私は !!!

ボンゴレファミリーに所属しています。

これといってすごく優れたところはないし、運動神経もここの人達と比べるととてもダメ。

わかりやすくいうならマフィアなんて知らない一般人と同じくらいですね。

特技は人をむかつかせたり不愉快にさせたりと、最低なことばかり...。

なんかいいものをもってるかときかれたら即答で『No!!』といえる、自慢できない人物です!!!



さて、今日、なんとなんとリボーンさんに告白されてしまいました!!!

きっとなにかの罰ゲームでこんなことになってしまったんでしょうね。

でなければ私なんかに告白する人間もいないでしょう!!


返事は後ででいいといわれたのですが、私の答えは決まっているので断りに行こうと今ドアの前にいるのですが、

私はドアノブを掴んだまま硬直状態。

だってリボーンさんの部屋からは女の人の声が...

しかもあっはんうっふんなかんじの...







「......。」

「...!!...ぁ...っぁ!!...」






え〜...っと、

私はここにいてはいけない気がするので(しかも今絶対に顔が赤いわ!!!)屋上に行って外の空気にあたることにしましょう。

いやいや、リボーンさんは成長しましたね。

今まではちっちゃな赤ちゃんみたいな感じだったのに、今では背も大きくなり、こんなこともしてるんだもの。

最近の世の中はませてますね。








「ふぅ。」

「何してんの、。」

「あ、雲雀さん。」





雲雀さんは私の幼馴染みです。

といっても、雲雀さんの方が一つ年上なんですが。

雲雀さんもこんな私が幼馴染みでかわいそうに!!!

幼稚園から今までずっといっしょにいました、腐れ縁ともいうんですかね?






「ちょっと暑いので涼みにきたんです。
でも、そろそろ戻りますね。明日お仕事なので。」

「ふーん、そぅ。
まぁがんばんなよ。」

「ありがとうございます。
あっ、雲雀さん、彼女を大切に。」

「うるさいよ。」







そうそう、雲雀さんは最近彼女ができたんです。

それがとても可愛い子なんですよね!!

雲雀さんも綺麗でかっこいいので目の保養になるんです。

でも、雲雀さんは彼女を取っかえ引っかえでして、そこがちょっと心配なところですかね。




雲雀さんと別れてから明日のお仕事についてボスであるツナさんの所へ。

お仕事の内容と詳しい情報を貰いに。






コンコン





「どうぞ。」

「失礼します。
あ、獄寺くんと山本くん。こんばんは。」

「よぉ!!明日仕事なのか?」

「はい。
私なりに頑張ってきますね。」

「十代目に恥かかせんじゃねぇぞ!!」

「...努力します。」

「獄寺くん、山本。
と仕事の話したいから、またあとで。」

「「失礼しました。」」






十代目・ツナくんの右腕である獄寺くんと山本くん。

二人は何だかんだ言ってるけど結構仲良しだと思うんです。

いつも台詞が被ってますしね!!!




「ツナさん、明日は」

「うん、このファミリーを潰してほしいんだ。
最近調子にのってきてるし街を荒らしてるみたいだからね。
こうなると殺しになっちゃうから、他の人にも頼めるけど...」

「ツナさん。私、ちゃんとやりますよ!!
他の人達も最近忙しいみたいじゃないですか。
私も少しはツナさんの役に立ちたいし...。」

「ん、わかった。
でも、無茶はしないように。
自分の命を第一に考えてね。」

「はい、わかりました。
いままでりがとうございました。」

「?なんでそんな言い方なの?」

「最近よく思うんです。
中学でツナさんと出会って、ここまでいっしょにきてるってすごいことじゃないですか!!
だから、いままで『ありがとう』と。
あと、これから『宜しくお願いします』」

「そういうこと。
うん、じゃ、あしたお願いね。」

「ハイ、任せて下さい!!
では、おやすみなさい。」

「おやすみ。」
























部屋に帰ってまずしなきゃいけない事は部屋の整理。

そんなに汚くないとは思うけど、一応、ね。

それからお手紙を書きましょう。

いままで『ありがとうございます』な気持ちを込めて。





さぁ、ひと眠りして仕事の始まりです。

最初で最後の『人殺し』の仕事。


私なりに一生懸命頑張りますんで、見てて下さい。























Next Day