STEP3　(クリップボード内のTextに引用符をつけ貼り付け)

掲示板やホームページなどからコピーした文章に、引用符をつけるマクロの作成手順を紹介します。

のような状態でマクロを実行すると

右図のように、カーソル位置の行頭に引用符付きでコピーしたTextが貼り付けられます。このとき、貼り付けた部分は選択状態になっています。

1. 事前準備
   1. 「選択状態で貼り付け」「フォーカス:メッセージ作成合面へ」はエディタ部拡張コマンドです。拡張メニュー等に設定し、使用可能な状態にしておきます。
   2. 任意の文章をコピーしておきます。
2. ツール(T)→マクロ(M)→操作の記録開始(R) を実行します。
3. 拡張コマンドのフォーカス:メッセージ作成合面へを実行します。
   念の為、フォーカスをメッセージ作成合面へ移動させます。
4. エディタ部メニューから、編集(E)→挿入(I)→文字列(S) を選択し、クリップボードテキストの行頭へ「> 」を挿入します。
   
   1. 挿入位置(P)から「クリップボードテキストの行頭」を選択します。
   2. 文字列(S)に、「> 」と入力します。
   3. OKボタンを押します。
5. Copyした引用文の最後に改行が含まれていないときのために、もう一度「文字列の挿入」を行い改行を追加します。
   
   1. 挿入位置(P)から「クリップボードの最終」を選択します。
   2. 文字列(S)で、Enterキーを1回入力します。
   3. OKボタンを押します。
6. Homeキーを一回押し行頭へ移動させます。
7. 拡張コマンドの選択状態で貼り付けを実行します。
8. ツール(T)→マクロ(M)→操作の記録終了(R) を実行します。

マクロ記録は以上で終了です。ツール(T)→マクロ(M)→操作の保存(S) で、「操作の保存」ダイアログを表示させ、記録したマクロを任意の名前で保存します。

// Start of EdMax Macro
CHAR MacroComment[] = "Copy済みの引用文に\r\n引用符をつけ行頭に貼り付け"

SetFocusToEditor( ) ;           //フォーカス:メッセージ作成画面へ
InsertStringEx( 3 , "> " ) ;    //挿入:文字列(クリップボードの行頭)
InsertStringEx( 5 , "\r\n" ) ;  //挿入:文字列(クリップボードの最終)
KeyDown( VK_HOME , 0 ) ;        //Homeキー
PasteSelected( ) ;              //選択状態で貼り付け
// End of EdMax Macro