MP3プレーヤを使おう(SCMPX)

・MP3ファイルをとりあえず再生してみたいという場合、MP3ファイルをクリックしてみて下さい。Windows付属のメディアプレーヤ(Windows Media Player)が起動して音楽が聴けるはずです。しかしメディアプレーヤは車に例えると前に進むだけで運転しても大して楽しくない車です。もっと楽しくドライブするために、これから解説するMP3プレーヤを使ってみて下さい。

・自分が初めて買ったデスクトップパソコンには外付けスピーカが付いていました。ある日、友人から勧められて初めてSCMPXでMP3を聴いた時の感激は今でも忘れられません。パソコンにもかかわらず素晴らしい高音質でした。それ以来、SCMPXばかり使っていて個人的には一番愛着のあるMP3プレーヤです。

MP3プレーヤ比較あくまでも個人的意見
MP3プレーヤ SCMPX Winamp
見た目

くて美しい。
暗い(スキンでデザイン変更可能)。
言語

日本語版。
英語版。日本語化キットで日本語化できるが、多少手間がかかる。
音質

音質良好。
バージョンによって音質が異なるという問題点の指摘あり。
イコライザー

なし。
イコライザーが付いてるけど上手に使うのは難しい。

操作性

使いやすい。
曲リストの作り方が分かりにくい。
ボタンの意味も分かりにくい。
総合評価 初めてMP3を楽しむ人にはSCMPXをお勧めします。 世界的な評価はNo1。スキンやプラグインで色々な楽しみが広がる。

・無料MP3プレーヤは他にもいくつも(というより無数に)ありますが、初めての人はSCMPX、次にWinamp、もっと遊びたい人はその他のMP3プレーヤ、と進んではどうでしょうか。まずはSCMPXの使い方を解説します。


SCMPXのインストール手順 :

・あらかじめSCMPX用フォルダを作っておきましょう。ここでは次の場所に「scmpx」フォルダを作ることにします(新規フォルダの作り方)。

C:\Program Files\scmpx

・SCMPXは次のサイトからダウンロードできます。

http://70.nu/ch3/

*平成12年12月でのSCMPXの最新バージョンは1.15です。

・ダウンロードされたファイルは圧縮ファイルです。先ほど作った「scmpx」フォルダに解凍して下さい(ZIPファイルを解凍しよう)。

C:\program Files\scmpx\Scmpx.exe (←プログラム本体)

・プログラム本体をクリックしてSCMPXを起動して下さい。

SCMPXの使い方 :

図中 ① : 

をダブルクリックしてプレイリストウィンドウを開いて下さい(↓)。
*①の場所を右クリック→「プレイリスト」としても同じです。

・このウィンドウに聴きたい曲をあらかじめリストアップしておきます。「追加」ボタンをクリックすると新しいウィンドウが開きます。「ひとつ上のフォルダへ」ボタンなどを使ってMP3ファイルを保存してあるフォルダを開きます。ここで聴きたい曲のファイルをマウスで四角く囲って白黒反転させてます(↓)。

・この状態で「開く」ボタンをクリックするとプレイリストにファイル名が入ります(↓)。

・この要領で次々と再生したい曲をプレイリストに登録して下さい。プレイリスト中のファイルを選択して▲や▼(上図の赤丸)をクリックすると曲の順番が変わります。最後にウィンドウを閉じます。  


図中 ② : 

・「再生ボタン」と「停止ボタン」です。再生ボタンをクリックするとプレイリストに登録した曲順にMP3が再生されます。

図中 ③ :

・ボリュームスライダーとボリューム値です(最大100)。マウスのホイールを使ったりマウスポインタでバーをクリックして音量を調節できます。*⑩の「SCMPX」の文字が光っていない時はマウスホイールで音量調節ができないので⑩を一度クリックしてSCMPXをアクティブ(操作可能)にして下さい。


図中 ④ :

・「REPEAT」再生や「RANDOM」再生を選択することができます。

図中 ⑤ :

・ID3タグエディタのウィンドウを開きます(下図)。ID3タグはMP3ファイルの設定やファイル情報を記録したもので、MP3ファイルの中に保存されています。曲名などを書き入れた後に「設定」ボタンをクリックすると情報が保存されます。サンプリングデータやビットレートなど、MP3ファイルが作られた条件も右欄に表示されています。
*ここでID3タグの内容を変更できず、エラーとなる場合、ファイル属性が「読み取り専用」になって書き換え禁止になっている可能性があります。MP3ファイルのアイコンをを右クリックして「プロパティ」を選択し、属性を「読み取り専用」→「アーカイブ」に変更するとID3タグの書き換えが可能になります。


図中 ⑥ :

・ビジュアルウィンドウです。曲に合わせて波形が表示されます。ビジュアルウィンドウのすぐ下の3種類のパターンからデザインを選ぶことができます。


図中 ⑦ :

・バランサーと呼ばれ、左右スピーカーのバランスを調節します。
*片方のスピーカーの音が異常に小さい場合、ここを調べて下さい。


図中 ⑧ 

・クリックして「再生経過時間」と「再生残り時間」の表示を切り換えることができます。


図中 ⑨ :

・ここをダブルクリックするとSCMPXが最小表示されます(↓)。


図中 ⑩ :

・SCMPXを終了します。

・MP3ファイルを再生すると、ID3タグ情報に書き込んだ「Artist」と「Title」の情報がスクロール表示され、ビジュアルウィンドウに波形が表示されます(↓)。

・ここまでの解説でほとんど不自由なくSCMPXを使えるようになると思います。これ以外のSCMPXの詳しい使い方はSCMPX付属のヘルプファイルを参照して下さい。

C:\program Files\scmpx\Scmpx.hlp (←ヘルプファイル)

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