私的FAQ集

PS/55note C52 486SLC編

更新日 2001年1月16日

このFAQ集は私がWebなどで見聞きしたことや自分で体験したことなどをもとに備忘録的な意味も込めて作成しました。もしかしたら間違いがあるかもしれませんので注意してください。なお、このFAQ集は新しい発見などがあった場合、随時追加変更していく予定です。あと、こんなことを載せたら良いのでは等のご意見ありましたらお手数ですがゲストブックのほうに書き込んでいただければ幸いです。

*PS/55note C52 486SLCユーザーの方なら誰でも知っているようなことや、マニュアルに載っているようなことも掲載しました。中古で手に入れたけど使い方が分からないといった人向けかも(でも今回は自信ないなあ)。

 

Q1 CPUは?換装はできる?

A1 386互換のIBM486SLC-25MHzです。486SLC2へ換装出来るようです。またオプションでコプロの装着も可能です。

Q2 標準搭載メモリは?最大搭載メモリは?

A2 標準搭載は4MBタイプと16MBタイプがあります。最大搭載は16MBです(CPUの制限上これ以上は無理みたいです)。メモリの増設はIC DRAMカードで行います。増設メモリスロットは2つです。

Q3 内蔵HDDの容量は?換装はできる?

A3 120MBです。HDDはパック式ですので換装は簡単にできますがESDIという特殊なHDDのため、入手が極めて困難です。またGBクラスの大容量のものも無いようです。

Q4 ディスプレイのサイズと解像度、最大発色数は?

A4 ディスプレイは10.4インチTFTカラーLCD、解像度、発色数はVGA、256色です。VRAMは512KBです。

Q5 バッテリーの種類は?

A5 NiMHバッテリーパックを使用します。充電は本体で行います。バッテリーチャージャーもあるようです。

Q6 拡張ポートは?

A6 本体にシリアルポート*1、パラレルポート*1、外部ディスプレイポート、内蔵モデム用スロット、マウス・キーパッド用コネクタ、拡張バスコネクタがあります。拡張バスコネクタには拡張ボックスを装着することでMCAのカードが挿せます。

Q7 使用できるOSは?

A7 DOS、OS/2が初期導入OSになっています(YZB)。Win3.1も動きました(MS版)。Win95も動くようです。自分で試したのはPC-DOS J7.0/V、MS-Windows3.1です。

Q8 PCカードは使える?

A8 スロットが無いので使えません。

Q9 音源は?音量調節は?

A9 音源はなさそうですねえ。ビープ音の音量調節はキーボード上部のスピーカーの印のスライドスイッチで3段階に調節できます。

Q10 ポインティングデバイスは?

A10 トラックポイントIIがついています。

Q11 BIOSメニュー(リファレンスメニュー?機能設定メニュー?呼び方がわからない。イージーセットアップのようなもの)を起動するには?

A11 電源投入後カーソルが右上に移動したときにCtrl + Alt + Insertを同時に押すと入れます。なおBIOSメニューですがHDDに保存されているようで、HDDを換装したときなどはリファレンスディスケットからシステム区画を導入する必要があります。

Q12 マニュアルを取り寄せたいのだが?

A12 Internet BOOKScopeや紀伊国屋書店から通販で購入することが出来ます。C52 486SLC用は結構ありますね。注文方法など詳細は各社のホームページをご覧ください。あと英語版でよければThinkPad700C用のHMMが米IBMのサイトからダウンロードできます(PDF)。

Q13 ケースはあるの?

A13 専用かどうかわかりませんがキャリングケースというのがあるようです。

Q14 C52 486SLCでネットサーフィンとかEメールとか出来ますか?

A14 内蔵モデムを装着するかシリアルポート経由で外部モデムを接続すれば出来るのではないかと思います。ただし通信速度については不明です(速くはないと思う)。

Q15 C52 486SLC用のドライバなどは入手可能ですか?

A15 日本語版が入手できるかどうかは不明ですがThinkPad700C用でしたらリファレンスディスケット(2枚組、Reference DiskとDiagnostic Disk)やビデオドライバなどが米IBMのサイトから入手可能です(これっていけない事かも。でも700Cのページに出てくるJapanese modelってC52のことだとしたら落としてきてもいいのかな?うーん、微妙だ)。これがないとHDDの換装も出来ず、オプションの拡張などが厳しいです。

Q16 HDDの内容を工場出荷時に戻すことはできますか?

A16 PC-DOCKのソフトウェアリカバリーサービスのリストには載っていないですね。

Q17 オプションはどのような物がありますか?入手可能ですか?

A17 主なオプションとしてはACアダプター、NiMHバッテリー、拡張ボックス、ポトリなどがありますがいずれも流通在庫はほとんどないようですのでやはりジャンクショップをめぐるかネットオークションを利用するのが良いようです。ただ秋葉原のショップでは一部のオプションがまだ買えるみたいです。
米IBMのShop IBMでは細かいパーツまで買えるようですが国外への販売はしていないようです(残念!)。

Q18 自動電源断は出来ますか?

A18 たぶん出来ないと思うのですがどうなんでしょうねえ。すみません、わかりません。

Q19 C52の情報はどこで得られますか?

A19 何しろ古いマシンですので日本アイビーエムのサイトに行ってもあまり情報は得られません。やはり米IBMのサイトで探すのが一番です。リファレンスディスケットやビデオドライバも入手できますし(またまた言うけどこれっていけない事かな?)、エラーが出てもHMMを参照すればある程度原因はわかります(治せるかどうかは別として)。あとはひたすらネットなどを巡るのがよいと思います。

Q20 システム領域をフォーマットするには(HMMいわくlow level format)?

A20 通常のフォーマットだとHDDのシステム区画(この場合BIOSメニューのこと)はフォーマットされませんが、BIOSメニュー起動中にCtrl + Aを押すと保守用診断メニューに入れます。ここで「ハードディスクのフォーマット」を選択するとシステム区画をフォーマット、リストアできます。注!必ずシステム区画のバックアップを取ってから実行してください!HDDのBIOSメニューからフォーマットできるかわかりませんが必ずシステム区画の保存を行なってからフォーマットを実施してくださいね。でないと怖いことになります。
HDDをフォーマットしたあとシステム区画をリストアしないと起動時にI9990012とI9990303というメッセージ(システム区画とHDD関係のエラー)が出てC52が固まってしまいます。ここでリファレンスディスケット2枚組(リファレンスディスケットと診断ディスケット)がないともうお手上げです。このリファレンスディスケットからシステム区画を復元しないとC52は使えなくなってしまいます。

Q21 起動時に画面右下に出る「CP」ってなに?

A21 Check Point Codesだそうです。エラーコードではないそうです。

Q22 PS2コマンドはありますか?

A22 リファレンスディスケットの中にあります。詳しい使い方は ps2 ? とコマンド入力してください。そのままps2とコマンド入力すると「拡張機能設定」に入ります。ちなみにps2 offでサスペンドに入ったあと、クリックボタンを押すと復帰できました。

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