Webゼフェ温14


ロザリア「な、何ですのこれ??」

セイラン「シュールだね・・・。よく言えばピカソ的。悪く言えばただの落書きだね(女王相手になんてことを)」

リモージュ「ピカソだなんて。そんなに褒めないでよセイランってば(バシンッ)」

セイラン「・・・全く陛下のポジティブシンキングには何者もかないませんよ。・・・さてそろそろ今日の講義はお終いだよ。二人ともよく頑張ったね。感性がずいぶんと上がったよ」

アンジェ「良かったね、レイチェル(にこにこ)」

レイチェル「うん!セイラン様、ありがとうございました〜!行こっ!アンジェ!」

セイラン「僕はもうちょっと絵を描いてるかな・・・・・・」

アンジェ「そうね。行こう、レイチェル。この絵飾らなきゃ・・・うふふv」

レイチェル「アンジェ、そんなにセイラン様の絵が好きなの?」

アンジェ「うん。大好きなのv」

ゼフェル「何ー!!!セイランが好きなのか!?アンジェ!(ガクガクガク)」

セイラン「おや?・・・僕にもやっと幸運が向いてきたみたいだね。(クスクス)」

ゼフェル「だー、てめーは絵を描いていたんじゃねぇのか!アンジェはオレんだからな!」

レイチェル「もーワタシのだってば!(アンジェをぎゅっ)」

アンジェ「あの・・・・セ、セイラン様は好きですけど、今さっき話してたのは絵のことで・・・・・でも私はゼフェル様が・・・・きゃっv」

ゼフェル「おい!そこのでかいの!!アンジェに抱きつくな!!(奪い返す)オレの嫁さんだぞ!!(怒)」

レイチェル「むかーっ。ゼフェル様が小さいんです!その点ランディ様は大きいですけどv(さりげなく惚気るレイチェルだった)」

ランディ「あれ?レイチェル?それに・・・・アンジェ?ゼフェル?セイランさんも・・・」

レイチェル「ランディ様」

ランディ「それに・・・・陛下にロザリア?」

レイチェル「私の背に合うのは最低でもゼフェル様より大きくなきゃね。ね、ランディ様vvvv」

ランディ「え・・・?俺がレイチェルに釣り合ってるって言ってくれてるのかい?嬉しいよ、レイチェル(照)」

レイチェル「もぉ!!照れないで下さいよぉ!!(腕にからみつく)」

アンジェ「えと・・・///(目のやり場に困っている)」

ゼフェル「いちゃつくならオレの背とは関係ないとこでいちゃつけ!(怒)」

ランディ「はははは〜。羨ましいなら、ゼフェルもいちゃつけばいいじゃないか〜〜(爽やかに)」

ゼフェル「な、な、な(真っ赤)こ、こんな人前でいちゃつけるか!!!!」

アンジェ「(ちょっとショック)え・・・・そ、そーですよね・・・・ゼフェル様はテレ屋ですからね。・・・そこがいいんですけど・・・(悲しい笑顔)」

ゼフェル「だぁ〜!そんな顔すんなよっ!!(汗)て、、そうだ、手くらい繋いでやるからよっ(照)」

レイチェル「う゛う゛〜。アンジェとイチャイチャするのも嫌ですけど、アンジェのあんな顔も見たくない・・・・」

アンジェ「(手をつないでもらって)ふふ。とっても嬉しいです(にこっ)」

ゼフェル「う・・・嬉しいなら・・・それでい〜んだよ。アンジェはいっつも、そういう顔してろ!(照れ照れ)」

セイラン「やれやれ・・・・じゃあお邪魔虫は退散するよ。気が散って描けないしね」

リモージュ「私はロザリアと一緒にもっと奥の方に行ってくるからね〜♪」

ナレーション「そして2組のカップルだけが残った」

アリオス「俺はまだいるんだが・・・。また旅に出るか・・・(去っていく)」

レイチェル「う〜ん。何か調子悪いな・・・・・」

ランディ「どうしたんだい?そういえば昨日も熱出してたし・・・・」

アンジェ「大丈夫・・・?」

ランディ「(額に手をあてて)熱、あるんじゃないか?下界でも風邪が流行ってるって、エルンストさん言ってたし・・・・・」

レイチェル「そうですか?(熱のせいで顔が赤くなっている)」

ランディ「寮まで送ってくよ。(またお姫様抱っこv)」

レイチェル「ありがとうございます・・・(少し苦しそう&顔が赤い(熱で))」

ナレーション「片方のカップルは去っていった。本当に二人だけ・・・」

アンジェ「何だか2人きりって言うのも、久しぶりな感じしますね」

ゼフェル「そうだな。朝っぱらからいろんな(邪魔な)やつらが来たし」

アンジェ「それにしてもレイチェル大丈夫かしら・・・。後で様子見に行ってこようかな(心配)」

ゼフェル「・・・・・・・・・・・・・・・」

アンジェ「ゼフェル様?」

ゼフェル「なぁ・・・キスしても・・・いいか?」

アンジェ「きす?・・・・・・・って、え、あ、キ、キスですか?(ボッ)」

ゼフェル「今更テレてんじゃねぇよ。キスなんて今まで何度もしてるじゃねぇか(と言いつつこっちも真っ赤)」

アンジェ「そ、そうですよね(真っ赤)」

ゼフェル「いいんだな(がしっとアンジェの肩を掴み顔を寄せていく)」

アンジェ「あ、あのっ(ゼフェルの迫力にたじたじ)」

ナレーション「そして二人は、深く長い口づけをかわした」

アンジェ「・・・・・(////)」

ゼフェル「アンジェ・・・///(ぎゅっ)」

アンジェ「ゼフェル様・・・大好きです・・・(///)」

ゼフェル「オレも・・・(さらに強く抱く)」

アンジェ「(///)」

ナレーション「そして、もう1度長い口づけを交わす2人・・・」

アンジェ「・・・・・・私、こんなに幸せでいいんでしょうか?」

ゼフェル「急に何言い出すんだよ?いいんじゃねぇか?レイチェルにはランディヤローがいるんだし」

アンジェ「あまり幸せすぎると、後々何か嫌な事がありそう・・・だなんて考えるのは、ネガティブでしたね。ごめんなさい」

ランディ「そうだぞーアンジェ。ネガティブになる事はあんまりよくない事だぞ。ははははは(いきなり沸いて出てくる)」

ゼフェル「どわっ。おめーレイチェルの看病はどうしたんだよ!」

ランディ「看病するよって言ったけど「お仕事に行ってください」って言われちゃったんだ。ついでにさぼっているゼフェルも連れて行こうと思ってさ」

ゼフェル「なっ・・・オレは仕事は終わったんだよ!(ウソ)折角アンジェと二人っきりになったのに邪魔すんな!」

ランディ「ウソついたって無駄さ。さぁ、一緒に行くんだ。アンジェとはいつでも二人きりになれるだろ?」

ゼフェル「だあぁぁ!!!!二人そろって邪魔すんじゃねーよ!!」

ランディ「往生際が悪いぞ、ゼフェル。あ、アンジェ。レイチェルのこと頼むよ」

アンジェ「はい。レイチェルの看病は任せてください」

ゼフェル「あああああぁぁ」

アンジェ「ゼフェル様、お仕事頑張ってくださいね(ほっぺにチュッv)///」

ゼフェル「(/////) ア、アンジェ・・・に言われたら、やるしかねぇよな(照れまくり)」

ランディ「ははははアンジェ効果は抜群だね!さ、ゼフェル行くぞ!」

ゼフェル「・・・うっ・・・ランディ野郎と一緒に行くのは嫌だけどよぉ〜。アンジェが頑張れつってるから、しょうがないから一緒に行ってやるよ」

アンジェ「お二人ともお仕事頑張ってくださいね。ゼフェル様、お夕飯作って待ってますv」

ゼフェル「超特急で仕事片付けて帰るからなぁぁぁ」

ナレーション「真面目にお仕事をしたゼフェル様は、アンジェの待つ私邸へと戻ってきました。さて、夕食のメニューは?」

アンジェ「できましたよ」

ゼフェル「おお!美味そうだな!」

ナレーション「ほかほかのビーフシチューに辛口のから揚げに白米、野菜サラダなどなどが並んでいる」

アンジェ「どうぞ。召し上がって下さい」

レイチェル「いっただっきまーす♪」

ゼフェル「っ!?どわぁぁぁぁ!!どっから湧き出てきた!レイチェル!」

ランディ「オレもいるよ!!(キランッ☆)」

アンジェ「レイチェル・・・?熱は・・・・?大丈夫?」

レイチェル「うん、ランディ様が、看病してくださったから、もう大丈夫だよ」

ランディ「そんなことないよ(照れ)きっとアンジェの作ってくれたお粥のお陰だよ。俺は見てるしかできなかったんだから」

アンジェ「そんなことないですよ、好きな人にそばにいてもらうだけで元気が出るんですから」

レイチェル「ウン!だからワタシ、もう元気になってアンジェの作った夕食、ご馳走になりにきちゃった☆」

ゼフェル「何かレイチェルとランディが飯食うの習慣になってねぇか?」

アンジェ「いいですよ。いっぱいありましたから」

レイチェル「アンジェのご飯おいしいもんね」

アンジェ「たくさんありますから、いっぱい食べてくださいね(にこにこ)」

ゼフェル「いっぱいあるとかないとかって問題じゃなくて・・・オレとアンジェを二人っきりにさせろっつってんだ!」

レイチェル「そんな事させるわけないじゃないですかー(サラリと)じゃ、いっただっきまーす」

ゼフェル「(レイチェルのやつ聞き流しやがって〜)なぁランディおめーレイチェルと二人っきりになりてぇよな?(ランディを味方につけるか)」

ランディ「そりゃなりたいさ。でもレイチェルがアンジェに会いたがってるんだから仕方ないよ。俺、レイチェルの喜ぶ事なら何でもしてあげたいんだ!」

ゼフェル「(ちくしょぉ作戦失敗か。夜はぜってぇアンジェを離さないからな!(燃))」

アンジェ「ゼフェル様?どうかなさったんですか?急に黙ってしまって・・・」

ゼフェル「いや、何でもねぇ(今夜は離さないぜ←オスカー化)」

レイチェル「ねー、アンジェ。ワタシ今日お泊りしてもいい?久しぶりにおしゃべりしながら寝ようよv(何かゼフェル様の顔ヤバいから二人っきりに出来ない)」

アンジェ「えっ?で、でも・・・・」

ゼフェル「おめー病み上がりだろ?無理しないで帰って一人でゆっくり寝た方がいいぜ!(これ以上邪魔させるか!)」

レイチェル「病み上がりだから来てもらうんですっ!!!」

アンジェ「なら、行くわ(にっこり)レイチェルが少しでも元気になるなら・・・・」

ゼフェル「(がーん!やぶへびかよ!?)ちくしょ〜アンジェがレイチェルんとこ行くなら・・・オレはランディヤローのとこに泊るぜ!(なぜそうなる)」

レイチェル「(ふっ。ゼフェル様に勝ったわv)」

アンジェ「あ、それなら皆でお泊り会しましょうっv(にっこり)」

ランディ「それいいな!何だかすごく楽しそうだ(わくわく)」

ゼフェル「何でそーなるんだ!!?」

ナレーション「そんなわけで今日はゼフェル様の私邸でお泊りです」

アンジェ「ベットが二つしかないから、レイチェル一緒に寝ましょ。(ニコ)申し訳ないんですけどゼフェル様とランディ様ご一緒でお願いします」

ゼフェル「わかった・・・・・。っておい!!ランディ野郎とくっついて寝ろってのか!?」

アンジェ「でも・・・床やソファーで寝たら風邪ひいちゃいますよ?」

ランディ「いいじゃないかゼフェル。俺は寝相がいいから大丈夫だよ(白い歯キラリ☆)」

ゼフェル「そーいう問題じゃねーんだよ!!やってらんねーよ!オレは今夜は出かけるぜ」

アンジェ「え?こんな時間にですか?どこに行くんですか?」

ゼフェル「・・・どこだっていいだろ。じゃあな。三人で仲良くやってろよ」

ナレーション「ゼフェル様はエアバイクで出かけていきました」

アンジェ「私・・・ゼフェル様を怒らせちゃったのかな・・・(泣)」

レイチェル「(ん〜というよりいじけちゃったみたいな・・・)」

アンジェ「ど、どうしよう・・・ゼフェル様に嫌われちゃったら(じわっ)私、ゼフェル様を探してくる!(飛び出していく)」

レイチェル「あっ!アンジェ!!」

ランディ「・・・俺達、ちょっと邪魔しすぎたかな?(反省)」

レイチェル「そんなことないですよ。ゼフェル様の魔の手からアンジェを守んなくちゃ!」

ランディ「・・・レイチェル、何でも一生懸命なのは君のいいとこだけど、少しはゼフェルの気持ちも考えてやんなきゃなんじゃないかな。こんなふうに邪魔されたら君だって嫌だろ?」

レイチェル「・・・あっ・・・。・・・そう・・・ですね。ちょっと自己中心的だったかもしれませんね・・・。すいません」

ランディ「分かればいいんだよ。さあ、今日は取り合えず帰ろう。ゼフェル達が帰ってきたら、俺達邪魔だし」

レイチェル「・・・そうですね(今日の所は勘弁してあげよう)」

ナレーション「さてさて、エアバイクに乗って出て行ったゼフェルを探して家を飛び出したアンジェリークは・・・?」


〜続く〜