Webゼフェ温14
「な、何ですのこれ??」
「シュールだね・・・。よく言えばピカソ的。悪く言えばただの落書きだね(女王相手になんてことを)」
「ピカソだなんて。そんなに褒めないでよセイランってば(バシンッ)」
「・・・全く陛下のポジティブシンキングには何者もかないませんよ。・・・さてそろそろ今日の講義はお終いだよ。二人ともよく頑張ったね。感性がずいぶんと上がったよ」
「良かったね、レイチェル(にこにこ)」
「うん!セイラン様、ありがとうございました〜!行こっ!アンジェ!」
「僕はもうちょっと絵を描いてるかな・・・・・・」
「そうね。行こう、レイチェル。この絵飾らなきゃ・・・うふふv」
「アンジェ、そんなにセイラン様の絵が好きなの?」
「うん。大好きなのv」
「何ー!!!セイランが好きなのか!?アンジェ!(ガクガクガク)」
「おや?・・・僕にもやっと幸運が向いてきたみたいだね。(クスクス)」
「だー、てめーは絵を描いていたんじゃねぇのか!アンジェはオレんだからな!」
「もーワタシのだってば!(アンジェをぎゅっ)」
「あの・・・・セ、セイラン様は好きですけど、今さっき話してたのは絵のことで・・・・・でも私はゼフェル様が・・・・きゃっv」
「おい!そこのでかいの!!アンジェに抱きつくな!!(奪い返す)オレの嫁さんだぞ!!(怒)」
「むかーっ。ゼフェル様が小さいんです!その点ランディ様は大きいですけどv(さりげなく惚気るレイチェルだった)」
「あれ?レイチェル?それに・・・・アンジェ?ゼフェル?セイランさんも・・・」
「ランディ様」
「それに・・・・陛下にロザリア?」
「私の背に合うのは最低でもゼフェル様より大きくなきゃね。ね、ランディ様vvvv」
「え・・・?俺がレイチェルに釣り合ってるって言ってくれてるのかい?嬉しいよ、レイチェル(照)」
「もぉ!!照れないで下さいよぉ!!(腕にからみつく)」
「えと・・・///(目のやり場に困っている)」
「いちゃつくならオレの背とは関係ないとこでいちゃつけ!(怒)」
「はははは〜。羨ましいなら、ゼフェルもいちゃつけばいいじゃないか〜〜(爽やかに)」
「な、な、な(真っ赤)こ、こんな人前でいちゃつけるか!!!!」
「(ちょっとショック)え・・・・そ、そーですよね・・・・ゼフェル様はテレ屋ですからね。・・・そこがいいんですけど・・・(悲しい笑顔)」
「だぁ〜!そんな顔すんなよっ!!(汗)て、、そうだ、手くらい繋いでやるからよっ(照)」
「う゛う゛〜。アンジェとイチャイチャするのも嫌ですけど、アンジェのあんな顔も見たくない・・・・」
「(手をつないでもらって)ふふ。とっても嬉しいです(にこっ)」
「う・・・嬉しいなら・・・それでい〜んだよ。アンジェはいっつも、そういう顔してろ!(照れ照れ)」
「やれやれ・・・・じゃあお邪魔虫は退散するよ。気が散って描けないしね」
「私はロザリアと一緒にもっと奥の方に行ってくるからね〜♪」
ナレーション「そして2組のカップルだけが残った」
「俺はまだいるんだが・・・。また旅に出るか・・・(去っていく)」
「う〜ん。何か調子悪いな・・・・・」
「どうしたんだい?そういえば昨日も熱出してたし・・・・」
「大丈夫・・・?」
「(額に手をあてて)熱、あるんじゃないか?下界でも風邪が流行ってるって、エルンストさん言ってたし・・・・・」
「そうですか?(熱のせいで顔が赤くなっている)」
「寮まで送ってくよ。(またお姫様抱っこv)」
「ありがとうございます・・・(少し苦しそう&顔が赤い(熱で))」
ナレーション「片方のカップルは去っていった。本当に二人だけ・・・」
「何だか2人きりって言うのも、久しぶりな感じしますね」
「そうだな。朝っぱらからいろんな(邪魔な)やつらが来たし」
「それにしてもレイチェル大丈夫かしら・・・。後で様子見に行ってこようかな(心配)」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「ゼフェル様?」
「なぁ・・・キスしても・・・いいか?」
「きす?・・・・・・・って、え、あ、キ、キスですか?(ボッ)」
「今更テレてんじゃねぇよ。キスなんて今まで何度もしてるじゃねぇか(と言いつつこっちも真っ赤)」
「そ、そうですよね(真っ赤)」
「いいんだな(がしっとアンジェの肩を掴み顔を寄せていく)」
「あ、あのっ(ゼフェルの迫力にたじたじ)」
ナレーション「そして二人は、深く長い口づけをかわした」
「・・・・・(////)」
「アンジェ・・・///(ぎゅっ)」
「ゼフェル様・・・大好きです・・・(///)」
「オレも・・・(さらに強く抱く)」
「(///)」
ナレーション「そして、もう1度長い口づけを交わす2人・・・」
「・・・・・・私、こんなに幸せでいいんでしょうか?」
「急に何言い出すんだよ?いいんじゃねぇか?レイチェルにはランディヤローがいるんだし」
「あまり幸せすぎると、後々何か嫌な事がありそう・・・だなんて考えるのは、ネガティブでしたね。ごめんなさい」
「そうだぞーアンジェ。ネガティブになる事はあんまりよくない事だぞ。ははははは(いきなり沸いて出てくる)」
「どわっ。おめーレイチェルの看病はどうしたんだよ!」
「看病するよって言ったけど「お仕事に行ってください」って言われちゃったんだ。ついでにさぼっているゼフェルも連れて行こうと思ってさ」
「なっ・・・オレは仕事は終わったんだよ!(ウソ)折角アンジェと二人っきりになったのに邪魔すんな!」
「ウソついたって無駄さ。さぁ、一緒に行くんだ。アンジェとはいつでも二人きりになれるだろ?」
「だあぁぁ!!!!二人そろって邪魔すんじゃねーよ!!」
「往生際が悪いぞ、ゼフェル。あ、アンジェ。レイチェルのこと頼むよ」
「はい。レイチェルの看病は任せてください」
「あああああぁぁ」
「ゼフェル様、お仕事頑張ってくださいね(ほっぺにチュッv)///」
「(/////) ア、アンジェ・・・に言われたら、やるしかねぇよな(照れまくり)」
「ははははアンジェ効果は抜群だね!さ、ゼフェル行くぞ!」
「・・・うっ・・・ランディ野郎と一緒に行くのは嫌だけどよぉ〜。アンジェが頑張れつってるから、しょうがないから一緒に行ってやるよ」
「お二人ともお仕事頑張ってくださいね。ゼフェル様、お夕飯作って待ってますv」
「超特急で仕事片付けて帰るからなぁぁぁ」
ナレーション「真面目にお仕事をしたゼフェル様は、アンジェの待つ私邸へと戻ってきました。さて、夕食のメニューは?」
「できましたよ」
「おお!美味そうだな!」
ナレーション「ほかほかのビーフシチューに辛口のから揚げに白米、野菜サラダなどなどが並んでいる」
「どうぞ。召し上がって下さい」
「いっただっきまーす♪」
「っ!?どわぁぁぁぁ!!どっから湧き出てきた!レイチェル!」
「オレもいるよ!!(キランッ☆)」
「レイチェル・・・?熱は・・・・?大丈夫?」
「うん、ランディ様が、看病してくださったから、もう大丈夫だよ」
「そんなことないよ(照れ)きっとアンジェの作ってくれたお粥のお陰だよ。俺は見てるしかできなかったんだから」
「そんなことないですよ、好きな人にそばにいてもらうだけで元気が出るんですから」
「ウン!だからワタシ、もう元気になってアンジェの作った夕食、ご馳走になりにきちゃった☆」
「何かレイチェルとランディが飯食うの習慣になってねぇか?」
「いいですよ。いっぱいありましたから」
「アンジェのご飯おいしいもんね」
「たくさんありますから、いっぱい食べてくださいね(にこにこ)」
「いっぱいあるとかないとかって問題じゃなくて・・・オレとアンジェを二人っきりにさせろっつってんだ!」
「そんな事させるわけないじゃないですかー(サラリと)じゃ、いっただっきまーす」
「(レイチェルのやつ聞き流しやがって〜)なぁランディおめーレイチェルと二人っきりになりてぇよな?(ランディを味方につけるか)」
「そりゃなりたいさ。でもレイチェルがアンジェに会いたがってるんだから仕方ないよ。俺、レイチェルの喜ぶ事なら何でもしてあげたいんだ!」
「(ちくしょぉ作戦失敗か。夜はぜってぇアンジェを離さないからな!(燃))」
「ゼフェル様?どうかなさったんですか?急に黙ってしまって・・・」
「いや、何でもねぇ(今夜は離さないぜ←オスカー化)」
「ねー、アンジェ。ワタシ今日お泊りしてもいい?久しぶりにおしゃべりしながら寝ようよv(何かゼフェル様の顔ヤバいから二人っきりに出来ない)」
「えっ?で、でも・・・・」
「おめー病み上がりだろ?無理しないで帰って一人でゆっくり寝た方がいいぜ!(これ以上邪魔させるか!)」
「病み上がりだから来てもらうんですっ!!!」
「なら、行くわ(にっこり)レイチェルが少しでも元気になるなら・・・・」
「(がーん!やぶへびかよ!?)ちくしょ〜アンジェがレイチェルんとこ行くなら・・・オレはランディヤローのとこに泊るぜ!(なぜそうなる)」
「(ふっ。ゼフェル様に勝ったわv)」
「あ、それなら皆でお泊り会しましょうっv(にっこり)」
「それいいな!何だかすごく楽しそうだ(わくわく)」
「何でそーなるんだ!!?」
ナレーション「そんなわけで今日はゼフェル様の私邸でお泊りです」
「ベットが二つしかないから、レイチェル一緒に寝ましょ。(ニコ)申し訳ないんですけどゼフェル様とランディ様ご一緒でお願いします」
「わかった・・・・・。っておい!!ランディ野郎とくっついて寝ろってのか!?」
「でも・・・床やソファーで寝たら風邪ひいちゃいますよ?」
「いいじゃないかゼフェル。俺は寝相がいいから大丈夫だよ(白い歯キラリ☆)」
「そーいう問題じゃねーんだよ!!やってらんねーよ!オレは今夜は出かけるぜ」
「え?こんな時間にですか?どこに行くんですか?」
「・・・どこだっていいだろ。じゃあな。三人で仲良くやってろよ」
ナレーション「ゼフェル様はエアバイクで出かけていきました」
「私・・・ゼフェル様を怒らせちゃったのかな・・・(泣)」
「(ん〜というよりいじけちゃったみたいな・・・)」
「ど、どうしよう・・・ゼフェル様に嫌われちゃったら(じわっ)私、ゼフェル様を探してくる!(飛び出していく)」
「あっ!アンジェ!!」
「・・・俺達、ちょっと邪魔しすぎたかな?(反省)」
「そんなことないですよ。ゼフェル様の魔の手からアンジェを守んなくちゃ!」
「・・・レイチェル、何でも一生懸命なのは君のいいとこだけど、少しはゼフェルの気持ちも考えてやんなきゃなんじゃないかな。こんなふうに邪魔されたら君だって嫌だろ?」
「・・・あっ・・・。・・・そう・・・ですね。ちょっと自己中心的だったかもしれませんね・・・。すいません」
「分かればいいんだよ。さあ、今日は取り合えず帰ろう。ゼフェル達が帰ってきたら、俺達邪魔だし」
「・・・そうですね(今日の所は勘弁してあげよう)」
ナレーション「さてさて、エアバイクに乗って出て行ったゼフェルを探して家を飛び出したアンジェリークは・・・?」
〜続く〜