2003.04.30 (wed)  やっぱり生!!                     第5回
 

本日生ドラム。
数日前、開始時間が10分押しになるとの連絡を受けていたので、
その少し前にB1スタジオに。
まだ前に回の人がやっていて、ちと覗き見(笑)。

本日ひとりお休みなので、女ばかり3人だけ。
とりあえずストレッチを終え、力一杯極限まで叩くという先週教えてもらったアレをやっていて…と。小橋さん。
すぐ終わってしまうと、「もう終わったの?」と一同苦笑い。
小橋さんもライブ前には必ず一度パンパンに張らせて、揉みほぐすということをやっていたそうですよ。
そうすると、パンパンになるまでの時間が長くなるらしい…。
「(筋肉を)騙してるだけなんだけね」みたいなこと言ってたなぁ…。

そして、小橋さんがコーヒーを取りに行くと、気になるのがいつも書いている紙?
某Tちゃんが見に行きました。
一番上は私のだったようですが…。
そうすると、小橋さんが帰ってきて、何食わぬ顔で席につくTちゃんに大ウケ。
小橋さんにはバレバレだったけどね。
私も軽くは見たけど(内容までは分からじ)、字が汚かったような…(苦笑)。

最初はパッドにて、いつものように4分…8分…16分…また4分と
叩いてゆくのですが、今日は何かが違う。
そう、スタジオには鏡があるわけで、
自分の醜い姿を見ながら叩かなければいけないわけですよ。
照れもあるけど、見たくもない現実を受け入れなければいけない辛さ(苦笑)。
リハ中のヴォーカリストはどんな気持ちで鏡に向かっているのかな。
浅岡氏に聞いてみたいね。
でも、リハスタジオに鏡があるわけ、何となく分かりましたよ。

でもやっぱり広い所はいいねぇ。
叩いていて、気持ちがいいもん。

残りの時間は小橋さんのお言葉通り、
生ドラムでお遊び…というかたわむれ?(笑)

各所の説明を受け、実際に叩いてみるわけなのですが、やっぱり私から…。
叩けることは叩けるんだけど、靴底がちょっと厚めなので、
キック(バスドラム)のペダルがうまく踏めない。
小橋さんがやるとホントかっこいいんだけど…。
特に、ハイハット(シンバル)の方の踏む力が弱くて、シャカシャカうるさい。
ドラマーの人が演奏時前かがみなのは、ペダルに体重を乗っけるためなのだそうです。

まぁ、とりあえず8ビート叩けて、次の人へ。
みんな悪戦苦闘…でも和気あいあいと進行。
横からチャチャ入れながらね(笑)。
しかし、私の隣に座る小橋さんにはちょっと恐縮。
だって、あのVIEWがこんなに近くにいるわけよ(笑)。
完全に雲の上じゃなくなったんだなぁ…なんてね。
こんな身近になっちゃって(笑)。

次に4小節に1回シンバル(クラッシュ)を叩く。
シンバルを叩く作業がプラスされただけなのに、
そっちにばかり気を取られると8ビートが叩けなくなるのです。
ぎこちな〜くどうにか叩ける程度。
頭がパニックになりそうっす。
みんなの難しそう。

そんなこんなで本日は終了。

帰り際、キックに何かが入っているのを目撃。
「これ中に入ってるのはタオルですか?」
毛布だと思ったんだけど、タオルにしか見えなかったのでそう聞いてみると、
毛布とのお答え。
「人によっては、和紙とか新聞紙とか違いますよね…」と
ちょっと学があるトコ見せてみました(笑)。

そして、「何でPearlなんですか?」
私が長い間疑問に思っていたこと を思いきって聞いてみました。
そしたら、「何でだろうねぇ…(笑)」とちょっといじわる。
しかし、グレッチやdwの名前を挙げた後に、
「YAMAHAもいいんだけど、誰が叩いても同じ音がする」と小橋さん。
「Ludwigはダメですか?」と聞くと、
やはり昔のドラムの方が音がいいそうで、見つけるのが難しいそうですよ。
納得というか、長年の疑問が解消されてスッキリしました。
でも、私はあくまでもLudwig派よ。

本当に楽しかったです。
これからも3人だといいのになぁ…なんてね。
だって、今までになくしっくりいったんだもん(笑)。

今日の小橋さんは7分袖のオシャレなラグランTをお召しになってましたとさ。

i

 




2003.05.07 (wed)  完璧                          第6回
 

連休明けても六本木ヒルズには相変わらずの人だかり。
その中でも人気のTO-FU CAFEで豆乳ソフトを食してから振興会へ(笑)。
1階でVIEWトークしていると、小橋さん登場。
挨拶を交わすと「入ってていいよ」と言われ、2階へ。
コーヒーを取りに来た模様。

今日は暑いせいか小橋さんもTシャツにジーンズ姿とかなりラフ。
でも、今日も十六茶だもんね(笑)。

本日も4分8分16分から。
テンポを100まで上げてみる。
「このくらいは出来ててほしいな」と言われましたが、無事全員クリア。
しかし、まだ100だからね。120はクリアしないとね。

本日はストロークの練習。
ストロークには、ダウンストローク、タップストローク、フルストローク、
そしてアップストロークの4種類があるとお話しましたが、
それらを軽く説明してゆきますね。

ダウンはいわゆる普通の叩き方なのですが、
ドラムのヘッドから3〜5センチのところで止めるストローク。
これがなかなか難しい。
叩いた瞬間にスティックを握らなければいけないのです。
でもね、以前から小橋さんの叩き方を見ていて気付いていた私は、
もう実践していたのです。
それゆえすんなり出来ました。
「I(私)さんは完璧」と言われ、ちと鼻高々。

そのうち皆さんも出来、次のタップへ。
ドラムのヘッドから3〜5センチというのはタップの位置といい、
この範囲で上下させるのが、タップ。
その位置からただスティックを落とすだけ、それを握るだけなのですが、
これが本当に難しい。
叩こうとしてはいけないっていうのが、何とももどかしい…。
単純な作業だけにコツがつかみにくいのですが、
何度かやっているうちに何とか形になってきました。

フルは振りおろして、そのまま同じ位置に戻ればいいだけだから、全く問題なし。

問題はそう、アップなのです。
ダウンの後に手首を柔らかくしておくと、上げる時鳴ってしまうのがこのアップ。
ワンストロークで2回音が出るわけです。
そして、タップの位置から素早く腕を上げないといい音が鳴らないのです。

この時に必要になってくるのが、ムチのようなあの基本フォーム。
ホント難しいんだけど、何せわたくし練習しました。
「出来てるね」のお言葉に心の中でガッツポーズ(笑)。
アップでも、またまた「完璧!!」とのお言葉をいただいてしまいました。
しまいにゃ、他の人見本にされる始末。
手首の反りが肝。
勢い(反動)をつけることによって、大きい音が出るわけですな。

しかし、私は右手のスティックの握り方が外側を向いているらしく、
「運命線くらいの所にくるように」と言われたのですが、
「運命線??」…そう私は手相全く分からじなのであります。
しかし、「これ運命線っていうのねぇ。。」と思いながら、
握り直すと「そうそう」と小橋さん。
その指摘の際、小橋さんに手を触られて…
「ドキッ」…なんてことはもうありませんよ(笑)。

来週は4種のストロークを使って、強弱をつける練習。
小橋さんが例を見せてくれたので、試しに自分もやってみましたが、
あれれ??頭が混乱。。。何をやってるのか分かりません。
その姿を小橋さんは笑いながら傍観。
自分は出来るからって!!って当たり前か(笑)。
こうなったら一生懸命練習して、小橋さんをギャフンと言わせてやるぅ!!

i

過去の日記はこちら