【第2次バス釣り大戦】(1/2)


【日程】  :1996年8月10日(土)
【天候】  :晴
【場所】  :淡路島のダム湖を数箇所(名称不明)
【同行者】 :お松、どんちゃん

【レポート】

 今回の釣行にあたり、タックルを一新し、気合だけは入っているが、 前年のように「1匹だけ」という事態は避けたい ところである。早朝にお松のマンション前に集合した時、他の皆も結構気合が 入っていた。皆同じ想いなのであろう…。

 お松の案内で、まずは「諭鶴羽(ゆずるは)ダム」 へ向かった。ポイントに着き、どんちゃんが持ってきたゴムボートを膨らませる間、 各々のNEWタックルのお披露目をする。だんだん気合が入ってきた!

ちなみに、使用タックルは以下の通り

メンバー名 使用ロッド(メーカー) 使用リール(メーカー)
お松 EDGE:EVC−603M(パームス) メタニウムXT(シマノ)
どんちゃん TD−601−4RB(ダイワ) ABU Lite Plus(ABU)
タク ショットガンSIC(エイテック)
ファントムエリミネーター(ダイワ)
メタニウムXT(シマノ)
アンバサダー5000(ABU)

 まずはオカッパリで様子を見ることにしたので、膨らませたゴムボートを 脇に置き、皆一斉にペンシルベイトをキャスト!別に申し合わせていなかったの だが、同じ種類のプラグというのには笑わせられた。これだけキャストすれば、 どれかにバスが出るのでは…と身構えていたが、立木周辺に落ちたペンシル達が 炸裂することはなかった…。

 2、3投で最初のポイントを見切り、水際に沿って移動する。時折ポイント らしき場所で立ち止まってキャストするが、反応は無い。この日はかなり減水して おり、普段なら踏破出来ないような箇所も全て干上がっている…とガイド役のお松が 言う。

 なるほど、今歩いている場所が水深50cm〜1mのシャローであれば、 ゴロタ石や立木の豊富な上質のポイントになる。と、感心していると、お松の 「POP−X」にヒット!あっと言う間に抜き上げられたバスのサイズは25cm程の 小バスであったが、最初の一匹を獲ると獲らないでは雲泥の差がある。現に、当の お松は写真を撮った後、ニヤリと笑って余裕のタバコを吸い出す始末であった。 (少し焦る)

 次にどんちゃんにバイトがあった!一瞬ヒヤリとなったが、乗らなかったと 聞き、どんちゃんには申し訳ないが「ホッ」とする。しかし、なかなか釣れない ものだ。釣り始めた時、遠くに見えていたダムサイトが、今や目の前まで迫っている。

 ダムサイト際の両端は通常ワンド状になって、ゴミとかが溜まるなどして、 結構オイシイポイントになっているので、そういった「いやらしい」箇所に 「レッドペッパーJr」をフルキャストした。今回初めて実戦投入した 「メタニウムXT」は、以前の「アンバサダー5000」とは比較にならない程の 飛距離が出るので、かなり離れたポイントも狙えるようになった。狙い通り、 岸際に数cm残したポイントへプラグが着水した。

 「おおっ、やるな」と後ろから見ていたお松。 彼もまたメタニウムユーザである。お松の方を向いて新リールの感想を話して、 ルアーを見ると…ルアーが無い。バスがヒットしているのか?おっかなびっくり ロッドを煽ると魚の抵抗が伝わってきた。

「来た〜」と叫びながらリールを巻くと、 小バスが水面を滑って来た。小さいけれどファーストバスだ!

1st bass in awaji!
ホッと一息ですわ…


 写真を撮ってリリースした。「これでひと安心」 とタバコに火をつける。 「あとはどんちゃんかな?」と、余裕をかます 間もなくどんちゃんにもヒット!どうやらこの辺りにバスが付いているようだ。

many small basses!
これくらいのサイズなら幾らでも釣れそうでした。

 しばらくトップウオータープラグで探っていたが、日が高くなってからは、 見る見る反応が無くなった。そこで、「CB−50」で、水面直下を引いてみた ところ、一投目でヒット!(これは嬉しかった!) しかし、徐々にバスからの反応は無くなり、困っていたら、どんちゃんがテキサス リグで木の陰の立ち木エリアからポンポン小バスを連発させていた。慌ててリグを 作ってキャストしてみると、なるほど、数投に一回はアタリがある。

 結局、小バスが一人5〜6匹釣れたあたりで食事&休憩を取ることにした。

【続く】