第二の歴史は上海開港後の、欧米諸国が入ってくる租界時代から始まります。 アヘン戦争後の南京条約(1843年)締結後、英(1845年)、米(1848年)、仏(1849年)が上海に租界とよばれる居留地が設けられ、日本も日清修好条約(1871年)以後租界に参入しました。日本の対米英開戦(1941年)後、日本軍が租界を占領し、約100年にわたる租界時代は終わりを告げました。上海人はこの100年にわたる租界時代に、海外の文化、生活様式に接し、独立心・冒険心が旺盛となり、さらに、今日の外資導入による経済発展の土台となる、国際人としての感覚を身につけていった訳です。 |
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