スピードボタンの使い方
スピードボタンは、TSpeedButtonクラスで定義されるコンポーネントで、主にツールバーなどで使用されますが、単体でも使用できます。Win32タブでツールバーコンポーネントがありますが、それとは関係ありません。
スピードボタンを単体で使用するには
- ふつうのボタンのようにフォームに貼り付けます。
- Glyphプロパティを設定してボタンに画像を貼り付けることができます。
- FlatプロパティをTrueにすると、CoolBarのボタンのように使用できます。
- フォーム上のダブルクリックして、イベントハンドラを表示させ具体的な動作を記述します。
ツールボタンとして使用するには
- コンポーネントパレットのStandardタブにあるPanelコンポーネントをフォームに貼り付け、AlignプロパティをalTopに変更します。
- コンポーネントパレットのAdditionalタブにあるSpeedButtonコンポーネントをパネルに貼り付けます。
- スピードボタンのGlyphプロパティにスピードボタンに表示する画像を設定します。
- スピードボタンのオブジェクトインスぺクタでイベントタブを表示して、OnClickイベントハンドラを適切なメニューハンドラに設定します。
トグルスイッチとして使用するには
- 2つ以上のスピードボタンをフォームに配置します。
- それらのGroupIndexプロパティを0以外の数(例えば1)にします。
- どのボタンが押されているかはDownプロパティで取得します。
ボタンを押したときと離したときで違うビットマップを表示するには
ビットマップボタンと同じ要領で行います。
サンプル(16進数電卓のボタンとして使っています)