エアコンルームの正体
the reality of air-conditioning room
 
朝10時、私たちは目を覚ました。 
何回目の目覚めであろうか? 
というのも、この部屋のエアコンは実はエアーをコンディションしてくれるものなどではなく、単なるクーラーであったので、電気とエアコンが点いているか、それとも2つとも消してしまうかの両極端だったのである。コントローラーなどという立派なモノはないのである。 

仕方なくクーラーをつけっぱなしにして寝ると、結構寒くなってくるので、風邪をひくのもどうかと思い、消す。 
そしてまた2時間くらいすると、暑くて眠れなくなってまたクーラーをつける、ということを幾度か繰り返し、それでもしつこく眠り、やっと朝10時に2人ともまともに目覚めたという、そういうわけであった。 

起きたらお腹がすいてきた。ごはんである。 
あんたらいっつもお腹空いたっていうてへんか?というのは愚問である。 
とにもかくにも、素早くチェックアウトをし、荷物を置かせてもらい、私たちはご飯を食べにでかけたのであった。 これは中華ではなくもちろんタイ料理です

こういうとき繁華街近くに宿があると助かる。 
私たちは、美味しそうなご飯やさんを探してうろうろと歩き回った。 
何がいいかなぁ〜やっぱりタイ料理か?それとも中華?とにかくファーストフード以外の何かを食べようよーということで歩く。 

今日も暑い。曇っているのに暑いというのがなんとも腹立たしいではないか。 
お腹がすいているのでよけいイライラしてくる。 
そして発見したのは、日本でもおなじみ、焼き肉の大同門であった。 
ノリで入ろうかとも思ったが、まぁバンコクでわざわざ行くこともないかということで話題にするだけで終わった。が、結構繁盛していたようだ。 

なかなかリーズナブルプライスでしかも注文しやすい(ここがポイント、タイ語だけの表示じゃ注文するのが難しいのだ)レストランというのを見つけるのに苦労したが、やっと一軒地元っこも入っている、中華料理のレストランを発見した。 

どうやらクーポン制になっていて、番号を指させば、その料理が出てくる仕組みらしかった。写真を見ていると、いろいろあって美味しそうだ。 
私はナンバー53と英語でいって指を5本、そして3本出した。しかし出てきたのは33番の料理であった。うーむ注文ってのはむづかしいのぉ〜としみじみ思うばななんであった。 
たしか鶏肉のぶっかけごはんみたいなそういう料理であった。ちょっと辛目で美味であったようなするがあまり覚えてはいないので、そう美味しくはなかったのかもしれない。 

タイの人は、必ず食べ物と一緒に飲み物を注文するようだ。 
かなり甘めのジュースと一緒に中華を食べている。せめてお茶のほうがいいんちゃうん?と私なんかは思うのであるが。 
水はセルフサービスで、浄水器のような入れ物から勝手に入れてくる仕組みであった。日本のとはちょっと違って、水が入っているところが透明のビニールのようなものでできている。 
まぁそのほうが目に見えて安心であるが。 

 

    
 
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