世界貿易センター崩壊と世界のニューヨーク その1

     〜ギリギリ大王復活〜
最終更新日
2001/12/17
 まず一言。私は世界貿易センタービルがテロにあって崩壊した日にNYに行っておりました。しかも二日目。その為、二日目の日記はかなり長くなることが予想されます(笑)。


 以前の海外旅行(上海旅行参照)から約半年が経った。そろそろ海外に行かねばならぬと思いつつもなかなかお金が貯まらず行く機会を逃していた(実はそんなに行く気もなかったりする)。しかし、昔のバイト仲間がNYへ行くというので便乗していくことになった。

 便乗することになった事を順序立てて説明すると、元々は3人で行く予定で部屋も飛行機も予約していて、そこに一人参加する人が増えて、追加して部屋を頼んだけど二人部屋というのもあるので、もう一人増えてもイイかなぁと思ってたところに私が飛び込んだ、と言う算段です。・・・・こんな簡単な説明でいいのだろうか?かなり問題アリかも知れませんが。

 というわけで便乗なもんで行き先はすでに決まっているわけです。その行き先はなんと人種のるつぼニューヨーク。アメリカは知らないけどニューヨークはしっているというアレです(※1)。最初に行く予定だった3人は半年も前から計画していたので行くことは知ってはいたのですが、まさか自分も行くことになるとは思いもしませんでした(自分で決めといてよく言うな)。
 思えば英語を少しばかし勉強(驚くほどマイペース)しながらまったく行かないのもなんかアレなので(※2)、英語圏に行かなきゃなぁ〜とか思ってはいたのですが、なにやらお金がびみょーに貯まらない(※3)のと、大学生の休みが終わった後にでも行こうかなぁとかのんきに考えてたので(※4)今日まで来たと言うところでしょうか。それが一人分増えてもOKと言うことで、部屋をシェア(これ以降よく登場します)するからお得だろうと貧乏くさい考えから(お金がないけど)参加する決意をしたわけです(それだけではないですが)。


 さて、旅行に行くならまた準備をしないといけません。出発は9月10日、今は8月後半(笑)ということで例によってギリギリになって準備をするわけです。

★行く手段と泊まる手段
 まず航空券です。某旅行代理店で一人分追加してもらいます(※5)。おわり。
 次にホテルです。ホテル会社(日本の経営する会社)に電話して二人部屋を一人で予約してたけど二人になりましたと電話する。おわり。

 ・・・・・How easy!(※6)という感じです。かなり大変な作業だと思っていたのですが(前は他人任せだったし)、追加だけなら所要時間はのべ15分程でした。いつもながらさっさと行動すればいいのにと言う感じです。これを教訓としたいと思います。

★またも涙枯れ枯れの資金繰り
 さて、なにやら順風満帆かと思いきや、一つ大きな問題があります。それは例によってカネです。行く場所は以前のような恐ろしく(日本に比べて)物価の安い中国ではありません、あの、アメリカです。日本の方が物価は高いんですが、中国の比では(冗談抜きで)ありません。だから前の海外旅行(総支出約8万※7)の3倍近く必要なのです!なんてこった。

 皆はなにやらニューヨークへは買い物しに行くらしいので予算がダンチ(死語※8)です。「貸してあげようか?」と言われる始末です。前は「お金貸してよぉ」と言っていた人と立場が逆転するとは世の中わからんもんです。皆さん、お金は大事に使いましょう(笑)。
 さすがに「そこまで貧乏じゃないぞ」とこれまた意地になってお金など借りないことにします。だからといって特別激短バイトをするわけでもないので汲々(きゅうきゅう)なんですけど、なんとか頑張った甲斐あってバイトのお金が予想したとおり入ったので雀の涙ほどの貯金と合わせて「これなら行ける」と算段しました。というかそれぐらい汲々だったので最初は行く気があまりしなかったんですけど、色々な方に「行け」と言われたので行くことになったわけです(働けよ)

 しかし、今だから言えるが行く前に手元にあったお金は25万である。向こうで使えるお小遣い分で40万をもっているような人には遠く及びません。別に買い物する気はあまりないので(※9)なんとかなるんですが、まず飛行機代で約9万、ホテル代で約9万、飛びます。・・・・残金もはや7万です(笑)。年金(払いましょう)や電話代も払い終わったのでいいのですが、通帳から引き出せる札単位のお金(※10)は全て引き出しました。ギリギリです。
 行く直前にお金をドルに替えることになり(※11)なけなしの約6万円をUS480ドル(※12)に替えます。手数料が高すぎですが、それ以上になぜもっと円高の時にやらなかったのか、といつものようにギリギリにやることに悔いを覚えております(もう少し前は1ドル=111円ぐらいだったときもあった)。

 さぁ、泣いても笑ってもある金はこれだけです(笑)。中国の時でも4万だったのに、それに比べかなり物価の高いアメリカ(特にNYは)で6万で同じ調子で生活できるとは思えません。まぁ、足りなかったらカード使えばいいのさ、カード王国だから(※13)という感じで開き直ります。

★マイレージ忘れないでね
 世の中マイレージというのがあります。「マイルが貯まると○○」というアレです。まぁいくら旅行へ行かないからといって、タダだから普通は入っておくのが今や常識です。もちろん、「これは航空会社の策略だ」としてやらない人がいてもいいでしょう(※14)。でもまぁせっかく遠くへ行くので登録する方がお得なようです。
 今回は名古屋空港からデトロイト経由でニューヨーク・ラガーディア空港(※15)へ行きます。もうそういうことになっているので便乗した人間は大人しくついていけばいいのです。楽です。よくわかりませんが日本語が通用する(デトロイトまで)と言うことらしいですが、それよりも名古屋空港(※16)から成田や関空を経由しないで行けるところがいいようです。つーわけであの赤いノースウェストに乗ります。そうです、あちらさんの企業です。

 ノースウェストのマイレージは「ワールドパークス」と言うらしいですが、名前などどうでもいいので機能的説明を・・・してくれるサイトがこちら。以上。
 それでは寂しいのでとりあえず登録の説明をば・・・ノースウェストのHPへ行きます。登録します。え〜っと、なんかMrとかMsとかSirとかDrとか付ける所がありますが、あまり意味はありません。自分のカードにMr 名前とか付くだけです。だから女でもMrにする事が出来ます。カードに書かれる名前は漢字じゃないので性別に合わせた方が無難ですが、どうしても敬って見てもらいたい人は社会的地位の高い敬称を使いましょう。別にそれでどうこうってないですけど、ミスターレディーの方でも女性の敬称が堂々と付けられますよ。パスポートに性別書いてありますけどね(汗)。

 んで、出てきた画面を印刷して(念のため画像として保存しておくのもいいかも)空港へ持っていきます。カードが送られてくるのにももはや間に合わない時期(一週間前)だったのでそれでOKです。多分何とかなります。何とかなるって書いてあるからいいでしょ。またもギリギリ、困ったもんです。皆さん真似しないように。


 え〜っと、持っていくものなどは今度に。
 














※1:そんな人は見たことがないので冗談なんですが、ロンドンやパリを国と思っている人はたまにいます。


※2:基本的に日本で勉強してるよりも海外に住んだ方が覚わるというのが常識です。それをあえてしないプ→なのでたまには行かないとよくないわけです。

※3:不安定な仕事ですので。

※4:大学生じゃないのに大学生と同じ時期に行く必要性がないので。いつでも休める身分は安い&混まない時期を選べます。



※5:飛行機初体験なので何がなんだかわからないまま出来てしまいました。



※6:感嘆文。アメリカではWhat a〜の方が使われるとかなんとか。



※7:概算。舟代、宿泊費も当然込みで。ちなみにNYは中国の8倍ぐらいの物価かな。・・・全然足らないんじゃ・・・・(汗)

※8:段違いの略。ちまたを騒がしている漫画誌とは何ら関係ない。神曲とも関係ない。







※9:管理人の家は狭いのであまり物欲が湧きません。お子さまをお持ちの方は狭い家に住ませる方がお金を使わずにいいかも知れません。

※10:別に小銭も下ろせるんですが、それは万一の時の為の最後の手段です。

※11:前回の中国の「元」は日本国内で両替することは出来ないのですが、「ドル」は日本で替えていくのが普通らしいです。

※12:手数料込みで約6万です。なぜ郵便局でやってしまったのか謎なのですが。郵便局は1ドルあたりに手数料がかかる仕組みで大量に交換すると大損です。

※13:中国はカードを使えるところが小綺麗なところに限られるケースが結構ありました。アメリカはどこでも使えるとか聞いてます。

※14:値段を安くして他の物を買わせたり、リピーターを増やすとかと同じ効果です。

※15:NYといえばジョン・F・ケネディ空港(JFK)が有名ですが、マンハッタンにはラガーディアの方が近い。宿泊先もマンハッタンの中央部だったのでこちらの方が便利。名古屋から直でアメリカへ行くコースはこれしかないみたい

※16:愛知県豊山町にある。空港よりも今はイチローの故郷として有名。国際線はかなり規模が小さい。その内伊勢湾沖に国際空港を建てる予定。
《参考》今回使用したお金
 飛行機代:89,450円(航空券83,000円+出入国税5700円+空港使用料750円)
 宿泊代(10日分):89,500円(たぶん)

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