メーリングリストなどでよくみかける、Message-Id付き引用マクロの作成手順を紹介します。
メーラー部で引用したい部分を選択した状態でマクロを実行すると、クリップボード内にMessage-Id付き引用形式で複写されます。
エディタ部の任意の位置で貼り付けを行うと、右図のようになります。
Subject: %s ← 「%s」… 件名(Subject:) 例「 EdMax(えどまっくす)」 Date: %d ← 「%d」… 日付(Date:) 「Fri, 21 Sep 2001 12:30:00 +0900」 Message-Id: %m より ← 「%m」… Message-Id: 「<20010921123000IT5KcJ@EdMax>」と入力します。(最後に改行を入力します)
----------------- by %n さん ← 「%n」… 名前 例「江戸 太郎」と入力します。(最後に改行を入力します)
マクロ記録は以上で終了です。ツール(T)→マクロ(M)→操作の保存(S) で、「操作の保存」ダイアログを表示させ、記録したマクロを任意の名前で保存します。
CopyString( ) ; //コピー InsertStringEx( 3 , "> " ) ; //挿入:文字列(クリップボードの行頭) InsertStringEx( 4 , " Subject: %s\r\n Date: %d\r\nMessage-Id: %m より\r\n" ) ; //挿入:文字列(クリップボードの先頭) InsertStringEx( 5 , "----------------- by %n さん\r\n" ) ; //挿入:文字列(クリップボードの最終) // End of EdMax Macro
詳細は「アカウント設定:受信...」のヘルプ(キーワード=「アカウント設定」)を参照ください。(「返信ヘッダ」に使用可能な特殊記号の説明があります。)
EdMaxでは選択範囲のみを引用して、返信・転送ができます。
設定(S)→アカウント設定(A):受信で「引用符」を上図のように「%y> 」と指定します。選択していない場合には、全文引用されます。このときの引用形式は「返信ヘッダ」、「転送ヘッダ」で指定されている形式となります。