delphi.gif (306 バイト) コンボボックス(ComboBox)の使い方


コンボボックスはリストボックスとエディットボックスが組み合わさったようなコントロールです。コンボボックスには、主にシンプル、ドロップダウン、ドロップダウンリストの3種があります。このうち、シンプルはドロップダウンがありません。また、ドロップダウンリストはエディットボックスがありません。

 

toach.gif (917 バイト) コンボボックスのスタイルを決めるには

オブジェクトインスペクタでStyleプロパティを設定します。

 

toach.gif (917 バイト) リスト部分に項目を設定するには

リストボックスのときと同じです。ここをクリックしてください。

 

toach.gif (917 バイト) 現在選択されている項目を得るには

ItemIndexプロパティは選択された項目番号(先頭は0)を表します。Items[ItemIndex]は選択された文字列を表します。

with cmbDropDown do
MessageDlg(Items[ItemIndex], mtInformation, [mbOK], 0);

toach.gif (917 バイト) ユーザが違う項目を選んだかを知るには

OnChangeイベントハンドラを追加するとユーザが違う項目を選んだかをチェックできます。

 

toach.gif (917 バイト) リスト部分に項目を追加するには

Itemsプロパティに項目を追加します。ItemsプロパティはTStrings型なので、Addメソッドによって項目を追加できます。これはリストボックスにおける操作と同じです、

 

toach.gif (917 バイト) 現在の項目を削除するには

Itemsプロパティで現在選択されている項目を削除します。削除方法はリストボックスのときと同じです。このとき、編集部分はクリアされるので、デフォルトとして編集部分に何か表示したければ、ItemIndexを設定する必要があります。例えば、先頭の項目をデフォルトとするときはItemIndex:=0とします。

    with cmbDropDown do
    begin
    	Items.Delete(ItemIndex);
        ItemIndex := 0;
    end;

 

toach.gif (917 バイト) 現在のリスト部分の内容を次回も表示したいときには

ItemsプロパティはTStrings型なので、SaveToFileメソッドによってその内容を保存できます。読み出しはLoadfromFileメソッドを使用します。