【日程】 :2002年8月10〜11日(土〜日) 【天候】 :曇り(小雨)〜晴れ 【場所】 :諭鶴羽ダム〜竹原ダム 【同行者】 :お松、ケンちゃん、どんちゃん、さな
ついに、2002年度初めての大戦が開催となった。今年はメンバーのスケジュールがなかなか合わず、 延び延びとなっていたのだが、半ば強引に開催となった。 (一部メンバーにかなり無理を強いてしまいました。スミマセン) 今回の大戦は「TOP DECATHLON(トップ デカスロン)」 という、 メンバー間で定義された10種類のTOPウォータープラグで何種類のプラグでバスを釣れるか? という変則形式で行われた。今年の春からずっと温めてきた企画であったが、夏の暑い日に一日中TOPウォータープラグを投げ 続けるのは過酷であると判断し、ナイトバッシングでの開催を試みた。 しかし、最初のステージである「諭鶴羽ダム」へ着いた時、ごうごうと風が吹き荒れていた。 「これはとてもTOPウォータープラグで釣る雰囲気では無いな…」と思いながら、 準備を済ませ、エントリーポイントへ向かったら、 (ガビ〜ン!) 当然、この一匹はフライングによる無効とされたが、条件次第ではTOPウォータープラグでもバスを釣れそうだと メンバーに思わせたのは大きかった。11時40分、満を持して「第11次バス釣り大戦」は開戦された。 皆と同じポイントを攻めていては効率が悪いので、開始早々に一気に対岸までの大移動を試みた。しかし、沖に出て 改めて風の強さを認識させられた。フローターが上下に揺さぶられ、波しぶきが手元を濡らした。 どうにかたどり着いた対岸の立ち木エリアをまずは「マウスベイト(スイッシャー)」で攻めてみたが、 荒れ狂う波にまともにスイッシュ音が出せていないようだ。少し攻めた後、「ジッタースティック(ノイジー)」を 試してみたが、これまたまともにアクションしていない。 なんとか風裏にあたるポイントをさがそうとしたが、地形の関係で、私が選択した対岸はどこもモロに風に晒されていた。 結局、風に逆らうのに疲れ、どんどん下流域へ流されていった。 この時点で結んでいたのは「ビッグバド(ライブリー)」であった。このプラグの引き抵抗がなんとも心強く感じたからだ。 しかし、この頼みの綱も木の枝に引っ掛けロスト…。かなりモチベーションを落としていたところに携帯が鳴った。どんちゃんからだ。 そう、さっきから時折「ピカッ」と光っていたのは気になっていた。 雨雲もすごい勢いで近づいてきて、釣り始めた時点ではまだ星空が見えていたのだが、今では山から半分は真っ黒である。 一旦撤退というのもアリだろう。 視界に居るメンバーに声をかけ、上陸となった。しかし、意外にもエントリーポイントのすぐ近くが風裏となっていたのに 気づかなかったのは不覚であった。ここに大量のベイトフィッシュが集まっていたのだ。どんちゃんもここで唯一のバイトを 出したそうだ。(お松のフライングもこの付近であった) とりあえず、山を降りて作戦練り直しとなった。過酷な大戦の幕開けとなった。
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