【日程】 :1999年5月2日(日) 【天候】 :晴 【場所】 :加古川〜周辺の野池郡 【同行者】 :お松、ケンちゃん、どんちゃん 今回の集まりは初の「加古川攻め」である。 昨年購入したウエーダーをフルに活用し、 「浅瀬に立ち込んで、大き目のペンシルをロングキャスト」 といった、雑誌で紹介されているようなダイナミックな釣りが出来ると思い、気分は ウキウキで、あれもこれも試してみたいと、たくさんのタックルを大型のトートバッグに 詰め込み、朝5時にヨメの実家から300m程離れたどんちゃんとの合流地点まで うんうん唸って歩いて行った。 どんちゃんはGW期間、実家の加古川市に滞在するとのことなので、奥さん&子供も 同乗していた。一旦どんちゃんの実家へ行き、奥さん&子供を預けて出撃する手はず なのだ。 約1時間半後に、「ドライブインながさわ」 (第1次バス釣り大戦以来だよ!)に到着、車中で 寝ていた、お松&ケンちゃんを起こし、無事明石チームと合流。どんちゃんヨメへの 挨拶もそこそこにどんちゃんの実家へ向かった。 どんちゃんの実家へ奥さん&子供を預け、加古川で釣りを始めた頃には、すっかり 日が昇っていた。一応トップウオータープラグをキャストしてみたが、かなり減水して いるとのことで、川のどこからでも対岸に渡れそうなほどであった。なんとも釣れる 気がしない。 しかも、思った以上に流れが速く、いつもの調子でペンシルを数回アクションさせたら 遥か下流まで流されているような状態なので、相当早引きしないと、狙ったコースを通せ ない。 結局、誰にもアタリすら無い状態が1時間程続いたので、加古川を見切り、周辺の 野池郡を攻めることにした。どんちゃんが言うには、昔オイシイ思いをした秘密の 野池が数箇所あるとのことである。しかし、どんちゃんの昔というのは、7〜8年 前のことなので、果たして今でもオイシイのか、少し不安なところであった。 まず、どんちゃんが「ここはホンマにヒミツやで…」 と、隠れるように道路脇の草むらを掻き分けて訪れた池には、高速道路が通って、大きな 支柱が池のど真ん中に立っていた。池の周辺も綺麗に護岸され、ボトムまでコンクリートが 敷かれていることから、一度は「水抜き」されたであろうことは容易に想像できた。 (しかも、ご丁寧に道路から繋がる道まで作ってくれていた…) 妙にヤル気を削がれたので、一投もキャストせず、どんちゃんのマル秘第2弾ポイ ントへ移動。2段池となっている大き目の溜池であった。どんちゃんが言うには 上段の池がオイシイとのこと。下段で釣りをしている人間に声を掛けながら一路 上段を目指した…ら、水が抜かれていた! (どうりで下段でしか釣りをしていないわけだ…) どうにも、7〜8年の歳月は、どんちゃんの古き良き思い出を一変させてくれた ようで、意気消沈するどんちゃん。ここで、現役のジモッティである、お松がナビを 引き継いだ。 まずは、道路沿いに面した池に向かった。いかにも有名ポイントのようで、地元 バサーもたくさん来ているし、他府県ナンバーの車も数台見られた。 得てして、こういうポイントは、ジモッティが一番おいしいポイントを独占して いるもので、この池でも、いかにも…というポイントは、複数の地元バサーが陣取って いた。地元バサーが数匹釣っているのを尻目に色々試してみたが、これでは勝負に ならない。早々に移動することにした。 |