朝食は一部バイキング形式

最近のホテルは、朝食がバイキング形式というところが増えてきた。その方が、作る方も一度に作れるし、大量に作った方が美味しい
場合もある。なんといっても、経費面で節約になるのだろう(笑)。
ここ、ホテル日航プリンセス京都も、ご多分に洩れずバイキング形式だ。といっても、サラダとドリンク、フルーツだけだが。
ここで一品、京都らしいつけ合わせ(和でも洋でも)があると、
「おっ!」と思うのだが。

卵料理とつけ合わせはチョイス形式 

(左)スクランブルエッグ&ソーセージ/(右)目玉焼き&ベーコンだ。
これは、席に着いた時点で、係りの方が聞きに来る。他に、ハムも選択肢に入っていたが、コーンちゃんが希望した
「オムレツ」が入っていなかった!メニューにはあるにはあるらしいが、「別料金」だというのだ。
「オムレツ」というのは、単純なようでシェフの腕が試される、難しい料理だという事をご存知か?
この「オムレツ」が別料金という事は、「朝、忙しい時に、やっかいな料理を頼まないでくれ!」
と、言われているみたいで、正直ガッカリした。(今まで泊まったホテルでこういうところは初めてだ。)

今回、この「ホテル日航プリンセス京都」は初めてHPで検索して決めた。掲示板等をのぞいてみると、評判が良かったからだ。
が、実際泊まってみると、施設は確かにきれいでいいホテルだったが、従業員の態度が気になった。
そつなくお仕事をこなしているようで、いざ、マニュアルに無いような事態になると、途端にボロが出た。
それは、ここでは詳細は明記出来ないが、朝食時に起こった事で強く感じた。
おそらく、客に怒鳴られた事など無いのだろう。(まあ、怒鳴る客も少ないだろうけど(笑))
今、このフロア担当の者がいない、との事で、後程、支配人が挨拶しに部屋に来たが、
「とりあえず、自分が頭を下げに行けば済むだろう。」ぐらいの、軽い気持ちで来たのがわかった。
まさか、それでは済まない事態になるとは、夢にも思わなかっただろう。
後日、東京の本社から、わざわざ人が来て陳謝していき、相手の誠意が見えたので、問題は解決したが・・・。
いいホテルとは、「施設がいい」「食事が美味しい」等も必須条件だが、印象は従業員で決まるという事を、
もう少しホテル側は考えた方がいい。

そして、客も、自分が気に入らないと思った事は、その場ではっきり伝えた方がいい。
日本人には、なかなか不得手な事ではあるが・・・。
「ホテル日航プリンセス京都」。まあ、総じていい方のホテルではあった。