− 上海特集 −

 南京路は上海の繁華街の中で最も華やかな所です。いくつものデパ−トを中心に2〜3キロも続いています。店は夜10:00まで開いていて、ものすごい数の人が歩いています。本当、ものすごい数の人です。ありとあらゆる物が売られています。日本の銀座、新宿、心斎橋、道頓堀の比ではありません。そんなのここに比べれば火の消えた田舎の商店街風。凄まじいほどの賑わいと明るさです。是非一度行って驚いてみてください。
南京路中央部の広場 華やかなneonを輝いています
歩道中央を走る小さなバス”お猿の電車風”大人が乗るのにはちょっと恥ずかしい。観光客しか乗りません。
大の大人がはしゃいでいます。初めてなら気持ちもわかりますけどね。
 
 中国と日本の貨幣価値の差から発展途上、遅れている、と思う方も多いかもしれません。でも、
それは全くの間違いです。なんら日本、欧米と変わりません。むしろ進んでいる部分も数多い。物価が日本の約1/10である理由は何だろう。確かに日本の付加価値ある製品は欧米各国や発展途上の国々からすればそれなりの魅力でしょう。しかしただ少しばかり機能が優れているだけで10倍の金を払って買い続ける人はいないでしょう。日本の企業はそれに気づいていない。いや本当は気づいているんだろうけど手が出せないのかも知れない。

本と中国の力関係が徐々に変わっていったら相手にされませんよ。かつて隋や唐が栄えた頃と同じように