※まるでVAIO排斥ページみたいなタイトルですが、
           おそろしく普通のVAIOページです

  ずばり「見た目で」VAIO(505)に惚れた管理人が、その苦闘と困難の末に手に入れた
  2周年記念モデルVAIO「N505」との思い出(笑)を描いた読み物。
  VAIO改造などよりもなんつーか日記みたいなのです。参考にする種(しゅ)の物ではないのであしからず
放射能の除去作業編〜失った時間を取り戻す 2000/07/24

まともに働けないVAIO
 チェルノブイリウィルスにやられた私はデータが消えてしまったVAIOを再生させるためにおとなしく、リカバリCD(※1)で出直すことにした。しかし・・・もってないんだ、CD−ROM。だって別売りだし、高いし、かっとれるかよ。そんなこといっても始まらないので、数日後、友人のCD−ROMドライブを借りて再セットアップ。なんとか再生することに成功したわけだ。成功するに決まってるじゃん、といわれてもだねぇ君、聞けばこのウィルスはひどい場合はBIOS(※2)のデータまで消すらしいじゃないか。まぁ、VAIOロゴが起動する時点で大丈夫っていうのは確認されてるような物だからいいんだけど。

 それにしても、バックアップを今週の金曜日にやろーかなーといってた矢先の水曜日に被爆。なんともやっとれなくてVAIOが直らない日々をすごしていた私は、ウィルスについて調べていた。なるほど、98年のウィルスとはいえ被害者はいるんだなぁ。と、感心しながらも、公表されてる数より圧倒的に多いということはいうまでもない、と自己理解した。だって、自分(ともう一人)は報告してないもん
 恐らく、こういう被害の数字っていうのは古いウィルスになればなるほど実際と食い違うのであろう。「昔のウィルスにかかる奴が悪い」というような感じでしょうか?新型のウィルス(※3)は(どんなものかという)情報が足りないのでおおっぴろげにします。助けを求めます。だから何っていわれたらしょうがないけどね。そんな感じ。

 調べてみれば、作者は台湾の軍人だったとか。作ったときは学生だったらしい。世間はチェルノブイリの日付にあわせるなんて、「ロシアに対するイヤミを込めたのか?」と思ったらしい。しかし、警察の報告によると、「学籍番号からとった」とふざけたことをぬかしたらしい。でも、あくまでも発表がそうなだけで、実は×××だから・・・という理由が隠されていたのかもしれない。考えすぎなことを祈る。

 しかし、よく災難に遭うなー、こいつ。他の人のVAIOは明らかに事故っぽい(※4)けど、なんたって自分の不注意だもんねー。とりあえず、対策としてウィルスバスター2000(※5)というソフトを買ってしまいました。そんで家帰ってFM−Vに入れてみると・・・インストール時のウィルスチェックでいきなり引っ掛かったよ!ほぇ〜危ない危ない。でも、コイツ、26日に起動していたのにな・・・。時計あってたし、不思議なことも起こるもんだ。古かったからかな?
 問題が発生。上記のようにFM−VがVB2000をインストールするときにウィルスを発見。しかし、どうしたらいいのか不明。そう、MS−DOSの領域で消さないといけないのだ。説明書には「わからんかったら電話しろ」と書いてあったのですが、一応DOSを少しはいじれる(学校でね・・・)というプライドがそれを許さない!というかいきなりMS−DOSにされるので混乱していたが、それを実行せずに、新しくできたディレクトリに入っているReadMeを読んでみたら何のことはない。なんてわかりにくい仕組み(※6)なんだ。先に印刷させとけよな。

 無事、駆除。ついでに体験版として(※7)ゼミ室のPCにインストール。やっぱり大量に見つかりましたわ。このウィルスは実行形式(.exe)のファイルに感染するとのことで、いろんな物に感染していました。その数15!起動しなくてよかったよかった。


 聞けば世の中はラブレターウィルスが蔓延してるらしいじゃん。GWだったってのもあるけど、まぁ日本語じゃなかったのが救いだよね。日本語で「あなたのことが好きでした」とかいってメールが来て、添付ファイルも「あなたへのメッセージ」とかいう名前だったら過去最高の被害をもたらしたことでしょう(笑)。

 俗称がチェルノブイリということなので、「チェルノブイリ」で検索エンジン(※8)にかけてみたら、チェルノブイリ原発事故(※9)のページがたくさん引っ掛かりました。今もまだ、放射能の影響に苦しめられている人たち・・・本当に不幸なのはこの人たちなんだよね。・・・話かわってんな。

※1.最初に買ったときについてくるCD−ROM。これで出荷時の状態(今までのはなくなる)に戻すことが出来る(もちろん、消してしまったソフトも入れ直したりする)。

※2.Basic Input/Output System(基本入出力システム)の略。これがないとOSさえも動かないという基本的なハードウェアコントロールシステム。




※3.でたばっかのウィルス。ラブレターウィルスなんか記憶に新しい。だいたいウィルス対策ソフトでカバーできないから騒ぐ。





※4.スピーカー壊れたとか、ハード認識しないとか、色々。もちろんすべてメーカーの責任

※5.トレンドマイクロ社というこれで飯を食っている会社のウィルス対策ソフト。そのわかりやすい名前(笑)とインターフェースで初心者にも人気。略してVB2000という。ライバルにノートンアンチ・・・がある。

※6.インストール時に発見されたら、OK押すといきなりDOSにされる。

※7.シリアルナンバーを入れないと30日限定体験版となる。公式ページから無料ダウンロードできる。


※8.Yahoo!とかgooとかWebページを探すときに使う所。

※9.1986年4月26日にウクライナ共和国で起こった原発事故。
詳細はこちらを
ウィルス被爆その1へ
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