Webゼフェ温13


アンジェ「・・・好き・・・です・・・ゼ・・・フェル・・・様・・・」

ナレーション「ゼフェルはたまらなくなり、アンジェリークの柔らかい頬にそっと口唇を寄せた」

アンジェ「・・・ん・・・。ゼフェル・・・さ、ま・・・??」

ナレーション「御伽噺のお姫様のように、ゼフェルがキスをすると、アンジェリークは目を覚ました」

ゼフェル「どわっっっっっ!!!!!!」

アンジェ「(ニコッ)ゼフェル様・・・(ぎゅっ。寝ぼけている)」

ゼフェル「ア・・・アアアアア、アンジェ!?!?オレ、オレッ・・・///」

ナレーション「ぷつんっとゼフェルの理性は切れた」

ゼフェル「アンジェ好きだ!!!!!(ぎゅぅぅぅ)」

アンジェ「・・・・(ぱちっ)ゼ、ゼフェル様!?あ、あの、あの・・・(///)」

ゼフェル「はっ(///)」

アンジェ「(お姫様抱っこされてるのに気付く)きゃっ(///)」

ゼフェル「・・・アンジェがしてほしいみたいなこと言ってたからじゃねぇかっ!」

アンジェ「はい・・。嬉しいです(真っ赤になりながらゼフェルの首にしがみつく)」

ゼフェル「今夜はオレが、幸せにしてやっからな」

アンジェ「・・・・・・はい(///)」

ナレーション「そして2人の熱過ぎる長い夜は、過ぎて行った・・・」

アンジェ「おはようございます、ゼフェル様(///)」

ゼフェル「おう・・・(///)」

アンジェ「・・・あ。あの。私、お食事作ってきますね(///)」

ゼフェル「(可愛いな)(///)」

レイチェル「おはよ〜!アンジェ!」

ランディ「おはよう。アンジェ、ゼフェル」

ゼフェル「な、何だよおめーら!!朝っぱらから邪魔すんじゃねーよ!!」

レイチェル「何ですかそれ!?はっ!まさかワタシのアンジェにやらしいことしたんじゃ・・・!!」

ゼフェル「だ〜から!やらしいことってどんなことだよ!」

レイチェル「いやーゼフェル様のケダモノ!ワタシのアンジェにあんなことやこんなことやそんなことまでしちゃったなんて!!!!!!」

「・・・・レ、レイチェル・・・・!?」

ゼフェル「そーゆうおめーはどーなんだよ!何でこんな朝っぱらからランディと一緒にいんだ!ランディ、おめーんとこに泊ったんじゃねぇのか!?」

「俺がレイチェルの部屋に泊ったんだ(爽)」

レイチェル「ランディ様は優し〜いから!ゼフェル様みたいに変なことはしないんですぅ〜。私、昨日ちょっと疲れて、微熱出したんです。ずーっと看病しててくれたんです」

ゼフェル「・・・だぁ!オレ達は夫婦になったんだ。変な事もクソもあるか!(開き直り)」

アンジェ「ゼフェル様。お食事の用意が出来ましたけど・・・って。あれ?レイチェルにランディ様。おはようございます(にこっ)」

レイチェル「おはよう(にっこり)」

「おはよう!アンジェ(白い歯キラリ☆)」

レイチェル「それよりアンジェ!!ゼフェル様に何か変なことされなかった!?」

アンジェ「え?変なことって・・・(///)私とゼフェル様は夫婦なんだから自然のことよ?」 

レイチェル「っいやぁぁぁ!ワタシの・・・ワタシのアンジェがぁぁぁ・・・・。(放心状態)」

ゼフェル「ふんっ。アンジェはもうオレのもんだぜっ(勝ち誇ったような笑みを浮かべる)」

アンジェ「あ、あのレイチェルもランディ様も一緒に朝のお食事どうですか?」

レイチェル「うん!(邪魔してやるぅ〜〜〜!〔泣き〕)」

ゼフェル「おめー何かたくらんでねぇか?」

レイチェル「え〜vなぁんにも企んでなんかないですよぅ〜」

ゼフェル「そうかぁ?(怪しい)(アンジェを見て)ぷっ、おめー頬にジャムついてるぜ」

アンジェ「えっ?(鏡を見る)あっ、ホントだ・・・(///)」

レイチェル「可愛い〜〜〜v(アンジェの頬をなめてジャムを取る)」

ゼフェル「あ!(オレのやろーとしてたことが〜〜〜!)」

「ははっ何だかアンジェリークが羨ましいよ」

レイチェル「ラ、ランディ様ってば、何言ってるんですか!(///)」

「だって、俺にはやってくれなさそうな事じゃないか・・・」

レイチェル「え・・・そんなことないですよ!」

「・・・・レイチェル・・・(レイチェルを見つめる)」

レイチェル「・・・な。何ですか?ランディ様。そんなに見つめられると、照れるじゃないですか(///)」

ゼフェル「だー、おめーら。いちゃつくんならよそでやれ!」

アンジェ「でも二人ともとっても素敵ですね」

ゼフェル「そうかぁ。レイチェルもランディといちゃつくんならオレの邪魔しなきゃいいのによぉ(ぶつぶつ)」

アンジェ「あ、ご飯できましたよ」

レイチェル「アンジェってばご飯まで炊いたの?パンだけで十分なのに」

アンジェ「だって私の家では朝はご飯にお味噌汁だったんだもん」

ルヴァ「あ〜。いいですねぇ〜。お味噌汁(いきなり沸いて出る)」

ゼフェル「ルヴァいつの間に!?っていうかちゃっかり食ってんじゃねぇよ!(どいつもこいつも朝飯勝手に食いやがって)」

アリオス「アンジェ、おかわりくれ(いつの間にかご飯を食べてる人)」

ゼフェル「何だよおめーらはよ!?」

アンジェ「大丈夫ですよ。たくさんありますから(にっこり)皆さんたくさん食べてくださいね」

レイチェル「んじゃあいっただきま〜す」

ゼフェル「(///)う、うめーじゃねぇか・・・・・・・」

「たまには味噌汁にご飯もいいな!(爽やか〜〜〜な笑顔)」

オスカー「お嬢ちゃんの手料理はどんなディナーにも勝るぜ」

ゼフェル「どわっっ!!!だー!何でこーいっつもいっつも突然沸いて出てきやがる!!」

アリオス「突然沸いて出て来るわけじゃねぇよ。お前がアンジェに見惚れてる間に来るだけだ(呆)」

ゼフェル「・・・な!(テレ&怒)」

レイチェル「アンジェは可愛いもんね♪でもゼフェル様、アンジェはワタシのなんですからね!」

ゼフェル「んな・・・(カチンッ)オレのだよっ!!!!!!!!」

レイチェル「ワタシのです!(キッ)」

アンジェ「2人とも!喧嘩しないで!!(うるうる)」

レイチェル「くっ・・・・・!!・・・アンジェがそーゆーなら・・・」

「ふう!ご飯も食べたし!宮殿に行くか!!!(白い歯キランッ☆)」

ゼフェル「おー、とっとと行きやがれ!!」

「何を言っている。お前も行くんだ(襟首つかんでゼフェルを引っ張っていく)」

ゼフェル「ちょっ・・・・だー!!離せ〜、オスカー!!」

アリオス「くっ。守護聖サマは大変だな、ゼフェル。アンジェの相手は俺に任せておけ」

ゼフェル「何言ってやがんだ〜アリオス!アンジェに指1本でも触れたらしょーーちしねぇからなぁ!!!(絶叫)」

アンジェ「・・・ゼフェル様・・・(///)」

レイチェル「アリオスに任せられるもんですか!アンジェ、一緒に学芸館へ学習に行こう(宮殿にはゼフェル様がいるもんね)」

アリオス「んじゃ、俺も学芸館とかいう所へついて行っちまお〜っと♪」

ナレーション「そんなわけで皆出かけていきました♪」

セイラン「やぁよく来たね。(アリオスを見て)おや?珍しい客だね。君も学習かい?(笑)」

アリオス「・・・・別に。そんなんじゃねーよ」

レイチェル「ゼフェル様の代わりにアンジェについてきちゃったんですよ」

セイラン「ふふふ、そうなのかい。まあ、感性の学習を始めようか」

レイチェル「はーい」

セイラン「・・・今日は、森の湖の絵を描いてもらおうかな。アリオス、君も来るかい?」

アリオス「まあ、何もやることねぇしな。ついてくぜ」

ナレーション「で!森の湖!!!!」

セイラン「・・・・へぇ・・・・アリオス。君、なかなか絵が上手いじゃないか」

アリオス「・・・・・・そうか?好きなだけだぜ?」

アンジェ「そうなの?絵を描くのが好きなんて初耳」

アリオス「そりゃそうだぜ。言ってねぇもん」

セイラン「繊細なタッチだよ。普段の姿からじゃ想像できないね」

アリオス「くっ。そんなことも言えるんだな」

セイラン「僕は、美しいことや、綺麗な絵や音色、彫刻なんかが大好きなんだ。本当のことを言うだけだよ」

アンジェ「セイラン様らしいですね(にこにこ)」

レイチェル「セイラン様、ワタシも描けました!どうですか?」

セイラン「うん。君らしいはっきりした絵だね」

レイチェル「よかった☆ちょっと自信あったんですよね・・・・」

セイラン「皆僕のことを皮肉屋って言っているけど、それは違うね。ただ本当のことを言っているだけさ」

アリオス「別にいいじゃねぇか」

アンジェ「2人とも仲いいですね。何か、昔からのトモダチみたい・・・・・」

アリオス「仲がいいか?別に普通だと思うけどな。俺としてはお前と仲良くなりてぇな(アンジェを抱き寄せ)」

レイチェル「ちょっと!ワタシのアンジェに何するの!?(アリオス突き飛ばし)」

ゼフェル「あっ!てめぇ!アリオス!アンジェに触ってんじゃねぇよ!(サボろうと思って森の湖にきた)」

アンジェ「ゼ、ゼフェル様!?」

レイチェル「あ〜。ゼフェル様、またおさぼりですか?ジュリアス様に怒られますよ?」

ゼフェル「んなっ」

レイチェル「んなっ・・・って何ヨ?ジュリアス様呼ばれたくなかったら、ゼフェル様も一緒に絵を描いて下さいよ!」

セイラン「やれやれ僕は感性の教官だったはずだけどいつからお絵かき教室の先生になったんだろうね」

レイチェル「あっ・・・・・っと・・・・す、すいません・・・・・・・・」

セイラン「まぁいいよ。僕もゼフェル様の絵の感性が見たくなったからさ」

アンジェ「私もゼフェル様の絵が見たいです(ニコニコ)」

ゼフェル「オレ・・・絵なんてまともに描いたことねぇぞ(汗)メカの設計図くらいなら描くけどよぉ・・・」

セイラン「じゃあ、少しはまともに描けそうだね」

ナレーション「そしてゼフェル様が描いたものとは!!」

レイチェル「やっだ〜ゼフェル様ってば、何ロボットみたいなアンジェ描いてるんですか〜!?セイラン様、これってどういう感性なんですか?」

アンジェ「私はゼフェル様に描いてもらえるだけで・・・///」

アリオス「突き飛ばされた俺のことは皆無視かよ(一人たそがれるアリオス)」

セイラン「そうだね・・・なかなか面白いとも思えるけど・・・(嫌味な笑い)」

アリオス「俺のがうめぇな」

セイラン「うん。ほんとにね。アリオスの絵、見てみてくださいよ、ゼフェル様」

レイチェル「セイラン様もめっちゃ上手いですよね〜〜〜〜〜」

セイラン「・・・・・・そうかい?」

ゼフェル「何か間が無かったか?感性の教官なんだから上手いのは当たり前だろ!描いてみろよ」

セイラン「・・・(黙々とアンジェを描いている)まぁ、こんなものだね」

アンジェ「うわぁ・・・素敵・・・(うっとり)」

レイチェル「うわ〜。アンジェにそっくり!」

アンジェ「でも、私、セイラン様の、あの、人物も素敵ですけど、風景画が好きです」

セイラン「僕の風景画かい?そんなに気に入ったのなら好きなのをあげるよ」

アンジェ「ほんとですか!?じゃあ・・・・・前描いていた、ソラの絵・・・・・・あれが・・・・・いいです・・・・。あ、えっと・・・気に入ってて、あげたくないなら別ですけど・・・・・」

セイラン「ああ・・・・・ちょっと待ってて・・・・・・」

ナレーション「セイラン様が絵を取りに行った」

セイラン「これだね。いいよ、あげるよ」

アンジェ「本当ですか?ありがとうございます。やっぱり、綺麗だなぁ・・・・・・私、空大好きなんですよね・・・・・・・晴れの空の水色ってものすごく綺麗だから・・・・・・」

セイラン「そうだね・・・・・僕も空は好きだよ」

ゼフェル「オレだって、晴れた日の青空は好きだぜ。気持ちが落ち着くんだよな。そんな色の空を見てると」

セイラン「そぉ・・・・・そうだアンジェ他にも気に入ったのあれば持っていってよ、君をイメージして描いた空の絵とかさ。綺麗だろ?」

アンジェ「え!?いいんですか?申し訳ないです」

レイチェル「いいなぁ・・・アンジェ」

アリオス「俺の存在は無視かよっ!?」

ゼフェル「アリオス同情するぜ(ポンッ)オレもさっきから無視されてっからな(遠い目)」

効果音「ピンポーン」

アンジェ「?」

レイチェル「ここ、森の湖じゃん!何で「ピンポーン」?」

ゼフェル「間違えたんだろ・・・・・そう深く突っ込むな。・・・・・・誰だよ?」

リモージュ「はぁ〜いv来ちゃった☆やっぱり森の湖はいいわね〜v」

ロザリア「そうですわね・・・今日は、久しぶりに仕事も全部終わりましたしね・・・・・・・・」

「今日は堂々とさぼれるのよ!じゃなくて息抜きできるのよ。うふっ」

セイラン「陛下。陛下もロザリア様も湖の絵、描きますか?」

「そうね。描きましょうか。ちょっと道具取ってきますわね」

ナレーション「で、ロザリア様が戻ってきて・・・・」

「さて。描きましょうか」

効果音「かきかきかき・・・・・(で、時間が経って・・・)」

「できましたわ!」

セイラン「へぇ・・・・・上手いですね。アリオスのと変わらないくらい、繊細で・・・・・・・」

ナレーション「果たして女王の絵は・・・?」


〜続く〜