> ・・・やぁ・・・放して・・・(再び耳鳴りがする)・・・いや・・・

> 緊急事態に何を言っておる!ゼフェル、オリヴィエ!

> オリヴィエ、お前もだ。時と場合を考えろ(怒)

> そうだね(真面目な顔する)アンジェリークってばホントどうしちゃったのさ?

> お嬢ちゃん、しっかりするんだ!!

> アンジェリーク!?

> ちっ・・・・しょうがねえ、アンジェリークのことが第1だからな・・・・。(オスカーにアンジェリークをしぶしぶ渡す)オスカー、アンジェリークに変なことしやがったら、遠慮なく叩きのめすからな!!

> ・・・だ・・・れ・・・(ゆっくり頭をあげる)

> お嬢ちゃん、大丈夫か?(ゼフェルからアンジェリークを渡されたオスカーはそっと包み込むように抱き締めた)

> (オスカーに向かって)・・・誰・・・なの・・・?

> 俺がわからないのか?...いや、無理しなくていい....アンジェリーク。

> あたしらが平気でアンジェだけがおかしいってことは・・・アルフォンシアに何かあったって考えられない?

> なるほど・・・一理あるな、オリヴィエ。

> ・・・アンジェ・・・リーク・・・?・・・

> オスカー、とりあえず部屋にアンジェリークを運べ!

> はい、ジュリアス様。....アンジェリーク、怖がらないで俺に全てを任せるんだ、いいな?(俺の炎のサクリアよ、この清き少女を守ってくれ)

> (メチャメチャ悔しそうにオスカーを睨む)

> ・・・ゼフェ・・・ル・・・さま・・・(気を失う)

> ゼフェル、アンジェが呼んでる。そばについててやんな

> 言われなくてもそうするに決まってるだろ!

> 俺、王立研究院に行ってみます!!!

> ゼフェル、そなたもランディと共に王立研究院へ行け。

> な、なんでだよ、ジュリアス!

> ジュリアス様、ゼフェルはアンジェリークの側にいた方が良いかと...

> あたしもそう思うよ。アンジェはゼフェルを呼びながら気を失ったんだからね。目を覚ました時ゼフェルがそばにいた方がいいんじゃない?

> 王立研究院へは俺が行きますから。

> そなたの機敏さは私も知っている。原因を一刻も早くつきとめたほうがよい。

> ああでもジュリアスの言うことも一理あるかな。どうする?ゼフェル

> (気を失いながら涙を流す)

> あとはお前しだいだが...

> オレはアンジェリークの側にいるぜ。テメーの指図なんて受けねぇよ!!

> とにかく部屋へ運ぶぞ!!(アンジェリークを抱えて歩き出すオスカー) ゼフェル、一緒に来い!!

> アンジェリーク!?

> ゼフェル!!!大変だ!!ちょっと来てくれ!!!

> ・・・(考えこむ)・・・ランディ、何があったというのだ?

> 何だよ、ランディ!

> どうした、ランディ。

> 一体どうしたのさ?

> ジュリアス様・・・それが・・・ここに、アンジェリークが居る筈なのに、アルフォンシアにも、アンジェリークが・・・もしかしたら、アンジェリークの魂かもしれない・・・

> なんだと?それは一体・・・

> な、何だよ、それ?!

> それじゃ、ここにいるアンジェリークは・・・抜け殻・・・ってこと?

> まさか...魂が抜け出したのか?!でも何故?

> 俺にもよく分からないんですけど・・・アルフォンシアのアンジェリークは・・・身体が透き通っていて・・・今にも消えてしまいそうだった・・・

> 何でそんなことになっちまってるんだよ!(ランディに掴みかかる)

> 俺に聞くなよ!ゼフェル!俺だって、一瞬しか見てないんだから・・・だから来いっていってるだろ!!一刻を争うんだ!!

> ごちゃごちゃ言ってないで王立研究院に行くよ!アンジェの身体も連れていった方がいいかもね!

> そうだな、皆で移動するぞ!

> 畜生!分かった、王立研究院に行くぜ。

> オスカー、大丈夫?アンジェの身体に傷付けない様にね

> 言われなくてもわかってる!!何事もなければいいんだがな...

(王立研究院についた一同)

> ホント、アンジェが透き通ってるよ。話せるのかな?

> まるで妖精のようだな....

> (振り返って)・・・だ・・・れ・・・?

>俺には・・・気付いてくれなかったみたいです。

> アンジェリーク!!

> ・・・だれか・・・いるの・・・?・・・

> アンジェリーク!!そなた、どうしたというのだ?

> アンジェリーク!

> 見えてないみたいだけど・・・声は聞こえるのかな。アンジェリーク、聞こえる?

> (黙って、首をかしげてまた後ろを向く)

> いや、わかっていないようだな...

> 向こうに何かあるワケ?ゼフェル、あんた鋼の守護聖でしょう?その器用さであのアンジェと会話してきてよ

> ・・・ふふ・・・いい子ね・・・(アルフォンシアを撫でる)

> ゼフェル、そなたになら会話ができるのではないか?

> じれってーな!ちょっと研究院の機材借りるぜ!

> アルフォンシアと話をしているのか?

> アルフォンシア?聖獣じゃあたしらに見えないよね。

> アンジェリークが見た、2つの影って、なんだったんだろう・・・?それが、なにか関係してるのかな?

> ・・・・アルフォンシアとルーティスとか?

> ・・・いい子ね・・・でも・・・哀しい・・・子・・・ごめん・・・(涙を流す)

> ルーティスか?あり得るな。

> (がしゃがしゃとコンピューターをいじくっている)ちっ、アンジェリークの魂、他の次元にいるみたいだぜ! (7/16-02:19:11)

> ・・・だぁれも・・・いない・・・哀しい子・・・ごめんね・・・

> 他って...どこかわからないのか?ゼフェル。

> 聖獣と同じ次元っていうと、もっと高位の次元か・・・・何とか・・・・干渉して・・・・座標OK!これでアンジェリークとも話ができるはずだ!

> ・・・だれ・・・?・・・だれか・・・いるの?

> アンジェリークがさっきから言ってる言葉が気になるね。哀しい子・・・ってさ

> ゼフェル、お前が話しかけてみるんだ。

> ゼフェル、すぐに話しかけろ。長時間、アンジェリークの体をこのままにしておくと、どうなるかわからぬ。

> ・・・いない・・・よね・・・だって・・・だれも・・・・・・

> アンジェリーク、聞こえるか、平気か?何がいるんだよ、そこに!

> …だれ…?…(辺りを見まわす)

> 私は研究員のほうに調査をさせる。ここは頼んだぞ、ゼフェル、オスカー、オリヴィエ!

> 任せときな!と言っても何かできるのはゼフェルしかいなさそうだけどね

> はい、ジュリアス様。お任せ下さい。

> いろいろ説明は後だ!そこでなにやってるんだよ、おめえは。

> ゼフェル!!いいからお前はアンジェリークに集中するんだ。

> ・・・誰?・・・鋼・・・のサクリア・・・・・・お前が・・・一番・・・好きな・・・ものだね・・・

> お前?アルフォンシアのこと?

> でも・・・ルーティス・・・は・・・嫌い・・・な・・・サクリア・・・

> アルフォンシアが好きなもの?!

> サクリアは届くんだな・・・・(精神集中)。

> アルフォンシアは望んでいるけどルーティスは嫌がっている。同じ宇宙の聖獣なのに正反対なんだ。

> ・・・哀しい子・・・もうすぐ・・・終わるよ・・・きっと・・・

> (サクリアに乗せて)アンジェリーク、聞こえるか、オレだ、ゼフェルだ。

> もうすぐ終わる....試験の事か!!

> ・・・だって・・・サクリアは・・・もう・・・いらない・・・・・・



〜続く〜