2003.04.02 (wed)  ドラムは楽しい                     第1回
 


ドラム日記始めてみました。
どのくらい続けられるか分かりませんが、とりあえずよろしゅう。

初日はあいにく…というより、見事に雨!!(笑)
完全に雨女復活ですな。嬉しいやら悲しいやら。
こういう時だけ天気予報当たらなくてもいいのにね。
でもね、ここまできたらもう諦めた。
ってか、もう開き直り。
そうさ、どうせ私は雨女さ!!ってね(苦笑)。

それはそうとドラムの話ね。
私は、18時〜の回なのですが、前に授業が少し押したみたいで、
18時ちょいすぎ、案内されて2階へ。
ドアを開けると、早速小橋さんの姿が!!
こちらの方が気付くのが早かったので、「あっ、小橋さんだぁ…」などと思っておると、
小橋さんも気付いてくれたようで、『中に入っててね』とひと言。
そうすると靴(ブーツ)をはいて、そそくさと1階へ降りてゆかれました。

中へ入ってみると、とにかく狭い。
5帖あるかないかくらい。
元々ボーカルレッスン用に作られているから、仕方ないんだけどね。
同じような部屋がその階には他に3つあって、アップライトのピアノが置いてあります。
って何でこんなに詳しいんだろう>私(笑)。
一応、ひとクラスの定員は5名なんだけど、うちのクラスは4名。
「5名はキツイでしょ!!」ってな印象。
壁に沿ってイスが並べられてるんだけど、1番近いイスが小橋さんの真横だもん。
来られない人にはうらやましい世界?(笑)

んで、同じクラスの人と雑談(自己紹介)をしておると、小橋さん登場。
早速、資料を見ながら名前を呼ばれるわけですが、何故か私が1番最初。
確かに名前の順は早いけどさ、違うみたいなんだよね。
年齢の順でもないみたいだし(笑)。
でも、慣れてるっていうか、呼ばれる気配を察知していたので
「宜しくお願いします」と頭を下げると、『小橋と言います』の言葉に一同ちと笑い。

事前にプロフィールなんてもんを書かされ、その中に目標を書く欄があったのですが、
そんなこと言われても困るわけですよ。
とりあえず、「ひと通り叩けるようになりたい」と書いたのですが、
あたりさわりがなくて面白くないので(笑)、
思いきって「欲を言えば“FLY to Xxxx”が叩けるようになりたいです」と追加したのです。
そしたら、「“FLY to”が叩ければいいよねぇ…」と言われてしまいました。
それも2回も。
みんな笑っていましたが、ドラムをナメてると思われたかなぁ…。

どうせなら目標は高く!!とか思って、
“FLY to Xxxx”が難しいことなど百も承知で書いたのですが、
小橋さんの目には「あまりのも無謀に映ったかな…」とちと反省。。。
まぁ、がちゃんと叩けるようになったら、プロとしてやっていけますよね…(苦笑)。
みんなの緊張をほぐそうとして言ってるんだと思うけれど、ちょっと凹みました。
“FLY to”という言い方が、「本人」っぽくてすごく新鮮でした。

そんなこんなで、レッスン開始。
まず、スティックの説明なのですが、小橋さんモデルはドラム同様Pearl社製(マホガニー)
手が小さいそうなので、細めにしかし重めに作られているそうです。
普通のスティックは先端から3分の2くらいの位置に重心が置かれているそうなのですが、
小橋さんのは中心よりなんだそうですよ。
当然、初日はスティックを持ってきていないので、小橋さんモデルを借りての練習。
(ちゃんと<TAKUTO KOHASHI>の文字あり)

パッドでの練習でしたが、「叩く」ということひとつにしても、
簡単に見えても難しいのだと、実際にやってみてよく分かりました。
当たり前ですが、ただやみくもに叩いているわけではなく、
ちゃんと叩き方が決まってるんですね。
それに叩くと当然反動があるわけなのですが、その反動を止める(コントロールする)のも、
ドラムのヘッドから一定の距離を保っているのです。
「さすがプロ!!」とか思ってしまいました。

小学校時代の鼓笛隊小太鼓(1番人気)の経験が生きたのか(笑)、
「ストロークはキレイ」と褒められました。
右手だけですけどね。
「左手は握っちゃってるのかな?」と小橋さんに言われたのですが、違うのです。
思うように動かないのです(爆)。
言うことをきかない左手とある意味格闘よ(笑)。

最後にはクリックというメトロノームみたいな機械に合わせて、叩く練習。
『テンポ=140くらいまで叩けるようになれば…』なんて言われましたが、
80とか90とかで精一杯。
“ドキッ”が120とかそんなもんだから、そんな速いはずはないのだけれど、
気だけが急かされるばかり。

でも、他の人はいろいろ注意されていたけど、
私はグリップの位置が叩いている間にズレてしまうことくらいだったかな。
才能ある??ってかリズム感には自信ありよ。
じゃなきゃトラファンはつとまりません(笑)。

終わってみて思ったのですが(途中から思っていたけれど)、意外と緊張しなかったです。
私は人見知りなので、直視&ガン見はあまり出来ないけどね…。
もうそんなに「VIEWのドラマー」としては意識していないみたい。
でも、ドラムを教わるのが小橋さんで良かったと思いました。
知らない人だとこっちも身構えちゃうからね。
まぁ、こっちが一方的に知っているだけだけで、小橋さんは知らないと思うけど(苦笑)。
でも、本当に楽しいです。
翌日、VIEWの曲を聴いて、「このドラムを叩いている人に教わってるんだぁ…」と思ったら、
もっと緊張しなきゃいけないのかな!?なんて思いました(笑)。

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2003.04.09 (wed)  ドキッ(笑)                      第2回
 


他のクラスでは名前の順っていうか名簿の順に並ばされたという話を聞いてはいましたが、
やはり本日開口一番、『I(私の名字)、F、S、Uの順に並んでおいて!!』と小橋さん。
名前覚えるのは苦手らしいですよ(苦笑)。

今日はまず買ってきたスティックの確認から。
私のスティックは歪んで(反って)いるので、
小橋さんに言われる前に「片方歪んでます」と自己申告して小橋さんに手渡す。
『転がしてみた?』と聞かれ、実際に床で転がして確認する小橋さん。
『残念でした』と言われました(笑)。
私の買ったスティックは細い上に軽いので、
「ギリギリに持った方が良い」とのアドバイスを受けました。

ちなみに小橋さんは昔、ジェフ・ポーカロ(TOTO)モデルを使っていたそうです。
小橋さんモデルよりは若干短いようですが…。

ドラムを始めるにおいて、小橋さん直伝のストレッチを2種類教えていただきました。
腕の筋を程よく伸ばして、腱鞘炎などを防ぐためなのですが、
筋は伸ばし過ぎたら戻らないので、要注意!!

本日はストロークの練習。
いわゆる8の字がいいらしい。
ムチがしなるイメージって言った方が分かりやすい?(笑)
それとも波って言った方が分かりやすいのかな…。
まぁ、頭では分かっていても実際にやるのは難しいわけですよ。
右手はすぐに出来たけれど、またしても左手が…(苦笑)。
思うように動かない。。。
しまいにゃ、スティックを握っただけの状態で(力を抜いて)、
小橋さんが各自の腕を動かすという前代未聞なことにまで発展していました。
ははは…(黙)。
ちょっとドキッとしたけどね(笑)。
要は手首の力を抜かないと、いい音は出ないということです。
まぁ、おかげで感覚はつかめました。

んで、次は手だけでなく足もつけての練習。
手の方は4分、8分、16分(音符の話よ。念のため)と速さが変わっていくのだけれど、
足はクリックと同じ2分をずっと踏み続けていくわけです。
手につられてしまうこと、多々。

しかし、ドラム好きなわたくしのこと。
ライブに行くとバスドラ(正式名称「バスドラム」「キック」ともいう。絵が書かれてたりするアレよ。)に合わせて足でリズムをとっているので、意外とすんなりできました。
ひとりひとりやるときは、必ず私から始まるので少し緊張するのですが、
小橋さんからは『完璧!!』とのお言葉をいただきました☆
他の人は慣れていないようで(当たり前っちゃ当たり前)、悪戦苦闘。
でも、すんなり出来てしまうのも問題かも。
だって、小橋さんに構ってもらえないよ。
別に構ってほしいわけじゃないけれどさ、
少しでも多く指導してもらいたいからね…。

最終的に10分くらい押してしまってあとのクラスがかわいそうでした。

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2003.04.16 (wed)  ボロボロ                        第3回
 


本日も、前回同様ストローク+足の練習から。
前回はすんなり出来たはずなのに、おぼつかない…。
16分を長いこと叩き続けていると、絶対に乱れる。
「これで合ってるのかなぁ…」なんて余計なことを考えると、ズレてしまうのです。
焦れば焦るほど…。

一人一人叩くことになって、とりあえず出来たんだけど、テンポを上げて足もつけたら一杯一杯。
「左手がクリックの真裏に入っていない」とのご指摘受けました。
だってついていくのが精一杯で、そこまで気がいかないんだもん(苦笑)。

やっぱりね、筋肉をつける練習をしなきゃいかんそうです。
いわゆる、素振り?
深層筋を鍛えるのです。
「俺も手首は細い方だけど」と小橋さん。
「(前略)そうすればもっとうまく叩けるようになるから」って私に言ってるんかい(笑)。
確かに右のストロークはキレイだけど、左はねぇ…(苦笑)。

今回はこれで終了。
4月30日は生ドラムを叩かせてもらえるとの発表がありました。
どうなることやら…。でも、嬉しい。
次回はリズムの練習。
右と左で違うリズムを叩くそうな。
小橋さんがやってみせてくれたんだけど、かっこいい。
がんばらにゃイカンね。

しかし、なぜ私がこんなにボロボロだったのか?
それは学校始まってから最初の授業だったわけですよ。
んなもんで、だいぶ疲れておったのです。
コンタクト装着してから11時間も過ぎてりゃ乾きなんてねぇ?…
学校時から頭痛もひどくて、目はかすむし、集中力に欠け過ぎました。

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2003.04.23 (wed)  復活!!                        第4回
 


いつも通りストレッチを終えて、小橋さんが来るのを待っておると、
「教えたっけ?」と力一杯極限まで叩いて、
張った筋肉をほぐすという鍛える方法を教えていただきました。

本日も前回の復習から。
4分、8分、16分と全員で叩いてゆくわけなのですが、本日はすぐに個人で。
すんなりこなすと『練習した?』と小橋さん。
「少し」と答えると、『先週は全然出来てなかったもんね…』の言葉に
「そうだったかなぁ…」と呟く私。

六本木ヒルズが4月25日にオープンする話をしていたら、
「余計なものが出来て…人が多くなる」みたいにグチってましたよ。

今までは右手から叩いていたのですが、逆にして左から叩いてみることに。
みんな意外とすんなり出来てしまって驚いたご様子。

『こんなに早く出来るとは思わなかった』って見くびられてたわけですか?(笑)
最後に『I(私)さんはもっと速くてもできると思うから…。今、テンポ70だから』とのお言葉いただきました。フフッ。ちょっと嬉しい。

最後にストロークの種類の違いについての説明を受けたのですが、絶対に出来ないって!!(笑)
ダウン、アップ、タップ、フルの4種類で強弱をつけていくわけなのですが、
出来るようになるのはいつの日か…。

いよいよ、来週は生ドラム叩けるぜ。

本日の小橋さんはラルフローレンの黒のコットンセーターに茶色のジーンズ?
それに十六茶でした。

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