【日程】 :2003年5月4日(日) 【天候】 :晴 【場所】 :加西の野池(3箇所) 【同行者】 :お松、さな、どんちゃん GWも残すところ2日と迫った5月4日。夕方〜夜間の限定であるが、加古川方面で釣りができる スケジュールを組むことができた。ここ数年不調が続いているGW期間の釣行であるが、夕方はともかく、 夜間に入れば少しは良い釣果が期待できるかもしれない。 午後4時過ぎに加古川西インターの高架下で、お松、さな、どんちゃんと合流。この日の加古川はレジャー 日和であったことから、すごい数の人出であった。そこでハイプラッシャー化されている加古川を避け、 加西の野池をラン&ガンする方針に変更。加古川西インターから30分程走り、お松特選野池へ移動。 少し遅れたが5時過ぎにキャスト開始となった。 開始直後こそトップウォータープラグやシャロークランク等のハードベイトが飛び交っていたが、 ものの30分程で、メンバーのロッドにはソフトベイトが結ばれていった。 ジモッティのお松がハードベイトを見切ったところをみると、なかなかキビシイ状況のようだ。 しかし、私のソフトベイトは車の中に残している。しょうがないので取りに帰ろうとお松の脇を通った。 「どうや?」と通り際に声をかけた。 「アタリはあるんやけど乗らんわ…きたっ!!」 と鋭くアワセた。どうやら上手いこと咥えさせたようだ。程なくして寄せられたバスは、25cm前後といったサイズであった。 使用ワームはゲーリーの「テールレスグラブ」のノーシンカーであった。 やはり野池攻略に高比重ワームは必須である。 ファーストヒットはお松!(やたら得意げですね) 車に戻る時間が勿体無いので、リグをお松から拝借し、ワームも…と思ったが、「テールレスグラブ」 のストックを切らしていたので「チビアダー」を1本拝借し、キャストしてみたが、 ミディアムヘビーのタックルでノーシンカーは少々キャストし辛い。ガン玉シンカーを追加する等色々試して、 ようやくまともにキャストできるようになった頃、今度はさなにヒット! さなにもヒット! 30cm位のバスをキャッチし、嬉々としていた。写真を撮った後、リグを見せてもらったら、 「AR45」のノーシンカーをスピニングタックルで使用していた。 数年前に私をマクってくれた必殺の組み合わせだ。 しばらく広範囲にキャストし、探りを入れていたのだが、アタリ一つない。何とか1本欲しいので、 ひたすら小移動&キャストを繰り返していた。 と、そこへお松にヒット!30cm前後のサイズであったが、この1匹で余裕をかまし、一気にハードプラグへ チェンジしていた。私もそういう釣りがしたいのだが、0匹ではカッコがつかないので、せっせとキャストしていた。 お松の2本目! さなの立っている場所のすぐ脇にオイシそうな岸際があるので、横に入らせてもらい、岸際を狙ってみた。 「ココン、コンコン…」と、1投目からアタリがあった。 勘でアワセてみたが、ワームだけがすっぽ抜けてきた。豆バス…またはギルの仕業だったようだ。 しかし、この日初めての生体反応に俄然ヤル気が出てきた。 数分後、休めていた岸際ポイントにキャスト。かなり際どいポイントを狙ったので、あやうく枝に 直撃するところを、サミングで枝ギリギリの場所に落とせた。 「少し着水音が大きかったかな…」とポーズを取っていたら、 「…コツン」と明確な手応えが! 今度はフッキングに成功し、あっという間に引きずり上げた。豆サイズであったが、ホゲリ回避の 1匹に肩の荷が降りた。 ようやく1匹目が釣れました! その直後、さなに2匹目がヒット!本人が着水地点を予想できないようなヘッポコキャストを 繰り返しているのに、何故か魚をヒットさせている。どうやら「AR45」 のノーシンカーはこの時点では最も有効なリグのようである。 (ちがうもん、さなはちゃんと狙ってるもん!(by怒りのさな)) さな、うれしい2匹目!「たのっすぃ〜っ!」 「ならば、こちらも2匹目を…」と大遠投!ハスの葉ギリギリ横にキャストが 決まっているのだが反応は無し。小移動しながらハスの脇や、枝の下等のイヤラしいポイントを打ち続けていたが、 時々豆バス(ギル?)の反応があるだけで、なかなかフックアップに至らない。 どんちゃんは…と見ると、我々から離れた側の岸際を丁寧に探っている。しかし、何度かあったアタリをモノにできず、 苦戦していた。携帯で様子を聞き、こちら側で一緒に釣ろうと声をかけた。 そんな苦戦中の我々をあざ笑うかのように、お松が横に来ては「バスの活性上げたるわ!」 と「ガンディーニ」をキャストして 「カポカポカポ…」と引きにくる。これはたまらないと、お松から逃れるように移動する。 と、たった今立ち去ったポイントでお松に3匹目がヒット!プラグは「デメタシャロー」 で、先日の釣行でも大活躍したシャロークランクだ。 どんなに良いポイントにキャストが決まっても反応が無いので、もうここもダメかな…と思っていたら、今度はさなに 3匹目がヒット!これには参った。お松に並び、かつ私にダメを押せて嬉々としている。 一同大笑い…って、なんちゅう生意気な奴だ!ここは意地でも逆転してレギュラー組の貫禄を見せ付けねば! こうして、波乱の序盤を終え、本命のナイトバッシングへ向かった。 |