サーモン寿司/いくら醤油漬け

お刺身/じゅんさい

さて、楽しみなお夕食タイムの始まりだ。
こちら「嵐山辨慶」さんのお料理は、「嵯峨野料理」と呼ばれる和風懐石料理。
まずは、手前中央がサーモン寿司。
右がうりで、そのまた右が抹茶とうふ。
赤いのがいくら醤油漬け
下は大根おろしだったかな?
左はみつばとはまぐりのぬた(だったかな?)
なかなか、次のお料理を期待させる先付けだ。
京都といえば山の中なのに、辨慶のお刺身はすごく美味しかった!少し大きな旅館やあまり気を使わないホテルなどのお刺身は、私たちの口に入るまでには、既に乾いてしまっているが、さすが料理旅館を自負する辨慶だ。
お刺身1つとっても違う!
右の器は冷たくさっぱりと、じゅんさいと蒸し海老
入っている。
出てきた時は、器の右隣に置いてある「あじさいの葉」が、かぶせてあった。7月らしい演出がにくい!

ハモのすり身焼き

あゆの塩焼き

ハモが旬のこの季節。
ハモは関東圏だとなかなか口に入る機会のないお魚なので、この後もいろいろな味を楽しんでみたい。
あゆも、焼きたてのホクホクで出てきた。
手前の緑のたれ(抹茶味)をつけながらいただく。
魚好きの石くっきぃは、皿に何も残っていなかった(^^;

お豆腐のすずきのせ

ハモの湯引き/ハモの梅肉ソース

これは、お豆腐の上にすずきがのせてある。
すずきの風味がお豆腐にうつり、何か不思議な風味があった。
だからといって、自宅で、豆腐の上にすずきのお刺身をただ単に乗せても、違うものになるような・・・。
出ました。今度はハモを湯引きしたお皿だ。
手前の梅肉ソースをつけていただく。ハモ自体に特に味があるわけでもないのだが、骨のコリコリした感じが、歯に気持ちいい。それに、このすっぱい梅肉ソースが合う。
右上は、ハモ肉の寄せまんじゅうだった。
これも、梅肉風味。ハモには梅肉がよく似合う。
(梅肉ソースの右に写っているのは天井のライトです^^;)

ごはんと赤だし

水菓子

そして、お食事。
白いごはんと赤だし、そしておつけもの。京都といったら、おつけものが有名。
あんまり美味しいので、お腹いっぱい状態でも、ついついごはんが進んでしまう。
罪作りなつけものだ。
これで、シメ!
日本料理の果物は「水菓子」と呼ばれる。
メロンもぶどうも、とろける甘さだった。
日本料理でも西洋料理でも、コースの締めくくりがまずいと、
それまでの美味しさがぶっとんでしまうが、辨慶さんは、
120%合格点だった。(パセリも食べたゾ)
今回はあらかじめ、旅館を頼んだ際に料理の注文もしておいた。
1人がダイエット中なので揚げ物をはずして下さい、とお願い
していたところ、宿泊する前日になって、わざわざ旅館の方からTELがありびっくりした。
こちらの希望を詳しく伺いたい、というのだ。
おかげでこちらは大満足したわけだ!写真では量も多い
ようだが、就寝する頃にはゆとりが出る軽さだった。
どのお皿も丁寧な仕事がしてあって、久しぶりに「美味しい!」と、思える旅館料理だった。