Webゼフェ温13
「・・・好き・・・です・・・ゼ・・・フェル・・・様・・・」
ナレーション「ゼフェルはたまらなくなり、アンジェリークの柔らかい頬にそっと口唇を寄せた」
「・・・ん・・・。ゼフェル・・・さ、ま・・・??」
ナレーション「御伽噺のお姫様のように、ゼフェルがキスをすると、アンジェリークは目を覚ました」
「どわっっっっっ!!!!!!」
「(ニコッ)ゼフェル様・・・(ぎゅっ。寝ぼけている)」
「ア・・・アアアアア、アンジェ!?!?オレ、オレッ・・・///」
ナレーション「ぷつんっとゼフェルの理性は切れた」
「アンジェ好きだ!!!!!(ぎゅぅぅぅ)」
「・・・・(ぱちっ)ゼ、ゼフェル様!?あ、あの、あの・・・(///)」
「はっ(///)」
「(お姫様抱っこされてるのに気付く)きゃっ(///)」
「・・・アンジェがしてほしいみたいなこと言ってたからじゃねぇかっ!」
「はい・・。嬉しいです(真っ赤になりながらゼフェルの首にしがみつく)」
「今夜はオレが、幸せにしてやっからな」
「・・・・・・はい(///)」
ナレーション「そして2人の熱過ぎる長い夜は、過ぎて行った・・・」
「おはようございます、ゼフェル様(///)」
「おう・・・(///)」
「・・・あ。あの。私、お食事作ってきますね(///)」
「(可愛いな)(///)」
「おはよ〜!アンジェ!」
「おはよう。アンジェ、ゼフェル」
「な、何だよおめーら!!朝っぱらから邪魔すんじゃねーよ!!」
「何ですかそれ!?はっ!まさかワタシのアンジェにやらしいことしたんじゃ・・・!!」
「だ〜から!やらしいことってどんなことだよ!」
「いやーゼフェル様のケダモノ!ワタシのアンジェにあんなことやこんなことやそんなことまでしちゃったなんて!!!!!!」
「・・・・レ、レイチェル・・・・!?」
「そーゆうおめーはどーなんだよ!何でこんな朝っぱらからランディと一緒にいんだ!ランディ、おめーんとこに泊ったんじゃねぇのか!?」
「俺がレイチェルの部屋に泊ったんだ(爽)」
「ランディ様は優し〜いから!ゼフェル様みたいに変なことはしないんですぅ〜。私、昨日ちょっと疲れて、微熱出したんです。ずーっと看病しててくれたんです」
「・・・だぁ!オレ達は夫婦になったんだ。変な事もクソもあるか!(開き直り)」
「ゼフェル様。お食事の用意が出来ましたけど・・・って。あれ?レイチェルにランディ様。おはようございます(にこっ)」
「おはよう(にっこり)」
「おはよう!アンジェ(白い歯キラリ☆)」
「それよりアンジェ!!ゼフェル様に何か変なことされなかった!?」
「え?変なことって・・・(///)私とゼフェル様は夫婦なんだから自然のことよ?」
「っいやぁぁぁ!ワタシの・・・ワタシのアンジェがぁぁぁ・・・・。(放心状態)」
「ふんっ。アンジェはもうオレのもんだぜっ(勝ち誇ったような笑みを浮かべる)」
「あ、あのレイチェルもランディ様も一緒に朝のお食事どうですか?」
「うん!(邪魔してやるぅ〜〜〜!〔泣き〕)」
「おめー何かたくらんでねぇか?」
「え〜vなぁんにも企んでなんかないですよぅ〜」
「そうかぁ?(怪しい)(アンジェを見て)ぷっ、おめー頬にジャムついてるぜ」
「えっ?(鏡を見る)あっ、ホントだ・・・(///)」
「可愛い〜〜〜v(アンジェの頬をなめてジャムを取る)」
「あ!(オレのやろーとしてたことが〜〜〜!)」
「ははっ何だかアンジェリークが羨ましいよ」
「ラ、ランディ様ってば、何言ってるんですか!(///)」
「だって、俺にはやってくれなさそうな事じゃないか・・・」
「え・・・そんなことないですよ!」
「・・・・レイチェル・・・(レイチェルを見つめる)」
「・・・な。何ですか?ランディ様。そんなに見つめられると、照れるじゃないですか(///)」
「だー、おめーら。いちゃつくんならよそでやれ!」
「でも二人ともとっても素敵ですね」
「そうかぁ。レイチェルもランディといちゃつくんならオレの邪魔しなきゃいいのによぉ(ぶつぶつ)」
「あ、ご飯できましたよ」
「アンジェってばご飯まで炊いたの?パンだけで十分なのに」
「だって私の家では朝はご飯にお味噌汁だったんだもん」
「あ〜。いいですねぇ〜。お味噌汁(いきなり沸いて出る)」
「ルヴァいつの間に!?っていうかちゃっかり食ってんじゃねぇよ!(どいつもこいつも朝飯勝手に食いやがって)」
「アンジェ、おかわりくれ(いつの間にかご飯を食べてる人)」
「何だよおめーらはよ!?」
「大丈夫ですよ。たくさんありますから(にっこり)皆さんたくさん食べてくださいね」
「んじゃあいっただきま〜す」
「(///)う、うめーじゃねぇか・・・・・・・」
「たまには味噌汁にご飯もいいな!(爽やか〜〜〜な笑顔)」
「お嬢ちゃんの手料理はどんなディナーにも勝るぜ」
「どわっっ!!!だー!何でこーいっつもいっつも突然沸いて出てきやがる!!」
「突然沸いて出て来るわけじゃねぇよ。お前がアンジェに見惚れてる間に来るだけだ(呆)」
「・・・な!(テレ&怒)」
「アンジェは可愛いもんね♪でもゼフェル様、アンジェはワタシのなんですからね!」
「んな・・・(カチンッ)オレのだよっ!!!!!!!!」
「ワタシのです!(キッ)」
「2人とも!喧嘩しないで!!(うるうる)」
「くっ・・・・・!!・・・アンジェがそーゆーなら・・・」
「ふう!ご飯も食べたし!宮殿に行くか!!!(白い歯キランッ☆)」
「おー、とっとと行きやがれ!!」
「何を言っている。お前も行くんだ(襟首つかんでゼフェルを引っ張っていく)」
「ちょっ・・・・だー!!離せ〜、オスカー!!」
「くっ。守護聖サマは大変だな、ゼフェル。アンジェの相手は俺に任せておけ」
「何言ってやがんだ〜アリオス!アンジェに指1本でも触れたらしょーーちしねぇからなぁ!!!(絶叫)」
「・・・ゼフェル様・・・(///)」
「アリオスに任せられるもんですか!アンジェ、一緒に学芸館へ学習に行こう(宮殿にはゼフェル様がいるもんね)」
「んじゃ、俺も学芸館とかいう所へついて行っちまお〜っと♪」
ナレーション「そんなわけで皆出かけていきました♪」
「やぁよく来たね。(アリオスを見て)おや?珍しい客だね。君も学習かい?(笑)」
「・・・・別に。そんなんじゃねーよ」
「ゼフェル様の代わりにアンジェについてきちゃったんですよ」
「ふふふ、そうなのかい。まあ、感性の学習を始めようか」
「はーい」
「・・・今日は、森の湖の絵を描いてもらおうかな。アリオス、君も来るかい?」
「まあ、何もやることねぇしな。ついてくぜ」
ナレーション「で!森の湖!!!!」
「・・・・へぇ・・・・アリオス。君、なかなか絵が上手いじゃないか」
「・・・・・・そうか?好きなだけだぜ?」
「そうなの?絵を描くのが好きなんて初耳」
「そりゃそうだぜ。言ってねぇもん」
「繊細なタッチだよ。普段の姿からじゃ想像できないね」
「くっ。そんなことも言えるんだな」
「僕は、美しいことや、綺麗な絵や音色、彫刻なんかが大好きなんだ。本当のことを言うだけだよ」
「セイラン様らしいですね(にこにこ)」
「セイラン様、ワタシも描けました!どうですか?」
「うん。君らしいはっきりした絵だね」
「よかった☆ちょっと自信あったんですよね・・・・」
「皆僕のことを皮肉屋って言っているけど、それは違うね。ただ本当のことを言っているだけさ」
「別にいいじゃねぇか」
「2人とも仲いいですね。何か、昔からのトモダチみたい・・・・・」
「仲がいいか?別に普通だと思うけどな。俺としてはお前と仲良くなりてぇな(アンジェを抱き寄せ)」
「ちょっと!ワタシのアンジェに何するの!?(アリオス突き飛ばし)」
「あっ!てめぇ!アリオス!アンジェに触ってんじゃねぇよ!(サボろうと思って森の湖にきた)」
「ゼ、ゼフェル様!?」
「あ〜。ゼフェル様、またおさぼりですか?ジュリアス様に怒られますよ?」
「んなっ」
「んなっ・・・って何ヨ?ジュリアス様呼ばれたくなかったら、ゼフェル様も一緒に絵を描いて下さいよ!」
「やれやれ僕は感性の教官だったはずだけどいつからお絵かき教室の先生になったんだろうね」
「あっ・・・・・っと・・・・す、すいません・・・・・・・・」
「まぁいいよ。僕もゼフェル様の絵の感性が見たくなったからさ」
「私もゼフェル様の絵が見たいです(ニコニコ)」
「オレ・・・絵なんてまともに描いたことねぇぞ(汗)メカの設計図くらいなら描くけどよぉ・・・」
「じゃあ、少しはまともに描けそうだね」
ナレーション「そしてゼフェル様が描いたものとは!!」
「やっだ〜ゼフェル様ってば、何ロボットみたいなアンジェ描いてるんですか〜!?セイラン様、これってどういう感性なんですか?」
「私はゼフェル様に描いてもらえるだけで・・・///」
「突き飛ばされた俺のことは皆無視かよ(一人たそがれるアリオス)」
「そうだね・・・なかなか面白いとも思えるけど・・・(嫌味な笑い)」
「俺のがうめぇな」
「うん。ほんとにね。アリオスの絵、見てみてくださいよ、ゼフェル様」
「セイラン様もめっちゃ上手いですよね〜〜〜〜〜」
「・・・・・・そうかい?」
「何か間が無かったか?感性の教官なんだから上手いのは当たり前だろ!描いてみろよ」
「・・・(黙々とアンジェを描いている)まぁ、こんなものだね」
「うわぁ・・・素敵・・・(うっとり)」
「うわ〜。アンジェにそっくり!」
「でも、私、セイラン様の、あの、人物も素敵ですけど、風景画が好きです」
「僕の風景画かい?そんなに気に入ったのなら好きなのをあげるよ」
「ほんとですか!?じゃあ・・・・・前描いていた、ソラの絵・・・・・・あれが・・・・・いいです・・・・。あ、えっと・・・気に入ってて、あげたくないなら別ですけど・・・・・」
「ああ・・・・・ちょっと待ってて・・・・・・」
ナレーション「セイラン様が絵を取りに行った」
「これだね。いいよ、あげるよ」
「本当ですか?ありがとうございます。やっぱり、綺麗だなぁ・・・・・・私、空大好きなんですよね・・・・・・・晴れの空の水色ってものすごく綺麗だから・・・・・・」
「そうだね・・・・・僕も空は好きだよ」
「オレだって、晴れた日の青空は好きだぜ。気持ちが落ち着くんだよな。そんな色の空を見てると」
「そぉ・・・・・そうだアンジェ他にも気に入ったのあれば持っていってよ、君をイメージして描いた空の絵とかさ。綺麗だろ?」
「え!?いいんですか?申し訳ないです」
「いいなぁ・・・アンジェ」
「俺の存在は無視かよっ!?」
「アリオス同情するぜ(ポンッ)オレもさっきから無視されてっからな(遠い目)」
効果音「ピンポーン」
「?」
「ここ、森の湖じゃん!何で「ピンポーン」?」
「間違えたんだろ・・・・・そう深く突っ込むな。・・・・・・誰だよ?」
「はぁ〜いv来ちゃった☆やっぱり森の湖はいいわね〜v」
「そうですわね・・・今日は、久しぶりに仕事も全部終わりましたしね・・・・・・・・」
「今日は堂々とさぼれるのよ!じゃなくて息抜きできるのよ。うふっ」
「陛下。陛下もロザリア様も湖の絵、描きますか?」
「そうね。描きましょうか。ちょっと道具取ってきますわね」
ナレーション「で、ロザリア様が戻ってきて・・・・」
「さて。描きましょうか」
効果音「かきかきかき・・・・・(で、時間が経って・・・)」
「できましたわ!」
「へぇ・・・・・上手いですね。アリオスのと変わらないくらい、繊細で・・・・・・・」
ナレーション「果たして女王の絵は・・・?」
〜続く〜