クイズの話〜読んでも強くはならない
最終更新日2010年10月28日
おなじみのクイズ番組やクイズに関する本の内容に関して思ったことを書き綴っていきたいと思います。1ヶ月に1回の掲載。1年間限定ですので1年間我慢して読んでください。
ちょっと復活〜第30回高校生クイズの決勝の解答
昨年「高校生クイズ」について書いた際に、決勝戦で出された問題の説明を書きました。今年も「高校生クイズ」が行われました。 各ラウンドの形式は、ほぼ昨年と同じでした。決勝戦は2組の高校が答えを画面に書く、という形式でした。
エリダヌス座 | 星座の中で6番目に大きい星座。α星はアケルナル。オリオン座や牡牛座が近くにある。 エリダヌスはフランスに実在する川の名前。 |
ケツアルコアトル | アステカ神話の文化と農耕の神。名前は「羽のある蛇」という意味で、その名の通り羽をもつ蛇の形で描かれている。 最近ではおもちゃの「ベイブレード」にもこの姿が描かれているものがある。 |
河東壁梧桐 (かわひがしへきごとう) | 愛媛県出身の俳人。高浜虚子とともに正岡子規に師事する。 形式にとらわれない俳句を作ったことでも知られる。 |
メデュース号のいかだ | フランス海軍の海難事故の様子を描いたテオドール・ジェリコーの絵画作品。 急ごしらえのいかだに多くの人が乗り助けを求める様子が描かれている。 |
草の戸も 住み替はる代ぞ 雛の家 | 松尾芭蕉が「奥の細道」で芭蕉庵から旅立つときに作られた歌 |
内田百 | 明治から昭和に活躍した小説家。夏目漱石を師事し『冥途』『特別阿房列車』などの作品を残した。また「百鬼園」の別号をもち「百鬼園随筆」などの作品を残したことでも知られる。 |
キーゼルバッハ部位 | 鼻の穴の中で皮膚から粘膜に変化する部位。血管が集まっているため鼻血の出やすい箇所でもある。 |
トーマス・カーライル | イギリスの歴史家。『フランス革命史』、『オリバー・クロムウェル』などの著書がある。『衣装哲学』において「雄弁は銀、沈黙は金」という言葉を残している。 |
モネラ界 | ホイタッカーの生物界の五界説における分類の一つ。細菌や藍藻類などの、細胞核を持たない原核生物で構成される。 |
ネ (nez) | 香水などの調合を行う「調香師」で優秀な者に与えられるフランスの称号。フランス語で「鼻」という意味を持つ。 |
クラウディングアウト | 国が経済対策で大量の国債を発行するため、市中の金利が上昇し、民間の資金需要が抑えられること。 もとは「押し出す (crowding out)」という意味を持つ。 |
マーキュリー6号 | 1962年アメリカが初の地球周回飛行を達成したときのロケット。 「フレンドシップ7」の通称を持つ。 |
フィネガンズ・ウェイク | ジェームスジョイスの長編小説。人類の歴史と酒場に訪れる家族を結び付けて話が進む。 作中でカモメが「quark」と鳴くところから粒子の「クォーク」が名づけられた。 |
数学とクイズでくつろいで<クイズの部屋<クイズの話〜読んでも強くはならない