哺乳類の起源として、小型の動物が想定されていますが、本当にそうでしょうか?確かに、もっとも根本的なところでは、小型のものから発生したと考えられますが、哺乳類の場合は既に爬虫類が生息していたわけで、ここから進化したとすると哺乳類の起源が小型の動物である必要性は無いと考えています。
それでは、哺乳類の祖先にあたる動物は何でしょう?僕は、それは象であると考えています。象すなわちマンモスです。漢字の像という字は人偏に象です。これは何を意味するのでしょうか?僕は、これは太古の昔は像といったら、動物の象をかたどったもののことを示していたのではないかと推測しています。なぜ、象をかたどり、祭ったのか?それは、昔の人間は、人間を含めた哺乳類が象から分化したことを覚えていて、自分たちの祖先として大切に祭っていたのではないかと考えています。
そして何より、マンモスという状況証拠です。爬虫類の中の象の元となる生物が、胎生等の哺乳類としての特質を長い年月をかけて取得したのではないでしょうか。確かに象は哺乳類としては大型です。しかし恐竜が生きていたころは、特に大型という訳でもなく、普通のサイズであったと思われます。ここから哺乳類に進化したと考えても問題は無いのではないでしょうか。
それから、これは今後書こうと思っていますが、地球はだんだん冷えていっているのではないかと考えています。その為に爬虫類から哺乳類へと、そして大型のものから小型のものへと変化していっていると考えています。そう哺乳類はだんだん大きくなっていったのではなく、だんだん小さくなっているのではないでしょうか。
2000年01月12日 田部井保