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STEP5 Message-Id付き引用

■ ここでは...

メーリングリストなどでよくみかける、Message-Id付き引用マクロの作成手順を紹介します。

◆ マクロ動作イメージ

マクロ実行前 メーラー部で引用したい部分を選択した状態でマクロを実行すると、クリップボード内にMessage-Id付き引用形式で複写されます。

マクロ実行後エディタ部の任意の位置で貼り付けを行うと、右図のようになります。

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■ マクロを記録する

  1. 事前準備
    1. エディタ部コマンドを使用できるようにするため、ファイル(F)→新規メッセージ(M)で新規メッセージを準備しておきます。
    2. コピーコマンドが使用できるように、メーラー部で本文の任意の部分を選択状態にしておきます。
  2. ツール(T)→マクロ(M)→操作の記録開始(R) を実行します。
  3. 編集(E)→コピー(C)を実行し、選択部分を複写します。
  4. 事前に準備した新規メーッセージを選択し、エディタ部へ切替えます。(この操作は記録されません。)
  5. エディタ部メニューから、編集(E)→挿入(I)→文字列(S) を選択し、クリップボードテキストの行頭へ「> 」を挿入します。
    文字列の挿入(クリップボードテキストの行頭)
    1. 挿入位置(P)から「クリップボードテキストの行頭」を選択します。
    2. 文字列(S)に、「> 」と入力します。
    3. OKボタンを押します。
  6. 編集(E)→挿入(I)→文字列(S) を選択し、クリップボードの先頭へ引用開始文を挿入します。
    文字列の挿入(クリップボードの先頭)
    1. 挿入位置(P)から「クリップボードの先頭」を選択します。
    2. 文字列(S)に、
         Subject: %s        ← 「%s」… 件名(Subject:)   例「 EdMax(えどまっくす)」
            Date: %d        ← 「%d」… 日付(Date:)        「Fri, 21 Sep 2001 12:30:00 +0900」
      Message-Id: %m より   ← 「%m」… Message-Id:        「<20010921123000IT5KcJ@EdMax>」
      
      と入力します。(最後に改行を入力します)
    3. OKボタンを押します。
  7. 編集(E)→挿入(I)→文字列(S) を選択し、クリップボードの最終へ引用終了文を挿入します。
    文字列の挿入(クリップボードの最終)
    1. 挿入位置(P)から「クリップボードの最終」を選択します。
    2. 文字列(S)に、
      -----------------  by  %n さん   ← 「%n」… 名前   例「江戸 太郎」
      
      と入力します。(最後に改行を入力します)
    3. OKボタンを押します。
  8. ツール(T)→マクロ(M)→操作の記録終了(R) を実行します。

マクロ記録は以上で終了です。ツール(T)→マクロ(M)→操作の保存(S) で、「操作の保存」ダイアログを表示させ、記録したマクロを任意の名前で保存します。

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■ 補足資料

◆ 手順に従い作成したマクロにコメントを追加したマクロテキスト

// Start of EdMax Macro CHAR MacroComment[] = "Message-Id付き引用"

CopyString( ) ;                 //コピー
InsertStringEx( 3 , "> " ) ;    //挿入:文字列(クリップボードの行頭)
InsertStringEx( 4 , "   Subject: %s\r\n      Date: %d\r\nMessage-Id: %m より\r\n" ) ;   //挿入:文字列(クリップボードの先頭)
InsertStringEx( 5 , "-----------------  by  %n さん\r\n" ) ;    //挿入:文字列(クリップボードの最終)
// End of EdMax Macro

◆ 挿入する文字列について

サンプルでは日付に「%d」 名前は「%n」を使用していますが、他にもさまざまな特殊記号が使用できます。
使用可能な特殊記号(HELPより抜粋)
%f 差出人(From:) 日本 太郎
%n 名前 日本 太郎
%t 先頭の名前 日本
%e 後半の名前 太郎
%a アドレス [email protected]
%Y 4桁の西暦
%v 月(01〜12)
%q 1か月の中の日(01〜31)
%j 曜日の省略名
%U 24時間フォーマットの時間(00〜23)
%V 分(00〜59)
%X 秒(00〜59)
%z タイムゾーンの名前(時差文字列を含む)

詳細は「アカウント設定:受信...」のヘルプ(キーワード=「アカウント設定」)を参照ください。(「返信ヘッダ」に使用可能な特殊記号の説明があります。)

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■ マクロを使わずに引用

EdMaxでは選択範囲のみを引用して、返信・転送ができます。
アカウント設定(
設定(S)→アカウント設定(A):受信で「引用符」を上図のように「%y> 」と指定します。選択していない場合には、全文引用されます。このときの引用形式は「返信ヘッダ」、「転送ヘッダ」で指定されている形式となります。

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