鍵盤楽器です。
ピアノと違ってキーも軽いし
電気で動くのでキーボードに近い。
しかしただのキーボードではない。
なんと鍵盤が３つ！！
どうやって３つの鍵盤を操るんだ？？
簡単。
両手とさらに両足も使うのよ。
今”両足も？？？”と思った人、
ドラムだって両手両足です。
そんなに驚くことはないのだ。

エレクトーンは日本独特のものらしく
アメリカではあまり知られてません。
最近日本では頑張ってヤマハが宣伝してるので
ようやく知られてきたが
エレクトーンってコレ↓です。







多く出回ってるのは黒いエレクトーンですが
見やすいように白い方ににしてみました。


これすごいのよ。
ほとんど何でもできます。
いちばん新しい機種ならインターネットと接続も可能です。

さて写真の仲の番号が見えるかしら？？

①上下ペダル鍵盤の音色キー。
基本的にそれぞれ２つずつ音を組み合わせることが出来ます。
だから合計６色の音色が一緒に出せるわけだ。
実際にはもうちょっと出せるんだけどね。

②リズム、シーケンスなど。

③ディスプレイ。

④レジストレーション。
上と下鍵盤の間にある四角いボタンのことです。
”何このボタン？”っとよく聞かれますが、
音やリズム、プログラムを保存しておくものです。

⑤上鍵盤　右手
⑥下鍵盤　左手
⑦足鍵盤　主に左足

⑧ペダル（左右）
見えるかなー？椅子で隠れてますがペダルが２つあるんです。
右ペダルはボリューム、レジストレーションチェンジ、エフェクト。
左側はExpression Pedalでピッチを変えることができます。

⑨主にサスペンション
棒状のものが鍵盤の下にぶら下がってるのですが
右足のひざの外側棒が当たるように座り
サスをかけたいときだけ、右側に押します。
足を広げる感じかね。
あとＭＯＣをかけたい時にも使います。

⑩Music Disk Recorder
ここにフロッピーを入れて曲を保存したり
レジストレーションをを保存したり
エレクトーンの楽譜に付いてくるフロッピーを入れて
一緒に演奏したり、エレクトーンのとって大切なものです。


弾いてて一番楽しいのは、本当の曲みたいに弾ける事。
ピアノで同じ曲弾いたとしても、リズムがないし、音もピアノだけ。
うちにとっては物足りないのです。
ノリノリでいろんな音を楽しんで弾くのが楽しいんだ。

まず最初にエレクトーンは右手、左手、ペダルと
３つの鍵盤からなっている。
よく言われるのが、手足バラバラ弾けるなんて凄い！
しかしバラバラなわけじゃないのです。
ドラムも同じなんだけど、
あれも決してバラバラなわけじゃありません。
右手はもちろんメロディー、左手は基本的には和音、ペダルはビート。
そーだなーペダルは８ビートを刻んで、左手は２分音符、
右手は知ってる曲弾弾けば、エレクトーンを弾けたことになります。
あとは応用です。
初めて見る人、弾く人はペダルが厄介だとか思うと思うんだけど
もー慣れです。
慣れればペダルみなくても弾けます。
ＰＣのブラインドタッチと同じです。それより簡単だと思うが・・・

それでもそこまでたどり着くには長い練習が必要です。
そこでフロッピーディスク（ＦＤ）が登場です。
ＦＤに曲が入っていればそれだけでも十分に楽しめます。が、
右手だけ練習したい！！ペダルだけ練習したい！！ってゆー人の為に、
ＦＤで自分の練習したいパートだけ音を消して、
他のパートを聞きながら自分のパートを練習する事もできます。
さすが機械、すばらしい☆


さて、気になるお値段は・・・
ピンからキリまで。
っても決して安くありません。
楽器なわけですから。高かったら何百万ですので・・・
エレクトーンの欠点は次から次へと新しい機種が出ること。
そして、自分のグレードにあったエレクトーンを使ってかなきゃいけないこと。
うちの場合は、HS-8からEL-70に買え変え、やっと最近EL-900をゲット。
って言っても最新の機種ではない。
高校の頃からＥＬ−７０ではかなりキツかった。
ＦＤがこの機種に対応できるギリギリの範囲だからね。
それでもやっぱ発表会とかは一番新しい機種使うから
発表会前は渋谷まで行ってエレクトーン借りてやってました。
当たり前だけど、新しい機種の方がいろんな音や機能が付いてるから
自分のエレクトーンで練習した時、出ない音とか、機能が出てきちゃうのよ。
そーなると、イライライラって・・・（笑）

あ、あと壊れると大変です。
ＥＬ−７０で３回ほど壊しました（爆）
１回目はＦＤの部分がちゃんと動かなくなり
２回目は凄い音でバリバリいいはじめ、
３回目はペダルＡの音を破壊しました。
出張料がまた高いんだぁ〜
ＰＣの出張料より高かったね。来るの遅いくせに。
んで、ペダル直すのなんてネジ１本で３０分もかからない。
商売ですな。