Re:邪神について・・・

In Reply to: 邪神について・・・
投稿者:来生自然
投稿日時:2001年11月14日 19時40分34秒


なるほど、ジョーカーさんの「科学的」という観念と「哲学的」と
いう観念が、ようやっとわかりました。
私の「いわゆる科学的」と「広義の哲学的」に対応しているようで
す。

>違いますか?
の連続技^^;には、恐れ入りました。

ジョーカーさん、私とあなたとは、もともとの入り口が異なってい
るのです。申し訳ありませんが、その点をご理解いただきたく存じ
ます。(笑)

哲学と思想の輪の掲示板に足跡を残してきましたが、
http://www.kakiko.com/tora/mg1/mg14/1038.html

そこで書いたことは、
=========
仮登録からの手順の認識が不十分でした^^; 2001/11/07 19:37:30

発言者 : 来生自然 URL E-Mail

ところで、「哲学とはなんぞや」という問題は、いわゆる「科学」を中心に
学んできた人間にとって、非常に興味ある問題でもあります。
私自身は、
1.両者に共通な要素:「論理的」「無矛盾」
2.「科学」に偏在する要素:自己を除いた世界としての「客観性」
3.「哲学」に偏在する要素:自己を含めた世界としての「主観性・間主観性」と「客観性」の混在。
「自己」を如何に扱うかが、「哲学的」かどうかを決める要素になるのではないでしょうか?
=========
です。

すこしは、「哲学者」の考えに近づいたのかな?

> ふたつの「時間」って言ったのは、そんなところです。「時間」
> 概念を言うのであれば、時間という概念を、諸科学はそれを「計
> る尺度」として利用しはするけれども、それがどこに、もしくは
> 何に由来し、また、それ自体はどういう意味なのか、という段に
> なると、知ってはいないでしょう?

うーん。
「時間のはなし」 チェルニン著、田井正博訳(東京図書)
と、もう一冊(哲学者の書いた本)は、読んだのですが ^^;
ずいぶん以前のことだったのと、実家に置いて来たので、
「知ってはいないでしょう?」
には、
その最後の言葉、
「時間とはなにかに対する決定的な答は存在しないも同然だ。いいや、不可能だ」
としておきます。
「時間」は、考えれば考えるほど、奥深い存在だと思っています。


> 諸科学の分析的思考の名のもとに、主体が、代理不可能な「わた
> しのモノ」として受け取る「問い」と「応答」の地平に侵攻し、
> そのフィールドに打ち建てられる「塔」は、所詮、「バベルの
> 塔」でしかないのです。違いますか? 

「自己」を含めた(広義の)「哲学」から、様々な学問が枝分かれ
したと思っています。そのうち、「自己」を括弧に閉じて、「客観
的」に物事を見るようになったのが、「いわゆる科学」だと思いま
す。

> また、諸科学の「リング」が、その科学的思考の賛歌(凱歌)の
> 中で見ているのは、御神木=ファルス(男根)です。正体は、女
> たちをレイプする父なるファルス=邪神です。「リング」は、こ
> のファルスをたたえるしめ縄です。恐るべき「建築への意思」。
> 科学の中には、もともと「ケダモノ」が宿るのです(笑)。

ジョーカーさんの喩えはいつ見ても非常に興味深いですね。ユング
の本を読んでいるみたいです。(笑)

現在でも、広義の哲学への流れがあると思っています。
少なくとも、私は、それを求め続けようと思っています。
ただし、出発点は「ケダモノ」が宿る「諸科学」です(笑)


http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/4597/

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だいたいオッケイ・・・です
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