁお嬢ちゃん・・・(やっぱりゼフェルを無視)」
効果音「ゴンッ☆」
「すみません、手がすべってしまいました。傷ができていないといいのですが・・・(とハープを確かめる)」
「・・・・」
「傷はないようですね・・・良かった・・・・・・・あ、オスカー、いたんですか」
「俺にはわざと殴ったように感じたんだが、気のせいか?リュミエール(怒)」
「それは被害妄想というのですよ(ニッコリ)」
「おめーらアンジェは病人だぞ!ケンカするなら外でやれ!!!」
「うるさいですよ、声を落としますから、もう少しだけ我慢してください(絶対零度の笑み)」
「リュミエール様もオスカー様もやめてくださいよぅ」
「すまない、熱にうかされているお嬢ちゃんの前で言い争いをするなんて・・・。許してくれ(さりげなくアンジェの手を取る)」
「アンジェにさわんな、おっさんっ!(殴)」
「そうですよ、オスカー。アンジェリークにナンパ菌が移ったらどうするのです」
「・・・あ、あの・・・。あまりオスカー様を悪く言っては、可愛そうです(オロオロ)」
「あなたは優しいのですね、アンジェリーク。でもオスカーは強さを司守護聖。私はオスカーがさらに強くなるように日々協力しているのですよ(にっこり)」
「俺は充分強いぜ。だから協力なんかいらない。それよりお前自分の優しさをもっと持つように努力したらどうだ?」
「本当の優しさとは時に厳しいことも必要なのですよ」
「おめーら病人の前でケンカすんなっつってんだろーが(低い声で)アンジェ場所移動しようぜ・・・っておめー熱上がってんじゃねぇか!!(驚)」
「え・・・・そ、そうですか・・・?そーいえばすこしボーっと・・・す・・・(ばたっ)」
「アンジェっ!!(倒れる寸前で受け止める)・・・おめーら、出て行けっ!!アンジェの風邪が余計に酷くなる(そう言いながらアンジェを抱き上げる)」
「すみません、ゼフェル、アンジェリーク・・・(さすがに悪いと思っている)」
「お嬢ちゃん・・・悪かった。行くぞ、リュミエール」
「貴方に指図されるのは、好ましくありませんが・・・場合が場合です。では、失礼しました・・」
「やっと帰ったか。おい、アンジェ大丈夫か?薬飲めよ。おめーのためだったらく、口移しでも何でもしてやっから」
「ハァ・・・・ハァ・・・(熱で苦しそう)」
「・・・なんて躊躇してる場合じゃねぇな・・・(と言って、口移しで薬を飲ませる)」
「・・・ん・・・(薬を飲み込む)・・・・ゼフェル様・・・風邪が・・・うつります・・・」
「バカやろ、こんな時に人の心配してんじゃねぇよ(瞳は優し気)」
「・・・で、でも・・・・・・」
「・・・風邪はうつした方が治るつぅから、オレにうつせよ(といって、唇にキス)」
「そんな・・・申し訳ないです・・・」
「大丈夫だよ。心配すんなって」
「で、でも・・・あの・・・えっ・・・と・・・(恥ずかしい)」
「おめーが苦しんでるの見るくらいならオレが風邪引いた方がマシなんだよ」
「私だってゼフェル様が苦しむとこなんか見たくありません」
「だったらオレに風邪が移る前に治せよな(アンジェの頭なでなで)」
「・・・・・はぃ・・・・・・・・(めっちゃちっちゃい声)(///)」
「分かったら大人しく寝てろ。今日はずっとオレがついててやっから」
「はい・・・。ゼフェル様、ずっと手をつないでてください(///)」
「しょーがねーなぁ(テレながら手を握る)」
「ふふっ・・・嬉しいです・・・じゃあ・・・すみませんけどもう寝ま・・・・す・・・・・(すぅすぅ)」
「寝たか。早く良くなれよ(こっそりアンジェの頬にキスv)」
ナレーション「で、1日が過ぎました!」
「うぅ〜ん、よく寝たなぁ〜(伸びをしながら)」
「すか〜(アンジェの手を握ったまま爆睡中・・・)」
「ゼフェル様ずっと手をつないでくれてたんだ・・・(じーん)」
「っん。・・あ?アンジェ・・起きたのか・・?」
「おはようございますゼフェル様」
「おお。熱は下がったか?(自分の額をアンジェの額にくっつける)ん、下がったみてぇだな」
「ゼ、ゼフェル様のお陰です(ゼフェルのアップに真っ赤)」
「(こいつ照れてるぜv可愛いなvvvvv)」
「(ゼフェル様ってやっぱりカッコイイvv(ゼフェルに見惚れる))」
効果音「チャララ〜♪(愛のバラード)」
「おい・・・リュミエール。何、人ん家でハープ弾いてんだ」
「いえ・・・・昨日のお詫びにBGMを・・・」
「お詫びはいいから、二人っきりにさせてくれ」
「昨日のお詫びとお見舞いだ。受け取ってくれお嬢ちゃん(バラの花束をアンジェに渡す)」
「え、ありがとうございます」
「オスカーまでいやがったのか」
「オスカー邪魔です」
「(オスカーを突き飛ばし)アンジェ、熱出たって聞いたけど大丈夫!?ワタシのが移っちゃったんだね、ごめんね!(ぎゅぅ)」
「もう熱は下がったから大丈夫。レイチェルのせいじゃないよ」
「でも・・・・・・ごめんね、ごめんねぇ・・・・」
「レイチェル・・・そんなに謝らないで(困)私は本当にもう大丈夫なんだから。ね?」
「アンジェってば優しいんだから(ぎぅ)」
「(起き上がろうとするオスカーに体当たりしながら)美しい友情ですね(にっこり)」
「おい、レイチェル。アンジェは病み上がりなんだからあまり力込めて抱きしめるなよ(ジェラシー)」
「大丈夫ですよっ!!!きつくなんて抱きしめてません!アンジェにそんなことするわけありませんよ!!!!!」
「・・・・・・(苦しいと言いたいが言えなくなった)」
「はぁはぁ。レイチェル足速いなぁ。俺より早いじゃないか(今頃到着したランディ様)」
「ってアンジェ!?苦しかった!?ごめんね〜(腕の力をぬく)」
「ランディやろーまで来やがって・・・・・」
「ランディ様!遅かったですね」
「はははっ!レイチェルが速いんだよ」
「オレを無視してんじゃねぇよ!レイチェルはランディやろーとべったべたしてりゃーいーだろーがよ!」
「皆の見てないとこでベタベタしてるからいいんです!今はアンジェとベタベタする時間なのv」
〜続く〜