3月20日


    朝起きるとマムはすでにバンコックに戻っていて、僕たちも出発の準備をしてアパートを出ることにした。朝食はアパートの近くにある飯屋で、アヒルの炒め物御飯を食べた。八丁味噌っぽいタレがかかっていて絶品だった。

    10時発のバンコック行きのバスに乗り、一路バンコック北バスターミナルへ。北バスターミナルからヤワラーのチャイナタウンホテルまで市バスで行くことにした。昼からは彼女を連れて、ワットアルンとワットポーに行く事にした。シャワーを浴びて再び出かけた。ヤワラーからワットプラケオ前までエクスプレスボートで行き、ワットポーまでプラプラ歩いていくことにした。ボート内で彼女の隣りには僧侶が立っていたのだが、彼女はタイ仏教の慣習をかなり気にしていて、隣りの僧侶に触れないよう細心の注意を払っていた。

    僕たちが着いたときにはワットポーはそんなに込んでなかった。寝仏像を見た彼女はその大きさにただ圧倒されていた。しかし次の瞬間、彼女は笑いが止まらなくなっていた。仏像にまきまきウ○コがいっぱい乗っているように見えたらしい。前にも友達が撮ったワットポーの仏像の写真を見て同じことを言っていたのだが、また同じことを言うとは僕と一緒でアホである。時間をいっぱいかけて拝観し、「じゃあ、ここにあるマッサージにでも行こうか」と言うことになり、行ったのだが待ちがすごかったのでやめる事にする。帰る頃には入り口付近は団体観光客であふれかえっていた。

    渡し舟に乗り、ワットポーにいくことにした。まえにマサと来たときみたいに、中に入るでもなく芝生の上でただのんびりしていた。忙しいバンコクでちょっとした落ち着く場所だと言える。その後暇だったので、「こんな場所もバンコクにはあるんだよ」と言う感じでカオサンに行くことにした。カオサンの騒々しさ、無国籍さに驚いていた。彼女が着いて最初に抱いたタイのイメージがアユタヤーだったのでギャップに驚いていた。レックさんのラーメン屋の前にあるマッサージ屋に行き、マッサージを受けることにする。マッサージを終えた頃には既に8時半。今夜はハードロックカフェに行くつもりだったので、バスに乗り一旦ホテルに替えることにする。

    シャワーを浴び、ちょっとこぎれいな格好(本当にちょっとだけ)をしてトゥクトゥクでサヤームに向かうことにした。信じられないことに年中無休のこのカフェは従業員のパーティーのために休みであった。1/365の確率でハズレなのであった。正直このときはかなりヘコンで機嫌も悪かった。とりあえずマクドナルドに入ったのだが、むしゃくしゃは収まりきらず、勢いに任せてタクシーでパッポンに行ってやった。

    彼女を連れてパッポンとは何事かっ!と思ってしまうがゴーゴーバーに行ってやった、ぐははは。お姉ちゃんに囲まれてビール飲んで、煙草をスパスパ吸ってやった。ふと、「何してんだろ俺?」と思い、店を出て2人でまたみやげ物を売ってる露店を見て回った。 2人ともかなり疲れていたので、ホテルに戻り寝ることにした。

いよいよ最終日へ

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