≪入門編≫

1997年5月、terraと一人息子、正太郎ははじめて合気道の道場の門を叩きました。terra、37歳、出産後増え続ける体重を壊れた体重計のせいにして来たおかげで、運動とは縁のない体型になってしまっていたし、正太郎(8歳)は小学3年生になったばかりのギャングエイジまっただなか。知人に勧められるまま、合気道なるものを全く知らないままの入門でした。

「なんだか、ダイエット効果があるらしい」「運動不足解消にいいんじゃない?」お気楽な初心者二人は、この先、思っても見なかったスポコンの世界に踏み込んでしまったことに気づかされることになるのでした。


道場の名前
「合気道山梨養神館」


館長の名前
「竹野 髙文」8段


初心者二人は、「山梨養神館」が養神館合気道の中でも常に注目されている支部であり、「竹野館長」は知る人ぞ知るすごい先生だということを、めでたくも知りませんでした。




≪稽古が始まった≫

 はじめの1ヶ月、何が苦しいって「何でこんなところに筋肉があるのよう」って言いたくなるくらい、あらゆるところの筋肉痛に泣かされました。脇の下とか、首の後ろとか。
 
 技を習うようになると、今度は締め技でかちかちの肩のお肉を締め上げられ、きつーいもみ返し状態になるし。受け身の練習では、首の筋肉や腹筋のなさにあきれられ、「テレビ見ながら鍛えるといいですよ」・・・

体力作りのための稽古のつもりが、稽古のための自宅トレーニングまではじめる始末。

 なんでこーなるの?






Saturday,02-Jan-99 03:22:14