この間、本屋で立ち読みしていたらちょっと興味深い(個人的に?)本が置いてありました。しばらく立ち読みしていましたが行きがかりのついでですのでその概略について説明したいと思います。その本は ゴ−ドン・チャン著 「やがて中国の崩壊がはじまる」 長谷川 慶太郎著 「中国発の危機と日本」 の二冊です。ま〜簡単に要約すると経済の急速な発展に伴い世界経済のバランスの崩れと中国国内の政治的不安定さから何れ様々な問題が起きてくるって内容です。 |
ディナー・パーティー革命はもう古い ガソリンの湖--------爆発寸前の人民の不満 工業テーマパーク-----瀕死の国有企業 共産党はインターネットに備えているか 永久の命-------能なし企業を永続させる産業政策 崩れる土手------中国の金融破綻 噛みつく蛇------国家による私有経済への攻撃 ハイウェイ・ガールズ-----沈滞する中国の経済 貿易という名の茶番劇-----WTO加盟が崩壊の引き金に 結ばれないことば-----イデオロギーと政治が進歩を阻む 東洋の新興国家-----中国は進化できるのか 滅びへの道-----国はいかにして崩壊するのか |
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第1部 中国経済危機の深層(中国経済の実態はどうなっているのか) 中国経済の崩壊は必ず起こる 第2部 中国の経済危機は政治危機へと発展する 日米中の太平洋パワーポリティクスの行方(日米関係の強化が中台問題を解決させる アメリカの東アジア政策はどうなっているのか ガイドラインは日本に何を突きつけているのか 日本には集団的自衛権がある 沖縄問題は日米同盟の核心 |
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そんな事、この本買って読まなくたって充分推測できるし、大したことは言っていません。中長期的展望に立てば内部から崩れ去っていくことは目に見えています。中国経済の世界的台頭に伴い、従来の供に富を産み出す施策を掲げた共産党の一党支配ではその論理的裏付けに妥当性を見つけることができません。 何れ旧ソビエト連邦、旧東ドイツのような崩壊のシナリオが考えられます。 問題はその時です。春秋戦国時代の様に多くの国に別れるか?第二次世界大戦以前のような侵略や搾取に苛まれるか?は現在の中国の江沢民や他の指導者達の舵取りにかかっています。持てる地域と持たざる地域との共存はあり得ません。一国に置いてその差を埋めることが果たしてできるでしょうか?WTO加盟、北京Olympic開催が決定しその行く末は輝かしくもありまた破滅への道をひた走るようでもあります。 まさに薄氷を踏む思い!時代の検証者としてその行く末を見届けたい。 |
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