JavaScript入門


平成15年4月8日 永江 英夫(c)
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 目次

  1. jJavaScript言語の基礎
  2. JavaScriptの構文Syntax
  3. データ型
  4. 文、ステートメント
  5. 変数名
  6. 式とその表現
  7. 配列
  8. 関数
  9. JavaScriptオブジェクト
  10. ドキュメントオブジェクト
  11. 文字列の処理
  12. イベント処理
  13. ウィンドウの操作
  14. フレームの操作
  15. フォームとそのコントロール
  16. タイミング
  17. イメージの操作
  18. クッキー
  19. Java AppletをJavaScriptから利用する。
  20. JavaScriptExamples
  21. Plugin情報を取り出す(NetScape Navigatorのみ有効)
  22. 参考文献

JavaScriptの概要

 注意事項
 本テキストは教育用として作成されたもので販売目的ではありません。本文中に出てくる商品名などはそれぞれの会社の
 登録商標です。
 NetScape Navigator  NetScape社のWebブラウジングソフトです。
 Internet Explorer    Microsft 社のWebブラウジングソフトです。
 http://www.Yahoo.co.jp Yahoo.japan社のホームページ


  JavaScript とは、Netscape社が開発したスクリプト言語です。
 JavaScript はユーザのホームページ上に置くことができ、ユーザの入力状況によりページの

流れを変えたり、色々な表示、計算などを行わせることができます。
 JavaScript は C 言語をベースにしたオブジェクト指向言語で、Web上ではソースコードを逐一
解釈しながら実行するインタプリタ言語です。

  JavaScript を含んだ HTML文書の基本形
<HTML>
  <HEAD>
             <TITLE> Title_name</TITLE>;
  </HEAD>;
  <SCRIPT LANGUAGE="JavaScript">
        本文で使用する関数の定義をおこなう。
        function funcname(arg1, arg2,..)
        {
             statements
        }
        定義する関数が複数ある場合、ここで定義する。
         ......
   </SCRIPT>

   <BODY>
         処理する本文を記述
      JavaScript 文
      FORM で定義された入力部分
      通常のHTML文
   </BODY>
</HTML>


  注意
 1 本文で使用する JavaScript文は関数定義と同様、下記形態をとること。
   <SCRIPT LANGUAGE="JavaScript">
       
             statements
           ......

     </SCRIPT>

 2 処理の実行順序は、記述順序に従うが、ボタンクリックなどによるイベント処理は、そのイベントが
   発生したとき、処理すべき関数をを呼び出して処理が行われる。
 
 3 FORM タグとINPUTタグでユーザの入力を受け取り、処理することができます。ここで入力された
   ユーザデータはJavaScriptで受け取り、JavaScriptの各実行文で処理されます。

 4 JavaScriptの言語仕様はC/C++と似ており、オブジェクト指向言語です。従って記述法はC/C++
      の書式に従います。
 
 

JavaScriptの特徴
  Webブラウザ上で動作するScript言語でJava,C++に似た言語構造
  Documentの外観(背景色、テキストフォントなど)の制御が可能
  HTML構文をそのまま取り込み実行できる。
  Webブラウザの制御が可能
  ユーザとの対話が可能
  Cookieの読み書きが可能。
  JavaScriptからJava Appletのpublicフィールド、public関数を参照できる。

JavaScriptにできないこと。
  セキュリイテイの関係でファイルの読み書きやネットワーク機能を提供していません。
  マルチスレッド
  グラフィックスの生成。

   (C) 永江 英夫 [email protected]