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 やすたんのピアノ再開略歴(日記の前振り) 

ブランク十数年。

やめた時のレベル: 多分中級中ぐらい?

(覚えている限り)

ツェルニー40番前半

バッハ2声インヴェンション9割

曲・・ショパンノクターン9−2

ベートーヴェンソナタ悲愴第3楽章

 

 ショパンのワルツ3曲ぐらい全音の「ワルツ集」でいうと7・9・10あたりはそれ以前に弾いた記憶あり。

あとは・・。遠く記憶の彼方へ・・。  

 

 

再開は今年5月。デジピを購入してとりあえず何故か実家から何年も前に

持ってきていたツェルニー30番練習曲をやりなおすことにする。

ネットで情報収集するととにかく「ハノンで指をつくる」とのことで

昔習っていたとき「ハノン」ってやったことないなあ、と思いつつ楽譜購入。

1000円也。とりあえず1番から必死にやる。1から30までとあと

全調スケールと全調アルペジオはやれ!とのことなので必死にやる。

しかしハノンやればやるほど記憶にない。内容は覚えていないながら、

似たような指の訓練の本らしき「ピアノのテクニック」という大きい緑色の

はなんとなくやった覚えが・・。

ピアノを始めたのが遅かったせいか習っていた当時も「なになに調」とかが

ピンとこなくて苦労した記憶があったが、改めてハノンの24調スケールを

やってみても「私こんなの昔ぜっったいやってないよ!」と強く実感。ものす

ごく苦労する。とくに短調がダメ。2種類あるし。こんなの覚えてすらすら弾

ける日が果たしてやってくるのか・・。

アルペジオはスケールよりは全調で弾きやすいと感じるが(押さえる鍵盤少な

いから)なんか腕の使い方がわからねえ!独学で基礎テクニックの練習しても

意味ないのかも、とくじけそうになる。

 

ツェルニーは30番を1から弾いてみる。当初は一日1曲で30日でさらい終

わるつもりだった。が、しかし・・。ちゃんと弾けない(涙・・。

何とか15番までどれも7割がた弾けるようにはなったけど、

どうも最初にあせって「とにかく基礎練習あるのみ。いそがば回れ、だ」

とハノンとツェルニーで4時間、とかやってたけどもどうもそれが良くなかったらしい。

毎日欠かさず弾いてたわけじゃないけど無理な弾きかたで弾いてたのか、ちょっと長く

弾くと左手の中指と薬指に痛みが走るようになってしまって、弾くのが怖くな

ってしまった。ハノンはあんまりやらないことにする(ヲイヲイ!)

ツェルニーも。しばらくはたまに弾く程度にして曲を弾こうと決心する。

と、ここまでが最初の一ヶ月。

上記のようにひたすらハノンとかたまにツェルニーだったので曲はといえば

「エリーゼのために」「楽しき農夫」「トルコ行進曲@モツ」の1ページ目まで。

はっきり言って楽しくなかった。でも技術がないと弾きたい曲が弾けないので

とにかく基礎練習を!と自己流でやりすぎて指を痛めて方向転換を余儀なくさ

れる。 

 

そして一日1時間(サボる日もある)はバッハのインヴェンションを練習する

ことに。でもバッハ苦手なんだよね。むつかしい・・。で、やっとこさ2声の

3番までなんとかゆっくり弾けるようになったのが6月末。そこで転機が…。

 

急に1週間ほど実家に帰省することになる。実家にはアコピがあり、はるか昔

の私が使った教則本や楽譜たちがあるはず。

 

で、実家で家捜ししてみてびっくり!最初の方で書いたけど、「ハノン」なんて

自分はやったこともないと思ってたのにハノン、でてきましたよ!しかも全調

スケールのとこまで終了してるよ(なんとか調、とかツェー デー とか書い

てるし・・。ちゃんと教わってるんじゃん>自分!まったく記憶にないのに。

老化って恐ろしい。

他にもシューベルトの楽譜が出てきて即興曲作品90−4を弾いた形跡があり

愕然とする。即興曲作品142からも一曲弾いている。モロモロの理由からそ

れを弾いたのは私しかいない筈、しかし記憶にない。CDで曲を聴いても思い

出さなかった「なんて難しそうな曲なんだろう」って(大笑)。

で結局実家滞在中はほとんど練習できず、先週家に帰ってきてから

「昔弾いてなんとなく指が覚えてる曲をまったりひいてみようじゃないか」と

まったく知らない曲を弾くよりよっぽど楽な方に方向転換して、バッハの2声

とショパンのワルツ64−2をぼちぼち練習してます。

 

今日シューベルトの即興曲90−4を2ページほど符読み。符読みさえ終って

練習こなしてスピードがつけば以外と簡単な曲かも・・。と思いあがった感想

を抱いてます。もちろん今の自分には難しすぎるけどね。

 

 

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