-Electone and Nagy-


小さい頃から今もずっと楽器を習い続けてます。
なんでそんな長く続けられたのか結構不思議だけど、
考えてみるといろいろありそうだ。


始まりは3歳。
ヤマハの幼児教室とやらに通ってたんです。
今でも結構覚えてます。
ある意味すごかったので・・・
弾けないとすぐ”う”〜〜〜”とか言って
しまいには泣きわめいてました。爆
弾けない自分にイライラ・・・みたいな。
そして小さかったので泣く事でしか解消されなかったのである。
そして親に教室から出され
さらにロビーで泣き続け
お母さんのよく”そんな嫌だったらやめれば”
と何回言われた事やら・・・
あと、発表会の楽器決めでトライアングルがやりたかったのに
じゃんけんで負けておお泣きとか・・・(笑)
お父さんは楽器弾けるのですが、
お母さんは全然ダメなので一緒なって習ってました。


5歳ぐらいの時に引越と共に幼児教室ともさらば。
そこでお母さんから”なんか楽器やる?”と言われ
なぜかチョイスがエレクトーンかピアノ。
今思えばなんでサックスとかバイオリンとか木琴とか
他のチョイスはなかったのだろう?と不思議である。
で、エレクトーンを選んだのは、
親が”エレクトーンは音が切れる事ない”とか
不思議なことを言うから興味がわいてエレクトーンにしたのです。
もうちょっといい説明はなかったのだろうか・・・
初めてのレッスン。
先生が巧みにエレクトーンを操る姿をみて感動☆
そしてうちもチャレンジ。


が、


足が届かない!!!


当然です。
5歳の小さい子がペダルに届くわけありません。
当時はどうだったか知らないけど
今は補助ペダルがちゃんとあるので御心配なく。
どうやって弾いてたかとゆーと
立って弾いてました 笑
それから中学校の半ばまで
ヤマハからの教材をずっと使って
グレード7級まで取りました。
そのグレードがねぇー・・・
自由曲、アレンジ曲、即興演奏、聴奏、初見演奏とねぇー
いろいろ試験があるんですよ。
コレをパスするのにコードも覚えなきゃいけないし
結構大変だった。
今は有難いと思うけど。じゃなかったら今大変なことになってた。
何が一番嫌だったって
試験監督が嫌いだった。
ひどい事をズバズバ言うんだなぁ〜
受けるたびに泣いてました。 爆
グレードの為のレッスンも嫌いで
わざとレッスンに行かなかったり
楽譜忘れてったりしてました。 ヒドッ


  
 

で、いつの頃か先生がグレードに関して何も言わなくなり
好きな曲を弾かせてもらえるようになってからホント楽しかった♪
中学、高校と部活やら行事やらで忙しかったけど
月2回1時間ずつ休まずちゃんと通ってました。
毎日何時間もエレクトーン弾いてたなぁ
お小遣いは1冊2300円する楽譜にほとんど消えてました。
今じゃかなりの量になってます。
その中でうちのお気に入りを一部紹介したいと思います。
コチラへ。


高校の時は先生に頼んでピアノもちょっとやってたが
アウト。
曲にもならねぇー・・・・


発表会は年に1回春にありました。
13年やってるわけだから13回やってる事になるのですが
うちはなぜか曲数が多いのです。
なぜなら同じ発表会に2回エントリーされてたから。
1つは自分のソロで、
もう1つはHELPでアンサンブルにちょっと出てました。
実は発表会大好きっ子なんです。
発表会ってその時練習してる曲よりも
もっと難しい曲弾けるから。
それなりに大変だけどね。
広い舞台で1人で弾くってゆーのも気持ちいいもんです。
やっぱ一番印象に残ってるのは
最後の発表会。
自分で曲を選んで楽譜書いて、
初めて先生とアンサンブルして、
音とかも自分で調整しながらやった曲で
かなり印象深いです。(しかもトリだった。)
長年やっててこんなことやったの初めてだったし。
あと裸足でやったし(笑)


高校を卒業してアメリカに来るぎりぎりまで
エレクトーンを習い続けました。
しかも同じ先生で。
5歳から18歳。13年間。
最後先生と話したとき、
うちがこんなに大きくなったってことは
先生もそれだけ年を取ったのよねぇ〜
とか言いながら笑いました。


アメリカでもエレクトーンやりたかったんだけど、
これって日本の物らしくて
アメリカにないんだって。
確かに似たものは学校で発見したんだけど、
日本で言う何十年前のエレクトーンでした。(苦笑)
ってことで今はピアノをいじってますが
やっぱりエレクトーンが恋しいです。
送ってもらいたいもんですがさすがに出来ず。
それで壊れたら意味ないし。
結局何が言いたかったのか本人もいまいち分かってませんが、
エレクトーン大好きです。
たまにピアノやっとけば良かったって思う時もあるけれど。
うちの場合ピアノやってたらとっくにやめてたね。
クラシック嫌いだし。
音の楽しみ方が自分に合ってるんだと思う、エレクトーンは。
多分これは一生離さないものの1つになりそうです。

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