バラ日記(2008年5月1日〜)

バラ日記2008

バラの世話を通して見た風景、つぶやき、記録など(不定期更新)

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第1陣剪定終了(2008年9月9日)

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予定を半日繰り上げて、第1陣ハウス部隊の剪定を終えました。どこで切ったらいいのかイマイチよく分からなかったので、ソフトピンチ、切り戻し・・・いろいろ高さを変えてみました。

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予定よりすごく低い・・・ようにみえますが、今のところ半日遅れです。台風も近づいているし、そのうち取り返すでしょう。













ところで、水槽の仲間が増えました。ラスボラ、カージナルテトラがいた水槽に、大量のメダカ、モエビ、タエビ、ザリガニのチビ、ヨシノボリを掬ってきて入れました。毎晩家族3人で水槽にかじりついて眺めていますが、それぞれの行動が面白くて飽きません。

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第1陣剪定開始(2008年9月1日)

相変わらずダムの水は順調に?減ってますが、まずは出来ることからしなければならないので、剪定をボチボチ始めました。

一応、ターゲットとして10月19日(関西バラ会)と10月31日(さぬきばら会)を選んでみました。戦力配分も悩みます。

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まずはこれ←がないことには何も始まらないので、ウダウダ悩みながらエイヤーッと決めました。剪定前の8月末の低温はともかく、9月に入ってからもズレているような・・・。

ここで焦って早く切ると、後で気温が高くなったりして後悔するので、葉をむしったりビニール下げたりして対応してます。

詳しくはこちら





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後は、予定表に従って毎日バサバサ切っていくだけです。(奥から順次)
準備なしに切り戻しをやったものの、今度は高さ制限に引っかかって再び切り戻し・・・ちぐはぐ戦略でエネルギーロスが大きかった訳ですが、来年修正すれば良しと思っています。

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肥料おにぎり、割ってみたらいい感じだったので、崩しました。中耕を兼ねて、いろいろ怪しいものをぶち込んだり、置いたり・・・仕上げはパンダの餌をのっけました。そのうち白根出るでしょう。(限られた鉢のスペース、ギリギリまで使います。)

年間で最も楽しい(あるいは、ブルーな)季節です。

水がな〜い!(2008年8月24日)

更新をさぼっている間に、色々なことがありました。その代表が水不足。過去の渇水の年であっても、高松はそこそこの雨が降っていたので地植には水やりせずに済んでいました。が、今年は違います。マジで降りません。

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近所の山はてっぺんから枯れ始めてます。(登った人によると、クヌギは葉を巻いてチリチリ、下草も枯れているとのこと。)

風呂の残り湯を駆使してここまでなんとか乗り切ってきましたが、秋花のステム伸長期に断水になったりしたらシャレになりません。










ということで、今日は四国の水ガメ早明浦ダム(高知県)を偵察してきました。
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まずはダムサイト直上。そこそこ貯まっているように見えますが、むき出しの岩肌が無惨!

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ところが、上流の方に行くと、底が見えてます。流れ込みもほぼ干上がっている状態!


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渇水の象徴、旧大川村役場です。ダムの水位が下がると顔を出します。ダム建設に反対する大川村が、抗議意思を示すために敢えて水没予定地に新築したというエピソードがあります。

ここは高知県ですが、恩恵を多大に受けている香川ナンバー、徳島ナンバーが圧倒的に多かったのは印象的でした。











さて、バラの話に戻りますが、切り戻しした後はおおよそ12日に1回のピンチを繰り返し、だいぶ背が高くなってきました。

途中太すぎる枝は2つに分けたり、細い枝はデリートしたり、微調整をしながら何とかこの時期までつじつま合わせ。

IMG_3749.jpg<7月30日> IMG_3799.jpg<8月4日> IMG_3884.jpg<8月23日>

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しかし、このまま最終ピンチをソフトにすると、間違いなく天井つっかえます。ほぼハードで決まり?












どちらにしても、気温変化のヤマを張って(紺色)、剪定日を待つのみです。
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切り戻し(2008年7月16日)

バッサリンコとやってしまいました。初の試み。

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以前から気になっていた手法ですが、masaaki様に背中を押していただいたので、決行しました。
ダニ〜ダニ〜と騒いでいた割には、masaaki様御指導の「大人の対応、水攻め大作戦」のおかげで今のところ問題ありません。

一方で、品種によっては折り曲げでリセットしたものもあります。

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保険は一切ありません。全軍突撃で、ぜーんぶ切りました。こういうバクチは、好きです。

イモ発生(2008年6月27日)

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白根の次はイモでございます。

昨年末に大苗で購入し、春先から全然元気がなく、オールブラインドだったこの2株(同一品種)。寝かせても反応なし、折り曲げても枯れ混むだけで、いい加減しびれを切らして抜いてみました。やっぱり・・・2株ともイモ付きでした。これはかなりの大物です。釣りではありませんが、自己記録のページに入れてもいいくらいでした。

このナーセリー、植え込み時すでに10本中5本に小さなイモあり。(もちろん根ごと切除)
この2本を加えて暫定罹患率70%です。

白根発生(2008年6月13日)

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今朝面白い写真が撮れました。といっても去年の再現性取りですが、自家製発酵肥料を置いたところには白根が湧きます。むさぼり食っているようです。すぐ隣の市販の発酵肥料(粒状の部分)ではそのような現象は起きません。

発酵肥料の本にも書いてありますが、作った肥料が上物かどうかは、この方法で評価すればいいとのこと。ということは、今年の肥料も良さそうです。(ただし、遮光のためマルチマットが必須)

この上にバットグアノでも置いてみたい!


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さて、地雷が花盛りです。妻に内緒で、ゆりぐみさんの娘と2人であちこちに埋めていました。(夏にならないと分かりません)

ハウスの中はイボ竹の林になってきました。うちのハウスはとんでもなく狭いので、秋の準備が整った(整いそうな)秋用品種から順次入室させてます。春だけ品種は冬まで退場です。

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車庫は折り曲げ場所と化してます。こいつは2年目なので、3本伸ばしても大丈夫でしょう。そろそろ入室させてもらえそうです。

ボキボキ&イボ竹の季節(2008年6月5日)

バラ日記のくせに、開花時期に高芯、じゃなくて更新をすっぽかしてしまいました。実は色々失敗&収穫があって、早い時期に戦力半減してました(=ピンチした)。なかなか忙しくも楽しい5月でした。

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さて、春花が終わったらすぐさま秋の準備が始まります。まずはファームの新苗。成長日記にも書きましたが、今年は折り曲げ剪定を試みました。新苗に使うのは初めてですが、長いものは背丈を超え、扱いに困るのでここは思い切って曲げました。
そのまま咲かせても良さそうな太さだったんですけどね。

このシュートが秋に使えるかは今後の展開次第ですが、この次に出てくるシュートを本命視しています。まずは接ぎ木部分を太らせ、シュートの起点を増やすことが目的です。

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次に1軍。ピンチ系の品種は特に曲げることもせず(無駄枝は曲げて最大限活用しますが・・・)、イボ竹を挿しました。シュートが欲しくなったら、イボ竹そのままでもOKな次の手段があります。

一方、新シュート必須の品種は右の写真手前側みたいに全枝曲げました。早く曲げたものから早速シュート出てます。

秋はイボ竹の数だけ花が咲くはずですが、これからどんどんシュートを出させてイボ竹を追加したいものです。シュート掻き、シュートピンチ、切り戻し、支柱立て・・・忙しい! やっぱり秋が面白いなあ。

1号開花(2008年5月5日)

今年のHT第1号はマダムヒデでした。(本命ステムではありません)

IMG_2943.jpg<10:30> IMG_2953.jpg<13:00> IMG_2964.jpg<15:30> IMG_2967.jpg<16:30>

後ろのコロラマとともに早速除去。葉を残したいので短く切りました。

10日のバラ展は・・・?(2008年5月4日)

5月10日はさぬきばら会の春のバラ展です。会長杯には一本花部門と多本花部門(要するに無差別級で、何本生けても可)というのがあり、審査ではなくて会員の投票で決めます。あと6日しかないのに全然咲かないので半分あきらめモードですが、昨夜から今朝にかけてグーンと大きくなっていました。

「葉が無傷」「ステム70センチ以上」「真上から見てど真ん中」をクリアして枝直しをしてもらった「これが全部」な6本です。化粧坂はアキマヘンので候補から除外しました。

IMG_2900.jpg<コロラマ頂芽> IMG_2902.jpg<コロラマ2番目(こっちが本命のはずだった)> IMG_2903.jpg<コンフィ1号> IMG_2905.jpg<コンフィ2号>
IMG_2901.jpg<マダムヒデ1号> IMG_2904.jpg<コンテスト向きか分からない怪しい品種>

その他のバラたちも「前夜祭」状態です。

IMG_2910.jpg<ゴールデンボーダー> IMG_2913.jpg<マチルダ> IMG_2911.jpg<ピエールドロンサール> IMG_2920.jpg<グラハムトーマス>

ブーケなゴールデンボーダー・・・摘蕾すればよかった。
色の出てないマチルダ・・・秘密兵器のはずだった。
来週合いそうなピエール・・・A様は「ピエール出したら?」と言いますが。
「あんなに芽カキしたのに○△×*?」なグラハムトーマス・・・これが全部咲いたら、キチンと水が揚がるのか心配。

バラシーズン開幕(2008年5月1日)

今シーズンの第1号はERのメアリーローズでした。「メアリーさんのバラ」という意味ではなく、ヘンリー8世の旗艦メアリーローズ号にちなんで名付けられたそうです。
その他もぼつぼつ開花が始まりました。

IMG_2811.jpg<メアリーローズ>IMG_2834.jpg<ピエールドロンサール>IMG_2833.jpg<八女津姫>IMG_2816.jpg<うらら>

今年はピエールの発色がいいように感じます。天候か、発色重視の発酵肥料の効果か?

ローズガーデンを彩る他の草花たちも見頃を迎えました。

IMG_2809.jpg<クレマチス>IMG_2837.jpg<ネモフィラ>


我が家のジギタリス3兄弟です。ローズガーデンに欠かせませんが、全草にジギトキシンという毒があります。でも実は強心剤としても利用されています。
どちらかというと私は同じくジギタリス属の植物に含まれるジゴキシゲニンという物質に普段仕事でお世話になっています。

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