セントルシアには、空港が2つある。
① Vieux Fort (ヴュー・フォート)にあるHewanorra(ヒーアノラ) Airport
② 首都Castriesの近くにあるGeorge Charles Airport (ジョージ・
チャールズ エアポート) この空港は、V.G.(ヴィー・ジー) Airportともよばれる。
自分でウロウロしたい人には、V.G. Airportのほうが便利なので、
是非こっちを使ってください。(略称はSLU)
American Eagle(アメリカンイーグル=アメリカンエアラインの子会社)も、
この空港に入っている。
●傘は、必携
12月〜5月頃が乾季といわれているが、それでも雨は降る。年によって、
一月ぐらいほとんど雨の降らないこともあるが、どの月かは、予測できない。
一年を通して、雨は多い。ザァーと嵐のように降って、
嘘のように止んで、もういいかなと思うとまた降る。
2000年の11月には、ほとんど毎日、短時間だが、大雨が日に何度も降った。
●運転はするべからず
日本車が多く、道も単純で、日本と同じ左側通行といえば、自分で運転して
みたくなるのは理解できるが、短期の滞在者は、自分で運転しないほうが
身の為です。地方へ行く道は、とても悪く、急な傾斜と急なカーブの連続。
カストリーズ周辺は、駐車場がない。
信号のシステムが日本と違う。
信号の場所が違って、どこを見れば良いんだ?と思っていると向かい側
から車が発進し、自分も発進したら、信号無視になる。
信号は、週末になると点滅に変わってしまう。
普通の日でも何ヶ月も信号が消えたままだったこともある。
その上、ルシアンの運転マナーは、日本人の常識をはるかに超え、 彼らの行動は、ベテランの運転手でも予測ができない。
万一事故った場合、救急車も白バイもすぐ来てくれるが、 日本のようにしっかり検証してくれない。しかもいつになっても、 裁判が開かれず決着がつかない。(現在、セントルシアでは、裁判の機能が うまく働いていない。)
●FOR TOURISTS(観光で来たい人へのアドバイス)
1 来る価値あるか?
手短に結論を言うと…きれいな海と治安の良さが売りです。 これといった旅の目的もないけど、日本人のあんまり行った事ない所へ 一人でぶらっと行ってみたい。だけど、危ない目には会いたくないという人には、 よいかもしれないと思う。(犯罪がないわけではない。) |
詳しく説明すると、
ここは、観光地です。でも、日本からの観光客は、今のところ見かけない。
カリブ海クルージングの寄港地になっている。大きな客船の 寄港港として良い条件が揃っているのだと思う。
いつも暑いので、避寒には良い。
雨が多く、観光地として良い天候とはいえない。
海は、…水はとてもきれいです。浜辺もきれいですが、サンゴ礁ではないの で、真っ白な砂浜ではない。
とても心配しなければならない病気はない。 (多くはないが、デング熱にかかることがある。)
大小さまざまのホテルがあり、長期滞在者用のアパートは、食器とかまで揃っ ていて、すぐ生活が始められる。一週間とかの比較的短期間でも借りられる。
大きなホテルでは、ダイビング、水上スキーなどのマリーンスポーツの設備が
が整っている。うちの家族は、ダイビングはやらないので詳しくはお伝えで
きませんが、波の静かなところが多い。
魚は多いが、きれいな魚は、多いとは言えない。
通貨のEC$(イーシーダラー)は、対US$の固定相場で、 EC$はかなり強く設定されている。そのため物の値段は、 日本並か日本より高く感じられる。
ホテルや外食は高い。
ほとんどの物を輸入に頼っている。そのため、品数が少なく、良い物を見つけるのは難しい。
ドルからの換金は、簡単。どこの銀行でもすぐやってくれる。
観光客相手の店やタクシーでは、US$で支払うことも可能(ただしお釣りは
EC$になる)。
Sandals(サンダルズ)をはじめ、カップル専用のホテルもある。 ホテル内で結婚式もあげられる。
タクシーは多く、値段は、高めだが、すごくぼられたり、変なところへ つれて行かれたりと言う話は、聞かない。
白人の観光客は、大勢来る。この島にそんな魅力があるのだろうかと 首をかしげてしまう。今年完成したハイヤットホテルの規模の大きさを 見ても「どうして…?」と思う。主な理由は、安全でしょうか? それと、固定相場なので経営する側は、ビジネスとして成り立ちやすいのだと思う。