重要な追加

In Reply to: 「音・ことば」について
投稿者:来生自然
投稿日時:2002年01月17日 08時21分02秒

前回の記述

したがって、
 アフォーダンス理論でなければ、

  発信者(L=SP) ---> (L=P) ---> 受信者(L=S'P)

 となるのです。

 アフォーダンス理論なら、

  発信者(L=SP) ---> (L=S"P) ---> 受信者(L=S'P)

 と、なるでしょう。

 ここで A--->(X)--->B は、Xを介してAからBに情報が伝播するとする。

Xに、伝わっていくものを置きました。
L=P すなわち「ことば」のもつ「音としての振動」
L=S"P すなわち「ことば」のもつ「音としての振動」+「意味」

ここで、注意深く扱う必要がある。
S"とPを伝える「場」(「ば」:物理学的用語、歴史的には「エーテル」(死語))は、それぞれ別物として考える必要があるということである。
「物理学的」な「場」では、P、すなわち、「物理学的な音波」しか捕らえようが無いということである。

したがって、「【もし】、S"が伝わるものとして、【実際】に空間を移動するのなら」、「形而上学的」な「場」を持ち込む必要がある。

注意深く扱うべきところを、「物理学的な場」を借り受けて、S"が、その「物理学的な場」を通るとしてしまう誤謬を犯した人たちがいます。
ストウニア→ロッシ→プリブラムの流れ、そしてそれを信じた河村氏(「脳と精神の哲学」(萌書房))。

彼らは、S"を「エネルギー」や「物質」に変換可能であるとして、扱ってしまったのである。そんなことをしなくても、よかったのに。。。

もう一度言います。
S"の実在の有無は、発信者、受信者には、影響を為さないのです。

http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/4597/

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