Webゼフェ温15


アンジェ「・・・・・・どうしよう。何も考えずに出て家を出てきちゃったけど・・・真っ暗で・・・何も見えない・・・」

ゼフェル「アンジェか?」

アンジェ「ゼフェル様!?」

ゼフェル「何そんなに驚いてるんだよ?」

アンジェ「だって、エアバイクで出かけられたみたいだったので・・・遠くに行っちゃったのかと思いました(シクシク)」

ゼフェル「なっ、泣くなよ」

アンジェ「だってぇ〜。ゼフェル様、私何か怒らせちゃうようなことしましたか??」

ゼフェル「おっ、おめーは悪くねぇよっ!(あせあせ)」

アンジェ「だってゼフェル様急にどっか行っちゃうし・・・怒ってるみたいだったし・・・き、嫌われちゃったのかと思っ・・・ひぃっく」

ゼフェル「嫌ってなんかいねぇって!・・・おめーの事好きすぎて、どうにかなっちまいそうなのによ・・・(アンジェの涙をぬぐいながら、真剣な眼差しを向ける)」

アンジェ「ゼフェル様・・・ごめんなさい。ゼフェル様の気持ち考えないで私一人ではしゃいじゃって・・・ひっく」

ゼフェル「オレも悪かったよ、いくらおめーと二人っきりになりてぇからって・・・楽しそうなおめーを無視して怒っちまって(アンジェの頭をなでなで)」

ナレーション「アンジェ、ゼフェルに抱き付く」

アンジェ「ゼフェル様〜〜〜」

ゼフェル「泣くなったら、泣くなよ(アンジェの頭を優しく撫でて、頬にキス)」

アンジェ「良かった・・・嫌われたんじゃなくて(やっと笑顔になる)」

ゼフェル「やっと笑ってくえれたな(唇にキス)」

アンジェ「(少し照れながら)やっぱり、私はゼフェル様と2人で一緒に居る方がとっても幸せです(微笑)」

ゼフェル「嬉しいぜ。でもたまにはレイチェルと遊んでもいいからな(いつもはごめんだけど)」

アンジェ「私ゼフェル様もレイチェルも大切なんです。好きの種類は違うけど同じくらい好きなんです」

ゼフェル「オレは、アンジェが1番だぜっ・・・っと。ちょっと冷えてきたな。そろそろ家に帰ろうぜ」

アンジェ「はい(コクン)」

ナレーション「仲直りをした二人はエアバイクで私邸へ帰った」

アンジェ「あら?誰もいない・・・・・・?」

ゼフェル「ランディとレイチェルは帰ったのか?ん?書き置きがあるぜ」

ナレーション「俺達帰るよ。ゼフェル邪魔してごめんな(ランディ)アンジェをいじめちゃダメですよ!(レイチェル)と書いてあった」

ゼフェル「(つぅ事は、今夜はオレ達2人だけって訳か・・・。しめたっ!)」

アンジェ「二人とも帰ったんですね(ちょっと残念そう)」

ゼフェル「オレと二人だけじゃ不満か?(さりげなくアンジェの肩に手を回し抱き寄せる)」

アンジェ「えっ?いぇ・・・そういうわけでは・・・(肩に置かれた手を意識して顔が真っ赤)」

ゼフェル「ならいーじゃねーか」

アンジェ「はい」

ナレーション「こうして二人の甘〜い夜は更けていくのであった」

ゼフェル「(ふわぁまだ眠いぜ)ん?アンジェ、顔赤くねぇか?まさかレイチェルの風邪が移ったんじゃねぇだろうな?」

アンジェ「え・・・そうですか?そういえばちょっと身体が熱っぽいような・・・」

ナレーション「ゼフェルは不審に思い、アンジェリークの額に自分の手を当てる」

ゼフェル「・・・んなっ!(驚)・・・おめー。ちょっとじゃなくて、かなり熱あるぜっ?!今日は仕事休んでおめーの看病してやっからよ」

アンジェ「・・・だ、大丈夫ですよ、これくらい・・・。朝食の支度、しますからお仕事頑張ってきて・・・ください・・・」

ゼフェル「んな、ふらふらな状態で、メシなんて作れっかよっ!オレが作ってやるからおめーはおとなしく寝てろっ!」

ナレーション「ゼフェルの迫力に負けたアンジェリークは、再びベッドへもぐり込んだ」

ゼフェル「ったくアンジェは人のことは心配しすぎるくらいなのに自分の事は鈍いんだからよー(ぶつぶつ言いながらお粥を作っている)」

アンジェ「(ベッドの中のアンジェは・・・)ゼフェル様に心配かけちゃった・・・。お仕事休んでジュリアス様に叱られないといいけど・・・(人の心配をしていたのだった)」

ゼフェル「ちゃんと寝てるか?!カユ、作ってきてやったぜ」

アンジェ「ありがとうございます。ごめんなさい・・・迷惑かけて(しゅん)」

ゼフェル「おめーは、他人の事ばっか心配しすぎなんだよ。こんな時くらい、オレに・・・その、甘えてもいーんだぜっ(照)」

アンジェ「はい、ありがとうございます」

ゼフェル「ほら、食えよ」

アンジェ「ゼフェル様食べさせてください(///)」

ゼフェル「何!?・・・仕方ねぇなー甘えろっつったんだしな。(スプーンにお粥をすくい)ほら、口開けろ」

アンジェ「・・・自分で言ってなんですけど、恥ずかしいですね(と言いつつ、口をあける)」

ゼフェル「(うっ。可愛い///)美味いか?」

アンジェ「はい、とっても(ニッコリ)」

ゼフェル「(可愛すぎる///←ゼフェル様メロメロ)ちゃんと薬も飲めよ」

アンジェ「お薬・・・どうしても飲まないといけませんか?」

ゼフェル「当たり前だろ。苦くても我慢しろよ」

アンジェ「はい・・・・・」

オスカー「ふっ。お嬢ちゃん、苦い薬が嫌なら俺が口移しで飲ませてやろう。そうすれば苦い薬も甘い媚薬になるぜ?」

ゼフェル「どわっ! オスカー!てめぇ〜どっから沸いてきやがったっ!!!(くそ〜邪魔しやがってっ!)」

オスカー「(ゼフェルを無視)さぁお嬢ちゃん、その可愛い唇に俺の熱い口付けを送ろう」

アンジェ「・・・はい?(分かってない)」

ゼフェル「おっさん、アンジェはオレの嫁だぞ(げしっ)薬を口移しで飲ませていいのはオレだけだ!!」

アンジェ「く、口移し!(真っ赤)じ、自分で飲めるからいいです〜」

オスカー「そんなにテレなくてもいいだろう(迫)さぁお嬢ちゃん・・・(やっぱりゼフェルを無視)」

効果音「ゴンッ☆」

リュミエール「すみません、手がすべってしまいました。傷ができていないといいのですが・・・(とハープを確かめる)」

オスカー「・・・・」

リュミエール「傷はないようですね・・・良かった・・・・・・・あ、オスカー、いたんですか」

オスカー「俺にはわざと殴ったように感じたんだが、気のせいか?リュミエール(怒)」

リュミエール「それは被害妄想というのですよ(ニッコリ)」

ゼフェル「おめーらアンジェは病人だぞ!ケンカするなら外でやれ!!!」

リュミエール「うるさいですよ、声を落としますから、もう少しだけ我慢してください(絶対零度の笑み)」

アンジェ「リュミエール様もオスカー様もやめてくださいよぅ」

オスカー「すまない、熱にうかされているお嬢ちゃんの前で言い争いをするなんて・・・。許してくれ(さりげなくアンジェの手を取る)」

ゼフェル「アンジェにさわんな、おっさんっ!(殴)」

リュミエール「そうですよ、オスカー。アンジェリークにナンパ菌が移ったらどうするのです」

アンジェ「・・・あ、あの・・・。あまりオスカー様を悪く言っては、可愛そうです(オロオロ)」

リュミエール「あなたは優しいのですね、アンジェリーク。でもオスカーは強さを司守護聖。私はオスカーがさらに強くなるように日々協力しているのですよ(にっこり)」

オスカー「俺は充分強いぜ。だから協力なんかいらない。それよりお前自分の優しさをもっと持つように努力したらどうだ?」

リュミエール「本当の優しさとは時に厳しいことも必要なのですよ」

ゼフェル「おめーら病人の前でケンカすんなっつってんだろーが(低い声で)アンジェ場所移動しようぜ・・・っておめー熱上がってんじゃねぇか!!(驚)」

アンジェ「え・・・・そ、そうですか・・・?そーいえばすこしボーっと・・・す・・・(ばたっ)」

ゼフェル「アンジェっ!!(倒れる寸前で受け止める)・・・おめーら、出て行けっ!!アンジェの風邪が余計に酷くなる(そう言いながらアンジェを抱き上げる)」

リュミエール「すみません、ゼフェル、アンジェリーク・・・(さすがに悪いと思っている)」

オスカー「お嬢ちゃん・・・悪かった。行くぞ、リュミエール」

リュミエール「貴方に指図されるのは、好ましくありませんが・・・場合が場合です。では、失礼しました・・」

ゼフェル「やっと帰ったか。おい、アンジェ大丈夫か?薬飲めよ。おめーのためだったらく、口移しでも何でもしてやっから」

アンジェ「ハァ・・・・ハァ・・・(熱で苦しそう)」

ゼフェル「・・・なんて躊躇してる場合じゃねぇな・・・(と言って、口移しで薬を飲ませる)」

アンジェ「・・・ん・・・(薬を飲み込む)・・・・ゼフェル様・・・風邪が・・・うつります・・・」

ゼフェル「バカやろ、こんな時に人の心配してんじゃねぇよ(瞳は優し気)」

アンジェ「・・・で、でも・・・・・・」

ゼフェル「・・・風邪はうつした方が治るつぅから、オレにうつせよ(といって、唇にキス)」

アンジェ「そんな・・・申し訳ないです・・・」

ゼフェル「大丈夫だよ。心配すんなって」

アンジェ「で、でも・・・あの・・・えっ・・・と・・・(恥ずかしい)」

ゼフェル「おめーが苦しんでるの見るくらいならオレが風邪引いた方がマシなんだよ」

アンジェ「私だってゼフェル様が苦しむとこなんか見たくありません」

ゼフェル「だったらオレに風邪が移る前に治せよな(アンジェの頭なでなで)」

アンジェ「・・・・・はぃ・・・・・・・・(めっちゃちっちゃい声)(///)」

ゼフェル「分かったら大人しく寝てろ。今日はずっとオレがついててやっから」

アンジェ「はい・・・。ゼフェル様、ずっと手をつないでてください(///)」

ゼフェル「しょーがねーなぁ(テレながら手を握る)」

アンジェ「ふふっ・・・嬉しいです・・・じゃあ・・・すみませんけどもう寝ま・・・・す・・・・・(すぅすぅ)」

ゼフェル「寝たか。早く良くなれよ(こっそりアンジェの頬にキスv)」

ナレーション「で、1日が過ぎました!」

アンジェ「うぅ〜ん、よく寝たなぁ〜(伸びをしながら)」

ゼフェル「すか〜(アンジェの手を握ったまま爆睡中・・・)」

アンジェ「ゼフェル様ずっと手をつないでくれてたんだ・・・(じーん)」

ゼフェル「っん。・・あ?アンジェ・・起きたのか・・?」

アンジェ「おはようございますゼフェル様」

ゼフェル「おお。熱は下がったか?(自分の額をアンジェの額にくっつける)ん、下がったみてぇだな」

アンジェ「ゼ、ゼフェル様のお陰です(ゼフェルのアップに真っ赤)」

ゼフェル「(こいつ照れてるぜv可愛いなvvvvv)」

アンジェ「(ゼフェル様ってやっぱりカッコイイvv(ゼフェルに見惚れる))」

効果音「チャララ〜♪(愛のバラード)」

ゼフェル「おい・・・リュミエール。何、人ん家でハープ弾いてんだ」

リュミエール「いえ・・・・昨日のお詫びにBGMを・・・」

ゼフェル「お詫びはいいから、二人っきりにさせてくれ」

オスカー「昨日のお詫びとお見舞いだ。受け取ってくれお嬢ちゃん(バラの花束をアンジェに渡す)」

アンジェ「え、ありがとうございます」

ゼフェル「オスカーまでいやがったのか」

リュミエール「オスカー邪魔です」

レイチェル「(オスカーを突き飛ばし)アンジェ、熱出たって聞いたけど大丈夫!?ワタシのが移っちゃったんだね、ごめんね!(ぎゅぅ)」

アンジェ「もう熱は下がったから大丈夫。レイチェルのせいじゃないよ」

レイチェル「でも・・・・・・ごめんね、ごめんねぇ・・・・」

アンジェ「レイチェル・・・そんなに謝らないで(困)私は本当にもう大丈夫なんだから。ね?」

レイチェル「アンジェってば優しいんだから(ぎぅ)」

リュミエール「(起き上がろうとするオスカーに体当たりしながら)美しい友情ですね(にっこり)」

ゼフェル「おい、レイチェル。アンジェは病み上がりなんだからあまり力込めて抱きしめるなよ(ジェラシー)」

レイチェル「大丈夫ですよっ!!!きつくなんて抱きしめてません!アンジェにそんなことするわけありませんよ!!!!!」

アンジェ「・・・・・・(苦しいと言いたいが言えなくなった)」

ランディ「はぁはぁ。レイチェル足速いなぁ。俺より早いじゃないか(今頃到着したランディ様)」

レイチェル「ってアンジェ!?苦しかった!?ごめんね〜(腕の力をぬく)」

ゼフェル「ランディやろーまで来やがって・・・・・」

レイチェル「ランディ様!遅かったですね」

ランディ「はははっ!レイチェルが速いんだよ」

ゼフェル「オレを無視してんじゃねぇよ!レイチェルはランディやろーとべったべたしてりゃーいーだろーがよ!」

レイチェル「皆の見てないとこでベタベタしてるからいいんです!今はアンジェとベタベタする時間なのv」


〜続く〜